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【上野文化の杜】日本の生物や自然との付き合い方の歴史をボリュームたっぷりに味わう:国立科学博物館 日本館(東京都台東区)


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科博

国立科学博物館 日本館

住所:東京都台東区上野公園 7-20
TEL:050-5541-8600
営業時間:9:00~17:00(入館16:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始、館内くん蒸期間(6月下旬)
駐車場:上野公園第一駐車場(バス・身障者専用の予約制)
アクセス:JR上野駅 公園口から徒歩約5分

※上記は2023年8月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

www.kahaku.go.jp

【上野文化の杜】日本の生物や自然との付き合い方の歴史をボリュームたっぷりに味わう

最近、1億円のクラウドファンディングと約9時間での達成、1日で3億円集まったことなどが話題となっていた国立科学博物館
2万数千点に及ぶ展示数でボリュームが大きく、特別展と合わせるととても1日じゃ足りなくて、まだまだ全部を見てまわれてはいないのですが、一度アウトプットしておきたいと思います。

国立科学博物館の建物について

科博

国立科学博物館(科博)は上野駅公園口を出てまっすぐ進み、国立西洋美術館のところを右手に曲がった先にあります。

科博は1877年に創設された文化庁所管の施設で、独立行政法人によって運営されています。

国立科学博物館について - 文化庁

独立行政法人とは - 経済産業省

科博

レンガ造りの建物と大きなクジラが目印です。
このクジラは、約30mと現存する生物の中で最大のシロナガスクジラの模型で、実物大なのだそう。

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緑の球体が「大型鋳造地球儀(知恵ふくろう)」、隣のSLが「D51蒸気機関車」なんですけど、こちらの常設展入口からはまだ入ったことがないから、ちゃんと近くで見たことはありません。
ふだんあまり行かない土地だと「今、どんな展示をしているのか」を気にせずにミュージアム類を訪れますけど、自分がいつでも気軽に行けると思うエリアだとつい「特別展」きっかけとなることが多く、なかなか常設展のために訪れるというのは考えられなくなってしまいがちですね。

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こちらの建物が日本館、奥には後からできた地球館があります。
地球館にはまだ行ったことがないので、今回は日本館の様子のみの内容になります。

特別展の入場券があれば同日にかぎり常設展も見てまわれますが、ボリュームが大きすぎて流し見でもヘトヘトになってしまったので、今は常設展のみ見に行くことも検討しています。
その場合はアソビュー!で6か月間有効の電子チケットを買うか、「国際博物館の日」の5月18日・「文化の日」の11月3日の無料開放の日に行くことになりそうです。

アソビュー!で電子チケット購入

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日本館の中の造りがカッコよくて、飛行機型の建物の中央にあるホールがまた素敵です。

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四角のマス目の中には本当は花のレリーフが入る予定だったのだそうですが、私は入れずにいてくれてよかったなって思いました。

artsandculture.google.com

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ポケモン化石博物館展の時には、中央ホールにタルボサウルスの骨格標本が展示されていました。

ciel-myworld.hatenablog.com

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B1F~3Fの4階建てで、エレベーターでも移動できますが、階段もかわいくて素敵です。

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階段にあった大きな窓の装飾が好きです。

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今ってこんな白い公衆電話があるんですね。
「PてれほんCII」というピンクの公衆電話の一種で、テレホンカードは使えないみたいです。
緑や黒の公衆電話とピンクのやつでは種類が違うってことを今回初めて知りました。

1F 南翼 自然をみる技

科博

飛行機型の翼部分が北翼・南翼として、それぞれ展示室になっています。

1F南翼には天文機器や時計、スコープ系など計測・観察にまつわるものがたくさん。

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こちらは教育用の「渾天儀(こんてんぎ)」で、子午・地平環や赤道・黄道環などで天体の位置を観測するためのものなのだそうです。

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木製簡易型顕微鏡、デザインがオシャレ。

科博

長期保存を目的として作られた永久プレパラート、こうやって実際に残されているのすごいですね。どんな風に見えるのか気になります。

科博

個人的なお気に入りはこちらの太陽時計や太鼓時計などの時計たち。

科博

ニワトリがかわいいです。

科博

科博

メガネのテンプル(つる)の部分って昔はマスクみたいに紐状だったんですね。靉靆(あいたい)という単語も初めて知りました。

2F 北翼 日本人と自然

科博

日本人の軌跡が紹介されていて、縄文時代前期には620万人くらいしかいなかったそうで、日本人もずいぶん増えたんですね。
現在日本に約1.2億人いることは知っていましたが、これまでの日本の歴史全体で約5~6億人と考えると現代人の比率がすごいです。

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どこまでが時代や地域差で、どこまでが個体差なのかはわからないけど、地味に違いのある、いろんな骨の形があって面白かったです。

3F 南翼 日本列島の素顔

科博

日本に暮らす多様な生き物たちのはく製がたくさん。

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探偵ナイトスクープでは本物の隕石を見た記憶がなかったけど、本物の隕石ってこんなにいろいろあるんですね。

科博

Dr.STONEで見た「太陽の石」こと方解石もありました。

3F 北翼 日本列島の生い立ち

科博

絶滅した動物たちの歴史を見られるコーナーでは、フタバスズキリュウ骨格標本が目を引きます。

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ヤベオオツノジカは角やニカッと笑ったように見える顔がかわいいです。

科博

が、あまりに大きくてサイズ感がバグりますw

科博

アンモナイトや植物などの化石もいっぱい。

科博

誕生したばかりの日本海に最初にすみついた海生哺乳類のアロデスムスなど、あまりよく知らない動物たちの骨格標本も並びます。

科博

パレオパラドキシアという約1800万年前の絶滅した海生哺乳類(束柱類)だそうです。絵を見る限り、パッと見カバに近そう。

お手洗い

科博

トイレは各階、建物の尾翼側にあたる部分にあり、女性用の個室では幼児用補助便座も見受けられました。

マンホール

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科博を出た先、クジラ付近ではチゴラスソーナノのポケふたがありました。

地図

近隣情報

ciel-myworld.hatenablog.com



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