地中美術館
住所:香川県香川郡直島町3449-1
TEL:087-892-3755
営業時間:10:00~ 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
禁煙 駐車場:あり
アクセス:ベネッセアートサイト直島場内 無料シャトルバス 地中美術館で下車
※上記は2022年9月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
点数は少ないながらもモネの睡蓮など作品のためにつくられた空間でじっくり味わえて大満足
瀬戸内海にある直島には、地中美術館、ベネッセハウスミュージアム、李禹煥美術館など様々な美術館やアートプロジェクトが点在しているのですが、ファーストインプレッションで惹かれた地中美術館に行ってみたところ、大満足の時間を過ごせました。
チケットセンターショップ
町営バスでつつじ荘に向かい、そこで無料シャトルバスに乗り換えて地中美術館に向かうとチケットセンター前に到着します。
駐車場で猫さんが虫か何かに夢中になっていました。
地中美術館は15分ごとの時間枠で入館人数の制限があります。
日時指定でオンラインチケットを事前予約することができ、オンラインチケットの残数がある枠であれば当日現地購入することもできます。
事前予約であっても、このチケットセンターでQRコードを提示し、鑑賞券と引き換える必要があります。
最初に検温や消毒を。
こちらのカウンターで鑑賞券を受け取り、案内を受けました。
ロッカーに荷物を預けることもできましたよ。
隣にはグッズストアがありました。
瀬戸内ならではのドリンクなども販売しています。
蒸し蒸しして暑かったのでさっぱりしたくて、小夏ドリンクをいただきました。
ごみ箱が見当たらず、ずっと持ち歩くことになったのでそこは注意です。
鑑賞券を受け取ったあとは、坂道を歩いて美術館へ移動。
道中にはお花がキレイに植えられていたのですが、ここはクロード・モネが造園したジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに構成した庭園「地中の庭」だったようです。
私が行ったときは業者さん?がたくさんいてお手入れをしているようだったので、深入りせずに通過してしまいました。
安藤忠雄さん設計の地中美術館
地中美術館に到着しました。
この緑に囲まれた中の無機質な建築は安藤忠雄さんの設計によるもの。
上に地層が見えるように、この建物は大半が地下に埋設されているので地中美術館という名前なんですね。
「自然と人間との関係を考える場所」として、島の景観を損なわずに作品を恒久設置するために地上0階・地下3階のアイデアが生まれたのだそう。
俯瞰すると四角形とか三角形の穴のように見えるのですが、天井が開いていて地下にいながらも自然の天候を感じられたりする不思議なつくりになっています。
地中美術館は館内撮影不可なので、撮影できるのは館内受付の前まで。
中にはクロード・モネの「睡蓮」やウォルター・デ・マリアの作品などがあり、展示数はそんなに多くはないのですが、部屋ごとに作品や作者にあわせた空間づくりがされていて、1つの作品に全身で没入できる感覚がほかの美術館で味わったことがないもので、私は満足度が高かったです。
特に自然光のもとでじっくりモネの「睡蓮」を堪能できるクロード・モネ室はたまりませんでした。
展示を観終わったあとは、地中カフェという海を眺めながらお食事を楽しめるスペースで、「バニラアイスとベーグル」と「バングラディッシュ産オーガニック紅茶」をいただきました。
宮浦港までのんびり歩いて行きました
忘れ物をしてバスを逃してしまったのですが、それをお昼のバスがない時間帯にやってしまって、どうしようかな~と思っていたところ、宮浦港への案内看板が見え、歩いてみることに。
Googleマップによると徒歩25分とのことで、気長に行くことにしました。
海が見えてくるのはいつだってテンションが上がります。
カラスたちが水浴びしていました。
しばらくは人と会うことがほとんどなく、たまに車が通るくらい。
外ヶ浜オリーブ公園なるところがあったので少し休憩。
【直島】たまたま辿り着いた外ヶ浜オリーブ公園 - YouTube
フォトスポットもありました。
私はこの長いのぼり坂をくだってきたのですが、のぼるとなるともっと大変そうだなぁ…。
公園を越えると住宅街に。
謎の像がいっぱい置いてあるところがありました。
ようやく港まであと10分のところまで来たなぁ…と思ったところ。
港に近づくと公園がちらほら。
のんびり歩いたので結局1時間近く歩いてしまいました。笑