櫻山神社
TEL:019-622-2061
アクセス:JR盛岡駅からバス「でんでんむし」で県庁・市役所前下車より徒歩 約3分
※2020年11月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
【大迫力の烏帽子岩】権禰宜の趣向?なにかと気になる存在だらけの面白神社【電柱のおみくじ結び処がお気に入り】
盛岡城跡の一角にある櫻山神社。
こちらの神社はそこまで広くないのですが、何かと情報量が多いと言いますか、気になる存在が盛りだくさんで、とても面白い神社でした。
ちょっと何言ってるかわからないかもしれませんが、たくさん気になるポイントの写真を撮ってきましたので、楽しんでいただければ幸いです。
丸みを帯びた屋根が可愛らしい神門です。
「向鶴(南部鶴)」紋のちょうちんと吊り飾りの組み合わせが可愛らしいです。
ちなみに「向鶴(南部鶴)」は盛岡藩南部家の定紋(じょうもん)なのだそうです。
長寿院亀之助といって、健康と長寿を祈ってタワシで亀さんの甲羅をこすってくださいとのこと。
「ひとこすり三年、ふたこすり六年、みこすり十年延命」だそうです。
手水舎は通常営業していました。
(岩手県内で訪れた神社ではひしゃくが撤去されていることが多かったです。)
手水舎にも亀さんがいました。
以前は鶴の像もあったようですがいなくなってしまったよう。残念。
横にいるのはおもかげ地蔵尊。昔は案内板があったようですが、こちらも見あたりませんでした。
お地蔵さんって地蔵菩薩だからお寺のイメージだったんですけど、神社にもいるものなんですね。
拝殿です。
こんな所にも鶴さんが。
こういう木の曲線、大好きです。
拝殿の左側に社務所が続きます。
神社の方がいらっしゃらない時はボタンで呼び出せます。
上にいるのは…なんでしょうこれは。
南部駒でしょうか?チャグチャグ馬コでしょうか?
なぜカピバラがいるのかが気になって、存在感あるはずのグルージャ盛岡マスコット・キヅールのステッカーにこの記事を書くまで気がつきませんでした。
絵馬は良馬の産地である南部の馬のことを指す南部駒と呼ばれるものだそう。
そういえばたしかに、遠野では「南部曲り家」という馬屋がセットになった家が復元されていましたね。
御朱印もこちらで受け付けています。
右側の三ツ石神社は、盛岡市内の別の場所(名須川町)にある神社のもの。
こちらの神社には行っていないのですが、岩のスタンプに惹かれてつい三ツ石神社の分もいただいてしまいました。
奥にガンバの冒険が!懐かしい!
どうやら神社の権禰宜(ごんねぎ)さんが発泡スチロールでつくった力作らしい南部武士のなんぶくん。
でも奥にいるオラフだるまの方がもっと気になります…。笑
ちなみにこの権禰宜さんは非常に制作意欲の高い方らしく、毎年節分には『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターを模した通称:ジョジョ鬼をつくることでも有名のようです。
また謎のウルトラマン?やしんちゃんの石像が…え、脱いでます?
目がギンギンのアマビエさんの存在感もすごいです。
こちらは私のお気に入り!
おみくじを結わえるところが電柱になっていて面白いですね!
しかも結わえられているのは鳩みくじで、電線に止まる仕様になっていて、アイデア上手すぎます。
烏帽子岩(えぼしいわ)
この烏帽子岩は盛岡城築城時に出現したものだそうで、今も岩手県民のお守り岩として親しまれているのだそうです。
ちなみに烏帽子は平安時代、冠位十二階が制定されてから成人男性が被るようになった帽子のこと。
○○に見えるという岩は多く存在しますが、この岩ほどそう見えるものはなかなかないなぁと思うほどに、まさに烏帽子!です。
この烏帽子岩は、奥の階段をのぼった先にあります。
お昼過ぎに行ったのですが、後光感がすごかったです。
隣には、南部稲荷神社も。
神社の本殿が真横から眺められるのがいいですね。
奥の本殿にも鶴さんがいるのが確認できました。
地図