Mrs. GREEN APPLE DOME LIVE 2023”Atlantis”
@ベルーナドーム(埼玉県所沢市)
2023年8月12日(土) OPEN 16:00 / START 18:30
【大迫力の歌声&世界観の演出に大満足】初めてのミセスワンマンライブ&ベルーナドームに行ったら、ある意味当たり席でした
元々Mrs. GREEN APPLEの曲はいいなと思っていたのですが、昨年のサマソニで実際に見て、新型コロナでギターの若井さんはいなかったけど空気感がとても素敵だなと思ったので、初めてのワンマンライブに行ってきました。
埼玉西武ライオンズ本拠地であるベルーナドームも初めて、ミセスにとっても初のドーム公演ということで、初めてだらけの1日でした。
西武球場前駅から直結
ベルーナドームの最寄り駅である西武球場前駅に着くと、ホームから埼玉西武ライオンズモード。
駅の改札が横に広い!ホームと改札が直結で階段もないから移動が楽です。
ドームイベントの混雑想定でつくられた駅っていいですね。
駅中だけでなく、外に出て間もなくにもトイレがありました。
初めてのベルーナドーム
先にちらっと触れましたが、ベルーナドームは日本プロ野球パ・リーグに属する埼玉西武ライオンズの本拠地。
予報では雨だったという話も聞こえてきたけど、見事に晴れました。晴れ女、絶好調です。
白いライオンが盛大に出迎えてくれています。
とある場所を目指していたのですが、初めての土地で、Googleマップと微妙に見た目が違うし、元々何のエリアなのかもほぼ書かれていないし、実際の距離感よくわからないし、何より現在地も方角も書かれていないしで、空間認識能力の低い私にとって、初見でこのエリアマップとGoogleマップの向きを正確に一致させるのは至難の業でした。泣
ようやく方角の使い方を覚え始めた方向音痴ですが、駅の出口が1つしかないと方角が書かれてないのは致命的でしたね。苦笑
駅の改札が広くて、うろちょろ写真を撮った後にはすぐこの景色だったから曲がった記憶がなかったし、ある程度歩いて位置関係を把握した今、改めて見てもわかりにくいと思ったのですが、多分エリアマップの水色の濃淡による色分けが余計に混乱したんでしょう。
人の波などもあって、出てすぐ広大な五角形のエリアが広がっているというのが下からはわからなかったです。。。
ただでさえ暑くて考えるのしんどいのに、方向音痴には斜めや高低差は難しいんですよ~。泣
物販会場トイレは左という案内があったので、様子を見に行ってみることにしました。
以前、ライブ前夜にスマホが壊れてヒヤヒヤしたことがあるので、電子チケット不具合対応口がわかりやすいところにあるのは安心でした。
どうやらこの行列が物販会場を行き来する方たちのよう。トレイン広場やグッズショーケースを見たくはあったのですが、目に飛び込んできた人の量に、この先まで見に行く気力が湧きませんでしたw
駅から見て右手にはカレーやローストビーフなどキッチンカーが並んでいます。
1本奥の道には日除けテント。最近は本当に暑いのでありがたいですね。
自販機が1か所に集まっているのも嬉しい。補充もしっかりしてくれています。
冷タオルの自販機までありました。
階段上がって、ドーム横のほうの日除けテント。
左手にあるのが「獅子ビル」という建物で、奥に看板も見える「狭山スキー場」などが入っているようです。
かわいいデザインのステージもありますね。野球でイベントとかやるのかな。
奥には練習場兼二軍の本拠地であるCAR3219フィールド。
その手前の建物には歴代ライオンズのフラッグが描かれていましたが、ほとんど見たことがないので新鮮です。
左手には屋根・テーブル付きのベンチがあって、人も少なめでいい休憩場所でした。
右手の建物はトレーニングセンターで、ちらっと中の様子も見れました。
唯一の最寄りコンビニ
初めて訪れた地なのでぷらぷら散策していたのですが、暑さのせいか運動不足のせいか、ほぼ両足攣った状態になってしまって、熱中症怖いし塩タブレットを買えないかとコンビニへ探しに行くことに。
駅を出て右手に進んだ先、道路を挟んだ向こう側に周辺で唯一のコンビニであるファミリーマートがあります。選手の顔が描かれたロッカーが並ぶ姿はすごいですねw
着いて目に入ってきたのは道路沿いにまで続く長蛇の列。
店内も棚に沿って1列に並んだままで、蛇行しながら買うものを取って行って会計する形式になっていました。
結局塩タブレットは見当たらなくて、冷やし胡瓜一本漬とアクエリアスで回復を試みてみました。
ベルーナドームのトイレについて
メインゲート付近の女性トイレは、壁に電子モニタがついていて、何分入っているか5分ごとの時間目安が表示されていました。
不要な長居を防ぐための施策で、残り個室が少なくなってくると「混雑してきました」などと表示されますが、「体調がすぐれない場合はゆっくりご利用ください」とも書かれていました。
腹の調子も悪かったので長めに利用させてもらったのですが、つい視界に入ってくるので、ちょくちょく気が削がれてしまいましたね。
ちなみにモニタの記載によると、メインゲート付近の女性トイレは12個個室があるようでした。
開演が近づいてくるとやっぱりどのトイレも混んでいたのですが、ここで助けられたのが地下1階にあるトイレ。
こちらは個室が15個ぐらいあって、結構開演直前だったのですが、到着してから10分程度で済ませられ、出た時には男性の列はなくなっていたほど。
こちらにはモニタはついていませんでしたが、代わりに?扉の表に空いたかどうかがわかりやすい目印がついていました。
スタンド(1塁側サブコンコース)へは歩いてすぐだし、スタンド席外周の通路(1塁側のメインコンコース)もエレベーターですぐに行き来できて便利でした。
戻ってもメインコンコースのトイレはまだ並んでいるようだったし、教えてくれたスタッフさんに感謝ですね!
初めてのミセスワンマンライブ&若井さん
入場ゲートへ向かいます。
今回のライブ名”Atlantis”(アトランティス)の文字につい目が行ってしまいましたが、海底都市の絵も入っていたんですね。
開場30分後くらいはスムーズに入場できました。
入場口脇にはスタンド花が並んでいます。
亀梨くんからもお花が届いていました。
上を見上げると大きなユニフォームとレオくんがいました。
初めて利用したMOALA Pocketの電子チケットは電子スタンプ式で、ポンと押してもらいました。
入ってすぐにある遊具場が楽しそう。さっき見えたレオくんはこの子だったのかな。
中のメインコンコースには給水所や飲食販売があり、いろいろ列ができていました。
ドーム内にデザインマンホールがあるとは。
ベルーナドームがあるのは所沢市だけど、これはふじみ野市のマスコットなんですね。どうやら近隣の市とも提携協力を結んでいるようです。
席種選択なしの全席指定だったのですが、パノラマウッドという特別感ある席でテンションが上がりました。最初信じられなくて「本当に!?」と席番を何度も確認してしまったほどです。
この席の後ろには立ち見テーブル席もあって、サッカースタジアムでもこういう席あったらよかったのになぁ~なんて思ってしまいます。
ベルーナドームは全体的にこのようにぐるりと開いている半野外球場で、空調なくとも屋根と夜風で快適できたし、パノラマウッド席は隣の人とも距離があって、とてもくつろげて過ごしやすい空間でした。
公演終了後のステージは写真撮影OKだったのですが、パノラマウッド席はこのように前のエリアとの段差もあるので、視界も良好。
写真右手にも持っている方々がいますが、ライブ演出と連動して光るペンライト「Atlantis Light Stick」を持った方がたくさんいて、キレイでした。
水色のシースルーのライトスティック専用ケースもあってかわいかったですね。
ただ、今回は初めてのミセスワンマン、初めてのベルーナドームと初めてだらけで、客層若ぇーと思いながらアウェー感に少しドキドキしていた私。
フェスや対バンもいろいろ見てきて、基本的に知らない曲でもライブがよければ楽しめる人ではありますが、それは相手の表情や雰囲気が見えるからというのは大きいし、やっぱり知ってる曲の方が落ち着きはします。
だからこそ最初、ステージの構造を見て一抹の不安を覚えてしまいました。
今回のライブはメインゲート側に海底都市アトランティスの神殿を模したステージがあり、そこからアリーナの客席に向かって十字型に花道が伸びる形でした。
— 大森元貴 / Motoki Ohmori (@MotokiOhmoriMGA) 2023年8月14日
直前のアナウンスで「水を使った演出」があると聞いてビックリしていたのですが、水の噴射が随所で使われていて、初めて生で見たのでテンションが上がりましたし、他にも昇降台や火花を使ったり、古代ギリシャ人の格好をした踊り子たちが登場したりなど意匠たっぷりで、まるでテーマパークに来たかのような気分です。
たまに照明が激しすぎてポリゴンショックが怖くなる部分はありましたが、全体的に演出が素敵だと思いました。
ただ、自分の位置がステージ脇側なうえに、アトランティスの神殿という立体的な構造で、モニタが神殿の最奥(さいおう)にあるため、柱で映像は97%くらい見えず照明の一部と化し、最後の方に若井くんが邪魔をして遊んでいたところだけはなんとか表情がチラッと見えたくらいでしたw
「※お席によっては、ステージ演出が見えにくい場合がございます。予めご了承ください。」と注意書きはありましたが、これは見えにくいじゃなくて見えないですね。苦笑
サマソニですでにバンドの雰囲気が好きだなぁと感じていましたがその時はアリーナで、特にビジョン越しに見たメンバーの笑顔がきっかけでしたし、今回「アトランティス」というテーマがあって、まるでテーマパークかのような雰囲気にこだわりを感じたからこそ、流れる映像もきっと世界観表現の一翼を担っていたんだろうなぁと思うと、特に見切れ席を選んだわけでもないのに、メンバーの顔が見えないだけじゃなく世界観を形成する映像が一切味わえないのかと残念で、神殿の裏にあるビジョンに映像流してくれたらなぁ…って何度か思っちゃいました。
一応後日『news zero』で自分がいたエリアに近いであろう客席から見え方を本人たちがチェックしている姿は見ましたが、その時は映像が流れていなかったので、映像を流してチェックしても同じ反応だったのかな?というのは気になるところです。
そして約10分押しで始まったライブは、最初のほうがあまり聴いてこなかったorミリ知らの曲ばかりで、いきなりテンポの速い曲が続いたのがついていけなくて、普通に聴いてれば好きな曲もあるんだけど、序盤は戸惑いのほうが勝(まさ)っちゃってうまく入り込めませんでした。
基本楽しめるところを探して切り替えていくタイプで、ライブに合わせて自分なりのノリ方を模索するのですが、まだMCもビジョンも大きな演出もなかったから注目ポイントが純粋に音楽のみで、ミセスはテンポが複雑な曲も少なくないことを知っているからこそ様子見になっちゃいましたね。
ちなみに私がミセスを聴くようになったのが2017年の『WanteD! WanteD!』あたりから、アルバムを聴いているのが『Attitude』以降で、それ以前やカップリングは知らず。
予習していけばよかったという話なのですが、VCTと重なったりもあってライブで聴いて好きになればいいやという感覚で、音楽を流したとしてもついいつものノリで今のお気に入り曲ばかりリピしてしまうので、最近ミセスはもっぱら新曲の『Magic』しか聴いていませんでしたね。笑
それでも私の特にお気に入り曲である『アボイドノート』でまず一段階テンションが上がり始め、その後圧巻だったのが『umbrella』『Soranji』の流れ。
『umbrella』は知らなかったんですけど、歌詞が声が感情が胸に飛び込んできて、「あ、これ涙出ちゃうやつだ」となりながらドームを包む大森くんの歌声に酔いしれて、そこからはもうずっと没入しちゃいました。
大森くんの歌声ってつい高音や音の行き来が激しい歌をこなす技術に注目しちゃうんですけど、低音も深ければ表現力も豊かで、全身どころかドームを包んで余りある伸びやかな歌声の力がただただすごくて圧倒されますね。
ドームという構造がよりそう感じさせたのか、サマソニで見た時よりさらに衝撃が大きかったです。
他には、サマソニで笑顔に惹かれたキーボードの藤澤涼架くんがフルートを吹き出したのにはビックリしたし、サマソニでは2人のまっすぐに向き合ってきたんだろうなと感じるあたたかな空間に惹かれましたが、初めましてなギターの若井くんやサポメンの方々もそれは変わらず、私がふだん親しんでいるストリーマーさんたちの本気で楽しむ空間のノリと似たものを感じてほっこりしました。
若井くんの「若」のかんむりをいじって「岩井」と呼んで遊んでいてかわいかったのですが、「岩井じゃねっての」って返す姿も好きだし、何か持ってきてくれたんだったかな?「汗だくのギリシャの人」って表現に笑ってしまったし、MCはずっと笑顔が絶えませんでした。
ミセスは10周年を迎えて、初めてのドーム公演だったとのことですが、ついほっこりしてしまうMCに「かっこいいライブしたいのに~」となっているのにも和みました。笑
あ、ダンスホールでメンバーがそれぞれ踊っていたのもかわいかったですね。
とにかく大満足で、新しく好きになった曲もいっぱいあって、また一段とミセスを好きになったライブでした。これは次もぜひ行きたいなぁ…。
最後にまた何かしらの映像が流れてざわついていたのですが、こちらは何も見えないのできょとんとするしかありませんでしたw
ATLANTIS Ending Movie ~ To BABEL no TOH ~ - YouTube
きっとこの次の予告が流れていたんでしょうね。
ライブの様子はWOWOWで放送されるようなので、そちらで全貌を知ろうと思いますw
帰りはやっぱり混んでいましたが、運よくスムーズに帰れてよかったです。
最初はよく知らないから不安になってしまいましたが、今回は若井さんもいて、ワンマンライブというホームのミセス完全体は、映像が見れなかったのを差し引いてもサマソニの何倍も何十倍も素晴らしくて、大満足のひと時でした。おかげさまで素敵な誕生日を過ごせました♪
セットリスト
- ANTENNA
- Speaking
- サママ・フェスティバル!
- アンラブレス
- アボイドノート
- Love me, Love you
- umbrella
- Soranji
- 青と夏
- ロマンチシズム
- フロリジナル
- BFF
- 僕のこと
- 私は最強
- Loneliness
- 絶世生物
- ダンスホール
- Magic
- 我逢人
- 庶幾の唄
- ケセラセラ