何事もやってみないとわからないし、やることで良くしていける。しえるです。
初回の反省点を活かして、2回目の万博に臨みましたが、実際に取り入れてみてよかったこと、こうすればよかったと思ったことなどを振り返ってみました。
初回の反省点を活かして取り入れてよかったこと、こうすればよかったと思ったこと、改めてやってよかったと思うこと【大阪・関西万博2025】
マップや入場券をまとめた手づくり冊子
前回のツレが用意していたのを見てマネしたいと思い、印刷したチケットのQRコードやマップをまとめて冊子にした状態で持っていきました。
ただ、私はのりで貼ったのですが、会場ではミストが飛んでいるところも多く、途中で剥がれたり、折り目から破れたりしてきてしまいました。
防水のことまでは考えておらず、テープなどで補強とかすればよかったと思ったけど、冊子自体はやっぱり便利で、用意してよかったです。
アプリは全然使いませんでした
私は「EXPO2025 Visitors」「EXPO2025 Personal Agent」の2つのアプリをインストールしていたのですが、結局は当日予約に「EXPO2025 Visitors」を経由して使ったぐらいで、ブックマークしちゃえばアプリいらずだったかもなという感じでした。
これはSNSで公開されている有志によるマップありきの話で、その地図つくってくれた方々のおかげでしかないというのが前提の話ではありますが。
アプリの公式マップは使いにくいし、いちいちアプリ出してズームして探してなんてめんどいし、今初めて見てみたけど待ち時間情報はあってないようなものだったし、公式サイトの情報だとどういうパビリオンなのかとか全然わからないので使えないし。
せっかくアプリがあってもただのリンク集で、結局ブラウザ上で操作させられるアプリが昔から好きじゃないのもあって、必要なものを印刷さえしちゃえば用は済むから、アプリの利便性や必要性はだいぶ感じなかったです。
その分、スマホの充電などリソースを撮影や連れと連絡手段に注げたし、自分も目の前の会場に集中できたのでよかったと思ってます。
改めてティア表はすごく役に立ちました
万博の情報はSNSなどにいっぱい落ちていますが、どれがどこの話だっけ?と混乱してきちゃったので、パビリオンを一覧にして、「自分が興味を持ったコンテンツ」「見なくていいやと思った理由」「食べたいと思ったもの」など、パビリオンと飲食に分けてメモをつくったんですね。
絶対行きたいのはS、行けたら行きたいのはA、行かなくていいのはDというような感じでティアを割り振ってソートしたり、セルを色分けしたりすると、自分の熱量が可視化されて、優先順位を考えやすくなりました。
前回の記事でパビリオンのティア表つくってよかったと書きましたが、これはやってよかったと改めて感じました。
他の万博に行った人の話を聞いていて気づいたのですが、1番効果を発揮したのが「行かなくていい」場所を決めておいたことなんじゃないかと気がついたのです。
私はライブ映像で心が躍らない場合、実際に生で見ても心が躍ることがほぼないという印象ができてきてるので、これと同じで、ネット上の写真や動画などを見て惹かれないものは、わざわざ見なくてもいいと、調べている時に考えたんですね。
万博でしか味わえないものを優先、辛いものは苦手だから省いていいし、お酒も興味ないから行かなくていい……というように、私の興味に合わせてティア表をつくり、その中の体験したいと思って選んだ「ティアS~A」にしか行ってないから、行かなければよかったという後悔が生まれるようなハズレはまったくないんです。
その話を聞いた方は、運よくごはんを食べられてよかったけど、何の店かわからないまま入って、わざわざここで高いお金払って食べるようなものじゃなかったと話していて、5~6月ごろに考えたものだから忘れかけてたけど、「私はティアD以下を省いていたから、そういうのがなくて済んだんだ」と改めて気づきがありました。
ウェットティッシュの反省
前回使ったウェットティッシュを持っていったのですが、封がうまくできてなかったようでちょっと渇き気味になっていて、いざという時に微妙に役に立たないということが起こりました。
予備を持っていくか、出かける前に湿っているかの状態チェックをすべきだったなと反省しました。
飲み物こぼして、使おうと取り出したウェットティッシュがまぁまぁ渇いていた時、悲しかったなぁw
タオマフは大活躍
今回はライブで買ったマフラータオルを持って行ったのですが、これが本当によかったです。
首まわりの汗に対応できるし、額の汗をぬぐったり、手を拭いたりもできるしでめっちゃ便利で、快適度が上がりました。
私はライブグッズがあるので、昔買った薄めのタオマフを使いましたが、持ってない方がわざわざ買うのは大変なので、もっと手軽に入手できる「手ぬぐい」というのもよさそうですね。
首に当たる部分のタオマフを濡らしては絞って巻いたりもしてたのですが、手ぬぐいだったらもっと効果を感じられそうです。
やっぱり履き慣れた歩きやすい靴は大事でした
前回は万博のために買った靴が、買ってからの日が浅くて不安を覚えたので次に慣れた靴を履いて行ったのですが、ふかふか系でもなく、底が薄めの靴では会場の地面の硬さに耐えられず、2日目に1度足が痛すぎて動けなくなってしまうことがありました。
今回は万博のために買った楽そうな靴で行ったんですけど、足の痛さの度合いが全然違って、動けなくなるほどの痛みに襲われることはありませんでした。
やっぱり履き慣れた歩きやすい靴は大切ですね。
大きい飲み物買うならぬるくてもおいしいものを
前回の経験で1Lの飲み物がちょうどよかったなと感じたので、今回は紅茶の時間900mlを持参して行ったのですが、1つ盲点がありました。
私はUCCの紅茶の時間無糖が好きで日頃からちょくちょく飲んでいるけど、それは毎回冷えたものを飲んでいた時の話で、ぬるくなった状態での味を知らなかったのです。
冷えた紅茶の時間は濃厚さがおいしいんですけど、ぬるい紅茶の時間はその濃さがちょっとくどくなってしまって、私にとって長く持ち歩く相棒としては向いてなかったようです。
そこで2日目は前回お世話になったファミマの台湾烏龍茶を買ったら、ぬるくなってもあっさりめだから飲みやすくて、全然違うと思いました。
たまたまおいしいものを選んでたから気づかなかったけど、1本で1日を乗り切りたいなら「ぬるくなってもおいしいもの」というのは大事な条件だったことに気がつかされたできごとでした。
実際にきれいな入場列は進みが速かったです
基本自ら万博の積極的な情報収集には行ってなかったのですが、行きたいパビリオンが予約必要になったとか、おすすめタイムラインでちらっと情報が視界に入ってくることはあって、そのなかの1つが「入場の列がきれいなほうがスムーズに入れる」というものでした。
実際にきれいそうな列を選んで並んでみたら10分ほどで入れて、連れと感動していました。
その時の列は、スタッフさんが繰り返し列の整理を促していたからきれいだったという納得の裏づけがあって、大当たりの列だったなと思います。
1番のお目当ての予約が取れなかったのは本当に残念
私は2024年の発表でモンハンブリッジのために万博に行きたいと思ったのがすべての始まりだったのですが、何度も予約に挑んだけど結局叶いませんでした。
2回目の万博に行こうと思ったのも、1回目に当日予約で△が見えていたことから可能性を感じたのがきっかけだったんですけど、フタを開けてみれば△が複数あってもエラーなどで全然取れなかったです。
午前中は比較的並んでパビリオンに入りやすいのと、初日に飛行機が遅れたのもあって、交通機関に何かあって遅れて行けなかったらイヤだなという思いから、早い時間帯の申し込みは避けてしまったのですが、こんなことなら2か月前予約や7日前抽選の時点で、そういう競争率が落ちる時間帯に挑戦してみればよかった……と唯一の後悔として残っています。
ネットを見ると6戦4勝でブリッジに行ってるとかのたまる人がいて、人でなしと思いますが、そもそもあれだけ催行人数が少ないのなら、1人2回までとか制限をあらかじめ設けてほしかったなという思いはあります。
まぁ過ぎたことは仕方ないので、他にもモンハンブリッジ体験できる機会をください!!と願い続けとこうと思います。
結局1番大事なのは楽しむ気持ち
いろいろ言ってきましたが、1番大事なのって「楽しむ心を忘れない」ことだと思います。
何事にも言えることですが、「楽しむぞー!」って気持ちがなければ、どんなおもしろいものも楽しむのは難しいと思っています。
私が万博行くときに考えていたことって常に「どれがおもしろそうかな?」「どうやったら私が楽しめるかな?」という視点で、とにかく自分が楽しむために全力を尽くしていました。
この万博で言えば、「私が経験してみたいと思ったこと」をティア表で整理した話を書きましたが、私が楽しみたいからいっぱい情報を集めたし、その下調べの時点で「万博で経験したいもの」がいくつも見つかって、それらのティアSやAはそれを体験できること自体が楽しいことだと思っているから、それが当たりでもハズレでも「どちらに転んでもおもしろい」となります。
「万博の楽しいところを味わい尽くす」が前提にあるから、おもしろそうなところしか見てなくて、微妙だと思うものは切り捨て、ネットのネガキャンとか悲観はノイズとしてスルーし、人混みや待機列、かかるお金や時間はすべて必要経費なのでいちいち問題としません。
使えるものは使い、使い勝手の悪いアプリや興味のないパビリオンは無視し、どうすればストレスを抑えながら得られるもの多く回れるかと考えるだけです。
それは音楽フェスやコミケなどのように人が集まるのがわかってるところに行くのに、人の多さを嘆いても仕方ないし、いかにお目当てを回れるかのためにタイムラインやルートを考えるのと同じです。
万博に求めるものがなかったり、楽しもうという姿勢がなければ、それがつまらないものになるのは必然と言えるでしょう。
唯一、モンハンブリッジが取れないことだけはガッカリし続けましたが、その度に「それ以外で楽しめるだけ楽しむ」と思い直して、力の限りで万博を楽しんできました。
氾濫する情報に疲弊したこともあったけど、負担になるなら捨てると判断できたのはよかったし、結局楽しめるかどうかは自分の心ひとつだと思います。
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