お金の使い方は大事。しえるです。
仕事を辞めた今、実感したことが2つ。
「貯金をしていて良かった」
「クレジットカードを作っていて良かった」
失業手当も含め、過去の自分のお陰で今の生活が成り立っています。
昔の私は、お金使いの荒い人でした。
貯金は常になく、あってもなくても使いたいだけ使ってしまい、親にお金を借りまくっていました。
でも色々学びの機会があって浪費から脱却でき、特別お給料が多かったわけではないですが、お金に困ることなく生活できるようになりました。
そのお陰で生活が一変しても、あまり大きく揺るがずにいられる自分がいます。
とは言ってもちょっとしたことの積み重ねしかしておらず、シンプル化されていけばいくほど、生きやすくなるなぁと実感する毎日です。
お金使いの荒かった自分がちょっとしたことの積み重ねで貯金できるようになった話【何が主役か?】
- お金使いの荒かった自分がちょっとしたことの積み重ねで貯金できるようになった話【何が主役か?】
お金の使い方を見直した最初のきっかけ
私は新卒で入った会社で、仲のいい同期がいました。
就職から1年経ったとき、その同期が100万円貯めたと聞いて衝撃を受けました。
入社日が完全に同じなので、もらっている額が自分とほぼ変わらないにもかかわらずです。
100万円という数字が少し身近なものになった瞬間でした。
またその後、別の同期も車を購入していて、再び衝撃を受けました。
衝撃を受けると同時に、やり方次第でお金ってそんなすぐに貯められるんだということを知って、そこから同期と自分の行動の違いについて考えるようになりました。
これまで取り組んできたこと
同期たちを見ていて、最初は好きなことにガンガンお金を使っているのに不思議で仕方ありませんでしたが、シンプルにメリハリをつけているんだとだんだん気がついていきました。
実家時代、毎日お弁当を作った
勤務先での昼食を、社食でとっていたのをやめて、毎日お弁当を作るように切り替えました。
実家時代は家にお金をいくらか納めてはいましたが、親に食材を分けてもらって食費を浮かさせてもらっていました。
飲み物も家から持っていくか、職場に用意されていたコーヒースティックを利用していたのもかなり大きかったと思います。
毎日買うと結構バカにならないんですよね。
転職後も余裕ができたときにはお弁当を作り、今は自炊中心の生活を送っています。
無駄にゲーセンやコンビニに寄るのをやめた
まわりにゲーセン好きが多く、通勤途中にゲーセンがあったのもあり、つい寄ってしまっていました。
UFOキャッチャーにハマったり、音ゲーにハマったり。
でもある日、終わりがないなぁ…と思ってバッサリやめました。
特にゲームを極めるタイプの人でもないし、取ったUFOキャッチャー景品のほとんどは今家に残っていません。
コンビニもついつい社畜ストレスで買い食いしてしまった時期もありましたが、今はメルカリの発送のためぐらいしか寄ることがなくなりました。
断捨離で不要なものを手放した
こちらは一見無関係の内容にも思えますが、手放せば手放すほど、余計なものは買わないという意識が強くなっていきました。
以前は漫画を揃えたがったり、ライブで大半のグッズを欲しがったりしていましたが、今はほとんど買うことがなくなり、そのとき欲しいと思ってもいずれ邪魔になってしまうんだろうなぁと思うので、下手に手を出さなくなりました。
買うときは相当な気持ちを持って買ったものばかりなので、ほとんどのものがお気に入りで大満足しながら使っています。(通販の失敗はあり…泣)
たまーに「いいなぁ」くらいで買ってしまって、これは買わなくてよかったなぁと思うことがあるので、半端な好きは手を出してはいけないなぁと反省することも。
格安スマホに切り替えた
元々は3大キャリア利用者でしたが、都心中の都心で使っているにもかかわらず接続が不安定なものに高いお金を払うことに疑問をを持ち、格安スマホに替えることを決意。
当時の価格や評判を踏まえていろいろ検討した結果、SIMフリーのiPhoneを購入し、BIGLOBEモバイルに切り替えることで利用料金を1/4に抑えることができました。
6GBで2年使い続けていますが、スマホの本体は一括購入してしまっているので、利用料金は常に2,000円台です。
たまに人混みなどで重くなることはありますが、 某大手キャリアSのときと使用感のレベルは変わらないので、特に不満に思うことはありません。
流行りに乗らなくなった
世の中の動きがどうであろうと、自分が興味を持ったものを自分のタイミングで楽しむのに徹するようになりました。
流行すべてに乗っていると、いくらお金があっても足りません。
定期的に不要な出費がないか見直し
サブスクや何かしらの契約オプションなど、今は使っていないものに入っていないか、定期的に見直しを図っています。
なんだかんだで見直すといらない出費に気づくことが多いので、大事だなぁと思います。
セールやポイントを気にしすぎない
セールだから買い物に行くということをやめました。
欲しいものがあって直近でセールの予定があったり、明らかにお得なタイミングがあるとわかりきっている場合にはもちろん乗っかりますが、特に予定がないときは買い物などをしないように心がけています。
どのお店でもポイントを集めるというのもやめて、自分がよく使うお店だけに絞りました。
ポイントカードの廃棄や不要な会員の退会は今も定期的に行っています。
自分の中の設定額以上の出費をしない
断捨離をしたことで所有欲がなくなったのも大きいですが、自分の持つお金の総額を把握したうえで、状況に合わせてバランスを見ながら自分の決めた枠内でお金を使うようになりました。
元々大きい金額のものに対する物欲はあまりない方で、持ち家・乗り物・ブランド物には興味がありません。
持ち家は資産になると思っていない派で、何かがあっても身軽に動けないリスク、相続問題などの面倒さ、何十年と縛られるローンの支払い、支払いが終わってもリフォームが必要でお金がかかるなど、デメリットの方が大きくて負債にしかならないと感じます。
生命保険も入っていないことをバカにされることもありましたが、家族を養う大黒柱でないなら不要と思っていて、そこにお金をかけるくらいならただ純粋に貯蓄を増やすことに専念しようという考え方です。
投資・経験にお金を使う
本でお金の使いみちは「消費」「投資」「浪費」という3項目という考え方を学びました。
「消費」は必要経費、「浪費」は減らし、「投資」を増やすという考えに共感し、自身の知識や今後の糧になるものとか経験には、可能な範囲で惜しみなく使うようにしています。
なぜなら、たとえすべてを失ったとしても、自分が得た知識や経験がなくなることはないからです。
そのお陰で仕事や暮らしの役に立ったこともあるし、このブログにも生きていると感じています。
自分の手元に入ってきたお金の動きというのは、自分の生き方そのもの。意識するしないにかかわらず、お金を使うのは紛れもなく自分自身です。だからこそお金の出ていき方には、その人の考え方や判断基準、生き方そのものが映し出されます。今あなたの手元にあるお金の量は、過去の自分の生き方の総決算、ともいえるのです。
元々自分がやっていたこと・やっていないこと
家計簿をつける
子どものころからお小遣い帳をつける習慣があり、それが大人になった今も続いています。
マメな性格じゃないので予算を考えたり、計画は立てたりするのは苦手ですけど、出費と収入のバランスの自覚に役立っています。
クレカは年会費無料で2回払いまで
元々はライブのチケットを買うためにクレジットカードを使い始めました。
今となっては必需品ですが、現金がないからクレカを使うのではなく、ポイントがお得だったり、出費の管理がしやすいから利用しています。
年会費無料のカードがたくさんある中で、年会費を払う意味がわからないので、無料のものしか持っていません。
そして分割払いもほぼ使いません。
額が大きかったり、月の支出が多いなと思ったときは2回払いを利用します。
なぜなら2回払いは手数料なしで利用できるからです。
人生で初めて作ったクレカのエポスカードは、大好きなカラオケなどで割引されたり、空港でのラウンジ無料利用など、私にとって利用しやすいサービスがいっぱいでした。
たまるマーケットやポイントアップショップの設定によって日常の生活費からエポスポイントが貯めやすく、貯まったポイントを通販分の支払いやマルイでの買い物に充てられるので、今もなお愛用中です。
職がないと信用もなく新しく作成ができないので、作っておいて良かったと心から思いました。
送料無料にするために不要な買い物はしない
送料を無料にするためにお目当て以外のものを買うくらいなら、自力で買うとしたらかかる交通費と手間を比較検討したうえで送料を払うようにしています。
結局何事も、商品の値段+交通費or送料+買い物の手間やかかる時間がかかるので、額面で考えるのではなく、全体の総合価値で考えるという感覚です。
なので送料が高すぎて受け入れられないときは、そこまで欲しいものでなかったんだなと諦めることも。
Amazonの合わせ買い対象品が欲しいときは、2,000円以上の欲しいものが溜まるまで待ちます。
アプリ系の課金をしない
LINEスタンプやゲームアプリなどの課金はしないと決めています。
私にとっては重要度が低い項目ですので。
以前はラルク関連のスタンプだけは購入していましたが、それもなくなりました。
いつかは飽きが来てしまうので、定期的に入れ替わる無料スタンプで十分満足です。
むしろお金をかけずにどこまでできるかが楽しかったりします。
福袋は買わない
本当に欲しいものや気に入ったものしか買いたくないので、いくらお得でも福袋にメリットを感じたことがなく、1度も買ったことがありません。
中身がすべてわかっていて、全部が欲しいもので、価格が超お得なら購入検討しますが、それ以外は見向きもしないです。
ギャンブルや宝くじはやらない
元々興味ないのもありますが、単純に還元率が悪すぎるため、一攫千金は狙いません。
お金は基本貸さない
もし貸したり建て替えたりするときは、返ってこなくてもいいと思える額だけと決めています。
なんでも資格を取ろうとしない
漢検とかOfficeの資格は持ってはいますが、取得から歳月が経つと実践の役には立たないなという実感があります。
また手段が目的化してしまいがちで、必須資格でない限りはなくてもいいものであり、本質的じゃないなと感じたので、新しく何かを取得しようと思うことがなくなりました。
特別なことをしなくてもある程度整えられる
本当に特別なことはせず、上記のことを心掛けて、ただ自分ルールとメリハリを守るだけでここまでやってきました。
気づけば、好きなことはほとんど我慢せずお金を使いながらも、切羽詰まっていない様子を周りから不思議そうにされる側に変わりました。
超金持ちなんてわけでもありませんし、今は無職で収入が安定しない生活ですが、それでもやってこれているのは、こういう部分なのかな?と考えながらまとめてみました。
家族ができればまた変わる部分もあるでしょうし、これまでの内容はすべてあくまで個人的な感覚や考え方によるものとなりますが、何か参考になれば幸いです。
今後のお金の使い方について考えること
多分これからも大きな買い物をすることは少ないんだろうなぁと感じています。
使うならお金や時間を生み出す投資か、好きなものや経験というのも基本的に変わらないと思います。
そんな中最近、新しい考え方に加わったのは、質のよい食事にお金を使いたいなということ。
仕事を辞めたことによって、ストレス解消のためにお金を使うということがなくなりました。
そうなると本当に必要だと思うこと、身のまわりの快適化に繋がることにしかお金がかからなくなるんですね。
となったときに、そうやって快適に暮らすことが健康に繋がるし、その健康は良い食生活から生まれるのだと思うことが増えました。
ストレスを極力減らし、健康に暮らすことに集中ができれば医療費も必要ありません。
転職して給料は上がったけど、幸福度が上がるわけではないという経験をしたのも大きいと思います。
私にとっては、いただく金額よりもストレスや時間などかかる負担の方が大きかったです。
もちろんお金があるからいい暮らしができるというのもある程度はあると思いますが、まずは自分にとって快適な生き方があって、そっちが基準になった方がいいのだと心から感じたのです。
自分がお金をいっぱい使ってたころは「物が主役」になっていたし、仕事に追われる生活をしていたときは「仕事が主役」になっていました。
この頃は食事も健康もないがしろにしてしまっていたなと感じます。
今は食事も健康も大事に考えたいですし、「私が主役」として、自分を大切にするようなお金との向き合い方をしていきたいと改めて思う今日この頃でした。
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