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巨大な切り紙絵や礼拝堂の再現空間など見どころたくさんで大満足:マティス 自由なフォルム@国立新美術館


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マティス 自由なフォルム

国立新美術館(東京都港区)
期間:2024.2.14〜2024.5.27
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜(4.30を除く)

matisse2024.jp

巨大な切り紙絵や礼拝堂の再現空間など見どころたくさんで大満足

去年マティス展を観に行って、どちらかというと怖い絵な印象だったマティスの魅力を知り、前よりマティスを好きになれたので、国立新美術館で開かれている切り紙絵中心の『マティス 自由なフォルム』を観に行ってきました。

前回はマティスを知るのにちょうどよかったけど、今回はマティスを知ったうえで観るのにちょうどよかった気がします。

ciel-myworld.hatenablog.com

ART PASSでチケット購入しました

イベントの存在に気づいた時には前売り券販売期間が終わってしまっていたので通常価格になってしまいましたが、事前にチケットを買っておくことに。
ART PASS、美術館ナビ、各プレイガイドで購入できるのですが、最初に検討したe+は発券手数料がかかり、美術館ナビはアプリDLと分配が必要だったので、今回もART PASSを利用しました。
皆がデジタル得意なわけじゃないから、チケットを分配しなくてもいいようになっていたのは楽で助かりますね。

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QRコード提示だったけど、デザインチケットと引き換えてもらえました。

展示は2Fの企画展示室2E

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展示は2階にある企画展示室2Eで。

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乃木坂側のエスカレーター上がってすぐは出口です。

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入口はサロン・ド・テ ロンド側に。

説明に出てきた用語の意味

  • グアッシュ:不透明な水彩絵の具。ガッシュ
  • ベラム紙:子牛や子羊の皮をなめしてつくられた上質な皮紙。
  • マケット:模型。特に彫刻のための試作のひな型。絵を描く前の構図スケッチの立体物Ver.
  • マッス:1つのまとまりとして把握されるかたまり。

グアッシュはガッシュかな?は想像できたけど、他はあまり記憶に残ってなかったり、知らなかったりで、後で調べて脳内補完してました。
特にマッスなんてフランス語でそんなの知らんわーって感じです。

説明読むの苦手なんで、昔は一生懸命読もうとしてたこともあったけど、読んだところでこういう用語多めでわかりにくいし、どうせ忘れちゃうから興味を持ったところだけ斜め読みする程度になってきました。

何ごともその分野に精通してる人って、前提知識のハードルが高いとか、知らない人の気持ちがわからないって感じる内容が多いからもう諦めちゃったんですよねぇ……まぁそれが私がブログを書いてる理由の1つにもなってるんですけど。

後半は撮影OKエリアも

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作品との記念撮影、動画撮影、接写、撮った写真の編集加工などはNGとのこと。
私がこの展覧会に興味を持ったきっかけはインスタの動画だったんですけどねぇ……あれれ~?おかしいなぁ?

ブログに載せるのは自己責任ということで、人の顔が写ってないのを少しだけ。

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キービジュアルにもなっている日本初公開の大作《花と果実》。
410×870cmの大きな作品で、グアッシュで塗った紙を切り抜いては配置した切り紙絵で作られています。色合いとバランスがかわいい。

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昨年のマティス展でも触れましたが、フランスのヴァンスにはマティスが携わったロザリオ礼拝堂があります。こちらはその礼拝堂のマケット(模型)。

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今回興味を持ったきっかけとなったのが、このロザリオ礼拝堂の空間を再現した展示でした。

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ステンドグラスも再現されていて、

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時間経過による日差しの入り方の変化も楽しめるようになっていて面白かったです。

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今回の展示を見ているうちに、昔の自分がなんで写実的なものを好んでいたかというと、もしかしたら「きちんとしてなきゃいけない」という思い込みが強かったからかもしれないなぁ……とふと思い至りました。

マティスの骨格など無視したようなデフォルメ化とか、絵に描かれている調度品の実物と見比べて気づく崩し方とかそういうのを見ているうちに、「きちんとしてなくたっていい」と思えるようになった今の自分だからこそ、マティスのよさが見えてきたのかなぁと。

私は幼稚園の頃からずっと身近に絵の上手い子が周りにいっぱいいて、ずっと落書きしてる子だったのが、コンプレックスを感じて絵に向き合えなくって、だんだん描かなくなったりしてたんです。
まぁ所詮その程度の熱意だったんで、たまに描くと楽しいなぁくらいに落ち着いたんでいいんですけど、「上手くなりたい」が「上手く描けなきゃ」になるとつらいんですよね。

もちろん今も好き嫌いの好みはあるんですけど、嫌いと言っても私に合わないだけだし、《ダンス、灰色と青色と薔薇色のため習作》のように人体のデッサンが装飾壁画のためのデザイン化されていく過程を見るのがやっぱり面白いし、初期の油彩絵もキレイだけどマティスが輝くのはいろんなタッチや技法を試すようになってからだなぁと改めて感じた展覧会でした。

特設ショップ

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思いのほかグッズがかわいくて、しかもお手頃価格で今回のグッズ展開もいい感じでした。

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チケットホルダーがかわいくて、日常的にも使えると思ったので購入しました。

ついでにしあわせ招くネコのカタチ展

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地下1階ではしあわせ招くネコのカタチ展をやっていて、いろんな招き猫を見られて面白かったです。

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平成、令和は定番という感じではないけど、それでも時代による招き猫の変化ってあるものなんですね。

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オリジナルの招き猫を作ってもらえるキャンペーンもやってました。

地図

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