緑・青・金・SS・R・Pt・黒・剣・Vをプレイしました。しえるです。
本日はPokémon Day(ポケモンデー)!この後23時から何か発表があるようで楽しみです。
1996年2月27日に初代ポケモンが発売されてから今に至るまで、幅広い世代で子どもの頃にポケモンを遊んで育った人は多いかと思いますが、一切触れることなく過ごした方ももちろんいることかと思います。
こういった歴史の長いシリーズだと特に、基本的な要素は常識として説明が省略されてしまいがちだと感じるので、今日はそんなポケモンとは無縁であったけど興味があるという方に向けて、多くのポケモンシリーズに共通する基本的な要素について紹介したいと思います。
後半ではこれまで発売されたメインタイトルの歴史も振り返っているので、昔のポケモンを知らない方や昔はやっていたけど離れて久しい方にも新鮮な内容かもしれません。
Pokémon Dayなのでポケモンを全く知らないガチ初心者でもわかるように『ポケットモンスター』シリーズの基本・用語・歴史をまとめて紹介します
- Pokémon Dayなのでポケモンを全く知らないガチ初心者でもわかるように『ポケットモンスター』シリーズの基本・用語・歴史をまとめて紹介します
- ポケモンについて
- 主な登場人物や組織など
- メニュー画面の概要
- これまでのタイトル
- 【1996年・1998年】赤・緑・青・ピカチュウ(ゲームボーイ)
- 【1999年・2000年】金・銀・クリスタル(ゲームボーイカラー)
- 【2002年・2004年】ルビー・サファイア・エメラルド(ゲームボーイアドバンス)
- 【2006年・2008年】ダイヤモンド・パール・プラチナ(ニンテンドーDS)
- 【2010年】ブラック・ホワイト(ニンテンドーDS)
- 【2012年】ブラック2・ホワイト2(ニンテンドーDS)
- 【2013年】X・Y(ニンテンドー3DS)
- 【2016年】サン・ムーン(ニンテンドー3DS)
- 【2019年】ソード・シールド(Nintendo Switch)
- 【2022年】Pokémon LEGENDS アルセウス(Nintendo Switch)
- 【2022年】スカーレット・バイオレット(Nintendo Switch)
- ポケモン用語
- ポケモンSVでは授業が参考になります
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ポケモンについて
ペットのように一緒に暮らしたり、野生として自然に生息していたりする不思議な生き物「ポケットモンスター」、略して「ポケモン」。
現在はシリーズ累計で1,000を超える種類のポケモンが存在しています。
【公式】Pokémon 1008 ENCOUNTERS - YouTube
そんなポケモンを捕まえて、育てて、ポケモン同士で戦わせて勝負する人のことは「ポケモントレーナー」と呼ばれています。
このポケットモンスターシリーズは基本的に、ポケモントレーナーとなってトップを目指す物語のロールプレイングゲーム(RPG)となっています。
ポケモンは最大6匹まで「手持ち」のパーティとして連れて行くことができます。
手持ちに入りきらないポケモンは「ボックス」に預けることができます。
ステータス
- レベル(Lv.)……1から始まり、経験値を積むことでレベルが上がって行き、最大100まで育ちます。
- 名前……ポケモンの種類。個別にニックネームをつけることもできます。
- ♂オス・♀メス:性別によって見た目が違ったり、進化先が変わったりするポケモンもいます。
- タイプ:ポケモンや技にはいわゆる属性のようなものがあり、それぞれのタイプごとに相性が存在します。タイトルによってタイプの種類や相性が変更されることもあるので、タイトルごとにネットで最新のタイプ相性表を調べて参照することをおすすめします。
- テラスタイプ:最新作スカーレット・バイオレット特有のタイプです。
- 親:捕まえたトレーナーの名前です。
- IDNo.:親トレーナーのID番号です。
- 経験値:バトルやアイテム、育て屋などでたまっていき、必要な経験値がたまるとレベルが上がります。
- もちもの:ポケモンには道具を1つだけ持たせることができ、戦闘に役立てたりできます。
この能力ステータスによってポケモンの強さが変わってきます。
- HP……体力。0になると瀕死(ひんし)で戦闘不能となります。(通称「H」)
- 攻撃(こうげき)……物理技の攻撃力。(通称「A」)
- 防御(ぼうぎょ)……物理技の防御力。(通称「B」)
- 特攻(とくこう)……特殊技の攻撃力。(通称「C」)
- 特防(とくぼう)……特殊技の防御力。(通称「D」)
- 素早さ(すばやさ)……行動順を決めるもので、高いほうが先制できます。(通称「S」)
- 特性(とくせい)……種族ごとに設定されている固有の能力。
ポケモンには先天的な性格があり、性格によって上がりやすいステータス、下がりやすいステータスが決まっています。
性格は変えられませんが、「○○ミント」というアイテムで上下するステータスを補正することはできます。
右側にあるリボンは「証(あかし)」「二つ名(ふたつな)」などと呼ばれており、条件を達成してもらったり、野生で稀に証を持ったポケモンが現れたりします。
野生のポケモン
フィールド上では野生のポケモンと遭遇し、戦ったり捕まえたりができるようになっています。
タイトルによって、歩いている姿が見えるポケモンもいれば、草むらなどの中に入ってガサゴソしたところでエンカウントするポケモンもいます。
金・銀からゲーム内に天気や時間帯の概念が登場しましたが、サン・ムーン以降で時間帯によって、ソード・シールドで天候によって、出現する野生のポケモンの種類に影響が出るようになりました。
戦闘
基本的に野生のポケモンやトレーナーとのバトルで経験値をためながら、ポケモンを強く育てていくことになります。
緑のゲージは「現在のHP/最大HP」を表していて、HPが0になると「瀕死(ひんし)」になり、戦えない状態となってしまいます。
戦闘はターン制で、1ターンごとに「たたかう」「ポケモン」「バッグ」「にげる」の4つのコマンドからどうするかを選んでいきます。
- たたかう……技を1つ選んで戦う。
- ポケモン……手持ちのポケモンと交代する。
- バッグ……アイテムを使用する。
- にげる……戦闘から逃げようとする。逃げ出せないこともありますし、トレーナー戦だと降参(負け)扱いになることもあります。
トレーナーのポケモンのステータス横にあるモンスターボールマークは、手持ちのポケモン数を表しています。
ポケモンは1匹につき、技を4つまで覚えることができます。
技の右側にある○/○という数字は「PP」といい、その技をあと何回使えるか/最大使用回数を表しています。
全部の技のPPが0になると「わるあがき」という技しか使えなくなります。
分類(ぶんるい)のギザギザマークは物理技なので、こうげき・ぼうぎょの能力が関係してきます。
分類が三重丸のものは特殊技で、とくこう・とくぼうの能力が関係してきます。
技の前にあるマークは技のタイプで、相手のポケモンのタイプに対して相性が「◎こうかばつぐん」だと威力が2倍、「○こうかあり」で等倍(1倍)、「△いまひとつ」だと半減(0.5倍)、「×こうかなし」は無効(0倍)となります。
技を出すポケモンのタイプと技のタイプが一致しているか、技を受けるポケモンが2つのタイプを持つ場合、急所に当たった場合、能力上昇技の効果、タイトル固有のシステムなどによってダメージ量の計算は変わってきます。
戦闘中、「様子を見る」ではポケモンのタイプやどれだけステータスが変化しているか、場の状態などを確認することができます。
「場の状態」とは、技や特性によって生まれた戦闘空間の状況説明で、その効果は交代を含むすべてのポケモンに影響を及ぼします。
ポケモンを捕まえる
野生のポケモンは「モンスターボール(モンボ)」など捕獲用のカプセル式ボールを投げて捕まえることができます。
相手ポケモンのHPを減らして弱らせたり、眠らせたりすると捕まえやすくなります。
尚、トレーナーのポケモンは他人の子なので捕まえることはできません。
ボールはたくさん種類があり、種類によって性能や見た目、値段が異なります。
捕まえたことのある種類の野生ポケモンには、右のグルトンのようにモンスターボールマークがついて判別できるようになっています。
どのボールで捕まえたかの情報は残ってグラフィックに反映されるので、オシャレなボール(オシャボ)にこだわる方たちもいます。
ポケモンのしんか
ポケモンの中には「しんか」して強くなっていく種類が存在します。
しんかの条件は一定のレベルに達したり、アイテムを使用したりなどさまざまで、最近は初見ではわかりにくい複雑な条件のものも増えています。
しんかのモーションが始まったときにBを押すとキャンセル(しんかキャンセル)できます。
ポケモン化石博物館で「ポケモンの世界での『しんか』は、同一個体内で起きる現象」と紹介されていて「たしかに一般的な『進化』と意味合いが違う!」と気づかされました。
タマゴ
初代でもニドラン♂・ニドラン♀と性別がわかれているポケモンはいましたが、金・銀で多くのポケモンにオスメスの性別が実装され、タマゴが発見されるようになりました。
元々は育て屋さんや預かり屋さんにオスとメスのポケモンを預けた時にタマゴが発見されることがあるというものでしたが、最新作のスカーレット・バイオレットでは預かり屋さんがおらず、ピクニックで発見されるようになっています。
タマゴを孵化(ふか)させるには、手持ちに入れて連れ歩く必要があります。
タマゴ1つにつき、ポケモン1枠分を使います。
一定の歩数連れ回すと「おや……?」とタマゴが孵(かえ)るモーションが出てきます。
ちなみに「ほのおのからだ」という特性を持ったポケモンが手持ちにいる状態だと、必要な歩数が半分で済みます。
タマゴからはLv1の、進化前の状態のポケモンが産まれてきます。
オスメスであれば何でもタマゴが見つかるわけではなく、「タマゴグループ」と呼ばれるものが一致しているかが関係してきます。
メタモンというポケモンは、グループの垣根を越えて多くのポケモンのタマゴを発見できるので重宝されています。
御三家(ごさんけ)
ゲームを始めると冒頭で、くさ・みず・ほのおタイプの3匹の中から1匹、好きなポケモンを選んでもらうことができます。
この最初の選択肢となる3匹が「御三家」と呼ばれており、基本的にはタイトルごとに種類が変わります。
ちなみに画像は最新作スカーレット・バイオレットの御三家で、左からくさタイプのニャオハ、ほのおタイプのホゲータ、みずタイプのクワッスです。
御三家がどう進化していくかというのは、新作が出たときの楽しみのひとつとなっています。
これまでの御三家は以下のとおり。(くさ・みず・ほのおの順)
- 赤・緑・青……フシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲ
- 金・銀・クリスタル……チコリータ、ワニノコ、ヒノアラシ
- ルビー・サファイア・エメラルド……キモリ、ミズゴロウ、アチャモ
- ダイヤモンド・パール・プラチナ……ナエトル、ポッチャマ、ヒコザル
- ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2……ツタージャ、ミジュマル、ポカブ
- X・Y……ハリマロン、ケロマツ、フォッコ
- サン・ムーン……モクロー、アシマリ、ニャビー
- ソード・シールド……サルノリ、メッソン、ヒバニー
- スカーレット・バイオレット……ニャオハ、クワッス、ホゲータ
伝説のポケモン
一般的なポケモンは何匹も同じ種類が存在していますが、ストーリー上1体しかいない伝説のポケモンも存在します。
金銀以降のパッケージにいるポケモンは伝説のポケモンのひとつです。
ストーリーを進めるうえで登場するポケモンもいれば、本筋とは別に条件などを達成しないと出会えないポケモンなどもいます。
主な登場人物や組織など
主人公
ゲーム内では自分の分身として、駆け出しのポケモントレーナーである主人公に好きな名前をつけて遊ぶことができます。
最初に決めた名前は変えられないので、後悔しない名前にすることをおすすめします。
赤・緑~金・銀までは男主人公のみでしたが、クリスタルから性別を選べるようになり、X・Yからは容姿を選んだり、着替えができるようになりました。
最新作のスカーレット・バイオレットでは男女の表記はなく、8つの見た目から選ぶ仕様になっています。(「おにーちゃん」「おねーちゃん」とは呼ばれますが)
多くの物語の始まりは主人公の部屋から。
テレビを見ると「……そろそろ行かなくちゃ!」と出てくるのはシリーズおなじみのもので、初代では「テレビでえいががやってる!おとこのこが4人せんろのうえをあるいてる……ぼくももういかなきゃ!」と映画『STAND BY ME』を思わせるシーンが流れていました。
だからこそ、BUMP OF CHICKENの『アカシア』のスペシャルMVが公開されたとき、初代からプレイしているファンに刺さる冒頭でエモさが爆発していました。これだけで泣けますw
最近のポケモンは、町のブティックで好きな洋服や小物を買って主人公を着替えさせたり、ヘアメイクサロンで髪型を変えたりなどもできます。
ライバル
多くのシリーズで主人公には、チャンピオンを目指すなかで切磋琢磨するライバルがおり、行く先々でバトルを求められたりします。
博士&助手
各地方にはポケモンの生態を研究する博士(はかせ)がいます。
タイトルによっては博士の研究を手伝う助手も登場します。
ポケモンジムとジムリーダー
基本的に各地方には8つのポケモンジムが点在しています。
各ジムには1つのタイプに特化したジムリーダーがいて、そのジムリーダーを倒すともらえるジムバッジを集めていくことが主な最初の目標となります。
ジムリーダーに挑戦する前には、ちょっとしたミニゲームや謎解き要素をクリアする必要があります。
キバナの場合はドラゴンタイプというように、各ジムリーダーはそれぞれ特定のタイプにちなんだポケモンを使ってきます。
ジムリーダーを倒してジムバッジをもらうごとに、一定のレベルのポケモンが言うことを聞くようになります。
元々育てているポケモンのレベルは特に影響ないのですが、所持ジムバッジよりレベルの高い野生のポケモンを捕まえて使おうとしても、指示を聞いてくれません。
ダイヤモンド・パール・プラチナのジムバッジは時間経過で汚れてきてしまい、タッチペンで磨くことができました。
敵対組織・○○団
初代の「ロケット団」が1番有名かと思いますが、各タイトルには主人公の行く先々に現れる「○○団」を名乗る敵対組織が登場します。
初期はロケット団のようなポケモンを悪事に使う大型犯罪組織が多かったのですが、思想集団や不良集団、フーリガンなど、過激な部分はあるものの「悪」とくくりきれない存在も多いです。
ポケモンリーグ・四天王・チャンピオン(殿堂入り)
各地方には「チャンピオン」と呼ばれるトレーナーのトップが存在しています。
このトップを倒して、新しいチャンピオンになることが主なストーリーの最終目標となっています。
このチャンピオンは「ポケモンリーグ」というところで戦うことができるのですが、それにはジムバッジを8つ集めていないと挑戦できません。
そしてチャンピオンに挑戦する前にはだいたい、四天王戦などが待ちかまえています。
また、ポケモンリーグへ向かう道となるダンジョンは「チャンピオンロード」と呼ばれます。
チャンピオンに勝つと「殿堂入り(でんどういり)」となり、いつどんなパーティで勝利したかという情報が記録されている時代もありました。
(画像はプラチナのものですが、このときは夜中に大熱戦を繰り広げていて、1番レベルの低かったガブリアスが大活躍して激アツだったのをよく覚えています。)
特に初期は何度も四天王&チャンピオンと戦うことができ、倒すごとに殿堂入りの記録がされ、私はレベルアップ&おこづかい稼ぎの場だと思っていました。笑
ポケモンセンター&フレンドリィショップ
各地にはモンスターボールマークが目印の建物があります。
こちらは「ポケモンセンター」(ポケセン)と呼ばれるところです。
ポケモンセンターにポケモンを預けると、戦闘で減ったHP・PPや状態異常をすべて無料で回復してくれます。
フレンドリィショップでは、アイテムを購入したり、もちものを売ったりできます。
昔はそれぞれ別の建物だったのですが、今は1か所に集約するようになっています。
メニュー画面の概要
こちらは最新作スカーレット・バイオレット(SV)のメニュー画面です。
- バッグ……手に入れたアイテムはすべてバッグの中にまとめられます。
- ボックス……ポケモンの入れ替えや整理ができます。
- ピクニック……料理をしたり、ポケモンを洗ったりできます。(SV固有)
- ポケポータル……オンラインで他の人と一緒にポケモンの対戦や交換などできます。(SV固有)
- 設定……ゲームの設定を変更できます。
- レポート……セーブ機能です。オートにすることもできます。
こちらの前作ソード・シールドのメニュー画面と見比べるとわかるように、タイトルによってメニュー内容は変わってきます。
タウンマップ
ポケモンはタイトルごとにメインとなる舞台が1地方あり、基本的にはその地方を冒険することになります。
1度訪れたことのある町には羽マークがついて、マップから簡単に移動できるようになります。
今は「そらをとぶタクシー」というサービスを使ってひとっ飛びですが、初期は手持ちのポケモンに「そらをとぶ」という技を覚えさせないといけませんでした。
こういった移動時に必要な技はいくつかあり、「ひでんマシン」で覚えさせることができたので、ひでん技をたくさん覚えられるポケモンを「秘伝要員(ひでんよういん)」として連れ歩いていたものでした。
町の中には野生のポケモンは現れず、ポケモンセンターやお店、ポケモンジムなどがあります。
ポケモン図鑑
いろんな種類のポケモンを捕まえることで「ポケモン図鑑」にポケモンの生態情報を集めていき、図鑑を完成させるのがゲームの目的のひとつとなります。
最新作スカーレット・バイオレットのポケモン図鑑では、アプリ内の本棚を埋めていくスタイルでした。
ポケモンを捕まえると、種類ごとにこのような生態情報が図鑑に更新されていきます。
説明文はタイトルごとに変わるので、出てくるポケモンが変わらない同時発売タイトル同士(たとえばスカーレット・バイオレット同士)でも違う文章となります。
1度遭遇したことがあれば、このように生息地の分布図も確認できるので、捕獲の参考になります。
自分が選んだタイトルに登場しないポケモンの生息地は「?」となって表示されません。
ボックス
手持ちの6匹に入りきらないポケモンたちは「ボックス」と呼ばれる機能に預けられます。
「一覧」を見るとわかりやすいですが、このように1ボックスごとに一定数のポケモンを預けられるという仕組みになっています。
初期状態では8ボックスしかありませんが、最大で32ボックスまで拡張されていきます。
フタが閉まっているボックスは満杯のボックスです。
通信(マルチプレイ)
タイトルごとに詳細に違いはありますが、基本的にポケモンの交換と対戦ができます。
最新作のスカーレット・バイオレットでは『ポケポータル』というメニューに集約されています。
ポケモンの通信交換
ポケモンシリーズは基本的に2種類の対になるソフトが同時発売されます。
大筋のストーリーややることは同じなのですが、1番大きな違いとして、野生などで登場する一部のポケモンの種類が異なっており、片方のソフトだけでは図鑑をコンプリートすることができません。
そこで「通信交換」という仕組みを利用して、他の人が持つ任意のポケモンと自分の任意のポケモンを交換することができます。
また、自分の買ったソフトに登場しないポケモンを交換で入手するだけでなく、通信交換することで進化するポケモンもいるので、ポケモン図鑑を集めるために欠かせない機能となっています。
通信交換をするためには交換してくれる相手が必要ですが、ネットで交換の募集があったり、交換したいポケモンを1匹預けるとランダムに交換してくれる「マジカル交換」もあったりします。
対象は世界中なので、言語の違うトレーナーやポケモンに当たることも。
通信対戦
ストーリー上ではNPCとの対戦しかありませんが、通信対戦を使えばプレーヤー同士で戦うこともできます。
これは、パスワード(あいことば)を使って友達と対戦もできれば、世界中のプレーヤーとランダムマッチングもあるので、周りにやっている人がいるかは関係なく遊べる機能となっています。
ポケモン1体ずつで戦う「シングルバトル」、ポケモン2体ずつで戦う「ダブルバトル」、2人対2人のチーム戦で戦う「マルチバトル」、ランキング形式で戦績を競う「ランクバトル」など、さまざまな形式での対戦が楽しめます。
参加するバトルによって対戦ルールが決まっていたり選べたりし、レベルを統一にしたり、使うポケモンや道具を制限したりもできるので、友人とレベル差があっても一緒に遊べます。
ふしぎなおくりもの
早期購入特典や、キャンペーンなどで配布されたシリアルコードやあいことばを使って、アイテムやポケモンをもらえることがあります。
シリアルコード系は期間限定のものも多いので、ポケモンの情報系SNSなどをフォローしておくと見逃さずに済みます。
バッグ
上部の大まかなジャンル分けでおおよその用途が把握できるようになっています。
慣れない人は種類順に並べておくと、どんなアイテムなのかがより理解しやすいかもしれません。
こちらの『かいふく』はポケモンのHPやPP、状態異常などを回復するアイテム。
人工物である回復アイテムはポケモンに持たせても使えません。
『せんとう』は戦闘中に使うアイテムです。
使用した戦闘時のみ能力を上げられるアイテムは、使ったポケモンを引っ込めたり、瀕死になったりすると効果がなくなります。
金・銀から登場した『きのみ』はそれぞれ違った効果があり、回復アイテムと同じようにポケモンに使うことができます。
また、ポケモンに持たせることもでき、条件を満たすと戦闘中に1度だけポケモンが食べて効果を得られます。
基本的には消費アイテムですが、レイドバトルなどなくならない場合もあり、タイトルや状況によって消費の有無が変わってくるようなので都度ご確認ください。
料理などに使うこともあり、それぞれのきのみは辛味・苦味・甘味・酸味と味が分類されていて、ポケモンの性格によって味の好みが変わってきます。
金・銀で登場した際、きのみは基本的に実のなる木を揺らして入手するものでしたが、タイトルによっては栽培したり、実のなる木がなかったりします。
『どうぐ』はいろんな種類のアイテムが一緒くたにまとめられるため、慣れない人には1番わかりにくい項目だと思います。
全体的にいえるのは、一時的ではなく恒久的な変化を与えるアイテムといったところでしょうか。
たとえば、『ふしぎなアメ』はレベルを1上げるアイテム、『けいけんアメ』は決まった経験値(XS:100、S:800、M:3,000、L:10,000、XL:30,000)をもらえるアイテムで、どちらも一気にポケモンをレベルアップさせることができます。
違いはどちらを使う方がお得か?という話で、たとえば、あと経験値1でレベルアップするのにふしぎなアメを使うのはもったいないなどですね。
こちらは特定のポケモンを進化させるのに使うアイテムです。
代表的なものに『○○のいし』という石シリーズがあります。
『どうぐ』の中には、ポケモンに持たせると戦闘の有利になるアイテムもあります。
『わざマシン』はポケモンに技を1つ覚えさせることができます。
レベルアップでは覚えない技でも、わざマシンを使えば覚えられることもあります。
『おたから』は換金アイテムです。
手持ちがすべて瀕死となって全滅するとお金が減るので、保険に持っておくのもひとつの手です。
トレーナーカード
ルビー・サファイアで初めて登場したトレーナーカード。
トレーナー名、ID、おこづかい、ポケモン図鑑の進捗、プレイ時間、ジムバッジなどが主に記載されています。
この時の私はまだしえるじゃありませんでしたね。笑
ちなみに本名なわけではなく、大好きなFFXのユウナから来ていますw
裏面もあり、初めての殿堂入りや通信の記録、図鑑完成などが記録されていました。
サン・ムーンからは『トレーナーパス』に変わり、画像のソード・シールドでは『リーグカード』となりました。
リーグカードはポケモンセンターの中でポーズや壁紙などを自由に選んで印刷するスタイルで、戦ったジムリーダーからもらうなど他人のリーグカードを『アルバム』に集めることもできました。
画面が大きくなったことで情報量も増え、手持ちのパーティまで載るように。
最新作スカーレット・バイオレットでは『プロフィール』アプリにトレーナー情報が登録され、好きなプロフィール写真を設定することができます。
今改めて見ると、校章や入学日まであるのになんで学生証じゃないんだろうと思いますw
設定
話のはやさ=文字が表示されるスピード、カメラの操作、おまかせレポート=オートセーブなどを設定することができます。
レポート
ポケモンのセーブ機能は「レポート」といいます。
最近の初期設定はオートセーブとなっています。
これまでのタイトル
【1996年・1998年】赤・緑・青・ピカチュウ(ゲームボーイ)
初めてポケットモンスターが発売されたのは1996年の『赤』『緑』でした。
ゲームボーイ(GB)というモノクロの携帯ゲーム機で、通信ケーブルを使って友達と通信プレイできるというのが売りで大ヒットしました。
『青』は約8か月後に出たもので、当初は月刊コロコロコミックの通販やローソンの追加販売などによる限定販売品であり、その3年後に一般発売されました。
ストーリーに違いはありませんが、野生で出てくるポケモンが赤・緑の混ぜ合わせで、図鑑の説明文やポケモンのドット絵などのマイナーチェンジがありました。
1998年にはアニメ人気から『ピカチュウ』が発売、主人公の後ろをピカチュウがついてくる仕様でした。
昔のゲームソフトはこのような取扱説明書がついてくるのが一般的でした。
初代の舞台はカントー地方。
関東がモチーフで三浦半島や房総半島のような形が見受けられますね。
2004年にゲームボーイアドバンスでリメイクの『ファイアレッド』『リーフグリーン』(FRLG)が発売。
2018年にはNintendo Switchで『Let’s Go! ピカチュウ』『Let’s Go! イーブイ』(ピカブイ)としてリブートされました。
【1999年・2000年】金・銀・クリスタル(ゲームボーイカラー)
ゲームボーイがカラーになって出たのが『金』『銀』、そしてマイナーチェンジ版の『クリスタル』です。
パッケージモンスターが伝説のポケモンになったのはここからですね。
前作との互換性があり、共通で登場する技を持つポケモンの通信交換ができました。
『クリスタル』では『モバイルGB』というゲームボーイと携帯電話をつなぐ有料サービスを使って交換(GTSの前身)や対戦(バトルタワー)が遊べたようです。
個人的に金銀のキキョウシティのBGMが特にお気に入りです。
写真はソウルシルバーですが、ゲームボーイカラー(GBC)のソフトとして初めてゲーム内に色の概念が登場したことで、通常とは違う色の「色違い」ポケモンも登場するようになりました。
このギャラドスでいえば下の画面のアイコンは通常の青ですが、上の画面だと赤になっています。
多くのポケモンに性別追加がされたり、ポケモンにもちものを持たせられるようになったのもここからですね。
他にも大きな変化として、あく・はがねタイプの追加がありました。
一般トレーナーに名前がつくようになり、『ポケギア』という携行ツールに再戦を求める電話がかかってくることも。
2009年にニンテンドーDSでリメイクされた『ハートゴールド』『ソウルシルバー』(HGSS/HS)には、『ポケウォーカー』というDSと赤外線通信で連携できる歩数計も付属されていました。
HGSSでは1匹ポケモンを連れて歩くことができてかわいかったです。
記念撮影ができるのも好きでした。
金・銀の舞台となるジョウト地方(近畿地方がモデル)のリーグを制覇するとカントー地方のジムに挑戦でき、16個のバッジを集めることができました。
2つの地方を行き来できる展開はとてもアツかったのをよく覚えています。
HGSSのトレーナーズカードの裏には殿堂入り日時、通信の記録、サイン欄がありました。(そういえばDSにはタッチペンがついていましたね)
【2002年・2004年】ルビー・サファイア・エメラルド(ゲームボーイアドバンス)
ゲームボーイアドバンス(GBA)という横型の携帯カラーゲーム機に移行して出たのが『ルビー』『サファイア』(RS/ルビサファ)。
ルビー・サファイアでは、ポケモンを2匹ずつ出しあって戦うダブルバトル、ポケモンのせいかく・とくせい追加、お遊び要素としてポケモンコンテストやひみつきちが登場しました。
舞台となるのはホウエン地方で、九州・沖縄がモデルとなっています。
個人的にあまり思い入れができなかったためか、ルビーは箱の写真が見つからず、適当に撮ったソフトの写真しか出てきませんでした。笑
後にマイナーチェンジ版として発売された『エメラルド』では殿堂入り後に遊べる「バトルフロンティア」が登場し、勝ち抜きバトルやレンタルしたポケモンで戦うなど、バトルのやり込み要素が追加されました。
また『ルビー(Ruby)』『サファイア(Sapphire)』『エメラルド(Emerald)』の3つはまとめて「RSE」と略されています。
2014年にはニンテンドー3DSで『オメガルビー』『アルファサファイア』(ORAS)へとリメイクされています。
【2006年・2008年】ダイヤモンド・パール・プラチナ(ニンテンドーDS)
2画面の携帯カラーゲーム機のニンテンドーDSで登場したのが『ダイヤモンド』『パール』(DP/ダイパ)。
舞台となるのは北海道をモチーフとしたシンオウ地方で、現実の時間や曜日とリンクするようになりました。
オスとメスで姿に違いが見られるようになり、DSにGBアドバンスのソフトも同時に挿せる「ダブルスロット」機能を使って、GBAのソフトからポケモンを連れてくることもできました。
Wi-Fiを使ってワイヤレスで世界中のトレーナーと通信もでき、条件を指定して交換ができる『グローバルトレードステーション(GTS)』やボイスチャットをしながらバトルも可能に。
マイナーチェンジ版となる『プラチナ』は2年後に発売されました。
『プラチナ(Platinum)』は「Pt」などと略され、ダイヤ・パール・プラチナをまとめて「DPt」「DPPt」などと呼ばれています。
主人公は男女から選べ、選ばれなかったほうはサポートキャラの立ち位置として登場していました。
この頃の自分が何をしたかの履歴がしばらく残る文化(「ぼうけんノート」)は結構好きでした。
『ポケモンウォッチ』(略してポケッチ)と呼ばれる多機能グッズが登場し、下画面でアプリを切り替え、タイプ相性やなつき度チェッカー、最近入手したポケモンや時計を見るなどさまざまな機能を使えました。
リゾートエリアに自分のべっそうを持つこともできました。
プラチナのトレーナーズカードです。下画面にはジムバッジケースが。
プラチナのトレーナーズカードの裏面には初めて殿堂入りした日時、通信の記録、サイン欄がありました。
2021年にはNintendo Switchで『ブリリアントダイヤモンド』『シャイニングパール』(BDSP)としてリメイクされました。
【2010年】ブラック・ホワイト(ニンテンドーDS)
引き続きニンテンドーDSで発売された『ブラック』『ホワイト』(BW/ブラホワ)は、アメリカのニューヨークをモチーフとしたイッシュ地方が舞台となります。
初めて漢字表記を選べるようになったり、3匹対3匹で戦うトリプルバトルが登場したり、野生のポケモンが同時に2匹出てきたり、『ポケモングローバルリンク』というWebサイトとの連携機能が登場したりしました。
金銀からポケモン図鑑に足跡が表示されるようになっていたのですが、このBWで足跡表示は最後となりました。
BWで戦ったトレーナーと観覧車に乗るサブイベントはちょっとざわつきました。
【2012年】ブラック2・ホワイト2(ニンテンドーDS)
ブラック・ホワイトの2年後が舞台となる続編(BW2)で、ポケモンシリーズ初のナンバリング作品でした。
私はここからしばらく離れていましたが、歴代のジムリーダーやチャンピオンと対戦できる「ポケモンワールドトーナメント」は今見ても面白そうです。
選択肢を選びながら映画を撮る「ポケウッド」は動画文化の兆しが見えますね。
【2013年】X・Y(ニンテンドー3DS)
ニンテンドー3DSでの発売となった『X』『Y』は初めてポケモンが3D化。
初めて色でも宝石でもないタイトルで、X軸・Y軸が由来となっています。
XYはカロス地方が舞台でモデルはフランス。
フェアリータイプが追加、シリーズ初の世界同時発売で日本語以外の言語も選べるようになりました。
ポーズや音楽、カメラワークなどを組み合わせてトレーナープロモを撮影したり、ネットにポケモンを3,000匹預けられる有料サービス『ポケモンバンク』もありました。
【2016年】サン・ムーン(ニンテンドー3DS)
引き続き3DSで発売された『サン』『ムーン』(SM)は、ハワイがモデルとなっているアローラ地方が舞台。
メガシンカやZワザなど特殊な進化や戦い方が登場しました。
Lv100になったポケモンの力を限界まで引き出す「すごいとっくん」やポケモンに乗って移動できる「ポケモンライド」、「アローラのすがた」として地域固有の生態を見せる「リージョンフォーム」、6文字のポケモンなど、現在も続く要素が多数登場。
(画像はソードのものですが、中央にいるディグダはアローラのすがたです)
サン・ムーンにはジムがなく、試練としてぬしポケモンが登場します。
2017年にはマイナーチェンジ版となる『ウルトラサン』『ウルトラムーン』(USUM)が同じくニンテンドー3DSで出ました。
【2019年】ソード・シールド(Nintendo Switch)
Nintendo Switchで発売された『ソード』『シールド』(剣盾)。
舞台となるガラル地方はイギリスのグレート・ブリテン島がモデルとされています。
バージョンによってジムリーダーとタイプが異なるのには驚きました。
「ダイマックス」が可能な場所では1回のバトルで1度だけ、3ターンの間巨大化して戦うことができます。
私にとっては久しぶりにプレイしたポケモンだったのですが、ポケモンセンター、フレンドリィショップ、ポケモンのニックネームを変更する「姓名判断」、技の思い出し・技忘れ、それらがすべてポケモンセンター1か所でできるということが衝撃でした。
場所も町の入り口にあるし、便利……!!
ciel-myworld.hatenablog.com剣盾ではシリーズ初となる有料追加コンテンツが登場。
「エキスパンションパス」を購入することで、『鎧の孤島』『冠の雪原』という2つのコンテンツを遊べることができるようになります。
【2022年】Pokémon LEGENDS アルセウス(Nintendo Switch)
DPPtの舞台となるシンオウ地方がかつて「ヒスイ地方」と呼ばれていたころ、まだポケモンと親密ではなかった過去の時代が舞台となり、初めてのポケモン図鑑作成を目指します。
これまでの過去作に登場したキャラクターの先祖と思われる人物がたくさん登場しています。
アルセウスは本編ではなく外伝的な立ち位置で、オープンワールド型のアクションRPGとなっていて、ほかのポケモンとは一風違い、ポケモンに気付かれないように近づいて捕獲したり、野生ポケモンの攻撃を回避したり、アイテムのクラフト要素があったりします。
【2022年】スカーレット・バイオレット(Nintendo Switch)
最新作のNintendo Switchソフトである『スカーレット』『バイオレット』(SV)。
本編シリーズでは初となるオープンワールド作品。
私はこのタイトルで初めて方角の大事さを学びました。笑
舞台となるパルデア地方はスペイン・ポルトガルがモチーフといわれています。
ポケモン用語
個体値(こたいち)
ポケモンのステータスで、ポケモン1匹1匹ごとに設定されている隠しパラメーターの通称。
この個体値が個々で違うため、同じポケモンでも強さにバラつきがある。
同じ人間でも運動能力の差や勉強の得意不得意などがあるように、「なんとなくできちゃう」みたいな先天的な「生まれつきの能力」の強さを表しており、変えることはできない。
種族値(しゅぞくち)
ポケモンのステータスで、ポケモンの種類ごとに設定されている隠しパラメーターのこと。
進化すると種族値が高くなるため、進化後が強くなるしくみ。
「チーターは足が速い」みたいな、種族特有の強さを表している。
世代
長く続くポケモンシリーズは年代によってシステム面で大きな変化があり、「世代」という概念で大まかに分類されていて、ファンの間では共通認識となっています。
先ほどのポケモンシリーズの歴史紹介では、タイトルごとにリメイクの変遷を追いましたが、世代分けでいくと以下のとおりになります。
- 第1世代……【GB】赤・緑・青・ピカチュウ
- 第2世代……【GBC】金・銀・クリスタル
- 第3世代……【GBA】ルビー・サファイア・エメラルド・FR・RG
- 第4世代……【DS】ダイヤモンド・パール・プラチナ・HG・SS
- 第5世代……【DS】ブラック・ホワイト・B2・W2
- 第6世代……【3DS】X・Y・OR・AS
- 第7世代……【3DS】サン・ムーン・US・UM【Switch】ピカ・ブイ
- 第8世代……【Switch】ソード・シールド・BD・SP・アルセウス
- 第9世代……【Switch】スカーレット・バイオレット
【公式】ポケモンだいすきクラブ『もやもやドガース ポケモン世界紀行』~歴代オープニング~ - YouTube
こちらの動画はXYまでの歴代オープニング映像が見られます。
私は懐かしさを感じたり、自分が買っていない方のタイトルの違いに驚いたりして面白かったです。
努力値(どりょくち)
ポケモンのステータスの中で、ポケモンを育てる過程で成長していく隠しパラメーター「基礎ポイント」の通称。
SVではレーダー切りかえで確認できるようになりました。
捕まえたばかりや産まれたばかりのポケモンは努力値が0の状態であり、全ステータスで合計して最大510まで振ることができる。
1つのステータスに対しては基本的に最大252まで振れるので、2つのステータスを最大まで振ることが可能。
ポケモンを倒すごとに、倒した種族によって決まったステータスが伸びる仕様になっていて、やり込む方たちはポケモンを選んで倒したり、アイテムを使ったりして、ステータスを特化させている。
トレーニングで力をつけたり、勉強して知識を蓄えたりするなど後天的な努力で成長するようなもの。
夢特性(ゆめとくせい)
ポケモンはそれぞれ、特定の攻撃を無効化したり、ステータスに変化をもたらす「特性」を持っており、「夢特性」は通常の野生のポケモンが持っていないレアな「隠れ特性」を指す通称です。
ブラック・ホワイトで『ポケモンドリームワールド(PDW)』というサービスの「ゆめしま」から隠れ特性を持ったポケモンを入手できたため、「夢特性」と呼ばれるように。
6V(ろくブイ)
ポケモンの個体値が最大(ジャッジ機能で「さいこう」)なことを「V」と呼んでおり、HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さの6つの個体値が最大なことを指します。
「HABCDS=H:HP、A:攻撃、B:防御、C:特攻、D:特防、S:素早さ」と各ステータスがアルファベット1字で表されており、「5VA0」なら「攻撃の個体値が0(ジャッジで「ダメかも」)それ以外は最大」ということになります。
600族
その他のポケモン用語
IDくじ
トレーナーのIDナンバーを使った「IDくじ」と呼ばれるものが、金銀~剣盾まで存在していました。
これは所持するポケモンのトレーナーIDが当選番号と一致すると賞品をもらえるというもので、5ケタ(もしくは全ケタ)一致するとマスターボールがもらえました。
一致
ポケモンと技のタイプが一致していること。一致してると威力が1.5倍になる。
色証(いろあかし)
あかしを持った色違いポケモン。
今は戦闘ごとに手持ちのポケモン全員に経験値が入りますが、初期は戦闘に出たポケモンにしか経験値しか入らず、「がくしゅうそうち」というアイテムを使うことで経験値を配分することができました。
初代はバッグにがくしゅうそうちを入れておくことで、金銀~はポケモンに持たせることで、XY~はたいせつなもので使え、ピカブイ以降はなくなりました。
顔はめパネル
観光地でおなじみの顔はめパネルがゲーム内にちょくちょく登場します。
こちらはプラチナでのグレッグルの顔出し看板。
剣盾ではイシヘンジンとヨクバリスの顔はめパネル。
SVにはナミイルカとイルカマンの顔はめパネルがありました。
現実世界でもポケモンの顔はめパネルは散見されます。
ポケモンシリーズの生みの親である田尻智(たじりさとし)さんの同人活動から始まったゲームソフトの開発会社。ポケモンシリーズの企画・開発をしている。
厳選
自分が望むステータスを持つポケモンの個体を入手できるまで捕獲やタマゴの孵化を繰り返すこと。
準伝
準伝説ポケモンのこと。
準伝説とは、伝説ポケモンの中でバトル施設やランクバトルで使用制限がないポケモンの通称。
ほとんどの準伝説ポケモンがパッケージにはなっておらず、エンディングを迎えるまでのメインストーリーに関わってくることはあまりない。
初代
主に最初に発売されたポケットモンスター赤・緑のこと。
青・ピカチュウまで含めて第1世代を指す場合もある。
赤・緑・青をあわせて「RGB」と略されたりする。
カントー地方のヤマブキシティを拠点とする企業で、モンスターボールなどの捕獲ボールや人工ポケモンのポリゴンなどを開発している。
人生プレイ・人生縛り
通常、ゲームのキャラクターは死んでしまってもやり直しがきくが、あえて1度死んだら終わりというリアル人生をゲーム内に持ち込んだ縛りプレイのこと。
ポケモンでいえば、1度瀕死になったポケモンは二度と使えないというのが主なルール。
ステロ
技「ステルスロック」の略。
旅パ(たびパ)
旅パーティの略で、ストーリーを進める時に使った手持ちのパーティのこと。
カントー地方のタマムシシティにある大学。ゲーム内には出てこないが、攻略本などで見られる公式設定。初代のオーキド博士はタマムシ大学の出身。
タマムシ大学のニシノモリ教授はしんかを発見したり、モンスターボール発明の基となる研究に関わったりしている。
積む
バフ効果のある技(つるぎのまい、てっぺきなど)を使ってステータスを上昇させること。
デボンコーポレーション
ホウエン地方のカナズミシティに本社を構える大企業で、モンスターボールを作ったり、ポケナビやデボンスコープを開発したりしている。元々は小さな会社で、山から石を切り出したり、砂鉄から鉄材を作るために設立された。
トレーナーのダイゴはデボンコーポレーションの御曹司。
ブイズ
Pokémon HOME(ポケモンホーム)
ポケモンシリーズや『Pokémon GO(ポケモンゴー)』で仲間にしたポケモンたちを一堂にまとめて預けられるクラウドサービス。
Nintendo Switchやスマホで使え、ポケモンを交換したり全国図鑑に登録したりできる。

ぼんぐり
金銀で登場したきのみ。ポケモンの捕獲やモンスターボール作りなどに使われる。
マサキ
赤緑から登場するポケモンマニアで、実験に失敗してポケモンと合体してしまった人。
初期、ポケモンやどうぐはパソコン通信を使って預けていたのですが、そのポケモン預かりシステムを作ったのがマサキで、ポケモンはマサキのパソコンに預けていました。
命中不安技
ポケモンの技には命中率が記載されており、命中が100でない技は、はずす可能性があります。
ポケモンSVでは授業が参考になります
最新作スカーレット・バイオレットの舞台は学校(アカデミー)で、実際に授業を受けることができます。
授業内容はゲームをやるうえで役に立つ内容も多いので、不慣れな方ほど先に受けたほうが理解が進んでやりやすいのではないかと思います。