スマホゲームにまつわる単語について。しえるです。
普段スマホでゲームをやらないと耳慣れないと感じたゲーム用語の意味を要約してまとめてみました。
【スマホゲーム】ソシャゲ用語「コモン」「完凸」「限凸」「すり抜け」「天井」「リセマラ」「詫び石」などの意味とは?要約メモ
ソシャゲ
ソーシャルゲームの略。SNSアカウントがあればウェブブラウザ上で遊べるゲーム。
今はアプリ化しているものも多い。
本来の定義は上記のとおりだが、ソシャゲのようにガチャや課金でキャラクターや装備・アイテムを入手して遊ぶスマホゲーム全般に使われることも少なくない。
ブラゲー
ブラウザゲームの略。パソコンやガラケーのウェブブラウザ上で遊ぶゲーム全般。
ガチャ
ゲーム内通貨を消費して、装備やキャラクターなどがランダムで手に入るシステム。
10回連続で引くことは「10連(じゅうれん)」と言う。
ゲーム内通貨はある程度は無償でも手に入れられたりするが、それ以上欲しいときは課金が必要。課金で入手した有償通貨でしか引けないものもある。
ガチャ石
ガチャを引くのに必要なアイテム。ジェムやジュエルなど宝石のようなものが多いので「石」と呼ばれるようになったと思われる。
アンコモン
レアリティの種類。単語の意味は「珍しい」だが、レアリティ界だとだいたい下から2番目。
uncommon:珍しい、まれな。
コモン
1番レアリティが低いこと。希少価値なし。
common:一般的な、普及している。
レアリティ
アイテムなどの希少性。
N(ノーマル)、SR(スーパーレア)、UR(ウルトラレア)などの文字や星の数でレア度が表されたりする。
課金
ゲーム内のアイテムを買ったり、ガチャを引いたりするためにお金を使うこと。
廃課金
人によって感覚は変わるが、驚くくらいの金額を課金していること。
無課金
お金をかけずにプレイすること。
完凸(かんとつ)
一定のレベルに達した(カンスト)後も、限界突破(限凸)で強化できるシステムのゲームで、限界突破の上限に達すること。今あるシステム上でできうる限り、完全にレベルを上げ切ったこと。完全限界突破の略と思われます。
限凸(げんとつ)
限界突破の略。元々のキャラクターやアイテムの能力値の上限を超えて強化すること。一定のレベルに達した(カンスト)後に、「限界突破」と称して強化できるゲームシステム。
3凸、4凸のように、数字に凸をつけたものは強化回数を表しており、無凸は限界突破していないことを指す。
確定演出
元々はパチンコで大当たりが確定した時に出る演出のこと。
ソシャゲ界隈では、ガチャで最高ランクを引けた時に出る特別な演出のこと。
すり抜け
ガチャを引いて、ピックアップキャラが出る最高ランクが確定したものの、ピックアップキャラ以外が出てしまうこと。Sが出たけど、じゃない方が出たという感じ。
天井
ソーシャルゲーム等のガチャで一定回数利用すると、通常の出現確率とは関係なく、特定のラインナップのアイテムをもらえること。ガチャの最低保証システム。
たとえば10回引いたら目玉商品が最低1つは確実に手に入るといった形など。
リセマラ
リセットマラソンの略で、何度もゲームのリセットを繰り返すこと。
主にスマホゲームで、ガチャなど特定のアイテムを手に入れるまで、アプリのアンインストール・再インストールを続ける行為。
ログボ
ログインボーナスの略。ログインするだけでアイテムがもらえる。
詫び石(わびいし)
不具合があった時などに補てんで配付される通貨やアイテム。
【余談】主観によるソシャゲやスマホゲーの大まかな歴史
私は自分が通ってきた道のことしか知らず、史実に責任を持てるほどの知識はないので、ここでは私が見知ってきたソシャゲ・スマホゲーの代表作や思い入れのある遊んだタイトルを簡単に紹介します。
2000年代半ば~後半にかけて台頭し始めたmixi(ミクシィ)やMobage(モバゲー)、GREE(グリー)などによって定着したソシャゲは、パソコンや携帯電話のネットブラウザ上で遊ぶものでした。
ガラケー時代からJavaアプリという形で携帯電話で遊べるゲームもありましたが、それらは従来のゲームをガラケー用に移植したという形で、また別物だったと感じますし、正直言うとわざわざガラケーでやらなくていいというレベルでした。
2010年代前半からはスマホが徐々に浸透し始め、ゲームアプリが主流となって今に至っていますが、ソシャゲの特徴を受け継いでいるために、一緒にまとめられることも多いです。
また、今でこそポケモンGOやドラクエウォークのような位置情報ゲームは一般的ですが、位置情報ゲーム歴15年を超える私が知る歴史もついでに紹介します。
2003年のサービス開始より今なお続くコロプラの『コロニーな生活』。
位置情報ゲームのはしりで、仮想通貨プラを集めてコロニーの発展を目指す。
私がやっていたのは2005年に始まった『コロニーな生活☆PLUS』で、コロプラという会社名の基になっています。
この画面は一応アプリですが、ガラケーのブラウザゲームで数字キーにリンクのショートカットが割り当てられていた名残りが窺えます。
国盗り(くにとり)
2005年のサービス開始より今なお続く『ケータイ国盗り合戦』。
位置情報を取得するとその地域を統一でき、全国統一を目指す。
2007年に始まって今も続くGREEの釣りゲーム。
サン牧
2009~2016年まで続いたmixiの『サンシャイン牧場』。牧場で作物や家畜を育て収穫していく。マイミク(フレンド)の牧場に行ってお手伝いしたり、いたずらしたりできました。
怪盗ロワイヤル
2009年に始まった、他のユーザーにバトルを仕掛けてお宝を盗み合う『怪盗ロワイヤル』は今もモバゲーで遊べます。ワカマツカオリさんのイラストが好きでした。
ドラコレ
2010年にGREEで配信されたコナミデジタルエンタテインメントの『ドラゴンコレクション』。
モンスターカードを題材にしたゲームで、2024年夏にアプリはサ終したが、ブラウザ版は継続中。
2012年のサービス開始より今なお続くガンホーの『パズル&ドラゴンズ』。
モンスターを収集・育成し、パズルでダンジョンクリアを目指す。二宮和也さんのCMでもおなじみ。
ガンホーはパズドラで売れたって聞く機会がたまにあるけど、私はラグナロクオンラインの会社だと思ってます。
モンスト
2013年のサービス開始より今なお続くMIXIの『モンスターストライク』。
育てたモンスターを指で引っぱって弾き、ピンボールのように敵に当てて倒すゲーム。
2014年のサービス開始より今なお続くCygamesの『グランブルファンタジー』というRPG。元スクウェア・エニックスの皆葉英夫さんや植松伸夫さんがキャラデザや音楽を手がけたことで当初から話題に。
写真は2016年、オーケストラ開催に伴って渋谷ジャックした際に109前で配布されたウェットティッシュと水です。
白猫
2014年のサービス開始より今なお続く『白猫プロジェクト』というアクションRPG。
最初に紹介したコロプラが配信しています。
FFRK
2014年のサービス開始より今なお続く、スクウェア・エニックスとDeNA共同制作の『ファイナルファンタジーレコードキーパー』のように、オリジナルではなく既成作品を題材にしたソシャゲもあります。
ポケGO(ポケゴー)
2016年のサービス開始より今なお続くナイアンティックの『Pokémon GO(ポケモンゴー)』。
社会現象となり、位置情報ゲームの知名度を一気に上げた。
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