B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-
@日産スタジアム
2023年9月2日(土) OPEN 15:00 / START 18:00
【セトリ・ネタバレあり】B'z35周年、気づけばライブに通って15年、今も感動できる幸せ
気付けばB'zのライブ歴も15年。初めて行ったときは20周年でしたが、もう35周年という年月の経過にビックリです。
まだツアー中ですが、セトリやライブ内容についても触れているので、この後ライブが控えて楽しみにされている方はご注意ください。
私は思いがけず某社長のSNSで軽くネタバレを食らって萎えたので。笑
久しぶりに小机駅から
日産スタジアムは小机駅の左手(北口)にあるのですが、久しぶりすぎてつい案内を見逃したのもあって、一瞬どっちだっけ?と止まってしまいました。笑
小机駅ってこんな天窓がかわいらしい構造だったんですね。
マリノスの装飾やステーションブースなどが増えていたのもビックリしました。
この道を通るのも久しぶりすぎて懐かしいです。ここもマリノス色が濃くなっていたのにまた驚きましたが。
路面では水など売られていましたが、その中に親子で販売している方たちがいて、「稼ぎたいって言うんで手伝ってもらってるんですよ~」とおつり用意のお手伝いをしている子がいてほっこりしましたw
遠くからでもすでに人がいっぱいいるのが確認できますw
会場の様子
ガチャガチャコーナー付近は特に人混みがすごそうです。
ツアートラックの所はガチャガチャの横を通らないと行けないけど、抜けさえすれば思ってたよりギュウギュウではなさそう。
場外エリアのレイアウトはこのような感じ。
日産スタジアムはある程度、地理を把握してるのですぐ理解できましたけど、やっぱりスタジアムクラスは現在地の提示はあるし、必要ですね。
CD売場。
グッズ売場。
ガチャガチャの所までやってきました。
B'zのロゴ入りカップのドリンクやかき氷が買えるSTARS Cafeは大人気でした。
今回小机から行った理由がこのフードエリアで、最初は新横浜で腹ごしらえして行こうと考えていたのですが、フードエリアのラインナップおいしそうじゃない?と思い直したからでした。
今回はジューシーランプ肉のシュラスコステーキをいただきました。
思ってたより少なかったけど、おいしかったです。
列と時間を鑑みてやめたけど、パリッじゅわっレモン香る若鳥の唐揚げもやっぱり食べたかったなぁ…。この時は列が少なかったけど、そんなに食べられないと思ってやめちゃって、次見た時は他と変わらない列ができあがっていました。
フード注文をしたのでステッカーもいただきました。
ツアートラック
フードエリアの奥、しんよこフットボールパークの手前にツアートラックが2台並んでいました。
ツアーロゴVer.
アー写Ver.
背面にもロゴが入っています。
ガチャガチャ・フードエリアへの入出場の道は限定されていたので、これまであまり歩いた記憶のない道を通って新鮮でした。
横浜国際総合競技場って名前、久しぶりに見ましたw
私は2019年も2022年も紙チケットだったので、今回初めてB'zで電子チケットでした。
同行者の登録が必要な分、電子チケットの取得に分配の必要がなくて、それぞれで受け取ればいいのは便利ですごくいいですね。
早くからリセールのマッチングシステムを導入したり、個人間取引が横行していた2010年には入場時に初めて席がわかるというシステムを取り入れた時にも思いましたが、B'zにとっては不正販売防止の対策となり、お客さんにとっては利便性のあるWin-Winのシステムを採用してくれるのが嬉しいですね。
入場して、暑くてヘトヘトだったので久しぶりにかき氷をいただきました。
ふだんなら甘いと思うんだろうけど、この時はこれを求めてた!って感じで癒されました~。
シャリシャリ感もちょうどよくておいしかったです。
空いていそうなトイレを探し回って、比較的列が少なかった所に並んだら10分くらいで用を足せたのですが、出たら列が3~4倍くらいになっていて、絶妙なタイミングで入れてよかったですw
フードエリアでごはん買った時も、入場も、かき氷や飲み物買う時もほぼ並ばなかったし、タイミング完璧だったなぁ。笑
初めて行った時から15年経ったけどやっぱりPleasure最高です
私が初めてB'zのライブに行ったのが2008年の20周年公演、Pleasure-GLORY DAYS-の日産スタジアムでした。
当時の私はなんで行ったんだろう…?と考えてみたら、その時好きだった人がB'z好きだったからというのを思い出してしまったのですが、それを差し引いても元々曲は聴いて育ってるし好きな曲もあったので、初めて見た生B'zは懐かしさの込み上げの連続で、稲葉さんの歌唱力やかっこよさ、B'zの醸し出す空気感のあったかさなども相まって、一気に心を摑まれてしまい、気づけばその好きだった人よりも好きになってしまいました。笑
それから15年、またB'zの日産スタジアムに帰ってきたのですが、今回は初B'zの友達を連れてきたところ、友人も15年前の私と同じようにエモさが爆発していて、パフォーマンスや演出に魅了されているようでした。
まずライブが始まる前ビジョンに流れていた過去映像や、これまでのジャケットやライブの象徴がちりばめられたオープニング映像がエモすぎて、B'zが重ねてきた歴史につい思い出話に花が咲いてしまいます。
B'zに注目していなくてもたくさん認識されている、しかもラグビーでおなじみの『兵、走る』などのようにそれが今も続いているというB'zのすごさを改めて感じますね。
そして開演、初っ端から『LOVE PHANTOM』のイントロに、いきなりテンションがトップギアまで上げられます。
最近の音楽は曲を聴いてもらうために15秒で掴むだとか短くするだとかなんて話もあったりしますけど、1分以上あるイントロのワクワク感というのはたまらないなとB’zやラルクのライブに行く度に思いますね。
ライトがついて初めて、ビジョンの後ろに高層ビル群がそびえ立っていたことに気づいてビックリ。
その後もツアーロゴが登場したり、ビジョンにいたイラストの稲葉さんと松本さんが巨大な実物として飛び出してきたり、3つのモニタだと思っていたら実は1つの大きなビジョンだったことに驚かされたり、ステージの段階を踏んだ変化のある仕掛けの演出にワクワクさせられっぱなしでした。
アメリカンなセッションやステージの雰囲気に、そういうテーマパークに来たかのような感覚でしたw
『恋心(KOI-GOKORO)』や『NATIVE DANCE』には軽い振り付けがあるのですが、15年前のPleasureでもやっていて、「何これ!私もやりたい!」とワクワクしながら見様見真似で踊って楽しんだ思い出がよみがえります。
『NATIVE DANCE』といえば、曲に入る前の清(きよし)さんのベースソロもカッコよかったですね!
2019年のモヒニ・デイさんもめちゃくちゃカッコよかったですが、清さんもまた違うカッコよさがあって、ほかでもTOKIEさんといい、なんでベーシストの女性ってこんなカッコイイ人がそろってるのでしょうw
『イチブトゼンブ』のバラード始まりも素敵だったし、『もう一度キスしたかった』からまたエモすぎるセトリがとにかく続きます。
川村ケンさんのキーボードもいいなぁとなりながら酔いしれてしまいましたし、野外のスタジアムでも届くマイクなしの地声から始まった『Calling』も『太陽のKomachi Angel』も『LADY NAVIGATION』もいまだに激アツで、テンションが上がりまくりです。
GLORY DAYSでは「SOUND JOKER」という2人が初めてセッションしたスタジオを模したセットで、B'zの2人だけで進める小コーナーがありましたが、今回はバーで乾杯する姿にほっこり。
『BIG』『JAP THE RIPPER』と懐かしい曲が続いたと思いきや、最新アルバムから『YES YES YES』も。
場内のレイアウトを見て、もしかしてアリーナの外周の移動もあるかもなとは思っていましたが、まさか稲葉さんが自分の足でぐるっと一周してくれるとは思ってなくて、目の前を稲葉さんが走っていることにビックリしたし嬉しかったです。
すでにテンションは上がりすぎているのに『ultra soul』でさらにギアが一段上がって、しかも曲の途中で『BAD COMMUNICATION』が挟まれるというサプライズ展開、続く『IT'S SHOWTIME!!』はB’zの中でもトップクラスに好きな曲で、まだ畳みかけてくるかという怒涛の流れとカッコよさに震えましたw
トップクラスに好きな曲は『Sanctuary』『X』『LOVE IS DEAD』『ギリギリchop』『Raging River』『今夜月の見える丘に』『ZERO』『もう一度キスしたかった』『ultra soul』『juice』『IT'S SHOWTIME!!』『MY LONELY TOWN』『スイマーよ!!』『Liar!Liar!』『WOLF』と次々浮かんでしまって、10曲にも絞れないんですけどね。笑
『君の中で踊りたい』は最初期の曲で、TM NETWORKのサポートも務めていた松本さんのB'zの作曲は当初打ち込み主体だったものですから、これが重低音の効いたゴリゴリのバンドサウンドで聴けるというのが激アツです。
デビュー当時は知らなくても、これまたGLORY DAYSの「SOUND JOKER」で『だからその手を離して』のカラオケ音源をバックに演奏して回っていたという再現を聴いたりもしていましたしね。
CDを買わなくなってiTunesでしか聴かなくなったことで「STARS」も聴いてなかったから『君の中で踊りたい2023』の存在も認識しておらず、自分の中では勝手に余計にサプライズでしたw
『STARS』でのお客さん1人1人が輝いて見えるという稲葉さんの言葉は嬉しいし、掲げられたスマホのライトはとてもキレイな光景でした。
「Pleasure(プレジャー)」というのはB'zの5年ごとの周年ツアーライブのタイトルであり、ベストアルバムのタイトルであり、『Pleasure~人生の快楽~』という曲もある特別な単語で、この曲は1991年、1998年、2008年と節目でリニューアルしながら音源化されており、一部の歌詞が年ごとに変化して、ライブでやったり音源で出たりするたびに人生の経過を感じるようになっています。
その『Pleasure~人生の快楽~』が2023年バージョンとしてラストを飾るというのがまたアツくて、とうとうアイツと再会したのもエモいし、「何が起きても自分次第、人はいつからだって新しくなれる」の新しい歌詞がまた今の自分に響きます。
私はB'zの歌詞に自分を重ねて、何度もハッとさせられて私の中の礎となり、たくさん助けられながら人間的に成長してきたという思いが特にあるのですが、ちょうど今の自分のテーマのようなもので、私も一緒に歩んでいるなぁという気持ちがまた新たに強くなりました。
いろんなライブを見に行くようになりましたが、私はずっとB'zとラルクという2大巨頭のライブで育ったことでライブを見る目が肥えてしまっていたのだなぁと感じるとともに、ミュージシャンやアーティストとしてだけでなく、あの手この手で細部まで尽くして楽しませようとしてくれるエンターテイナーとして突出しているのだなぁと改めて感じました。
それにしても稲葉さんの舌出し手ハートは破壊力が高すぎて、近年めったに誰かにキャー!とはならないんですけど、さすがにキャーキャー叫んでしまいました。笑
ライブ終盤には大きな月が出ていてキレイでした。最後に花火も見れたし、B'zはなかなかの雨男ですが、いい天気に恵まれてよかったなぁ。
ライトアップされているわけではなかったけど、ライブ後にツアートラックのほうまで出向いている方たちもいらっしゃいました。
これからもB'zと共に人生を楽しんで歩んでいけたらと思います。
セットリスト
- LOVE PHANTOM
- FIREBALL
- RUN
- 夜にふられても
- 恋心(KOI-GOKORO)
- イチブトゼンブ
- NATIVE DANCE
- もう一度キスしたかった
- Calling
- 太陽のKomachi Angel
- LADY NAVIGATION
- BIG
- JAP THE RIPPER
- YES YES YES
- 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
- ultra soul~BAD COMMUNICATION~ultra soul
- IT'S SHOWTIME!!
- 君の中で踊りたい2023
- 兵、走る
- STARS
- Pleasure~人生の快楽~
サポートメンバー
Guitar:YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA
Drums:青山英樹
Keyboard:川村ケン
Bass:清