最近食事について考える時間が多い、しえるです。
自分の体をつくりあげる大事な要素なのに、今まで何も気にしてこなかったんだなぁと痛感する毎日です。
今日は私が食を改善しようと思ったきっかけと、その過程について書いていこうと思います。
栄養もダイエットも気にしていなかった私の糖質オフ生活が当たり前になった話【食生活の変遷】
数年前の私の食生活
白米も、パンも、麺類も、ジャンクフードも、お菓子も大好き。
卵かけごはんも、チャーハンも、丼ものも、お寿司も、オムライスも大好き。
いろんなパン屋さんを巡り歩いて、お気に入りのパン探しの日々。
ラーメンやそばも大好き。
マックのポテトやナゲットはしょっちゅうお持ち帰り。
コアラのマーチは常備して、ご褒美といってはケーキを買う。
これが数年前の私でした。
栄養なんてまるで気にしておらず、自分の食欲のままに食べていました。
最初は挫折の連続でした
私は以前、グルテンフリーやカフェインレス生活を送ろうとして挫折したことがあります。
その頃はなんか精神的にモヤモヤして不安定なことが多く、将来に不安を感じていて毎日が憂鬱でした。
カフェインレスに取り組もうと思ったきっかけはうろ覚えなんですけど、見違えるように変化していく姿を目の当たりにした元BAROQUEの圭くんが、カフェインレスを取り入れていたのには間違いなく影響を受けました。
どちらも不調が良くなればいいなくらいのお試しだったのですが、想像以上のストレスでした。
この時、小麦やカフェインって想像以上に生活に浸透していることを知りました。
醤油にまで小麦が入ってるんだ!?とビックリしましたし、外食しようとすると大半のメニューが選択肢から消え去りました。
めんどくさいから小麦アレルギーでって言ったら、メニューが1択になってお店を出てきたこともありました。
お得なランチメニューってだいたい何かしら入ってるんですよね。
食べられるものないじゃん!お金かかるじゃん!って毎回の食事がストレスになりましたし、少しでも誘惑に負けて口にしてしまうと、父にあおられたのもかなりのストレスでした。
協力を仰ぐ家族、自分が取り組んでいることを伝える相手は選ぶべきだなぁと痛感しました。
パーソナルジムで糖質オフに取り組む
私は2か月限定でパーソナルジムに通ったことがあります。
そこでは運動の仕方や食事のとり方を学べ、トレーナーに見守られながら、お米、パン、麺、砂糖、お菓子、フルーツを極力とらない生活をしていました。
たまに誘惑に負けてパンとかフルーツを食べてしまう時もありましたが、トレーナーさんが責めずに励ましてくれたのは精神的に救われたし、結果的に習慣づけることができたので、自分に合ったいいジムを選べてよかったと思いました。
トレーニング終了後、炊飯器を手放す
2か月のトレーニングを終えたあと、ごはんを炊かない生活が楽すぎて、白米なし生活が当たり前になっていきました。
5kgとか10kgの重いお米を買って、虫がわかないように移し替えて冷蔵庫にしまい、毎日ごはんを炊く手間が、いかに面倒なことかと思うようになったのです。
炊飯器を手放して2年くらい経ちましたが、ほとんど困ったことがありません。
唯一困ったと言えば、器を買ったときに米のとぎ汁に浸してと言われたことくらいでしょうか。
その後は元々パン屋さん巡りが好きだったため、パンを食べるのは復活し、社畜生活でストレスがヤバかったことから甘いものをよく食べるようになっていきました。
アトピー悪化でローカーボ生活へ
今年に入ってアトピーが悪化し、コロナ禍で体を動かす機会も減り、しかし時間はたっぷりあったため、食生活について改めて見直しました。
プロテインが受け付けなくなる
ある時期、プロテインから疎遠になっている期間がありました。
ラム肉のような臭さを感じて受け付けなくなり、気持ち悪くなってしまう時期があったのです。
別の味を試そうと思って買ったものが自分に合わなかったのも重なり、飲む頻度が激減してしまいました。
(代わりにグルテンフリーのプロテインパンケーキを食べる頻度は増やすという悪あがきはしてみています。)
最近、この現象について言及されている本を読みました。
これは長年のたんぱく質不足が原因で、アミノ酸に分解する消化酵素が不足しているため起こると書かれていました。
その中でも稀なケースとして、しばらく飲めていたのにいきなり体が受け付けなくなる女性が出てくるそうで、これは最重度のたんぱく質不足なのだそうですorz
しばらくプロテインを中止したという判断は合っていたらしく、今はまた、1回につき匙3杯分飲んでいたところを、1~2杯に減らして1日1~2回飲むという形に変えて再開しています。
油断大敵
アトピーが落ち着いた頃、食生活改善前に買って残っていたお菓子を食べたところ、一気に症状がぶり返しました。
10月下旬に腕の関節部分にかゆみが発生し、この後どんどん悪化していきました。
こちらは11月初めの状態ですね。
1か月経った今はだいぶ落ち着いてきましたが、変色してボロボロになっていくのがつらかったです。
自分が決して治ったわけではなく、正しい食事をしていたから症状が落ち着いていたということを痛感しました。
このかゆみ・痛みの辛さと、お菓子を食べられない辛さを比べると、素直にお菓子食べなくていいやって思えます。
現在の自分が取り組んでいる食事の基準
- 毎日プロテインを飲む
- お肉・お魚・卵・野菜中心の食事
- できる範囲でグラスフェッドなど自然に近い食材を選ぶ
- 小腹が空いた時は、ナッツ・フルーツ・ハイカカオチョコ
- 飲み物はコーヒー・レモン水・麦茶とたまに紅茶
- 米、パン、麺は基本食べない
- 砂糖、ブドウ糖、人工甘味料は極力とらない
最近は、こんな食生活を送っています。
以前に比べて食べ物の成分表示をチェックをかなりするようになりました。
化粧品はあんなに成分をチェックしていたのに、食べ物についてはなぜしていなかったのか、今考えると不思議です。
砂糖はほぼ使っていない状態で、大好きなメープルシロップも糖度が高いから、いい代用品ないかな?と探していたらこんなものを見つけました。
テキーラの原料となるリュウゼツランでつくられたアガベシロップです。
リンゴよりも糖度が低いのに、きちんと甘さを感じる天然甘味料でいい感じです。
アガベシロップは他にも何社かあるようなので、こちらも食べ比べてみたいですね。
外出時はゆるめに
緊急宣言が解除されてからしばらく引きこもっていた私も徐々に外出することが増え、たまに趣味のカフェ巡りをするなど外食をする機会が出てきました。
こういう時は症状がひどくならない選択と、ストレスにならないバランスを見ながら、自分の中で制限をゆるくしています。
最近検討中の課題
調べれば調べるほど物事って奥が深くて、自分がいかに狭い視野で考えていたかということに気がつきます。
知らないことだらけで難しいし、頭をパンクさせながら勉強しているけど、何かを知るというのはやはり、とても楽しいです。
今1番、今後どうしていこうか悩んで調べているのが、牛乳についてです。
この本では、殺菌のため加熱処理をされた牛乳は、たんぱく質を消化するための酵素が死んでしまうことなどについて書かれていました。
また、牛乳の中にあるカルシウムとマグネシウムの量比の関係で大部分のカルシウムが取り入れられず排出し、その際に体が血中のカルシウムが排出されて足りなくなると勘違いして、自分の骨からカルシウムを溶かして供給しようとする面もあるそうです。
(以前読んでいた『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』は内容について検証する価値はあるが、この本自体は信用するには乏しいと判断しました。)
どちらかというと、ただ好きでおいしいから飲んでいた牛乳ですが、さすがに飲んでいるだけでカルシウムが削られている可能性があるとなると、きちんと自分の中で検証したいという思いが生まれました。
そして乳製品全体を見直そうと思って冷蔵庫を調べていたら、使いやすさで選んでいたチューブバターが実は1/3しかバターじゃないということに気づきました。
これには、いかに普段の自分が細かいことを気にしていなかったかを痛感せざるをえませんでした…。
どんなバターがいいんだろう?どんな牛乳がいいんだろう?
アーモンドミルクを買って試してみましたが、味があまり好きではありません。
豆乳は女性ホルモンに近いイソフラボンが豊富だからこそ、飲みすぎるとホルモンバランスが乱れるということで、生理などで体調不良のときにだけ飲むようにしています。
何か参考になる本や記事はないかな…と調べていたところにこんなブログを発見しました。
フランスと日本の乳製品の違いについて熱心に調べられている方で、加熱処理や製造方法についてかなり細かく考察されています。
たとえばフランスの生乳の殺菌は「72℃で15秒間」が主流らしいのですが、日本のスーパーには高温短時間殺菌法でつくられた牛乳は驚くほど見当たりません。
そんな中、私が今まで飲み比べてきた市販の牛乳で、1番おいしくて飲みやすいと思っていた『岩泉牛乳』は「85℃で15秒間」という高温短時間殺菌法でつくられていることに気がつきました。
これは加熱処理と飲みやすさ・おいしさ、消化酵素の量などが関係しているのではないか?と推測しながら、もっと乳製品のことを知っていきたいなぁと思って勉強に勤しんでいます。
勉強と検証を繰り返して、自分の中で何かしらの答えが出たらこのブログでまた書いていきたいですね。
段階があったから今の生活がある
今ではすっかり低糖質な生活を送っていますし、お菓子を食べたい欲もかなりなくなりました。
ごはんやパンを食べればおいしいとは思うけど、そんなに欲さないんですよね。
でもこれは最初からスパッとやめて移行するなんて到底できませんでした。
これまで挫折や失敗を何度も繰り返してきているからこそだと思います。
糖質制限ダイエットやローカーボなどといった言葉はかなり認知度が高まってきていますが、正直日本では、白米もパンも牛乳もまだまだ当たり前ですし、給食のようにアレルギーじゃないかぎりは回避しづらい状況もあります。
それでも当たり前を疑って自身で勉強し、自分にとって良いと思うものを選択していくのって大事だなって思うこの頃です。