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自分の執着に気づいたことと新たなインプットの時期


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1人の時間も他人との時間もどっちも大事。しえるです。

1人での思考ってどうしても限界があって、他の人と話したり、今までに触れてこなかった界隈からインプットすることは大事だと改めて思いました。

自分の執着に気づいたことと新たなインプットの時期

思い込みという名のブロック

以前より「許せないことが自分を縛る」という考えがあって、「いかに自他を許容していくか」がテーマだと何度も書いてきていますが、自覚の有無は関係なしにあちこちで思い込んできた価値観というものはあって、自分が無理と思うことや怖いことの反対側はやったらどうなるかを知るようにしたり、時に手放して新しい考えを取り入れたりを心がけています。

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私はお金の使い方というものを早めに学べたので、余裕を作りながらも好きなものや興味を持ったことにお金を費やせるように生きてきていたのですが、大人になって初めてお金に不安を覚えたことで、焦りや恐怖が出てしまいました。

原因は明らかで単に収入が減ったことで、大人になってからは借金とは無縁だった私は、親の庇護下を離れてから初めてリアルに赤字に陥りそうというのが見えて、軽くパニックになっていたんですね。

私はお金にもブロックというものがあると思っていて、1,000円前後の服しか買えなかったのが、5,000円の服が買えるようになって、8,000円の服が買えるようになって、1万円以上でもお金を出せるようになってというように、それを乗り越えると出費への躊躇が減っていって、やがて日常になっていくというようなハードルがある気がします。

飲食店で働いていたときに赤字や出資のお願いもしたことはあったのですが、自分ごととして自立してからの借金というのは、私には高いハードルのブロックでした。

ただ周りを見渡してみると、国でも企業でも赤字という文字はたくさん見るし、融資制度を使っていることもあれば、返せないって話も目に入ってきます。
思ってたより世の中はちゃんとしていないものだと気づき始めているはずなのに、ちゃんとしなきゃという思いがそうさせるのだと思いますが、これまで自分で稼いで、自分の生活を成り立たせていたことに矜持はあったし、借金は恥ずかしい、赤字は終わりという感覚があってしまっていたけど、私が元気に過ごせていないことの方が私にとっても親にとっても問題だろうと思って、勇気を出して親に相談し、とりあえず年内はどうにかなるメドを立てることができました。

親戚に多額の借金をしたり、遺産など他人のお金をいくらでも搾取する人がいて、親がそれを批判している姿や、親自身は他人に頼れず、全部自分で背負おうとしてしまっている姿を見てきたからこそのブロックだと思うので、タブーのように感じてしまっていたけど、その価値観を超えて人を頼るということができたのは私にとって大きな行動だったのではないかと思います。

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あなたも呪いをかけられてませんか?しくみを知れば自分で解ける!【ベストセラー作家 八木龍平さん】 - YouTube

これを書いている中で出会った動画で、「ちゃんとしなきゃ」という呪いの言葉の話を見かけて、まさにこれだなぁって思いました。

気づいた執着と本当に目指していたもの

そして親と今後について話している中で、私にとってブログは、初めてできた進路としてのやりたいことだったけど、初めてできた夢だと思ってそれを重要視しすぎて、ブログで食べて行けるようになることに執着してしまっていたなと気がつくことができました。

 

私はどんな暮らしを目指しているのか?と考え直してみたとき、「好きなことや興味を持ったことに、躊躇することなくお金や時間を使えて、楽しいことや面白いことを経験できる生き方」をしたいのであり、特にブログだけで生きていきたいという考えではありませんでした。

稼ぐ手段はなんだってよくて、自分はこれまでの経験からなんだかんだで就職はしようと思えばいつだってできるものという意識はあるけど、ただ「ブログを書く時間を確保したい」という考えがやっぱりあります。

だからこそ時間が拘束され、辞めるのにもエネルギーを使う、仕事という契約を結ぶことにためらいを感じていたんですけど、それなら期間が決まっている仕事にすればいいんだ!と親と話している中で気づき、それならやるのはありだと思えるようになりました。

そもそも私の中にあるのはブログを書きたいという思いだけで、その時その時の自分が精一杯書いてきて、時には今見てもすごくいいなぁと自分で思う内容もあれば、うわマジかよってなる内容もあったりするし、特別上手いとかそういった存在ではありません。

目的と手段を混同しないことって大事だと思ってたはずなのに、「ブログをやりたい」はもう叶っていることなのに、ブログが手段ではなく目的となってしまっていたことで、自分から苦しくさせてしまっていたかもしれません。

やっぱり自分の視野だけだと狭くなってしまうものですね。

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1. 役者を続けながら生きる
2. 声優として食っていくレベルまで売れる
3. アイドル声優としてちやほやされる
これらはどれも違う望みです。歩むべきルートも違ってきます 

声優の大塚明夫さんの『声優魂』を読んでいたところ、自分の望みが何なのか明確にするのが大事という話があって、まさにこれじゃんってなりました。
役者じゃないけど、私に置き換えると1が最も大事で2も叶えたい、いいねをもらったり登録者が増えたりするのは嬉しいけど、特にちやほやされたいわけではないということがわかりました。

過去の自分がヒントに

私はこれまで、家庭や学校などで怒られたり嫌われたりなどをくり返しているうちに、自分は何しても許されないと感じて、「普通になりたい」と自分というものを殺して、いかに世に紛れられるかに専念しようとしたり、「私なんて」と自分の価値をすごく下に見ていた時期がありました。
その後、自分がなくてもダメなんだということに気がついたものの、自分自身の考えというものがわからなくなりすぎていて、本を読むことでいろんな人の考え方を知り、「この考えは共感する」「そうは思わない」と思いながら読んでいるうちに、初めて自分軸というものができあがっていったのです。

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そして今の自分は、私が目指している暮らしをしている人たちがこの世界に存在していることは知っているけど、具体的なことをあまりよく知らないということに気がつきました。

なので私が目指している暮らしをするにはどんな選択肢や考えがあるんだろうと、具体性を高めるために今はインプットに励んでいます。

私がこれまでに録画して残していた映画や読みたい本リストが役に立ったりすることもあったりするし、結局自分が無意識に考えていたことも、やるべきこともそんな変わらなくて、選択肢がわからないなら知ればいいと、今までやってきたことのくり返しなんだなと思い至りました。

昔は手探りで目に入ったものすべてから吸収しようとしていたけど、今は自分の価値観がある程度わかっているから、自分の価値観に似た人というのはもう見つけているし、興味を持った人1人から芋づる式にその分野を開拓できるし、勝手に情報が入ってくるので、インプット先を探す手間はだいぶ省けそうです。

苦労せずに全て満たされるなんてあり得ない!そう思ったあなたは絶対に見てください【歯科医師・ベストセラー著者 井上裕之さん】 - YouTube

こちらもまた、この記事を書いていて出会った動画ですが、4%の人がやっている行動や判断を知ることの大切さや、そういう人がいるんだと思う感覚の話をしていて、今回自分がたどり着いた思考と似ていて、どうやら悪くなさそうだって思えました。

あとは理想と現実が違っても自分を責めないという点だけは留意して、受け入れながら取り組んでいきたいですね。

自分が進めば見えるものや見え方は変わっていく

ドラクエウォークというスマホゲームをやっていて、戦闘に他プレイヤーが設定した助っ人が参加してくれることがあるのですが、以前は自分より強いプレイヤーたちが助けてくれるという感覚だったのが、最近は自分のキャラクターのほうが先に行動したり、自分のキャラクターと助っ人の与えるダメージが変わらないか、もしくは自分のキャラクターのほうが多いということだったりが増えてきていました。

そのことについて、最初は助っ人が弱くなったと感じてしまっていたのですが、ある日、そうじゃなくてただ自分のキャラクターが育って強くなり、助っ人を超えることが増えてきただけなのだと気がつきました。

ドラゴンクエストウォーク
開発元:SQUARE ENIX
無料
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ゲームでは攻撃力やすばやさのステータスを比較すれば、自分が抜いたのだとわかりますし、周りに出てくる敵が明らかに強くなったりしますが、現実だと自分が今どこにいるのかというのはわかりにくいものですし、新たに訪れた難題をただ起きたイヤなことと受け止めてしまうことも多いです。

自分が強くなれば使えるスキルも増えるし、敵が強くなれば装備や戦い方を変えたりするように、現実世界でも目の前の課題が変われば、対応の仕方を変えていく必要があります。

なるべく自力で頑張っているゼルダでも、自分の力だけじゃまぁ解けないこともあったりしますが、今までのやり方や感覚では解決しないときは、新しいことを試したり、インプットしたりする時期で、自分の現在地と目的地はどこで、今の自分にはどういう課題があるのかを考えると同時に、自分の想像や思考には限界があるので、1度インプットに勤しんだら終わりじゃなくて、これからも自分の思考の外を知ろうとする動きが必要になってくるときは度々やってくるんだなと学びました。

ciel-myworld.hatenablog.com

生き方という概念の幅を広くしておくと心に余裕が持てる。そのためには、いろんな生き方を自分で試してみたり、ときどき自分と遠い生き方をしている人に会ってしたりしてみよう。

そうやって読み始めた本の中に、まさに今自分がやろうとしていることが書かれていて、やっぱりそうだよね?ってなりました。


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