『grace』『燃えよ』など歌詞が刺さります。しえるです。
8月24日はおうちで藤井風さんのライブ配信を楽しんでいました。
気づけば27万人（最大は28万人超のよう）も同時視聴していてすごかったですね。
本当は現地に行きたかったんですけど、先にリアル脱出ゲームフェスがあって、同じく日程被りだったラルクのKenちゃん主催で始まったライブイベントのParty Zooと共に行くのを断念していたので、配信があって嬉しかったです。
ピアノの『grace』が美しかったり、サックスがカッコよかったりなどの演奏はもちろんのこと、客席に紛れ込んだり、電動ファットバイクで場内を回ったり、どこかの自然豊かな集落のようなステージを最大限に生かした演出だったり、ビジョンの映像だったり、花火のタイミングだったり、最初から最後までとてもとても楽しい素敵なライブで、何よりこの空間は絶対あったかいんだろうなぁ…というのが伝わってきて、次こそは行きたいなぁと改めて思いました。
藤井風のライブであるけど、お客さんの皆のライブでもあるというのもいいですね。
ライブの良さの1つってそこで、お客さんの反応というのもライブを構成するもので、お客さんが楽しもうという姿勢があるからこその盛り上がりなんですよね。
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「まぁどうせなんとかなります。何があっても。
どうせうまくいくんで最後に。みんなポジティブなパワーをね、持ち続けて、それをこの世の中に、一緒にシェアしていくってことが、1番大事なんで。まじで。うちら仲間としてそこんとこよろしくお願いします」
終盤のMCで言っていた言葉が、ふだん自分が意識している内容そのもので、基本その考えを基に生きているんだけど、でも時に見失って、大事にしたいのに大事にできない自分がイヤになってしまうこともあるものだったので、思わず泣いてしまいました。
たとえ何があっても「私自身が安全・安心である存在だと思えること」を目指しているけど、うまくいかないことやイヤなことが続いたりすると、ネガティブな気持ちになってしまうこともあって、そういう気持ちでいたらうまくいくものもうまくいかなくなると思うと、堕ちた時の大変さも知ってるから、早く浮上したいと焦ってしまったりして。
私が目指しているのは『grace』の境地で、そういう時にこそ、諦めて去らなくていいんだよ、それでもいいんだよと包容力で自分を包みたいのですが、たどり着いたと思った先の新たな課題に辟易してしまったり、これがあと何年続くの…？と呆然としてしまったりすることも。
数十年にわたっていろんな改善に取り組んで、受け取り方を意識して変えていって、いろんなものを包んで、昔に比べたらだいぶ穏やかになれてきてはいると思うけど、しばらくすると別の知らなかったネガティブが発生して、腑に落ちてのくり返しで、振り返ってみれば得たものはいっぱいあるものの、わかったようでわかってなかったと感じることばかりでもあり。
人はてめェの思いひとつで幸せにも不幸にもなれる
だが次々とふりかかる現実を前に幸せだと思える奴はそうはいねェ
だからこそそれが出来る奴が──一番心の強ェ奴なんだよ
『シャーマンキング』
誰かが何かを言って、何をやってきたとしても、お金や家や才能がなくても、負債や病気などを抱えていても、友達や恋人がいなくても、誰かが亡くなっても、それでも「なんとかなる」にたどり着いた『シャーマンキング』主人公の葉のようにありたいと、10年くらい前に目指し始めて、なんだかんだでポジティブに取り組んでいたけど、過去の自分ができていたはずのものができなくなって迷子になったり、なんで私が目指す姿へ未だに辿り着ける気がしないのだろう？、なんでこんなにもわからないんだろうと絶望したり、投げやりになったりすることもあります。
そんな中で『何なんｗ』『もうええわ』『へでもねーよ』から『旅路』『きらり』『燃えよ』、そして『grace』へと至った藤井風さんの歌詞の変遷を見ると、すごく共感があって、すでに得心できて言葉などを送ってくれる人たちも、通ってきた道なのだということを思い出させてくれました。
時間がかかる自分がイヤになる時もいっぱいあるけど、これが私のペースなのでしょう。
表面だけのエセポジティブや理想のポジティブじゃなくて、ネガティブを包んで手放したポジティブ、頭でっかちになりすぎず軽やかに、納得して心の底から信じる私なりのポジティブを発信していけるようになりたいなぁ…と、1人だと思うと心が折れてしまいそうですが、このMCを心のお守りにして、また向き合っていきたいなと思いました。
