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【初日本開催】レギュレーションが一変した2023年VCT Masters Tokyoを観戦初心者が楽しむために大会概要や出場チーム、『VALORANT(ヴァロラント)』の基本をまとめてみました。


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初の日本開催楽しみ。しえるです。

昨年からFPSゲーム『VALORANT(ヴァロラント)』の国際大会・VCTを観戦するようになりましたが、2023年のVCTは大会の形態がガラッと変わり、チームもメンツも大きな変化があって、また一から覚え直しとなってしまいました。

公式サイトなどだと情報がわかりにくいと私が感じたのもあり、観戦初心者の私が今大会も楽しめるよう、本日から始まる『Masters Tokyo』の出場チームや大会概要などをまとめてみました。
後半にはゲームをやっていなくても、銃のことをよく知らなくても、VALORANTの試合を少しでも楽しめるように、前回VCT記事に書いた基礎内容をアップデートしたものを再掲します。
ボリュームがあるので、わからない言葉をCtrl+Fなどで検索していただくとお目当ての内容にたどり着きやすいかもしれません。(解決しなかったらごめんなさい)

有識者の皆様、もし違うよってところがあった場合はご教示いただけると助かります。
※ゲーム画面やイラストは公式のフリー素材を使用しております。

【初日本開催】レギュレーションが一変した2023年VCT Masters Tokyoを観戦初心者が楽しむために大会概要や出場チーム、『VALORANT(ヴァロラント)』の基本をまとめてみました。

今大会「VALORANT Masters Tokyo」について

youtu.be

6月11日から25日にかけて、初めての日本開催となる「VALORANT Masters 2023 Tokyo」という大会が行われます。

東京大会とは言っていますが、開催場所は千葉のTIPSTAR DOME CHIBAと幕張メッセになります。(余談ですが、私は1日だけ現地観戦に行く予定です。)

VALORANT Esports

カウントダウンイベントでは東京タワー周辺にてVCTロゴがドローンで展開されたり、大会期間中には千葉モノレールのラッピング車両が走ったりなど力が入っています。

VCT(ブイシーティー)とは?

「VALORANT Champions Tour(ヴァロラントチャンピオンズツアー)」というVALORANTの年間世界王者を決めるための公式大会です。

2023年はレギュレーションが一変し、基本的に「Americas」「Pacific」「EMEA」3つの地域(インターナショナル)リーグにそれぞれ選ばれた10チームがVCT参加権を得られることに。
OpTic(オプティック)やCrazy Raccoon(クレイジーラクーン)、NORTHEPTION(ノーセプション)などこれまでの常連チームの地域リーグ参加が認められないなどで、各地で大きな移籍も見受けられました。
地域リーグに選ばれた10チームは以下の表のとおり。

Americas Pacific EMEA
100 Thieves(アメリカ) DetonatioN FocusMe(日本) BBL Esports(トルコ)
Cloud9(アメリカ) DRX(韓国) Fnatic(イギリス)
Evil Geniuses(アメリカ) Gen.G(韓国) FUT Esports(トルコ)
FURIA(ブラジル) Global Esports(インド) Giants(スペイン)
KRÜ Esports(アルゼンチン) Paper Rex(シンガポール Karmine Corp(フランス)
Leviatán(アルゼンチン) Rex Regum Qeon(フィリピン) Koi(スペイン)
LOUD(ブラジル) T1(韓国) NAVI(ウクライナ
MiBR(ブラジル) Talon Esports(香港) Team Heretics(スペイン)
NRG(アメリカ) Team Secret(フィリピン) Team Liquid(オランダ)
Sentinels(アメリカ) ZETA DIVISION(日本) Team Vitality(フランス)

2023年シーズンはこれらの30チームが主となり、次のようなスケジュールで戦っていきます。

  • 2月:キックオフイベントとして3つの各地域リーグ等によるトーナメント大会「LOCK//IN(ロックイン)」@ブラジルサンパウロ
  • 5月:3つの地域リーグ「International League Playoffs(インターナショナルリーグプレーオフ)」アメリカLA&ドイツベルリン&韓国ソウル
  • 6月:勝ち上がった各地域の代表が集う国際大会「Masters(マスターズ)」@日本 東京(千葉)
  • 6~7月:各地域リーグ昇格を目指す「Challengers Ascension(チャレンジャーズアセンション)」@タイバンコクなど
  • 7月:中国1位を決める大会でChampions出場権も得られる「Champions CN」予選
  • 7月:各地域リーグでChampions出場権を得る最後の機会「Last Chance Qualifier(ラストチャンスクオリファイア)」
  • 8月:世界王者を決めるトーナメント方式の頂上決戦「Champions(チャンピオンズ)」アメリカLA

アメリカのロサンゼルスで行われた「Americas」、ドイツのベルリンで行われた「EMEA」、韓国のソウルで行われた「Pacific」の3つの地域(インターナショナル)リーグのプレーオフからそれぞれ上位3~4チームが「Masters Tokyo」出場権を得ています。

この各地域リーグのトップ3位が「Champions Los Angeles」への出場権を得るため、「Americas」「Pacific」のプレーオフ上位3チームはそのまま「Champions」行きを決めています。
しかし、「EMEA」はプレーオフ上位4チームが「Masters Tokyo」に進出しているため、「Masters Tokyo」の結果でトップ3位が決まり、4位になったチームはすぐにLCQを戦わなければならないそうです。これに関して、プレスカンファレンスではEMEAのコーチ陣が不服を漏らすシーンもあったようです。

youtu.be

Pacificリーグのプレーオフを戦ったZETA DIVISION(ゼータディビジョン)のLazさんは、この変化について「どのチームもドリームチームみたいになってて、レベルが上がってバケモノだらけ」と話していました。

今大会の流れ

「Americas」リーグを勝ち上がった上位3チーム、「Pacific」リーグを勝ち上がった上位3チーム、LOCK//INを優勝した Fnaticが所属する「EMEA」リーグは勝ち上がった上位4チーム、そして中国から2チームの計12チームが参加します。

地域リーグの首位、それとEMEAの第2シードの4チームは、トップシードチームとして本戦のダブルイリミネーションブラケットからの参加となります。

それ以外の8チームがグループA・グループBの2つに分けられ、グループステージのダブルイリミネーションブラケットを戦っていきます。

「ダブルイリミネーション」というのは、勝てばアッパーブラケットに残り続け、負けたチームはロワーブラケットへ、ロワーブラケットで負けた場合は敗退(帰国)という形でトーナメントが進んでいきます。要は負けてももう1度チャンスがある、言い方を変えれば2回負けたら終わりってことですね。

グループステージを勝ち抜いたアッパー・ロワーそれぞれの勝者4チームは本戦のブラケットステージに進み、トップシードチームをあわせた合計8チームでランダムに振り分けられるダブルイリミネーションブラケットに移行します。
なお、この時に序盤での再戦を防ぐため、同じグループだったチームはブラケットが分かれるように組み分けられます。

このような流れでブラケットに沿って試合が行われ、最後にアッパーとロワーそれぞれのブラケットを勝ち進んだ者同士で決勝(グランドファイナル)が行われます。

尚、期間中には「DARK DAY(ダークデー)」と呼ばれる中休みが挟まれています。

試合形式

試合は13ラウンド先取、12ラウンドごとに攻守を交替し、12-12で並んだ場合はデュース方式(2ラウンド連取)のオーバータイム(OT:延長戦)で決着。
尚、オーバータイム突入した場合、攻守は交互に交替していきます。
基本的にはBO3(Best of Three)、つまり3本勝負で、2マップで13ラウンド先取したチームが勝利となり、最終盤に行われるロワーブラケット決勝とグランドファイナルのみBO5(5本勝負・3本先取)となります。

試合の舞台となるマップは1試合ごとに変わり、「バンピック」と言って、試合開始前に両チームがそれぞれ、選択できないマップを指定(バン)し、戦うマップを選びます(ピック)。
バンされた4マップ、ピックされた2マップを経て、残った最後のマップが3マップ目となります。
マップは現在9種類ありますが、ピックできるマップのプールが常に7つになるようにローテーションで調整されています。

playvalorant.com

決勝はアッパーブラケット勝者のアドバンテージとして、2マップバンする権利が与えられます。

各試合のマップとスコアは小さいですが左上に表示されています。

大会の配信チャンネル

大会の様子はTwitchYouTubeでの本配信のほか、SHAKAさんSPYGEAさんadeさんClutchさんJasperさん濃いめのあかりんさん、mittiiiさんMOTHERさん奈羅花さん天帝フォルテさんらのチャンネルでミラー配信もあります。
あくまでウォチパする権利なので配信確定ではなく、実況や解説の声が聞き取りにくかったり、応援に偏りがあったりすることもあるので、自分の好みに合わせて見るチャンネルを選ぶことをオススメします。

また今回はぶいすぽっ!が公式応援アンバサダーに就任し、期間中にグループウォッチパーティーも開催予定だそうです。

試合スケジュールや現在の対戦情報・ラウンド結果は毎日、Twitterの公式アカウントなどでアナウンスされています。
今回は昼の12時に1戦目開始となっているようです。

ちなみにVCTのTwitter公式アカウントは英語ですが、日本垢など各地域ごとにもアカウントが用意されています。

Twitch VCT Dropsの受け取り方

TwitchやYouTubeでのライブ配信観戦でVALORANTで使えるタイトルやプレーヤーカードをゲットできます。
こちらはちょっとわかりにくいところもあるので、受け取り方を記載しておきます。

どうやらまずPCやスマホで視聴しないといけないようで、私がふだん見ているSwitchでは視聴判定されないそう。

twitch_drop

Twitchの場合、PCで右上のアイコンからメニューを開くと「Drops&報酬」という項目があるので、それを選びます。

twitch_drop2

すると「Masters Tokyo」の項目があり、規定の視聴時間を満たしていればここからゲットできるようになります。

twitch_drop3

尚、ライアットゲームズのアカウントとリンクをしている必要があります。
この設定は先ほどの「Drops&報酬>Masters Tokyo」の中にあった「↗リンク」から飛べます。

私はPCで受け取りましたが、スマホのアプリでも同様の操作はできるようです。

VCT Twitch Drops VALORANT

※追記:決勝分のRank Up! Cardはゲットできるチャンスが1日しかないため、絶対に欲しい方はDrops獲得状況を確認しながらの視聴が安パイです。

出場チーム

()内の読み方については、試合観戦すなどる中で私が聞き取った発音を基に書いております。
人によっていろんな呼ばれ方をする場合もあることから、なるべく参考元もあわせて載せるようにしているので、ご自身でご判断いただければと思います。

EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)


LOCK//IN優勝のFnaticが所属する地域は参加枠が4チームに。

【TL】Team Liquid(チームリキッド)

メンバー:Jamppi(ヤンピー)、soulcas(ソルカス)、Sayf(セイフ)、Redgar(レッガー)、nAts(ナッツ)

コーチ:eMIL(エミル)

2000年にオランダで設立。獲得賞金総額は世界歴代1位で、ユトレヒト(オランダ)、ロサンゼルス(アメリカ)、サンパウロ(ブラジル)にも拠点を持つ世界最大規模のチームです。
LCQ-EMEAで2年連続優勝、VCT EMEA Playoffs 2023では無敗だったFnaticを破り優勝しています。

Sayfはスウェーデン、RedgarとnAtsがロシア、soulcasがUK、Jamppiがフィンランド国籍です。
選手名の読み方はValorant Roster Announcement 2023 | Team Liquid - YouTubeを参考にしました。

NAVIのd00mbr0sコーチはeMILコーチの双子の兄弟です。

【FNC】Fnatic(フナティック)

メンバー:Boaster(ボースター)、Derke(ダーク)、Alfajer(アルフィーヤ)、Chronicle(クロニクル)、Leo(レオ)

コーチ:Mini(ミニ)

2004年にイギリスで設立され、ロンドンを拠点に活動。

2023年、ブラジルのサンパウロで行われたLOCK//INで優勝。
その後のEMEAリーグでも全勝で決勝に進出し圧倒的な強さを見せていましたが、2022年9月13日以来続いていた無敗記録がPlayoffs決勝で途絶えて2位に。

Boasterがイギリス、Leoはスウェーデン、Alfajerがトルコ、Chronicleがロシア、Derkeはフィンランド・ロシアの国籍を持っています。
Alfajerの読みはチームメイトであるBoasterの発音EMEAキャスターの発音を参考にしました。

陽気でお茶目なBoasterがチームのIGLです。

【FUT】FUT Esports(フットイースポーツ)

メンバー:ATAKAPTAN(アタカプタン)、mojj(モジ)、MrFaliN(ミスターファーレン)、qw1(キューウィ)、qRaxs(クラックス

コーチ:GAIS(ガイス)

2014年に「Futbolist」の名前でスタートし、2016年にeSportsに参入したトルコ拠点のチーム。選手は全員トルコ国籍です。

MrFaliNがIGL。プレーオフではqw1のネオンが無双してた印象。
NAVIにストレート勝ちしてプレーオフ3位に。

発音はVCT LOCK//IN 2023の紹介動画などを参考にしています。

メンバー:Shao(シャオ)、Zyppan(ジパン)、ANGE1(エンジェル)、cNed(シーネッド)、SUYGETSU(スイゲツ)

コーチ:d00mbr0s(ドゥームブロス)

2009年にウクライナキエフに拠点を置くチーム。
「NAVI(ナビ)」と略されることも多いですが、正式名称はラテン語で「勝つために生まれた」という意味の「Natus Vincere(ナトゥスヴィンチェレ)」。
ネイティブの発音だと聞き取りもカナ表現もムズいと感じたのですが、わかりやすい発音で言えば、他にも「ネイトゥス」だったり「ヴィンケレ」だったり、いくつかのパターンも耳にしました。

2021年にVALORANT部門に参入し、2022年Masters2王者となったFPXのヘッドコーチ&メンバーをほぼ買収し、ardiis以外のメンバーがそのままNAVIに加入した。プレーオフは4位。

ANGE1選手はウクライナ、Shao選手とSUYGETSU選手はロシア、Zyppan選手はスウェーデン、cNed選手はトルコの選手。

チームリキッドのeMILコーチはd00mbr0sコーチの双子の兄弟。

Shaoはクラッチキングの印象がすっかり強くなってしまいました。

Americas(アメリカ)
【LLL】LOUD(ラウド)

メンバー:aspas(アスパス)、tuyz(トゥイーズ)、Saadhak(サダーキー)、Less(レス)、cauanzin(カウアンジン)

コーチ:bzkA(ビージーケーエー)

Champions 2022優勝チームでVCT Americas 2023の初代王者、Saadhakは決勝のMVPに。
2022年に新しくVALORANT部門を設立したブラジル拠点のチームで、YouTube登録者が1,240万人、Instagramのフォロワーが1,150万人(2023年6月11日現在)と驚異の人気を誇ります。

Saadhakのみアルゼンチン人で、残りのメンバーは皆ブラジルとなります。

発音はMeet LOUD | VCT LOCK//IN 2023 - YouTubeを参考にしました。

【NRG】NRG(エヌアールジー

メンバー:crashies(クラッシーズ)、Victor(ビクター)、FiNESSE(フナス)、s0m(ソム)、ardiis(アルディス)

コーチ:Chet(チェット)

2016年に設立したカリフォルニア州ロサンゼルスのプロゲーミング&エンターテインメント組織。元OpTicのメンバーが目立ちます。IGLのFiNESSE(FNS)いわく、s0mがMarvedのポジションで、ardiisがyayポジションのメインデュエリストとのこと。プレーオフでは2位。

FiNESSE選手がカナダ、ardiis選手はラトビア・UK、それ以外のメンバーはアメリカ人です。

スパイクの受け渡しでウルト回しをしっかりやるチーム。

ardiis選手の読みについてはMeet NRG | VCT LOCK//IN 2023 - YouTubeのFiNESSE選手の発音を参考にしています。ardiis選手本人は何て言ってるのか聞き取れませんでした。苦笑

【EG】Evil Geniuses(イビルジーニアシーズ)

メンバー:Demon1(デーモンワン)、Ethan(イーサン)、JAWGEMO(ジャギモ)、C0M(コム)、Boostio(ブースティオ)、BcJ(ビーシージェー)

コーチ:Potter(ポッター)

1999年に設立したアメリカのワシントン州シアトルに拠点を置くeスポーツチーム。元々は1997年にカナダで組まれたQuakeクランだったそうです。
「EG(イージー)」と略して呼ばれています。
プレーオフは3位通過ですが、Americasのグループステージでは最終戦でNRGに敗れて圏外に落ちてしまい、100TがMIBRに敗れたため6位に浮上したという経緯がありました。そのため、チームのTwitterのアカウント名は「THANK YOU MIBR (@EvilGeniuses) 」になっています。

JAWGEMOはカンボジア人で、残りのメンバーは皆アメリカとなります。
メンバーには直近の大会に出ていた6人を書きましたが、Reformed、Apotheon、ScrewFaceも含む9人体制となっています。
※追記:6月17日にicyが加入し10人体制になりました。

JAWGEMOの発音は、メインデュエリストであるDemon1のワンパンマンがじわるこの動画を参考にしたのですが、別の動画でBcJは「ジャジィモ」と言っているようにも聞こえます。
BoostioはIGLながらキルジョイでACE&1試合35キルを取るほど無双する姿イルカ並みの叫び声がなかなか衝撃的です。Demon1に続いて坊主バフ(bald buff)したかいあり?w

Demon1選手は当初ビザ関係で来れないという話が出ていましたが、無事日本に来ることができました。

唯一の女性コーチであるPotterですが、結果を出せなければ解任というリーク情報が流出しており、元FaZeクランのZeckが予備名簿にヘッドコーチとして登録されているなんて話題も。

英サッカー・プレミアリーグ所属のウルブス(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)とパートナー提携している。右胸にある黄色いエンブレムはウルブスのものです。

Pacific(アジア地域)
【PRX】Paper Rex(ペーパーレックス)

メンバー:f0rsakeN(フォーセイクン)、mindfreak(マインドフリーク)、d4v4i(ダヴァイ)、Jinggg(ジン)、something(サムシング)、Benkai(ベンカイ)、CGRS(シージーアールエス

コーチ:alecks(アレックス)

VCT Pacific Playoffs初代王者、新加入のsmth(スミス)ことsomething選手が決勝MVPに。
2020年に設立されたシンガポールを拠点とするチームで、「PRX(ピーアールエックス)」とも呼ばれています。

キャスター解説のyukishiroさんが「最も攻撃的なチーム」と言うのも納得の破壊力。

ZETAにヘイヴンで負けて以来、ヘイヴンはBANし続けているそうです。

シンガポールの選手が多いですが、d4v4iはマレーシアの方、CGRSはタイの方で、CGRSはCigaretteSの略称です。

smth選手はビザの問題で来日できておらず、ベストメンバーではありませんが、サブメンバーのCS:GOのプロ出身であるストリーマーCGRS選手が活躍を見せています。

【DRX】DRX(ディーアールエックス)

メンバー:BuZz(バズ)、stax(スタックス)、MaKo(マコ)、Zest(ゼスト)、Rb(アールビー)、Foxy9(フォクシーナイン)

コーチ:termi(ターミ)

VCT Pacific Playoffsの2位。
2022年、eDreamWork Koreaの買収により、Vision Strikersが保有するVALORANT部門がDRXとなりました。選手は全員韓国人です。
安定して総合力の高いハイレベルさをキープしています。

【T1】T1(ティーワン)

メンバー:carpe(カルペ)、sayaplayer(サヤプレーヤー)、xeta(ゼタ)、ban(バン)、Munchkin(マンチキン

コーチ:David Denis(デイビッドデニス)

特にLoLで有名な韓国の人気チーム。
2002年に前身となるTeam Orion(チームオリオン)が設立、2004年にSK Telecomの出資を受け「SK Telecom T1(SKT T1)」が創設され、2019年に「T1」に改名されました。プレーオフは3位。

banは9歳の時に韓国から移住したアメリカ人、残りは韓国人です。
IGLはMunchikin選手、ban選手は今年プロデビューcarpe選手はOverwatchから転向してきたのだそうです。
また、Munchkin選手は2022年春まで日本のCrazy Raccoonに所属していました。

PACIFICチーム紹介 - T1 // “Make Waves” - YouTube

CN(中国)


特に詳細説明が見当たらない謎の中国枠。
昨年末に政府の認可が下り、Riot Gamesの親会社である深圳(シンセン)の大企業Tencent(テンセント)から正式にリリースに向けて動いている中国のVALORANT事情。
それにより中国チーム参加の動きも加速していますが、Pacificリーグに中国のチームは入っておらず、各大会に中国枠が設けられていたり、Champions参加権を得られる中国だけの大会が開かれたりしています。

【EDG】EDward Gaming(エドワードゲーミング)

メンバー:ZmjjKK(カンカン)、Haodong(ハオドン)、CHICHOO(チーチョー)、Nobody(ノーバディ)、Smoggy(スモーギー)

コーチ:AfteR(アフター)

FGC VALORANT Invitational:ACT 2優勝。
2013年に設立と長く活動しているチームで、VALORANT部門は2020年から始動しているようです。選手は全員中国人です。

破壊力が強烈なZmjjKK選手、なんでZmjjKKでカンカンなんだろうと思ったら、Zmjjは兄のIDなんだそうです。オペを持たせるとさらに強さが増しますが、スコープをほぼ覗かずに4キル取っていたりして笑うしかありません。
そしてZmjjKK選手が注目されがちですが、他の4人も全員ちゃんと強いです。

ZmjjKK選手の液晶の角度はペンタブを想起させるほど独特。首は大事に。

AfteRコーチはAVAのプロ(ahq)だった方。

【AVA】Ahq 練習試合 #9【SHAKA】 - YouTube

【ASE】Attacking Soul Esports(アタッキングソウルイースポーツ)

メンバー:Life(ライフ)、monk(モンク)、Bunt(バント)、hfmi0dzjc9z7(エイチエフエムエイリンディーズィージェイスジェイチオジェイチ)、YHchen(ワイエイチチェン)

コーチ:EGO

中国のeスポーツチーム。YHchen選手は台湾、他の選手は中国です。
FGC VALORANT Invitational:ACT 1優勝。
どうやらEDGからLifeが移籍してきてから頭角を現したチームのようで、今回が初めてのオフライン大会なのだそうです。略称は「ASE(エーエスイー)」。背中の「一發入魂」の文字が目を引きます。
試合前のLife選手のインタビューでは、戦術面での遅れを撃ち合いで補っているというようなことを話していました。

公式サイトもウェイボーも見れず、Twitterのアカウントは2023年4月に開設したばかり、選手のアカウントもほぼツイートなしorアカウント凍結で、公式の情報が全然入ってこない謎多き存在。

読み方に困るeスポーツ選手名の中でも特に異彩を放つ「hfmi0dzjc9z7」はhfmi0dzjc9z7本人が話す動画いわくどうやらそのまま1字1字読むのだそう。尚、上記の読み表記は聞き取り苦手ながら、先の動画から聞こえたものをそのまま書いています。9はジウらしいけど全然そう聞こえません助けて。苦笑
中国では「アルファベットの人(ALPHABET BROTHER)」の意味で「字母哥 (Zìmǔ gē:ジムグー)」と呼ばれているのだとか。チームのツイートでは「hfmi」と略されていたりもします。
ちなみにこのブログで「ジムグー」としているのは、バスケで「字母哥」と呼ばれている選手の動画での読まれ方を確認したり、「哥 (gē)」の発音を調べたりした結果です。

VALORANT(ヴァロラント)とは?

VALORANT ジェット

2020年にRiot Gamesからリリースされた、5人対5人のチーム戦で攻守に分かれて戦うFPSゲーム『VALORANT(ヴァロラント)』。

FPSとはFirst Person Shooterファーストパーソンシューター)、つまり1人称シューティングゲームのことで、自分の視点であたかも武器を操っているかのような感覚で遊べるようになっています。

攻撃側はスパイクと呼ばれる爆弾を設置して起爆を狙い、防御側はスパイク設置の阻止および解除を目指します。

勝利条件は次のとおり。

アタッカー
  1. 敵(ディフェンダー)を全滅させる。
  2. 制限時間内にスパイクを設置エリア(サイト)に設置し、解除されずに爆発させる。
ディフェンダー
  1. スパイクを設置される前に敵(アタッカー)を全滅させる。
  2. 制限時間内にスパイクを設置させない。
  3. 設置されたスパイクを解除する。

vct2-復元2

制限時間は上部中央に表示されており、スパイクが設置されると「スパイク設置完了」の字とともに、カウントダウンの下にあった逆三角形のスパイクアイコンが上に移ります。

また、VCTではがアタッカー、ディフェンダーを表しています。

playvalorant.com

公式サイトの「無料でプレイ」からRiotアカウントを作成のうえ無料で遊ぶことができます。

エージェント(キャラクター)

VALORANT

2023年6月現在、VALORANTでは4つのタイプ、21人のエージェントと呼ばれるキャラクターを操作することができます。

エージェントは全員、反キングダム組織のヴァロラントプロトコル(VALORANT PROTOCOL)に所属しています。

チーム内で同じキャラ被りは基本的にはできません。(レプリケーションというチーム全員が同じエージェントで遊ぶモードがあります)

敵チームとはキャラが被る可能性があり、同じ人同士で戦っている点については、地球が2つ存在し、まったく同じ人が別に存在することが、シネマティックトレーラーで明らかになっています。

公式の紹介トレーラーがある場合には、名前の部分に動画へのリンクを貼っておきます。

×デュエリスト

キルを取りやすいメインアタッカー。先陣を切る役が多い。

  • ジェット(韓国):縦横無尽に高速で駆け回り、浮かせたナイフを飛ばす風使い。「失せな!」
    アップドラフト / テイルウィンド / クラウドバースト / ブレードストーム
  • レイズ(ブラジル):ブラストパックで飛び跳ね、グレネードなどの爆発物やロケットランチャーで戦う。「パーティータイム!」
    ブラストパック / ペイント弾 / ブームボット / ショーストッパー
  • フェニックス(イギリス):攻守に火炎を操り、自己回復もできる万能タイプ。2022年7月に入った強化でピックされるように。
    カーブボール / ホットハンド / ブレイズ / ラン・イット・バック
  • レイナ(メキシコ):敵をキルして吸収したソウルオーブで自己回復や透明化、狂乱状態でキルを量産。
    デバウアー / ディスミス / リーア / エンプレス
  • ヨル(日本):ワープやデコイで意表を突くスカジャン。「俺がやる」
    ブラインドサイド / ゲートクラッシュ / フェイクアウト / ディメンショナルドリフト
  • ネオン(フィリピン):電光石火に駆け回る青髪の電撃使い。ピックする人もずいぶん増えました。「頭に来た!」
    リレーボルト / ハイギア / ファストレーン / オーバードライブ
⚡イニシエーター

索敵やフラッシュ、スタンなどによる妨害などで攪乱し、試合を有利に進める。

  • ブリーチ(スウェーデン):義手の両腕から衝撃波などさまざまな攻撃を発生させて突破口となる。「吹っ飛べ!」
    フラッシュポイント / フォールトライン / アフターショック / ローリングサンダー
  • ソーヴァ(ロシア):リコンボルトなど索敵能力の高い弓使い。「俺はハンターだ!」
    ショックボルト / リコンボルト / オウルドローン / ハンターズフューリー
  • スカイ(オーストラリア):鷹や狼を召喚して操る。敵を追跡するシーカーや回復能力もある。「逃げてもムダ!」
    トレイルブレイザー / ガイディングライト / リグロウス / シーカー
  • KAY/O<ケイ・オー>:無効化アビリティーの多い戦闘兵器。敵に倒されても15秒間は味方に蘇生してもらうことができる。
    フラッシュ/ドライブ / ゼロ/ポイント / フラグ/メント / ヌル/コマンド
  • フェイド(トルコ):悪夢の力を操る賞金稼ぎ。2022年4月末の実装以降、索敵能力があり、相手の聴覚を奪って衰弱させるウルトはインパクトが大きく、使うチームは多い。「恐怖を見せてやる!」
    シーズ / ホウント / プラウラー / ナイトフォール
  • ゲッコーアメリカ):かわいらしいクリーチャーたちと共に戦う。2023年3月実装。「頼むぞチビ助!」
    ウィングマン / ディジー / モッシュピット / スラッシュ
コントローラー

敵の視界や行動の制限など、マップの形状による制限を超えたエリアコントロールが可能。

  • オーメン:闇で相手の視界を制限し、自由自在にテレポートできる。
    パラノイア / ダークカヴァー / シュラウドステップ / フロム・ザ・シャドウズ
  • ブリムストーンアメリカ):衛星軌道兵器で遠隔攻撃するオレンジ色の帽子のマッチョ。
    インセンディアリー / スカイスモーク / スティムビーコン / オービタルストライク
  • ヴァイパー(アメリカ):有毒ガスや化学物質を使いこなす毒使いの化学者。「邪魔をしないで」
    ポイズンクラウド / トキシックスクリーン / スネークバイト / ヴァイパーズピット
  • アストラ(ガーナ):マップのどこでも宇宙のエネルギーを操るアストラルフォームで広範スキルを発動。「世界は分かたれた!」
    ノヴァパルス / ネビュラ / グラビティウェル / コズミックディバイド
  • ハーバー(インド):水を操って味方を守り、敵を攻撃する。2022年10月実装。「逃げられるか!?」
    コーヴ / ハイタイド / カスケード / レコニング
▽センチネル

味方の回復や敵の位置特定、トラップなど守備寄りな後方支援スキルを持つ。

  • セージ(中国):味方を回復しバリアを築く守り手。唯一、味方を蘇生できる。「仲間は死なせない!」
    スロウオーブ / ヒーリングオーブ / バリアオーブ / リザレクション
  • サイファー(モロッコ):カメラやトラップワイヤー設置など監視能力が高い情報屋。
    サイバーケージ / スパイカメラ / トラップワイヤー / ニューラルセフト
  • キルジョイ(ドイツ):発明したタレットやボットが自動応戦で援護。「カウントダウン開始!」
    アラームボット / タレット / ナノスワーム / ロックダウン
  • チェンバー(フランス):カード型のテレポートアンカーやトラップ、ウルトの強力ライフルなど使いこなす武器デザイナー。「遊びたいのか?相手になろう」
    ヘッドハンター / ランデヴー / トレードマーク / ツール・ド・フォース
  • デッドロックノルウェー):最終日に発表された新エージェント。エリアを押さえて仲間と戦う機会を作り出す。
    グラヴィネット / ソニックセンサー / バリアメッシュ / アナイアレーション

アーセナル&ナイフ(武器)

銃のイメージはないけど聞き慣れた単語が頻繁に出てくるので、これは何だ?と思って調べると銃のことだったりすることも多々。
なので、これは銃の話をしていると認識するため程度の覚え書きです。

銃は「サイドアーム」「サブマシンガン」「ライフル」「スナイパー」「ヘヴィー」「ショットガン」の6種類あり、値段が高いほど高性能になると捉えていればいいようです。

  • クラシック:初期装備のサイドアーム(副装備)のピストル。
  • ショーティー:サイドアームのショットガン。
  • フレンジー:サイドアームの中で唯一のフルオートピストル。
  • ゴースト:メイン武器に劣らないサイドアーム。
  • シェリフ:メイン武器に劣らないサイドアーム。
  • スティンガー:最安価のサブマシンガン
  • スペクター:サブマシンガン。弾道が見えづらく音も小さくなるサプレッサー付き。
  • バッキー:セミオートのショットガン。メイン武器の中で最も安い。
  • ジャッジ:フルオートのショットガン。装填はマガジン式。Jasperくんの放った「ジャッジなんだよねぇ!?」という反応がキャスターも使うほどすっかり定番に。
  • ブルドッグ:最安価のライフル。距離が空いても威力が落ちない。
  • ガーディアン:狙撃専用ライフル。
  • ファントム:人気の高いアサルトライフル
  • ヴァンダル:人気の高いアサルトライフル。弾道が見えづらく音も小さくなるサプレッサー付き。
  • マーシャル:セミオートのスナイパーライフル。1発ずつのリロード。
  • オペレーター:一撃必殺のスナイパーライフル。オペと略される。先端の銃身が細長くてグリップがついたシルエットのがそうです。
  • アレス:連射するほど速度が上がるヘヴィーマシンガン。
  • オーディン:連射するほど速度が上がるヘヴィーマシンガン。100発装弾できる。連射する様子がよく工事中に例えられる。魔法のランプを横に引き延ばしたようなシルエットのやつ。
  • タクティカルナイフ:移動速度や障害物破壊が速い。急ぐ時や弾切れなどに。

マップ

2023年6月現在、戦いの舞台として9つのマップが存在。
マップ数が多いので、各エリアの名称は省略します。

どこのマップで試合しているかは配信左上を見れば確認ができます。

  • フラクチャー:キングダムの極秘レディアナイト研究施設。マップ中央を長いジップラインが通る。
  • ブリーズバミューダトライアングルの離島が舞台。史跡や海岸など明るく開けた南国の空間。
  • アイスボックス:極寒のツンドラにあるキングダムの隠された発掘現場。コンテナの色でエリアが示される。通称アイボ。
  • バインド:モロッコが舞台。中央エリアがなく、2つのテレポーターが特徴的。
  • ヘイヴン:ブータン修道院。A~Cと3つのサイトが存在。
  • スプリット:日本の東京が舞台。近代的なAサイトと古い街並みのBサイトが対照的な場所。
  • アセント:イタリアのヴェネツィア。スパイクの爆発によって地球から切り離され、宙に浮いてしまっている。
  • パールポルトガルをモチーフとした、気候変動によって水没した海底都市。ポルトガルの伝統音楽『ファド』も聴ける。
  • ロータス:インドの西ガーツ山脈に位置する遺跡群。A~Cと3つのサイトが存在。回転ドアも特徴的。

よく出てくるヴァロ用語やゲームスラング

  • AWP(アウプ):銃のオペレーターのこと。FPSゲーム「CS:GO」のスナイパーライフルから来ている。
  • アカイケンチ:VCTのMeteor(メテオ)選手へのインタビューでの「赤い検知画面出てませんか?」「アカイケンチ?」のやりとりから、連続モク抜きやシェリフなどでの連続ヘッドショット等、チートを疑われるくらいのスーパープレイやプレイヤーを指す。VALOではチートが検出されると画面全体が赤い検知画面が表示される。ただのまぐれや実際にガチチートの場合もある。
  • アセ:アセンダントという新しく追加されたランク帯。ダイヤとイモータルの間。
  • アビリティー:各エージェントが持つ固有スキルで、購入フェーズに入手できる。常に保有するものもある(E)。
  • アラボ:キルジョイのアビリティー「アラームボット」。
  • 黯然銷魂(あんぜんしょうこん):岸キャスターが試合前コメントで使っていた四字熟語。悲しみで気力を失くし、魂が抜けたような状態。
  • アンレ:5対5で戦うチーム戦のメインモード「アンレート」のこと。
  • 犬:スカイのアビリティートレイルブレイザー」のこと。本当は犬ではなく、タスマニアンタイガー(別名フクロオオカミ)という絶滅した有袋類の肉食獣。
  • いばにん:オーディンを愛するArt a.k.a 茨城忍者選手。
  • イモ:イモータルというランク帯。
  • インスモ:インスモーク。スモークの中に入ること。
  • #○○WIN(ウィン):eスポーツにおいてチームを応援するときに使うハッシュタグ。○○にはチーム名の略称などが入ります。#ZETAWIN、#NTHWINなど大会中はSNSでもよくトレンド入りしています。
  • ウルト:アルティメットアビリティー。必殺技みたいなもの。アルティメットポイントを溜めて発動。画面上部のキャラアイコンが光っていたら撃てる状態。スコアボードでアルティメット「準備完了」と表示されたり、VCTのUIでは◇が7つ溜まって「READY」となっていたりといったところからもわかる。
  • エイム:敵に照準を合わせること
  • Aim Lab(エイムラボ):無料のエイム練習ゲーム。
  • ACS:Average Combat Score(アベレージコンバットスコア)の略。試合ごとの平均ダメージ。
  • ACE(エース):チーム戦において1人で敵を全滅させること。
  • ADS(エーディーエス):Aim Down Sight(エイムダウンサイト)の略。銃のサイト(照準具)を覗き込みながら撃つこと。
  • NT:Nice Tryの略。上手く行かなかったけど挑戦したことを称える時に。ナイトラ。
  • エリア:陣地取りのような攻防の考え方で、マップを細かくエリア分けした空間のこと。エリアを取る・広げるなどと言うのは、要約すると自分たちが有利に動ける空間を増やすこと。
    敵が見えないサッカーのようなもので、エリアが広がれば視界も広がって敵の動きに気づきやすくなり、安全にボール代わりのスパイクを回しやすくなるし、相手の動きを抑え込みやすくなる、と私は受け取っています。
  • エルボー:肘のような90度の曲がり角。バインドやブリーズにある。
  • エントリー:アタッカーがサイトに突入する動き。
    ・アイドルエントリー:セージのバリアオーブのせり上がる壁に乗ってエントリーする姿が、迫(せり)で登場するアイドルに例えられたことから。
  • 狼:犬:スカイのアビリティートレイルブレイザー」のこと。タスマニアンタイガー(別名フクロオオカミ)という絶滅した有袋類の肉食獣が飛び出すことから。
  • OooDa(オーダ):VCメインキャスター。DetonatioN Gaming立ち上げ時のメンバー。すべり芸はいつものこと。
  • OT:オーバータイム、延長戦のこと。
  • オープン設置:開けた場所にスパイクを設置。解除阻止しやすいが、設置中を狙われやすくもあります。
  • おでん:ヘヴィーマシンガン・オーディンのこと。
  • オルト射撃:銃のサイト(照準具)がない一部の武器で使える、右クリックで行う射撃。
  • Curse(カース):油断ならない最も危険なスコアのこと。VALORANTでは「9-3 Curse」という言葉ができており、差を大きく広げて折り返しても敗戦してしまうことがありえる。
  • カーテン:オーロラのようなカーテン状に展開するスキルで、敵の射線を切ることができます。
    ヴァイパー「トキシックスクリーン」・フェニックス「ブレイズ」・ネオン「ファストレーン」・ハーバー「ハイタイド」。
  • ガチ解除:相手チームにスパイクを設置し、なおかつ生存して阻止しに来る状態で、あえてスパイク解除をし続けること。
  • 壁:任意の場所に壁を設置できるアビリティー。攻撃を加えると壊せる。
    セージ「バリアオーブ」。
  • 河野海樹(かわのかいき):VCTメインキャスター。「何を根拠に」などつい使いたくなるワードがちょくちょく飛び出すミーム製造機。
  • 岸大河(きしたいが):VCTメインキャスター。以前はstansmithという名前で活動していた。FPSからぷよぷよ、サッカーまで幅広く対応してくるすごい人なのだが、オープンな変態でもある。
  • キャベツ:スカイのウルト「シーカー」のこと。
  • クアドラキル:短時間に連続4キル。Quadra Kill。
  • CLUTCH(クラッチ):生き残った1人が自陣より多い敵を倒して勝利。
  • クロスヘア:照準を合わせるための十字線や目盛りなどのマークのこと。レティクルとも。
  • 逆キー:キャラクターが動いている方向とは逆のキーを入力することで瞬時に動きを止めること。(ストッピング)
  • KDA:キル/デス/アシストの個人成績。割合の場合は(キル数+アシスト数)/デス数。
    ・キル:敵を倒した数。
    ・デス:自分が死んだ回数。
    ・アシスト:キル直前にダメージを与えたり、味方を回復したり守ったりなど。
  • キングダム:VALORANTの世界を牛耳っている巨大企業。建物などに書かれている「KNG」はキングダムのこと。
  • 空爆:射線が通らない遠距離から投てき系のアビリティーを落とすこと。スパイク設置や解除阻止などに使われたりする。
    ブリムストーン「インセンディアリー」・ヴァイパー「スネークバイト」・キルジョイ「ナノスワーム」・ソーヴァ「ショックボルト」・フェニックス「ホットハンド」・KAY/O「フラグ/メント」・セージ「スロウオーブ」・ゲッコー「モッシュピット」
  • 黒コン:マップ・アセントのジェネレーターのこと。黒いコンテナの略。
  • KAST(ケーエーエスティー):Kill, Assist, Survied, tradedの略。1ラウンドあたりのキル、アシスト、生存、トレードキルをパーセンテージで表していて、どれだけ単独デスしなかったかがわかります。OooDaさんいわく「60を超えていたら怪物」だそうです。(2022 Champions Day8参照)
  • 激ロー:体力(HP、ヘルス)が少ない状態のこと。ちなみに最大値は100。
  • 工事:オーディンで撃ちまくること。Lazさんがオーディンを撃っていると、本名の牛田浩二をもじって「牛田工事」と言われたりする。
  • 拘束:武器やアビリティーの使用、スパイクの設置・解除ができなくなり、移動も遅くなる。
    キルジョイ「ロックダウン」・ゲッコー「スラッシュ」。
  • コン:ロールのコントローラーの略だったり、コンテナの略だったり。「2(ツー)コン」だったら2人のコントローラー。
  • コンペ:コンペティティブ(競技)モードのこと。いわゆるランクマッチ。
  • サイト:A・Bなどスパイクを設置できるエリア。
  • 索敵:相手の位置を特定すること。
    ソーヴァ「リコンボルト」「オウルドローン」「ハンターズフューリー」・サイファー「スパイカメラ」「トラップワイヤー」「ニューラルセフト」・スカイ「シーカー」・フェイド「ホウント」「プラウラー」。
  • ザリガニ:小さなくぼみポジションのこと。

    【VALORANT】ザリガニの由来・語源・意味とは?:FPS - eSportsManagerBar

  • GLHF:Good Luck Have Funの略。「頑張って」「楽しもう」「幸運を祈る」といった意味で試合前の声がけなどに。
  • GG(ジージー):Good Gameの略。「良い試合だった」「お疲れ」などの意。
  • GGWP:Good Game, Well Playedの略。「良い試合だった」「よくやった」的な感じ。
  • CT:ディフェンス側。CS:GOのカウンターテロリストから来ている。設置されたスパイクの解除を目指す。
  • シグネチャーアビリティー:お金をかけずに常時ストックされるアビリティー。一定時間経過で再利用できたりする。
  • 死体撃ち:相手を倒したにもかかわらず撃ち続けること。よくあるとしても、挑発的でバッドマナーだとは思います。
  • シフト:特定の場所へ寄ること。
  • 加油:中国語の「頑張れ!」。「ジャーヨウ」と読みます。
  • 弱体化:ダメージが倍になる状態異常。体にヒビが入ったようなエフェクトが出る。
    ヴァイパー「スネークバイト」・キルジョイ「アラームボット」・アストラ「グラビティウェル」。
  • 射線を切る:銃の射撃は基本、砲身からまっすぐの弾道を描くが、その敵の斜線上に何かしらの障害物を挟んで弾が当たらないようにすることを言います。
  • シャワー:マップ・BIND(バインド)の浴場のこと。
  • ショ:ショートの略。短い通路。「Aショ」などと言われる。
  • 衰弱:徐々に体力が奪われていく状態異常。
    ヴァイパー「ポインズンクラウド」「トキシックスクリーン」「ヴァイパーズピット」・フェイド「ナイトフォール」。
  • スタン:エージェントが眩暈(めまい)を起こしてふらついてしまう状態異常。視界がモノクロになり、連射や移動速度低下などのデバフがかかります。
    ブリーチ「フォールトライン」「ローリングサンダー」・サイファー「トラップワイヤー」・スカイ「トレイルブレイザー」・アストラ「ノヴァパルス」・ネオン「リレーボルト」・ハーバー「レコニング」。
  • ストッピング:狙った場所を精確に撃つために瞬間的に動きを止めるテクニック。
  • スパイク:試合の勝敗を分けるキーアイテムとなる三角形の爆弾。レディアナイトのエネルギーを利用している。爆発に巻き込まれると即死します。
  • スパイクキャリアー:攻撃側でスパイクを持ち運び、設置する役。VCTのUIなどには、スパイクキャリアーにスパイクのアイコンがついています。
  • スプレー:マップ上の壁や床に描けるスプレーの落書き。
  • スポーン:最初に出現する位置。
  • THRIFTY(スリフティ):敵チームより消費クレジットの少ない状態で勝利。
  • スロウ:動きを鈍らせる状態異常。
    セージ「スロウオーブ」・チェンバー「トレードマーク」「ツール・ド・フォース」・ハーバー「カスケード」・デッドロック「グラヴィネット
  • ZETAチャレンジ:8-12から逆転を目指すこと。2022年VCT Stage1 Mastersで、ZETA DIVISIONがラウンド数8-12という相手NiPにマッチポイントを取られた状態から4連続ラウンドを取り、OTに持ち込んで逆転してみせたことから。
  • ソルカスチャレンジ:敵に気づかれずに相手を背後からナイフキルしようとすること。2021年のVCTでTLのソルカスがナイフキルに失敗したのが元ネタ。

    VCT Stage 2 MASTERS 2 DAY 2 - YouTube

  • DARK DAY(ダークデー):日本版公式だと休息日と訳されています。
  • タイムアウト:タクティカルタイムアウト。試合を一時中断し、コーチとコミュニケーションを取ることができる。キャスターさんいわく、試合1本につき2回までとのこと。TO。
  • T:アタック側。CS:GOのテロリストから来ている。サイトにスパイクを設置して爆発させることが目的。
  • TP(ティーピー):テレポート。
  • decider(ディサイダー):VCTの場合はディサイダーマップを指し、決着をつける舞台・試合を意味します。
  • ティルト:冷静を欠いて、ふだんしないプレイをしてしまうこと。
  • テクニカルポーズ:設備に不具合があった時に中断される。テックポーズとも。
  • デコイ:おとり。
  • 土下座:KAY/Oがダウンした様子。なかなかに硬い。
  • 「何を根拠に」:河野キャスターの実況から飛び出たミーム
  • ハーフ解除:スパイクを半分解除した状態。途中で別の人に譲るのはウルトのポイントをもらうため。
  • ハイミ:ハイミッドの略。アセントの中央トップのこと。
  • 裸:アーマー(ライトシールド・ヘヴィーシールド)をつけていない状態に使われているのを見かけます。
  • ヴァロラントプロトコル:反キングダムの組織。
  • バモスペイン語の「Vamos」で「いいぞ!」「行くぞ!」「頑張ろう!」みたいな感じ。サッカーの応援でもおなじみです。
  • バン:ピックできないよう排除すること。VCTで言えばマップのバンがあります。
  • ピーク:遮蔽物から体を出すこと。
    ・オーバーピーク:遮蔽物から数歩レベルで大きく飛び出すこと。
    ・ジャンピ:ジャンプピーク。ジャンプで一瞬体を出し、様子を確認すること。
    ・ダブルピーク:2人同時に遮蔽物から体を出すこと。
    ・ドライピーク:アビリティーを使わずに遮蔽物から体を出すこと。
    ・リピーク:再度ピークすること。
  • ピック:エージェントやマップなどを選ぶこと。前に数字がついて「1(ワン)ピックとる」などと使われる時は「1人倒す」という意味に。
  • ファーストブラッド:試合の中で敵味方関係なく最初のキル。FB。
  • フッカー:マップ・バインドのBウィンドウのこと。αテストで水ギセル(hookah)が置かれていたのだとか。
  • ブラインド:視界を狭める状態異常。視界が悪化しているエージェントは頭に黒いモヤモヤがかかっている。
    オーメンパラノイア」・レイナ「リーア」・スカイ「シーカー」。
  • フラグトップ:その試合中で1番スコアが高いこと。
  • フラッシュ:一時的に敵の視界を奪う閃光系のアビリティー。フラッシュを食らったエージェントは頭が光った状態になる。
    フェニックス「カーブボール」・スカイ「ガイディングライト」・KAY/O「フラッシュ/ドライブ」・ブリーチ「フラッシュポイント」・ヨル「ブラインドサイド」・ゲッコー「ディジー
  • ブラパ:レイズのアビリティー「ブラストパック」の略。
  • プラント:スパイクの設置。
  • プリエイム:ピーク前に敵がいそうな場所にエイムを合わせておくこと。
  • 振り向き:マウス感度に関する話で、マウスをどれだけ動かせば後ろを振り向けるかを「振り向き〇cm」とマウスを動かす距離で話されます。
  • ブリンク:ジェットのアビリティー「テイルウィンド」のこと。
  • フルカウント:勝敗を決める規定のカウント数まで数え終わることの意味で、VALOで言えば「13-11」の試合。
  • フレックス:複数のロールをできること。またはそのエージェント。
  • FLAWLESS(フローレス):味方が誰もキルされていない状態で勝利。=PERFECT。
  • ベイト:味方や自分を囮にすること。
  • ヘッショ:ヘッドショットの略。ダメージが大きい頭を撃つこと。
  • ヘブン:辺りを見渡せるような高所のこと。特に周りが壁に囲まれているような強ポジ(強いポジション)。
  • ペンタキル:短時間に連続5キル。Penta Kill。
  • マケ:マップ・アセントのマーケットの略。
  • マネーシステム:ラウンドごとにクレジットを使って武器やアビリティーを購入するシステム。ラウンドが終わると購入フェーズとなります。
    ・ピストルラウンド:初回や攻守交代直後のクレジットが800しかなくてピストル程度しか買えないラウンド。
    ・エコ:所持クレジットが少なくて装備やアビリティを満足に購入できず、次のラウンドへクレジットを残すために、なるべく武器を買わずに節約すること。
    ・セカンドバイ:ピストルラウンドで負けた後にエコをせずに買うこと。セカバイ。
    ・フォースバイ:少ないクレジットでも買えるかぎりの武器を買うこと。
    ・エターナルバイ:ずっとフォースバイを続けること。
    ・バイラウンド:全員が3,900円以上持っていてメイン武器&盾を買えるラウンド。
    ・フルバイ:フル装備をそろえること。
  • ミッド:ABのサイト間にある中央通路エリア。
  • ミニマップ:試合中、左上にある地図。チームメンバーの現在地がわかる。
  • ミラー配信:第三者の配信映像を利用しながら配信すること。
  • モク:スモークなど相手の視界を遮るもの。
    ジェット「クラウドバースト」・オーメン「ダークカヴァー」・ブリムストーン「スカイスモーク」・サイファー「サイバーケージ」・アストラ「ネビュラ」・ハーバー「コーヴ」。
  • モロトフ:火炎瓶。
    キルジョイ「ナノスワーム」・ブリムストーン「インセンディアリー」・フェニックス「ホットハンド」・KAY/O「フラグ/メント」・ゲッコー「モッシュピット」。
  • yue(ユエ):VCTメインキャスターの実況解説。
  • yukishiro(ユキシロ):解説メインのVCTメインキャスター。FPSCROSSFIRE』の元プロゲーマー。
  • 抑制:エージェントが抑制を食らうとアビリティーを使えなくなる。
    KAY/O「ゼロ/ポイント」「ヌル/コマンド」。
  • ラーク:仲間と離れて相手の裏を取ったり、情報を探ったりすること。主に単独で裏取りすることが多い。
  • ラッシュ:複数人で一気に攻めること。Aラッシュと言ったらAサイトへ一斉突撃。
  • リージョン:地域。
  • リコイル:射撃で生じる銃の反動。
  • リコン:ソーヴァが使える、敵を検知するアビリティ「リコンボルト」の略。
  • リテイク:サイトにスパイクを設置されたあとに、守備側がスパイクを解除して取り返すこと。
  • ルンバ:レイズのアビリティー「ブームボット」のこと。まっすぐ進むボットで、敵を感知すると追いかけて爆発する。
  • レディアナイト:不思議な力を持つエネルギー資源。キングダムが独占し、クリーンを謳っているが、災害を引き起こすほど危険なものであるとの疑いが出ている。
  • レディアント:レディアナイトの力で超能力が発現した人のこと。超常的な力を持つエージェント(ジェット、スカイ、フェニックス、ヨル、セージ、オーメン、レイナ、アストラ、ネオン)はレディアントである。
    また、ランクマッチの結果に応じて割り振られるランク帯のトップクラスがレディアントとなるので、プレイヤー同士の会話の中で出てくる場合はランク帯を指すことがほとんど。
  • レプリケーション:全員同じエージェントで戦うモード。
  • レレレ撃ち:レレレのおじさんのように左右に素早く反復する動きをしながら敵と撃ち合うこと。
  • ローテート:別のサイトへ移動すること。
  • ワース:敗北など結果は悪かったけど、トータルで見れば良かった、価値があるというような意味。
  • ワンウェイ:1wayスモークのこと。スモークを浮かせるように設置するなどで、こちらからは足元が見えるけど相手からは見えないという状況を作り出す。
  • ワンタップ:単発撃ち、1発(1クリック)の射撃で相手を倒すこと。
  • 1v1(ワンブイワン):1対1。v=VS.であり、〇対〇を「〇v〇」と表す。

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