FINAL FANTASY X(ファイナルファンタジー10)は最も思い入れのあるゲーム。しえるです。
ドラクエにも多少は触れてはいるけど断然FF派で育ちました。
FFのおかげで「I・II・III・IV・V・VI・VII・VIII・IX・X」といったローマ数字を覚え、FFIXやFFXで初めてキャラクターに感情移入し、ストーリーに心を動かされるということを経験した子ども時代、中でもFFXは世界観がドンピシャで刺さって発売前からワクワクし、最ものめり込んで好きになったゲームです。
今月頭、そんな『FINAL FANTASY X』が『FINAL FANTASY X-2』とセットになったソフトが半額になっていて、散々迷ったのですが結局購入してしまいました。
昔のRPGは長くて大変だからPS2のメモリーカードから続きを遊べたらいいのになぁ…という思いはありつつも、当時子どもだった私が初めてゲームの内容に感動したFFXを、大人になった私が今プレイしたらどう感じるのかなぁという興味が湧いちゃいまして。
(ゲームは全部売ってしまったけど、思い出にメモリーカードだけ取ってあります)
そしたら開始早々、回想形式のオープニングで胸に来るものがあり、涙が込み上げてきてしまいました。ストーリーを知っているからこそ、視線とか間にグッとくるものがありますね。
最初に「スフィア盤(ステータスアップのシステム)を通常盤にするか上級者盤にするか」と「BGMをアレンジにするかオリジナルにするか」という選択がありました。
スフィア盤とはすごろくのような盤面上でコマを進めてステータスをアップしたり、アビリティを覚えていったりするシステムを指します。
何の説明もなく初見では意味不明な上級者盤は、他キャラエリアとの行き来がしやすいという仕様なのだそうですが、ぶっちゃけ約20年前のゲームをそこまでちゃんと覚えていないので、通常盤を選びました。
BGMはせっかくだし未体験のアレンジを選んだのですが、原曲の趣や良さが消されていると感じてしまったので、最初の村ビサイドで早々にオリジナルに変えてしまいました。
FFXはFFシリーズの中では珍しく、バトルを自分のペースで考えながらできるのが自分に合っていると感じて好きでした。
画面右上にあるとおり、自分たちパーティーやボスの行動順を確認しながらどう動くかを決められるので、どのタイミングで回復しようとか、相手の順番を遅らせる攻撃をしようとか落ち着いて考えられるのが嬉しかったです。
FFXはアルティマニアなどむさぼるように読んでいたものですから、モンスターやNPC(モブ)などのデザインは結構覚えていますね。
召喚士のヒロイン・ユウナは、バトル中に召喚獣を呼び出すことができます。
終盤はティーダ・ユウナ・アーロンのパーティーにほぼ固定して戦っていた記憶があって、ユウナは回復役の印象が強く残っていたので、召喚獣や他のメンバーをどう使っていたのかがあまり思い出せずにいます。
当時は攻略本(アルティマニア)を見ながら進めていたのですが、今回はネットで取り返しのつかない要素だけは調べて押さえ、あとはなるべく何も見ないでプレイしてみています。
現在はブリッツボールの大会直前で、以前は取得失敗した必殺技のジェクトシュートを覚えられたので、今度こそはルカ・ゴワーズを倒したいところですね。
松本まりかさんが演じているリュックが属するアルベド族は、特殊なアルベド語を喋るため、最初は何を話しているかがわかりません。
道中にアルベド語辞書が落ちているので、それを集めるとだんだんと何を話しているかがわかるようになっていき、アルベド語辞書を拾った分はピンクの字で翻訳されていきます。
早くも1冊分、巻数が空いてしまっているのでどこかで見落としてしまったようです…。
主人公のティーダは「ブリッツボール」という水中競技のエース選手。
ザナルカンド・ブリッツのスタジアムに水が溜まっていく演出やデザインがカッコよくて大好きです。
ユウナが死者を送る「異界送り」も私が好きなシーンの1つ。
幻想的で美しくて、でも悲しくて……昔より残された人の痛みをより強く感じるようになった気がします。
私は大人になって、自分の気持ちを確かめるための「どうしたい?」という言葉の大切さを知ったのですが、ユウナがティーダに「どうする?」「どうしたい?」と声をかけるシーンが結構出てくるんだなというのがちょくちょく目に入ってきます。
昔は気にも留めていなかったなぁ。
旅の仲間の1人、ルールーは相変わらずお美しいお姉さまで。
当時は完全に年上のお姉さまでしたが、今の私からはどう見えるのかが気になるところです。
都市間の移動は船が主なのですが、動力がチョコボなのは改めて衝撃的でした…。笑
お姉さんがチョコボのテーマソングを口ずさんでいたのまでは覚えていなかったですね。
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