VALORANT Champions Tour Masters Tokyo
@TIPSTAR DOME CHIBA
2023年6月21日(水) OPEN 10:30 / START 12:00
初めて日本で開催されたVALORANT世界大会『VCT Masters Tokyo』&初めての自転車競技場【TIPSTAR DOME CHIBA】に行ってきました
フナティック優勝(2連覇)おめでとうございます。しえるです。
今日終了したばかりの「VCT Masters Tokyo」という無料FPS『VALORANT(ヴァロラント)』のeスポーツ大会。
昨年からVCT観戦を楽しんでおりますが、初めて世界大会が日本で開催ということで、現地でオフライン観戦してきました。
行ってきたのはファイナル進出チーム決定戦
「Masters Tokyo」とありますが、実際の舞台はTIPSTAR DOME CHIBA(ティップスタードーム千葉)と幕張メッセなので両方千葉県。笑
日程が約2週間あるのでとりあえず1日行こうと思い、「初日はトラブルが発生しがちだから避けておこう」「行ったことのないTIPSTAR DOMEに行ってみたい」と考えた結果、間違いなく面白い試合が見られるであろう、ロワー&グランドファイナル進出チームを決めるTIPSTAR DOME最終日のチケットを発売日に押さえました。
チケット購入でウェイティングルームに感動していたのは、この大会のチケット購入した時の話ですね。
今大会は日本のチームが出ていないから特別な推しがなく、ほぼ毎日のようにウォチパを流して大会を見ていた中でワクワクした5チームを中心に応援していたのですが、生で見たいなぁと思っていたこれらのチームが皆残り続けてくれたのはラッキーでした。
ジャイアントキリングで特に楽しませてくれていた【エドワード・ゲーミング】が前日に敗退してしまったのは非常に残念でしたが、初日からキルジョイ無双で湧かせてくれた【EG】、ZETAと遊ぶ動画などでメンバーに親しみもあり図抜けた強さを見せる【フナティック】、オプティック時代から好きな選手の1人であるフナス率いる【NRG】、パシフィック(アジア)唯一の生き残りでベストメンバーではないものの代わりのCGRS選手がアツい活躍を見せていた【PRX】、どのチームが勝っても嬉しいし、どのチームが負けても悲しい、お目当てばかりの状態になったのは完全に私得です。
初めての千葉モノレール&VCTラッピング車両
千葉には何度も来ているし、外からは見ていたけど、千葉モノレールに乗るのは初めて。
1駅隣の千葉公園駅へ向かいます。
千葉モノレールはレールが上側にあり、車両を垂れ下げて移動していく「懸垂(けんすい)型」。
懸垂型モノレールでは世界最長の営業距離なのだそうです。
すぐに入り込めてしまいそうな線路が新鮮。
ティップスタードーム最寄りの千葉公園駅は久しぶりの柵なしでちょっと怖かったです。
帰りは混むなら歩こうかと思っていたんですけど、思いのほか歩く人が多くて駅に人がいないように見えたので、帰りもモノレールに乗ることにしました。
帰りはにはVCTラッピングの車両に乗ることができました。
現在12種類のラッピング車両が運行している中で出会えたのは結構ラッキーだったと思います。
初めてのティップスタードームへ
千葉公園駅を降りると、案内を持ったスタッフさんが立っていました。
千葉公園はいろいろ工事中のよう。
通路が広めなのでたくさん人がいても窮屈に感じません。
周りが同じ目的の仲間ばかりだったのもありますが、ティップスタードームへの案内が要所にあるので迷いませんでした。
駐輪場、駐車場の横を歩いて行きます。
隣にあるYohaSアリーナは4月にオープンしたばかりで、施設名に「~本能に、感動を~」というサブタイトルがついているのだとか。
会場が見えてきました。千葉公園駅から5分程度の距離なので苦になりません。
TIPSTAR DOME CHIBA(ティップスタードーム千葉)は2021年にオープンしたベロドローム、つまりはトラック競技の自転車競技場です。どうりで初めて聞く名前なはずですね。
ちなみにポテチの「chipstar(チップスター)」とは関係がなくて、ネーミングライツを獲得したMIXI(ミクシィ)のレースベッティング「TIPSTAR(ティップスター)」から来ています。
帰りでは柵がなくなってちょっと撮りやすくなっていた、日本出身のエージェント・ヨルが目を引くフォトスポット。
待機列に並んで入場していきます。
大会トレーラーのアニメのイラストですね。
ちなみにアニメを制作したのはプロダクションI.G。
入場時には荷物検査がありました。
未開封の飲み物(ペットボトル)しか持ち込めないから、水筒を持って行けないのはもちろん、往路で飲むこともできなくてだいぶ困りましたね。
私は行くだけで1~2時間かかり、慣れない乗り継ぎで買う余裕もなく、ふだんよく水分補給する人なのにできなかったものだからフラフラになってしまったので、カフェで休む羽目になってしまいました。
会場内の様子
チケットを提示すると、VCTのマンガ『RANK UP!』を引き換えにもらえました。
入ってすぐ正面奥には、会場で応援に掲げるファンボードを書けるコーナー。
到着時「ファンボード受付終了」と掲げられていましたが、別のタイミングでトイレに行った時には受付再開しているのを見かけました。
みんな思い思いのファンボードを書いているようでした。
地下1~4階まであるようだけど、エントランス側しか行き来しなかったので、どう移動するのか全然わからなかったですね。このマップだと席のブロック割もわからないです。
入口右手には物販やAEFブロックのスタンド席への階段が。
オブジェは自転車競技場だし、自転車モチーフなのかな?
「売り切れ商品が多数あります。確認してから列にお並び下さい」との案内が出ていた物販。
実際、約8割がSOLD OUTになっていました。すごい人気。
黒や紫を基調としたアパレルのラインナップ。
会場にはこのVCTグッズやゲーム配信ではおなじみのVAULTROOM(ボルトルーム)のものを身に着けている人も多かったです。
入口から左手にはBCDGのスタンド席、アリーナ席、ゴミ箱、トイレ、飲食物販売がありました。
謎の赤いゲート。
ブリーチとソーヴァのパネルもいました。
飲食の販売もありましたが、だいたい列ができていました。
私は並びたくなかったので、テイクアウトを買って持参してきましたが、まだ大会について触れる前なのに、すでに記事が長くなってきてしまっているので、この話はまた別の機会に。
アリーナ入口はなんかオシャレな感じ。
We’re in the grand finals baby!🥹 Let’s goooooooo! 2-1 vs EG. I managed to find a time to take pictures and sign stuff too🥰#GetYourBoastees pic.twitter.com/HKsKqDYK5k
— FNATIC Boaster (@OfficialBoaster) 2023年6月21日
追加販売席の方にはボースターとかが来ていて羨ましかったです。笑
ゴミ箱はこちらにまとめられていました。
さらに奥に男性用トイレ、そのもっと向こうの1番端っこに女性トイレ入口がありました。
入口出口はそれぞれ一方通行になっていて、女性用は並ばずに入れましたが、男性用は行列ができていました。
新しめの会場なだけあってさすがにキレイでしたね。
手洗い場や鏡が広めに用意されていてよかったです。
右手の階段を上がってすぐ、エントランス側中央がEブロック。扉の案内が下に書いてあったものと違うので少し混乱しますが、B・Gブロックが逆側の中央で、どっち側から行くか迷って溜まらないようにわかりやすく分けて案内してくれていたんだなと納得しました。
中央の選手たちのステージの周りに日本のキャスター席、本配信の配信席や実況席があり、試合中には選手たちや実況席の白熱した声も聞こえてきました。
自転車競技のトラック(バンク)に囲まれた形でステージがセットされています。
iPhoneでこれくらいの写真を撮れるくらいなので、ある程度目がよければスタンド席からでも肉眼で選手の区別がつきました。
席番が背もたれと座る部分の両方に書かれているので席が探しやすかったです。
ドリンクホルダーがついているのも嬉しいですね。
席はスポーツスタジアムによくある硬めのイスで、結構小さめだと感じました。
というのも小さめサイズな女の私で座る部分がちょうどいい感じで、隣が女性でも拳1つ分くらいの空きしかなかったので、男性同士だったら狭いんじゃないかなぁ?って思いました。あくまで傍(はた)からのぱっと見ですが、男性が並ぶと隙間がないように見えてしまいます。
この日は18時半まで試合していたので、約6時間半試合を観ていたわけですが、イスの硬さ&狭さのせいか体はガッチガチで、後に響くぐらいにはキツかったです。
特にお尻が死ぬのでクッションの必要性を痛感せざるをえませんでした。苦笑
長い日では21時半まで試合をやっていた日があったから、ダメージえぐそうだなぁと想像してしまいますね。
基本的に上のモニタを見ることになるので、ずっと見上げっぱなしで首が痛くなったり、目がしょぼしょぼして涙が出てきたりもします。
あと前回のオフライン観戦もそうでしたが、やっぱり画面がでかいと、最初に視点が定まらなくて戸惑ってしまいますね。最初の数ラウンドは全然頭に入ってきませんでした。笑
ちなみに会場内の温度は、たまーにちょっと涼しいかも?という時はあったけど、寒がりの私が羽織もので調節して、基本的には不都合なく過ごせるくらいでした。
VCT Masters Tokyoオフライン観戦!
この日はキャスターの岸さんが誕生日で皆でお祝い。
久しぶりにハピバを歌った気がします。笑
初戦は負けなしのEG対フナティック。
試合が始まる前、フナティックの選手たちが簡単なストレッチをしているのを見て、ブースティオもマネして運動していたのがほほえましかったですw
そういえば踊りながら会場入りするEGのジャグモ、ブースティオ、ポッターコーチもかわいかったなぁ。笑
今回はVCT初観戦の友達を連れてきていて、状況や単語を説明するのは難しかったのですが、いろんな国の選手たちの本気がぶつかり合う試合観戦の面白さ、劣勢をひっくり返すクラッチプレーや相手の圧を物ともせずにスパイク(爆弾)解除する「ガチ解除」のカッコよさ、選手たちの反応のかわいさなどをわかってもらえて嬉しかったですw
これまでレベチという言葉がしっくり来るような圧倒的な強さを見せていたフナティックですが、2マップ目はEGが取り、3マップ目を取り切ってフナティックが勝ったもののOT(延長戦)間近の接戦で、最後まで粘りを見せたEGがアツかったです。
結果を見てみればフナティックから1マップ取れたのがこの時のEGだけで、決勝がフナティック対EGになったのも納得しかありませんでした。
試合後には、クロニクルがボースターに富士山かぶせられていて笑いましたw
2戦目はNRG対PRX。
フナスが好きなのでNRGが負けてしまったのは残念でしたが、ビザの関係で来られなかったスミスの代わりに出ているCGRSがこの日も活躍していてアツかったです。
会場はだいぶPRXのホームのような雰囲気でした。
いつも画面の向こうで見ていた風景の中に自分がいるというのは、観戦歴が浅い私でも感慨深いものがありますね。
何度も「マジで日本でやってる…すげぇ」「あの選手が目の前に存在してる!」とドキドキしちゃいましたし、選手たちが手を振ってくれるのが嬉しかったですw
フォーセイクンのハートポーズがかわいかったです。
タイのCGRS選手はコップンカーしてるのかな?
帰りにはチームリキッドのRedgar選手がいて、写真を撮ってもらおうと列ができていました。右手に控えているリキッドのユニを着た方はどうやらご兄弟のAleksei Vlasovさんのよう。
朝早くに起きて、夜までコースの長丁場で疲労困憊でしたが、それでも最高に楽しい時間を過ごせて大満足の1日でした!
日本でまた開催してほしいし、その時はまた観に行きたいものです。
試合結果
- Evil Geniuses 1-2 Fnatic
<MAP1>ロータス:EG 3-13 FNC(EG Picks)
EG:オーメン・キルジョイ・ジェット・ブリーチ・スカイ
FNC:レイズ・ヴァイパー・キルジョイ・フェイド・アストラ
<MAP2>フラクチャー:EG 13-9 FNC(FNC Picks)
EG:ブリムストーン・ブリーチ・レイズ・ソーヴァ・キルジョイ
FNC:ブリーチ・レイズ・ブリムストーン・キルジョイ・フェイド
<MAP3>スプリット:EG 11-13 FNC
EG:ジェット・スカイ・レイズ・ヴァイパー・アストラ
FNC:ブリーチ・レイズ・オーメン・サイファー・スカイ - NRG 1-2 Paper Rex
<MAP1>パール:NRG 13-15 PRX(NRG Picks)
NRG:スカイ・キルジョイ・ヴァイパー・ハーバー・ジェット
PRX:ジェット・アストラ・スカイ・キルジョイ・フェニックス
<MAP2>ロータス:NRG 13-6 PRX(PRX Picks)
NRG:スカイ・レイズ・ヴァイパー・オーメン・キルジョイ
PRX:サイファー・オーメン・スカイ・ゲッコー・レイズ
<MAP3>バインド:NRG 11-13 PRX
NRG:スカイ・レイズ・ヴァイパー・ブリムストーン・チェンバー
PRX:ハーバー・ブリムストーン・スカイ・ゲッコー・レイズ