モンハンアプデどころじゃなくなった…。しえるです。
11月18日に発売したポケモンの新作、スカーレット・バイオレット(SV)。
当初はやる気がなかったのですが、はじめしゃちょーの配信を見てたまらなくなり、思いがけず購入してどっぷりハマってしまいました。
軽いネタバレがありますのでご注意ください。
【ポケットモンスター新作】発売時には一切やる気なかったポケモンSVですが、どっぷりハマってしまいました。
購入を決めたきっかけ
私は発売前、この公式の紹介映像を見て「今回は購入しなくていいや」と考えていました。
「アルセウス的なオープンワールドは特に求めてないんだよな。配信ですらアルセウスは途中で見なくなったし」
「レッツゴー?バトルめっちゃ増えるやん」
「紹介されてるモンスター、特に購入を決めるほどには惹かれないなぁ」
「スカーレットのパッケージモンスターの移動の動き、気持ち悪いな……」
「ロケット団的なのはめんどいし、ヌシもめんどそうなんだよな…アルセウス見てる限り」
「レイドバトル要素興味ないから、テラスタル言われても何も惹かれない……(遅くにソードやり始めたから全然マッチしなかった記憶が…)」
「カメラアプリならむしろポケモンスナップやりたい……」
「ピクニックと言っても、前作のキャンプのカレー作りめんどかったしな」
正直ボリュームあるとわかりきっているゲームは、余程やりたいという気持ちがない限りはそれなりに買うまでのハードルは高く、やってしまえば面白いんだろうけど、1つ1つの要素紹介に対して、決め手になると感じるものはありませんでした。
ゲーム配信やYouTubeが身近な私にとっては周りがポケモンであふれるのはわかりきっていたことで、自分でやらないと思っていたからこそ、ポケモン配信を流しながら別のことをしていたんですね。
それが冒頭に書いたとおり、はじめしゃちょーの配信を見て一気に購入へ気持ちが傾くことに。
そのきっかけは本当に些細なことだったのですが…。
今回の物語、パッケージモンスターの浦島太郎的な展開から始まるんです。
この時、はじめしゃちょーが選んだバイオレットのミライドンがかわいすぎまして……。
それまでは何も惹かれていなかったのに一気に心を射止められてしまいまして、発売から3日経ったところで気持ちが高まりきり、バイオレットを購入してしまいました。笑
今作は学校が舞台
まずはキャラメイクから。
ソードは男の子でやりましたが、今回は女の子にしてみました。うちの子かわいい…!!
主人公は転入生としてアカデミーに入学します。
スカーレットかバイオレットかで学校の名前が変わるようですね。
ホシガリスのぬいぐるみがかわいい主人公の部屋。
主人公の部屋にあるSwitchは自分が使っているSwitchの機種が反映されているということを、VTuberの葛葉くんが話していて初めて知りました。
その時は「ガセネタ掴まされた」と言っていたけど、葛葉くんは「有機ELだから白」だって話していた時点で、自分は赤青だったから「本当じゃんw」と気がつきました。笑
ライバルの家の中にはジョアン・ミロのような絵が飾られていました。
今回のポケモンはスペインやポルトガルがモチーフらしいですが、ミロもスペインの画家なので、こんなところでも関連させているようですね。
今作の最初にもらえる御三家ポケモン。
口開きっぱなしのホゲータ(赤)も結構かわいいかも…w
始まりの天気が悪くて残念……。
ここはさすがにかわいすぎるニャオハを選びました。
学校では授業を受けたり、中間テストがあったり、図書館で本を読んだり。
数学の授業では、数学の問題だと思って答えたらゲーム内リアルの話でめっちゃモヤッとしましたw
毛量がすごくてビックリしました。笑
まさか先生たちと、恋愛ゲームのような親密度上がるイベントがあるとはw
自由度の高い旅の始まり、まだ天気が悪くて悲しい……。笑
スカーレットかバイオレットかで制服も変わるようで、ここでもバイオレット選んでよかった~って思いました。
ちなみに学校といっても老若男女いろんな学生がいて、授業も選択制だったりして、義務教育よりは大学のような誰でも入れる場所という感じです。
メインストーリーはクリアしました
とりあえず18個のバッジを集め、トップのチャンピオンを倒し、メインストーリーをクリアし終えました。
ポケモンの世界も単純な勧善懲悪ではなく、経緯をないがしろにせずに、人の話に耳を傾けるようになってきたんだなぁ……時代の変化を感じますね。
そこらのトレーナーも、突然バトルをふっかけてくるようないちゃもんがなくなりましたし。笑
日曜から始めたわりにはなかなかエグい総プレイ時間になっているくらい、のめり込んで遊んじゃっていますw
最近は未踏の地を訪れたり、捕まえたポケモンを進化させまくって図鑑を埋めたりしています。
SVをプレイしていて楽しいところ
あれだけ興味なかった自分が時間を忘れて楽しんでいますw
ミライドン愛だけで始めたバイオレットで、ゲーム自体に変な期待はなかったので、全体的にはとても楽しめていると思います。
ストーリーもドラマがあって面白いですし、新しいポケモンに出会うのもやっぱり楽しいですね。
正直この後書くように、モヤっとするところはたくさん出てくるのですが、それを補って余りある楽しさがあるので、「こうだったらもっと良かったのになぁ~」くらいの感覚です。
ミライドンと主人公が愛しすぎる
もう最初の浦島太郎で心は掴まれていましたので、ストーリーが進めば進むほど、愛着は湧くばかり。
主人公もまた、キャラメイクや着替えで自分好みにしていってるので愛着が湧きまくりです。
プロモ映像見てただけでは何も思わなかったけど、今ではもうミライドンの表情がたまりません。
貯蔵施設のねずみ返しってちゃんと効くんだな…って思いました。
写真撮るのが楽しい
広大なフィールドで景色もキレイなので、すぐに記念撮影してしまいます。
うちの子がかわいくて仕方ないので、撮りがいがあって楽しいですね。
かわいらしい街並みも素敵ですね。こちらはスペインのマニセスモチーフでしょうか?
ポケモンと一緒に撮ることもできます。
ポーズもつけられるので、こんな写真も。
ただ、CMで見ているようなかわいい写真を撮るのは結構ムズくね?とも思っています。
ピクニックに行くと…
寝てる姿が撮りやすくてほっこりします。
技の変更が便利に
ステータスメニューから技を思い出させたり、わざマシンを使ったりできるので、いつでも自由に変更することができます。
剣盾でもポケモンセンターでできて便利だと思いましたが、どこにいてもできるのはアツいですね。
しかも技を変更すると使ったPPが回復するというチート仕様で、利用している人もいるようです。
ポケモンセンターの隣にはわざマシンマシンがあり、自分でわざマシンを作ることもできちゃいます。
エンディング曲にビックリ
普通にトレーラーに使われていたので書いてしまおうかと思いますが、私はクリア時点でこのトレーラーを見ていなくて、曲自体は知っていてMVもかわいらしくて元々好きだったけど、まさかエンディング曲だとは思っていなくて本当にテンションが上がりました。
まさか日本のゲームのエンディングがエド・シーランだとは…!!
『Celestial』がまた本当にピッタリでめちゃくちゃエモくて、久しぶりにエンディングロールに音楽で惹き込まれちゃいました。
SVをプレイしていてモヤるところ
ゲーム自体は面白いですが、モヤるところはちょくちょく出てきます。
パッチが欲しいところなのと、今後の続編が改善されてくといいなぁ~というところです。
新しく街に着いた時の楽しみが少ない
私はこれまでのポケモンで、新しい街に着いたらとりあえず全部の建物を回って、人に話しかけまくっていたのですが、オープンワールドになった結果、街が広すぎて、しかも剣盾で感動した動線の良さが消えてしまい、移動が大変なので初見で回る以外にはあまり寄りついていません。
ただ移動距離が長いだけという印象が強くなってしまい、人に話しかけるのも億劫になってしまいました。
似たような建物が並んで目印が少なく、方向音痴の私には結構しんどいんですよね。
地図はある程度読める方向音痴なんですが、地図見ながらじゃないと歩けません…。
今回は民家にお邪魔することもできないので、建物の中に入る機会がたいへん少なく、ジム以外には一部店舗と街独自の施設くらいしか入ることができないので、新しい街に着いた時にワクワク探索するということがなくなってしまいました。
しかも数少ない、中に入れる店舗で、新しいサンドウィッチのレシピを得るために訪れる必要があるサンドウィッチ屋さんが地図上で判断できなくて、いっつも探してしまいます。
1つの街の中で同じお店の重複も多いのに、用事が多いお店にピンを指すことができないので、どこに行けば欲しいものを買えるかというのも未だに覚えられていません。
オープンワールドでピンが刺せず、目的地1か所しか設定できないのはなかなかエグいと思いますし、訪れたことがある土地かどうか知りたいなぁという気持ちもあります。
ストーリーを攻略している間はある程度、どの方面に行ってないかはわかるんですけど、全部終わってしまうと、間の道のりでどこがまだ行けてないのかわかんなくなっちゃうんですよね。
今はそらをとぶタクシーの拠点でなんとか判断していますけど、探索していて見つけた場所がどこだったかもうわからなくなってるだろうなぁ…w
あとお店から出てくる時、前に向かって進んで入ったお店から出てくると逆を向いているのはたしかに自然な流れなのかもしれないけど、移動の入力が一気に逆向きになるのが慣れず、毎回もう一度お店に入ってしまいます。
建物入る機会が少ないからこそ、次の時には忘れちゃうんですよねぇ…。
他にも、地図やカメラの向きで引っかかることはちらほら。
主人公が顔を向けている方向へカメラが勝手に動いちゃうのもやめてほしくて、例えば「く」の字の道を歩く時、視点は終点に向けたいのに、視野となるカメラが勝手に「く」の折り目を向いてしまって、開始早々、必死にカメラ操作で抵抗したのを思い出します。
全体マップを開くと北固定かグルグル動かせるかを選べるんですけど、右下のミニマップを北固定にはできないのも地味にやりづらくはあります。
モンハンのマップが北固定なように、俯瞰で進むなら地図は北固定で、どっちを向けばいいかだけ考えるほうが簡単だと私は感じるんですけどね~。
そんな感じなので、このゲームでは道がわからなくなったらとりあえず上へ上へと進んで、上から見下ろして判断することが多くなり、高い場所大好きな人みたいになっています。笑
(このマリナードタウンはおそらくポルトガルのリベイラ市場かな?)
てっぺんから撮るとまた普段とは違う構図の写真が撮れるので、映えのために危険を冒す人みたいにもなっちゃっていますw
あともう1つ、絶対わかりやすいのが海ルート。
ストーリー攻略中にどうやって行けばわからなくて困っていた時、外周の海も進めるようになったと気づいて試してみたら、あっさり目的地に着くことができましたw
どうやって取れば……?
ポケモンGOにも登場していたコレクレーがあちこちに潜んでいるのですが、
こういうような先端にいる時、当たり判定で飛び跳ねる仕様で一生取れないと感じる場所が出てきて困っています。
はじめしゃちょーが図鑑を埋める配信をしている時にも同じ場所で引っかかっていたので「やっぱり困るよなぁ?」って思いました。
求められているのはキャラコンなのでしょうか……。
カメラワークや機能にモヤモヤ
カメラアプリを使うとこのような画面になるのですが、ズームも主人公自体の移動もできないのは、モンハン勢であり、リアルカメコでもある私にとっては非常にやりづらくて仕方ありません。
写真を撮れるスマホロトムは宙に浮いてるのに、自撮りになると手持ちになって画角に制限かかるのは謎です……。
上キーを押してポーズを取った後、戻ってガイドOFFするのにAを2回押さないと表示が消えないのもよくわかりません。
斜面だったり、岩の上に乗ったポケモンなどとバトルになると画角がめちゃくちゃになって、視野を動かしてもどうにもならない時もたまに出てきます。
ひどい時は相手ポケモンのステータスが見えなかったり、葛葉くんの配信では自分のポケモンより手前にトレーナーがいて、トレーナーがゼロ距離でポケモンに向かってモンスターボールを投げている…なんてこともありました。
また、フィールド上にはこのような杭が登場するのですが…
抜く時、なんでこの画角固定なの?ってめちゃくちゃ思います。笑
なんでアルバムないの……
あれだけプロモでカメラ撮りを推し、各ジムなどクリアするごとに記念撮影して終わるのにもかかわらず、写真を振り返れる機能が見当たりません……。
モンハンライズで、サンブレイクという大型コンテンツが追加されてもアルバム300枚上限のままなの~って嘆いていましたが、アルバムがあるだけ幸せだったんですね…。
容量の問題なのか何なのかわからないですが、こういった写真をゲーム内で振り返れないのは寂しいと思います。
なんでトレーナーアイコンは自撮りできない?
今回のトレーナーカード的な存在であるプロフィールの写真と円形のトレーナーアイコンは写真変更ができるのですが、この写真変更はその場で新しく撮影するか、初期化の2択しかなく、しかもトレーナーアイコンはなぜか自撮りができない仕様なのです。
(猛者は友達に自分の格好をさせて撮っているようですが、そこまでして撮りたいとは思えません。笑)
これもアルバムがないことから派生していると思うのですが、モンハンのギルドカードみたいに気軽に写真を変える気は起こらないですね。
んで、そうなるとゲーム上で写真を見返すことはほぼない、撮りっぱなし状態に……。
こんなこと話すトレーナーもいたりして、マジでただのバグ?説も。
バグは大なり小なり、それなりに多発します
1番焦ったのは、3日連続エラー落ちしたことですかね。
深刻な被害は受けておらず、それなりに直前のデータから再開できているので困ってはいませんが、怖いところではあります。
1番地味に萎えるのは、見えていたはずのテラスタルや落ちているアイテムなどが近づくと突然消えるバグでしょうかw
わかりやすいところで言うと、オープンワールドなのでそこら辺をポケモンがうろちょろしているのですが、たまに壁にめり込んでいて戦闘に移れない子もいたりします。
昨日は画面の奥で、野生のキリンリキがすーっと落下していってて笑ってしまいました。
ディグダのような地中を進む系では特に、レッツゴーや直接バトルの当たり判定がめちゃくちゃになって迷子や立ちつくしてしまうことも多いと感じます。
たまーにレッツゴーできなくなっちゃうのも何なんだろう?
海を泳げないポケモンは浮き輪のような補助が出てくるのですが、
初めて認識したのがこの時で、「この白いのは何だ…?」となってしまいました。
川の上の橋が水判定になるのもちらほら見られ、たまに橋の上を魚ポケモンが泳いでいます。笑
ルートが自由だからこそ…
今作SVでは3つのストーリー軸があり、ジムリーダー・ヌシ・スター団のそれぞれでバッジを集めるのですが、どういう順番で攻略していくかは自由となっています。
ただ、自由と言ってもそれぞれボスのレベルがあるから、ある程度の順番は限られているようなもので、各リーダーの紹介文に記されたポケモンのタイプと「駆け出し」「慣れてきた人向け」「中堅どころ」「狂暴」「非常に危険」「最強」といった表現で強さの目安を参考に回ることに。
正直、同じようなレベルを表す言葉から、別ルート間でどっちがより強いのかを汲み取るのはなかなかに難題です。
そして私は後半、1番レベル高いところを早めに選んでしまい、初めての全滅(ロックブラスト4倍はキツかった…)でレベル上げを図った結果、その後の移動もバトルもヌルゲーに……。
時代によってレベルの感覚は変わるものですが、ポケモンリーグ前にこのレベルはやってるなってさすがに思いました。苦笑
説明に出会うタイミングも自分の動き方しだいなので、進め方しだいでは「何これ?」という機能がちょくちょく出てきます。
私はしばらくの間、ピクニックでのサンドウィッチを作っていなかったので、アイスの屋台や料理屋さんに出てくる「○○パワー」という言葉が何なのかがずっとわからないでいました。
剣盾だとテントの中に入ればカレーを作れたのですが、SVはピクニックを始めるだけじゃなく、テーブルを調べないとサンドウィッチ作りにたどり着けなくて、私はポケモンのタマゴ用のバスケットを調べて「何もない……って何??」となって放置していたのです。
そしてそれがわかった今も、効果は30分とか残り時間とか、どこでわかんのよって思ってますw
図鑑が使いづらい
今回の図鑑は1種類1冊の本のようになっていて、その背表紙がずらりと並んでいる形なんですが、左右に1冊ずつしか動かせないから、400種類もあるのにスキップもできなければ、検索機能もなく、番号順や五十音順などの並び替えをすると選択していた本がリセットされて最初に戻ってしまうので、進化とか調べたり、お目当てのポケモンを探したりするのが非常に大変です。
毎回リセットされて、どこにお目当てがいるか分からない400匹分の横スクロールは、非常にめんどいです。
そんな中、図鑑を作ったジニア先生が中間テストで使い心地に関するアンケートを挟んできて、選択肢が「使いやすい」「まあまあ」「あまり使ってない」はずるいなーって思いました。
実際は「ちょくちょく使うけど使いづらい」です。
写真はかわいいんですけどね。
たまたま渋谷に行ったので…発売日の様子
発売日当日、たまたま渋谷に行っていたのですが、めちゃくちゃポケモンSVモードでした。
街頭のオーロラビジョンもポケモンSV。
ツタヤ前にはパッケージモンスターのコライドンとミライドンが。
こんなにハマると思ってなかったから適当にしか撮っていなかったのが悔やまれるけど、それでも今見るとこのミライドンかわいい……。笑
センター街のフラッグもポケモンSVでした。