
ゲーム配信業界、時たま何言ってるかわからない。しえるです。
ゲーマーやストリーマーがよく使う言葉が初見ではわからないことも多いので、よく出てくる単語をまとめたのですが、量が多くなってきたのでページを分けることにしました。分割作業は一旦これでラストにします。
たくさんあるので検索機能(Ctrl+Fなど)もあわせてご活用ください。
【は】~【ほ】ゲーム配信でよく出てくる言葉はわからないものが多いので、ゲーム用語やスラングの意味由来の要約メモ集を。
- 【は】~【ほ】ゲーム配信でよく出てくる言葉はわからないものが多いので、ゲーム用語やスラングの意味由来の要約メモ集を。
- はじめに
- 【あ】~【う】
- 【え】~【お】
- 【か】~【こ】
- 【さ】~【し】
- 【す】~【そ】
- 【た】~【の】
- パージ
- ハードゲー
- バイオーム
- ハイパーキャリー
- バニホ
- Pub(パブ)
- パブサ
- ハフバ
- バブみ
- パペ
- 早口オタク
- ハラス
- ハル研究所
- VALO(ヴァロ)
- Vanquish(ヴァンクイッシュ)
- ハンコン
- パンテオン
- ハンドアウト
- バンナム
- PinP(ピーインピー)
- PS(ピーエス)
- PF(ピーエフ・プロエフ)
- BM(ビーエム)
- ピーキー
- Peak Fiction(ピークフィクション)
- ビーター
- PP(ピーピー)
- BPF(ビーピーエフ)
- B4B(ビーフォービー)
- PUG(ピーユージー)
- BYOC(ビーワイオーシー)
- ピカグレ
- ビクロイ
- ビジュ
- ビハインド
- ビビデバビデブー
- 姫プ
- ヒュージ
- 微レ存(びれぞん/びれそん)
- ヒロウォ
- VRChat(ブイアールチャット)
- フィード
- V睡(ブイすい)
- フィニキャン
- フィニッシャー
- V Rising(ブイライジング)
- Feign(フェイン)
- フォトナ
- ぷちょへんざ
- フッカー
- プライドファイト
- フラグ
- フラグムービー
- ブリンク
- フルコン
- プレイアブル
- フレーム回避
- フレ申(しん)
- フレックス
- proc(プロック)
- フロムゲー
- ベイブレード
- bested(ベステッド)
- ベストエバー
- ヘラる
- ボイメ
- 報告
- ホーミング
- holy shit(ホーリーシット)
- ポケモン
- Pogo(ポゴ)
- ボスラッシュ
- ぼっ立ち(ぼったち)
- Bot(ボット)
- 【ま】~【わ】
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はじめに
ゲーム配信を見ていると、ソフトやジャンルによって特有の言葉があったり、ネットスラングやギャンブル用語が出てきたり、「4=A」「5=S」「4ぬ=死ぬ」「56す=殺す」など独特な表記を見かけることは多いし、英語もふだん見慣れない言葉がたくさん出てきます。
ゲーム配信者やディープな視聴者は共通言語としてスムーズに話が進んで行きますが、慣れ親しんでいないと何言ってるかチンプンカンプンなので、今回はゲーム配信を見ていてよくわからなかった言葉を中心にまとめてみました。
配信の中では、プロゲーマーの海外遠征経験の豊富さに驚くことも多いのですが、ジャンル特有の言葉というだけでなく、オンラインで世界中とつながっているワールドワイドさも合わさって、よりゲーム用語は難解なものに感じます。
尚、全体的に要約しているので、細かいニュアンスまでは網羅できていないと思います。「なんとなくこういうものか」という参考程度に留めていただければ幸いです。また、英単語はなるべく元の意味も載せるようにしています。
目次を見ていただければ、「何言ってるかわからない」と思うのも納得していただけるのではないでしょうか。笑
たくさんあるので検索機能(Ctrl+Fなど)もあわせてご活用ください。
【あ】~【う】
【え】~【お】
【か】~【こ】
【さ】~【し】
【す】~【そ】
【た】~【の】
パージ
切り離すことに使われることが多い。
purge:浄化する、追放する、取り除く。
ハードゲー
Hard Game(ハードゲーム)の略。攻略が難しいゲームの意味で、「人生ハードゲー」などと使われたりもする。
バイオーム
ある一定の気候条件下の地域に生まれる動植物の集まり。
熱帯雨林、サバンナ、ツンドラなど、それぞれの気候によって生息する動植物に特徴の違いが見られる。
ハイパーキャリー
1人のキャラクター(アタッカー)に対し、残りのメンバーはサポートに回ってバフをかけて火力を上げて戦う編成のこと。
バニホ
バニーホップ(bunny hop)の略。ジャンプを駆使しながら速く移動するためのテクニック。
bunny:うさぎ
hop:ぴょんぴょん跳ぶ
Pub(パブ)
Public Game(パブリックゲーム)やPublic Match(パブリックマッチ)の略。
不特定多数が自由に参加できるゲームや対戦のことで、一般的なオンラインのゲーム参加はPubにあたります。
パブサ
パブリックサーチの略。
パブリック=公共、サーチ=検索で、自分以外のことについてネットで検索すること。
ハフバ
ハーフアニバーサリーの略。いつまでサービスが続くかわからない昨今、半年などでも周年イベントをすることが増えています。
バブみ
赤ちゃんの「バブ~」から来ていて、主に男性が相手に対して母性を感じた時に使われる言葉。「赤ちゃんのように甘えたい」という意味で「バブみが強い」などと言ったりする。
相手に対して「赤ちゃんみたいでかわいい」と母性をくすぐられた時に「バブみ」を使う女性も出てき始めている。
パペ
パペット。あやつり人形や指人形のこと。
早口オタク
好きなことや詳しいことを語る時、しゃべりたいことや気持ちがあふれすぎて人は早口になりがちである。
ハラス
ハラスメントの略。嫌がらせ。
ハル研究所
『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどを手がけるゲーム開発会社。
VALO(ヴァロ)
Riot Gamesによる、5人対5人のチーム戦で攻守に分かれて楽しむFPSゲーム『VALORANT(ヴァロラント)』。基本プレイは無料。
攻撃側はスパイクと呼ばれる爆弾を設置して起爆を狙い、守備側はスパイク設置の阻止および解除をしていきます。尚、スパイク爆発前に相手を全滅させるのでもOK。
Vanquish(ヴァンクイッシュ)
征服(せいふく)する。
ハンコン
ハンドルコントローラーの略。レーシングゲームで実際に運転しているような感覚で操縦できるハンドル型のコントローラー。ステアリングコントローラーとも呼ばれています。
ちなみに2022年に開催されていたVCC GT7で参加したストリーマー全員に配られていたというハンコンは「G29 DRIVING FORCE」でした。
準備はできた pic.twitter.com/jtCH4KVH3I
— VAULTROOM (@room_vault) 2022年8月25日
パンテオン
神々を祭る神殿。神々。
pantheon:紀元前27年に建てられたローマの万神殿、神々を祭る神殿、神々、英雄。
ハンドアウト
事前に配付される資料。
handout:配付資料。
バンナム
バンダイナムコエンターテインメントという日本のゲーム制作会社。
2005年にナムコとバンダイが経営統合し、紆余曲折を経て今の形に至る。
PinP(ピーインピー)
Picture in Picture(ピクチャーインピクチャー)の略。メインの画面上に小窓などで別の映像を流すなど、別の内容を同時に表示すること。
たとえばiPhoneでTwitchを小窓で見ながら別の作業をできたりします。
PS(ピーエス)
ソニーの家庭用ゲーム機「PlayStation(プレイステーション)」の略。
もしくはプレイヤースキルの略。「操作する人の技術力」的な意味。
PF(ピーエフ・プロエフ)
2023年8月3日にクラウドファンディングの力も借りてリリースされた、元プロゲーマーでストリーマーのけんきさんらが開発した『Project F(プロジェクトエフ)』という5対5のチーム戦・7ラウンド先取の爆破系FPS。基本プレイは無料。
1試合ごとに自動生成されるマップ上で、防衛側はモノリスを設置して一定時間守り切り、攻撃側はモノリスのハッキングを目指す。
けんきさん・えなこさんを彷彿とさせるキャラクターもいるが、けんきさんいわく意図的なモデルでは決してないそうw
当面は2週間程度のオンシーズンで遊んでもらったあとに約3か月のオフシーズンを挟み、開発・修正期間に充てていくとのこと。
マップが毎回変わるので知識量のハードルが下がり、メタよりもその場その場の対応力が問われる。プレイ期間を限定することで集中して遊べ、他のゲームも遊ぶ時間もできたり、配信しながらバグの発見やパッチのアナウンスをしたり、パーティーコードで同じパーティーに入れるのでリスナー参加型も楽に行えたり、ストリーマー仲間からのフィードバックを受けたりなど、開発者がゲーマー・ストリーマーならではのゲーム調整が随所で見受けられる。
2023年8月13日には第1階CRカップProject Fが開催された。
BM(ビーエム)
Bad Manner(バッドマナー)の略。暴言や煽りなどマナーの悪い行為を指す。
ピーキー
ある部分では非常に能力が高いが、それ以外はてんでダメ。
Peak Fiction(ピークフィクション)
傑作(けっさく)とか名作的な意味。
ビーター
「βのチーター」、チーター級のβ(ベータ)テスターという意味。
オンラインゲームが正式にサービスを開始する前にお試しとしてβテストと呼ばれる環境テストをすることがあり、その参加者をβテスターと言う。
元ネタはソードアート・オンライン(SAO)のキリト。
PP(ピーピー)
Power Play(パワープレイ)の略。人狼ゲーム用語で、人狼側の数が有利な場合に票合わせして勝ちに行くこと。
BPF(ビーピーエフ)
Blood Party Friday(ブラッドパーティーフライデー)の略。『Dead by Daylight』の魅力を伝えるための柏木べるくらさん・あっさりしょこさんによるOPENREC公式番組。
B4B(ビーフォービー)
『Back 4 Blood(バックフォーブラッド)』の略。人間の死体を宿主として繁殖するパラサイト「リドゥン」と戦う協力型FPS。
PUG(ピーユージー)
Pick Up Group(ピックアップグループ)の略、もしくはPick Up Game(ピックアップゲーム)の略。
特定の目標を達成するためにその場で集まったメンバーによるパーティで、多くの場合は知らない相手である。
人数合わせで集まったギルド外のプレーヤーを指すことも。
BYOC(ビーワイオーシー)
Bring Your Own Computer(ブリングユアオウンコンピューター)の略で、自分のパソコンなど機材を持ち込むこと。
ゲーム界隈では持ち込んだパソコンやゲーム機で、ゲームをプレイしながら交流する文化がある。
ピカグレ
beatmania(ビートマニア)シリーズの完璧なタイミングでノーツを叩けたときに出る「PERFECT GREAT」のこと。出現時にピカピカ虹色に光ることから。
ビクロイ
フォートナイトでのビクトリーロイヤルの略。1位になること。
ビジュ
見た目。ビジュアルの略。
例:ビジュがいい。
ビハインド
リードされていること。負けている状況。劣勢。
ビビデバビデブー
ひたすら上を目指すゲーム『Only Up!』で落下したときに、序盤のBGMが流れるところまで落ちてしまうこと。そのBGMがシンデレラの『ビビディ・バビディ・ブー』に似ていることから。
姫プ
姫プレイの略。男性プレーヤーに守ってもらったり、優先的に回復されたりアイテムをもらったり…といったちやほやされることを指すそうです。
ヒュージ
huge:非常に大きい、巨大な。
「ヒュージプレイ」などと使われるのも聞きます。
微レ存(びれぞん/びれそん)
微粒子レベルで存在の略で、ほんのわずかにあることを指す。
ヒロウォ
『Hero Wars(ヒーローウォーズ)』というオンラインアクションRPG。
数字タワーやピン抜き、転がってくるタルを撃つ広告などを目にする機会は多いが、実際はオートバトルがメイン。広告の内容のものはミニゲームで遊べることがあったり、別に独立したアプリができていたりする。
VRChat(ブイアールチャット)
アメリカの会社が運営するVRのSNS。いわゆるメタバースですね。
VR機材がなくてもPCがあれば遊べるし、下記リンクのヘッドセット『Meta Quest 2』があればPCがなくても遊ぶことができます。
VRChatはSteam、もしくはOculus Questストアで無料ダウンロードできます。
Oculus版やMeta Quest 2のみでの利用では表示できるグラフィックに制限があるため、アバターの表示や入れるワールドが限られてしまいますが、人気のワールドは入れることが多く、後からPCを追加接続して高画質表示にすることもできるようです。
フィード
たくさんデスしてしまったことで、相手が育って強くなってしまうこと。
フィードは結果なってしまうものであって、わざとやるのは利敵行為、また同じチームへの妨害となるので違反行為です。LoLでも報告の対象行為として明記されています。
feed:~に食物を与える、(人を)養う、エサ
V睡(ブイすい)
VR睡眠の略。VR機器をつけたまま、VRの世界の中で複数のユーザーが集まって一緒に寝ること。
フィニキャン
フィニッシャーキャンセルの略。確キルをとれる技を発動してはキャンセルをくり返す行為で。煽りに使われることが多い。
フィニッシャー
ゲームを終わらせる、トドメを刺す効果があるものに使われています。
V Rising(ブイライジング)
オープンワールドのヴァンパイアサバイバルゲーム。クラフト要素もあり、自分の拠点となる城を建築できる。吸血鬼のため、日光が弱点。
Feign(フェイン)
おバカ人狼。
フォトナ
『フォートナイト(Fortnite)』の略。クラフトや建築要素のあるTPSゲーム。
ぷちょへんざ
ライブなどで呼びかけられる「Put your hands up」。「手を挙げろ」という意味。
フッカー
VALORANTのマップ・BIND(バインド)のBウィンドウのこと。
αテストの時に水タバコが置かれていたことからきたのだとか。
hookah:水ギセル。
プライドファイト
利益とは関係のない戦いのこと。誇りを懸けた戦いもあれば、意地の張り合いもある。
フラグ
伏線、お決まりの展開。「フラグが立つ」と言うと、言動などを見てこの後どういう展開が起こりそうという予測や予感を表す。死亡フラグなど。
コンピューターのプログラミング的には、この条件を満たした時などの変数を指す。
フラグムービー
ゲームのスーパープレイなどを繋ぎ合わせた動画。「断片」の意味を表す「fragment(フラグメント)」から来ている。モンタージュも同義語。
ブリンク
すばやく移動できる手段全般に使われることが多い。元の意味はbrink:点滅。
フルコン
プレイアブル
操作可能、使用できるといった意味。
主にプレイヤーが操作できることを指す。
フレーム回避
回避行動に付属している一瞬の無敵時間を使って敵の攻撃をよけること。
フレ申(しん)
フレンド申請の略。
フレックス
一言で簡単に言ってしまえば、何でも屋。
必要に応じてロール(役割)やキャラクターなど柔軟に対応できる万能型のプレーヤー。1つのロールの中でフレックスという場合もある。
League of Legends(LoL)の場合、フレックスピックと言って複数のロールを担当できるチャンピオンをピックする意味の言葉もあります。
proc(プロック)
特定のアクションをすると一定の確率で付与される追加効果。
フロムゲー
フロム・ソフトウェアのゲーム。
代表作は『ELDEN RING(エルデンリング)』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(隻狼)』『DARK SOULS(ダークソウル)』など。
ベイブレード
タカラトミーから発売されている現代版のベーゴマ。
2023年に第4世代となるBEYBLADE X(ベイブレードエックス)が登場している。
bested(ベステッド)
戦いに敗れる。
ベストエバー
これまでで最高。
ヘラる
精神的に落ち込む、心が病むといった意味。メンタルヘルス→メンヘラから来ている。
ボイメ
ボイスメッセージの略。
報告
チームゲームで状況を伝えること。ゲームでも報連相は大事ですね。
または、オンラインゲームで見かけたルール違反者やバグなどを運営側に連絡すること。
ホーミング
弾などの自動追尾(ついび)。
holy shit(ホーリーシット)
ネイティブが驚いたり落胆したりなどで口をついて出るスラング。まずい、ちくしょう、くそっ、マジかよ、なんてこった、など。直訳すると聖なるうんこ。
ポケモン
1996年にゲームボーイで発売以来、世界的人気を誇る『ポケットモンスター』シリーズ。派生作品やアニメなど幅広く展開している。
メインの作品は対(つい)となる形で2作品が同時発売されるが、これらは基本的な内容(ストーリー)はほぼ同じで、登場するポケモンの種類やキャラクターなどの環境に差異がある仕様になっています。
違うバージョンを買った人とポケモンを交換して遊べるようにという初代発売当初からの仕様で、パッケージや出てくるポケモンなど好みで選んで問題ありません。
Pogo(ポゴ)
『Pogostuck(ポゴスタック)』というホッピングでピョンピョンしながら山を登っていくゲーム。壺おじ系のイライラゲー。
LoLの大人気トッププレーヤーFakerさんはポゴも上手い。
Fakerのクリップ「T1 Faker Got Pogo? - Pogostuck -」
Steamではポゴスティックと書いてあるけど、どう読んでもstuckはスタックだと思います。
pogostick:ホッピングの一種。
stack:動けない、抜け出せない、立ち往生した、困った、行き詰まった、にっちもさっちもいかない。
ボスラッシュ
ボスクラスの連戦。
ぼっ立ち(ぼったち)
ぼーっと突っ立っていること。棒立ち。
Bot(ボット)
1.プレーヤーの数を補ったり、疑似対戦相手のようにふるまうAIプレーヤー。ゲームのメーカーが用意したロボットプレーヤー。
2.本来プレーヤーが行うべき操作をロボットが代行すること。特定の状況で特定の行動を繰り返す自動プログラムツール。ユーザー側が行うもので、基本的に不正行為。
3.bottom(ボトム)のことで、下側を指します。


