妙見本宮 千葉神社
住所:千葉県千葉市中央区院内1-16-1
TEL:043-224-2211
開門時間:6:00~18:00
アクセス:千葉駅の東側にある出口から徒歩約4分
※2023年7月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
少し変わった社殿やかわいい狛犬たちなど見どころたくさん
千葉駅が最寄り駅ですが、東千葉駅からでも10分くらいで歩いて行けます。
126号線側にある鳥居。
かわいい~と思って眺めていたのですが、どうやら獅子は我が子を千尋の谷に落としている様子を表していたようです。スパルタ中やった…。
1945年の太平洋戦争末期に起こった七夕空襲で戦火に巻き込まれた千葉神社で、唯一現存しているのが手水舎だったのだそうです。
1990年に大規模整備で建てられた社殿は上下に2つの拝殿がある重層社殿。これは国内初の形なのだとか。
車祓い(くるまばらい)の場所がこんな境内の中心地である拝殿前に、しかも3台分も用意されているのってあまり見たことがない気がします。
反対側には、楼門でありながら社殿でもある珍しい形の「尊星殿(そんじょうでん)」。
中央にあるのは「福徳殿」。
妙見様は陰陽道や九星気学、風水学などと関わりが深いらしく、八角形の各星宮がそれぞれ守護する方位や十二支、五行に身体の部位などが書かれていました。
両端には東の「日天楼」と西に「月天楼」があり、見上げると空の色のようでキレイでした。
「尊星殿」を抜けると通町公園に出るのですが、公園側から見ると狛犬がいて楼門感が強くなります。
ピンとしっぽを立て、姿勢よく座る狛犬がかわいいです。
境内の小さな赤い鳥居の向こうには妙見池が広がっていました。
赤い橋の前にいた小さな狛犬と獅子がかわいかったです。
藤棚があったり、他にもサクラやウメ、カエデも植えられているようなので、季節によって景色がずいぶん変わるんでしょうね。
妙見池には鯉(コイ)もいました。
妙見池の向こうには末社が並んでいました。
これまた池の湿気が関係あるのかないのか、口もとの部分が欠けちゃっていました。
下にいる子どもがニッコリしていてかわいいです。
お稲荷さんにはキツネさんがいっぱい並んでいました。
美寿之宮(みずのみや)では御神水の「延寿の井(えんじゅのい)」を持ち帰る方もいるようです。
亀岩の亀みが高かったですw
学問の神様である摂社の千葉天神。この天神様の祈祷殿は元々は本殿でした。
1945年の七夕空襲によって一度は手水舎以外なくなってしまった千葉神社ですが、1954年に木造の本殿が再建され、1990年の「平成の大造営」でさらに新しく今の重層社殿が建てられたことから、旧本殿は天神の祈祷殿へと移築されたのだそうです。
千葉神社で1番のお気に入りが神道護摩壇(ごまだん)の「火美香(ひみこ)」にいたこの子。かわいすぎます。
中にある檜の粉を香炉の火種に向けて撒(ま)き、焚いた煙で香浴(こうよく)をして祈念するそうです。
見てまわっているだけでも色々あって面白かったのに、実は造りも変わっていたり、歴史を感じたりして見どころたくさんの神社でした。