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【大切なことはマンガが教えてくれる】無料開放中の『ヒロアカ』から感じた「本能×正義×目的と手段」の話。


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しえるが来た!

 

僕のヒーローアカデミア』が20巻分無料開放とのことで、一気読みしています。

www.shonenjump.com

ふだんあまりヒーローものに興味はないのですが、こちらはとても面白いマンガだと思います。

【大切なことはマンガが教えてくれる】無料開放中の『ヒロアカ』から感じた「本能×正義×目的と手段」の話。

僕のヒーローアカデミア』とは?

2014年より週刊少年ジャンプに連載されている、堀越耕平さんの「ヒーロー」を題材にしたマンガです。

略して「ヒロアカ」と親しまれています。

ストーリー

"超常"に伴い爆発的に増加した犯罪件数

法の抜本的改正に国がもたつく間

勇気ある人々がコミックさながらにヒーロー活動を始めた

”超常”への警備!悪意からの防衛!

たちまち市民権を得たヒーローは世論に押される形で公的職務に定められる

彼らは活躍に応じて与えられるんだ……

国から収入を!!人々から名声を!!!

舞台は、約8割の人間が何らかの超常的な特異体質"個性"を持つ超人社会。

ちょっと種類は違うけど、なんだかYouTuberみたいな話ですね。

個性をもって乱立し、市民権を得て、収入や人気を得て、子どもたちが憧れる職業的な意味で。

 

そして主人公の緑谷出久(みどりやいずく)は、幼い頃からヒーローに憧れ、自分もなりたいと夢見るものの「無個性」と診断されてしまったヒーローオタク。

とあるきっかけでNo.1ヒーローのオールマイトと出会ったことから、最高のヒーローを目指して歩み始めるストーリーとなっています。

本当のヒーローとは? 

「考えるより先に体が動いていた」

「ダメだ!これ解決出来んのは今この場にいねえぞ!!

誰か有利な”個性”が来るのを待つしかねえ!!」

「それまで被害をおさえよう

何!すぐに誰か来るさ!

あの子には悪いがもう少し耐えてもらおう!」

主人公の幼なじみが敵に襲われているのですが、近くにいるヒーローたちは自分の手には負えないからと、どうにかできるヒーローが来るのを待つ態勢に。

 

そんな中、敵に襲われる幼なじみの顔を見た出久は、無個性で何の力もないにもかかわらず、思わず体が動いて敵に向かっていってしまいます。

なんで出た、何してんだ!?なんで!!

自分でも何してるんだ!?となりながらも、ヒーローオタクの知識を総動員して立ち向かっていく出久。

「足が勝手に!!何でって…わかんないけど!!!」 

色々理屈はあったと思う ただその時は

「君が救けを求める顔してた」

結局、オールマイトが駆けつけてくれてことなきをえましたが、そのオールマイトをつき動かしたのはすべて、出久が見せた姿勢によるものでした。

あの場の誰でもない小心者で”無個性”の君だったから!!!私は動かされた!!

トップヒーローは学生時から逸話を残している……彼らの多くが話をこう結ぶ!!

「考えるより先に体が動いていた」と!!君もそうだったんだろう!?

”無個性”で只のヒーロー好きな君はあの場の誰よりもヒーローだった!! 

無謀な行動に出久は怒られてしまいますが、誰も動かない中、ピンチに対して体を張った出久の行動はまさにヒーローそのものでした。 

すべてはヒーローになりたい一心

オールマイトにここまでして貰えて恵まれすぎてる…」

 今更何を…自分の頑張りだろーに…

「これは受け売りだが最初から運良く授かったものと

認められ譲渡されたものではその本質が違う!

肝に銘じておきな これは君自身が勝ち取った力だ」

オールマイトとの出会いによって力を得ることになった出久でしたが、それを引き寄せたのは出久自身の精神性であり、10か月間のハードトレーニングを乗り越えたのもまた、出久自身の努力によるもの。

もし出久が口だけだったり、自分には無理だと諦めていたら訪れていない展開だったのでしょう。 

自分の中の正義を貫く敵「ヒーロー殺し」の登場 

名声……金…

どいつもこいつもヒーロー名乗りやがって…

てめェらはヒーローなんかじゃねえ…

"英雄"が本来の意味を失い偽者が蔓延るこの社会も

徒らに"力"を振りまく犯罪者も粛清対象だ…全ては正しき社会の為に

”英雄”を取り戻さねば!!

来い 来てみろ 贋物ども

俺を殺していいのは本物の英雄だけだ!!

自分の中の正義を貫く思想犯「ヒーロー殺し」が現れ、クラスメイトの兄が襲われてしまいます。

おまえらは気付きもしない

偽善と虚栄で覆われた…歪な社会 

ヒーローと呼ばれる者ども…俺が気付かせてやる……

ヒーローとは偉業を成した者にのみ許される"称号"!
多すぎるんだよ…英雄気取りの拝金主義者が!
この世が自ら誤りに気付くまで俺は現れ続ける

ヒーローは自分から名乗るものではなく、その者の行動が称えられて「ヒーロー」 となるのだと、ヒーロー殺しは考えています。

「僕に夢を抱かせてくれた立派なヒーローだったんだ!!!殺してやる!!!」
「あいつをまず救けろよ
自らを顧みず他を救い出せ
己の為に力を振るうな
目先の憎しみに捉われ私欲を満たそうなど……
ヒーローから最も遠い行いだ」

自分の兄が重傷を負わされたことへの復讐しか頭にないクラスメイトの目には、ヒーロー殺しにころされそうになっていたひん死のヒーローの姿が入ってきません。

そんなヒーローの姿こそが、この思想犯が最も許せないものでした。 

「モテたい」

「不純だ!!」

「半分冗談さ」

「半分…!」

「まァ…単純なもんだけどさ…

迷子を見かけたら迷子センターへ手を引いてやれる

そういう人間が一番かっこいいと思うんだよな」

お兄さんがヒーローを続ける理由を問われてかわされたこの会話。

「目の前の困った人を助けられるようになりたい」というシンプルなものでした。 

規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー!!俺はそんな兄に憧れヒーローを志した

「なりてえもんちゃんと見ろ!!」

何がヒーロー 

友に守られ 血を流させて!!

「あいつをまず救けろよ」

罪を思い知らせんが為に俺は兄の名を使った

目の前の事だけ…自分の事だけしか見れちゃいない

おまえの言う通りだ ヒーロー殺し

僕は彼らと違う 未熟者だ 足元にも及ばない!!

それに対し、クラスメイトはきっと「ヒーローになりたい」ではなく「兄のようになりたい」が大きかったのでしょう。

しかし、この状況下になって初めて、ヒーローがどういうものかに気がつくことができました。

 

ヒーロー殺しは「人間の本質はそう易々と変わらない」という考えで贋物の粛清をしていましたが、私はこのクラスメイトのように自分の過ちに気づき、少しずつ変えていくことができるのが人間だと思います。

自分の意志ひとつで生きている間にいくらでも「強くてニューゲーム」はできるものであり、その権利を奪うことはやはり最も許されないものだと思います。

 

そういう意味では、このヒーロー殺しと『デスノート』の夜神月は似たような思想犯ですね。

シンプルでいいのだと思いました

以前、ミュージシャンの甲本ヒロトさんが『まつもtoなかい』というテレビ番組でこう話されていました。

夢って憑りつかれてなっちゃうものな気がするんです。

それって1つなような気がする。

「バンドがやりたい!」と思った。それが夢なんだって思った。

 

いろんな話を聞いてると「バンドやってお金持ちになりたい」とか

「バンドやって有名になりたい」とか2つ言うの。1個にしとけよ。

金持ちになりてぇんだったらバンドは捨てろと、で「金持ちになりたい」にしろよ。

有名になりたいんだったら「有名になりたい」って言えよ。

そのための手段としてのバンドだったら何でもいいじゃん。

不動産勉強してお金持ちになってもいいし

悪いこと、犯罪して新聞に載りゃ有名になるよ。手段だろう。

そうじゃないんだよ、夢っていうのは目的なんじゃないかって僕は思うんです。

 

そういうことで考えると、僕は10代の頃、バンドを始めた瞬間にもう叶っている。

そして、今もやっているからずっと叶っている。ずっとこのまんまでいいんです。

楽しい、めちゃめちゃ楽しい。

だからあの頃はよかったなんて1回も思ったことないよ、今も同じだもん。

精神的にも安定しながら成果を出している方々の多くは、考え方がとてもシンプルなように感じます。

「やりたいこと」「なりたいもの」「したくないこと」 といった目的がハッキリしているのです。

 

だから「人が困っていると自分のメリット関係なく、手を差しのべに行ってしまう」人はなるべくして「ヒーロー」になります。

 

「モテたい」「お金持ちになりたい」ために、自分の個性で何ができるかを追求した結果が「ヒーロー」というのもまたアリだと思います。

しかしその場合は、「ヒーロー」はあくまで手段の1つであり、「ミュージシャン」「アスリート」「モデル」「YouTuber」「医者」と手段はほかにもいくらでもあります。

 

そして目的が2つになってしまうと、何が目的で何が手段なのかこんがらがってしまうのではないでしょうか。

たとえば先程例に出したクラスメイトは当初、「兄のようになりたい」ために「ヒーローになる」という手段を選んでいたように見えます。

 

自分にとって何が1番核となるのか、余計なものをそぎ落としていってシンプルにするのは大事な作業ではないかと思った話でした。

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