リアル脱出ゲーム「忘れ物探偵と消えた少女」
難易度:★★
タイプ:オンライン型
所要時間:120分程度
実際の所要時間:約130分
参加人数:2人
制作会社:SCRAP
成否:成功
先日の「ワールド謎ツアー」に続き、またおうちで楽しめるオンライン謎解きに挑戦してみました。
今回プレイしたのはSCRAPのリアル脱出ゲーム「忘れ物探偵と消えた少女」。
キットの中にある証拠品を基に、事件を解決していくというのが気になって購入しました。
ストーリー
現場に残された物から持ち主の特徴や
行動を推理する「忘れ物探偵」。
依頼者からあなたの元に届いたのは、
行方不明になった女子高校生、光が残した「忘れ物」だった。「また会える? たしかめたいことがあるから」
そう言い残して少女は消えたという。
光はなぜ姿を消したのか?
行方を追うごとにその謎は深まっていく。筆記用具やシワだらけのレシート、
町の地図、図書館の貸出カード……。
様々なアイテムを実際に手に取って調べ、
光の行方を突きとめろ!
はたしてあなたはこの事件の真相にたどり着くことができるだろうか?
キット内容や謎解きの流れと感想
「忘れ物探偵と消えた少女」は、マニュアルにある二次元コードを読み取ってサイトに接続し、恋愛シミュレーションゲームのような静止画+フルボイスの動画を通じて物語が進行。
動画が終わるごとに答えの入力画面が現れ、正解を入力できると次の動画に進んでいくというスタイルでした。
私はアニメよりマンガ派で、アニメのテンション感が苦手なので、入りのノリには若干置いてかれてしまいました。苦笑
そして事件の謎に対しては、このように実際のアイテムや証拠品が用意されているので、これらを使って解いていきます。
おおよそは証拠品をよくいじくり回せば解ける内容で、1番つまずいたのは序盤かもしれません。
情報集めの一環で、リアルに種々の身近なSNSなどサイトにアクセスしながら解いていくので、こちらとしては各SNSの投稿の仕方も知っているわけですから、「え、このサイトにも!?」と度々、用意周到さに驚いてしまいました。
個人的に、iPhoneのコードスキャナーで読み込んだ画面のままプレイするのはあまりオススメしません。
「閉じる」と「戻る」を間違えて押してしまったり、スマホがスリープしてしまった時に表示していたサイトも消えてしまったりして、二次元コードから開き直すと最初の導入動画に戻ってしまいます。
何度かやってから、これはブラウザでちゃんと開いたほうがいいと気づいたので、最初からふだん使っているネットブラウザに移しておいたほうがやりやすいのではないかと思われます。
一応間違って閉じてしまった場合のリンクは貼られているのですが、すべて章で表記されていて、ぶっちゃけ今何章だったかを覚えておらず、過去の映像ログは残っているものの似たサムネが続いて探すのは億劫。
コードスキャナー上で解いていた時の感覚が残っているうえ、謎や時間に意識が取られているのでブラウザ履歴から探してみるという発想にも至れませんでした。
また、物語進行の動画はvimeoというツールが使われていて、私にとってはふだんあまり利用しないものだったのですが、歯車マークの再生速度変更やその横の横線マークでチャプターを飛ばせることなどの使い方については、プレイする中で見当たりませんでした。
タイムスライダーを使った早送りもちょっとコツが必要で、違うところを押してしまうとはじかれてしまうので、サイトを閉じてしまった時に何度もやきもきしたものです。
もしかしたらパソコンを使った方がやりやすかったかもしれませんね。
証拠品のその後
謎を解いた後、証拠品どうしよう…となったのですが、うちにあった文房具の小物をまとめるのにペンケースがちょうどよかったため、再利用することにしました。
ペンや消しゴムは使っていこうとしていますが、付箋だけは粘着力が弱かったので、捨ててしまいました。