Red Miiz 250℉(レッドミズ250度)
営業時間:11:00~ 不定休
アクセス:JR浦和駅東口から徒歩約5分
※2021年2月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
浦和商店街のキッチントレーラーで世界各国の絶品お肉料理をお持ち帰り
浦和駅東口の前地通り商店街にいつの間にか現れ始めたシルバーのキッチントレーラー。
2019年12月にオープンし、現在は2年目を迎えたテイクアウト専門店を紹介します。
前地通りは、以前紹介した魚と鶏の居酒屋よいさんもある通りで、今回紹介するお店はもう少し奥に進んだ先になります。
商店街を進んで行くと住宅の割合が増えて不安を覚えてくるころに、このようなシルバーのキッチントレーラーが見えてきます。
普通の御宅の前で開かれているので、家を写さないようにと思ってこのような構図になっています。
この雰囲気、なんだか大好きな映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を思い出しますね。
焼きの日があるため営業日は不定期で、日によっても営業時間が少し変わったりします。
訪れる前に、TwitterやInstagramで週ごとに案内されている営業時間を確認することをおすすめします。
メニュー
ジャマイカのジャークチキンやイタリアのポルケッタなど、見慣れない名前の料理がずらり。
国籍などにはこだわっておらず、250℉で焼き上げるお肉料理をメインとしているようです。
マスターのおじさまは元々科学を専攻にしていたそうで、海外の料理をどうやって日本で表現するか、実験のごとく試行錯誤しているお話を伺うのはとても楽しいです。
漫画のDr.STONEや食戟のソーマでも描かれたりしていますが、やっぱり料理って科学なんだなぁと感じます。
お肉の種類は、豚、牛、鶏、ときには羊肉まで。
聞いたことない名前やふだんなじみのない料理が多いことから、買う前に試食させてもらって何を買うか決めることができるのがありがたいですね。
ちなみに写真の試食は、鶏の炊き込みご飯であるアロスコンポヨ。
ポルケッタ
ローズマリーやタイムなどのハーブを巻き込んで焼かれたポルケッタを温めていただいてお持ち帰りしました。
ローズマリー等(タイム、にら、ニンニク、生姜、ネギ、セージ、オレガノ他)を巻き込んだ後、250°F(約120℃)で約6時間焼き上げています。この間、巻き込んだハーブの香りが肉全体に染み込みます。ハーブの風味が効いたポークローストです。フライパンで両面に焦げ目を付けて、お召し上がりください。
— Red MllZ 250°F (@URAWA_Forest) October 23, 2020
本来のポルケッタは、直火で超カリカリにこんがり焼くので皮は切り落としていただくのらしいですが、ミズでは250℉(約120℃)で焼き上げ、皮もついた状態で提供。
ポルケッタと燻製たまねぎ、とろとろチーズをいもパン(トルティーヤ)に包んでいただいて、初めて食べる味に「うわぁ~なんだこれ!」とテンションだだ上がりです。
日常ではなじみのない絶妙なハーブの掛け合わせや、やわらかなお肉とこんがりお肉の味の違いが楽しめました。
ビーフリブ
こちらはビーフリブ。
基本的には写真のように真空パックで提供していただく形で、1週間くらいは持つそうです。
ビーフリブは普通にフライパンで焼くだけでOKとのこと。
試食のときは、わさび醤油を合わせていただきました。
本来、私はわさびが苦手なんですけど、そんな私でもおいしくいただけちゃいました。
おうちでは醤油を垂らしていただきました。
とろっとやわらかく、それでいながら外側のこんがりも残っていて牛の肉肉しさも楽しめて、お口に広がるジューシーさにたまらず笑顔になってしまいます。
こんなおいしすぎるお肉が1週間ももって、食べたいときは簡単工程で用意できるなんて嬉しすぎます。
モーレコンポヨ
メキシコで「モーレ」はソース、「コン」がwith、「ポヨ」が肉の意味。
カカオやナッツ、フルーツや香辛料などを潰して混ぜ合わせてつくったソースを楽しむために鶏肉に合わせるという、ソースがメインで鶏肉はおまけの料理なのだそうです。
本日は18時まで営業です
— Red MllZ 250°F (@URAWA_Forest) 2021年2月20日
画像①mole(モーレ)のトウガラシ類と羊肉
画像②その他moleの材料。ゴマ、ナッツ類と玉ねぎ、ニンニク及びバナナ
moleの基本は『焼きと潰し』
焼きには"殺菌""細かく潰しやすくする"のと"材料が持つ酵素を止める"のを目的としています#モーレコンポヨ#RedMIIZ250°F pic.twitter.com/5XZajf7pjT
鶏肉とソースを買えるので、お湯で湯煎していただきます。
泡が出始めたらだいたい60℃くらいになるので火を止めて、そこから10分ほど放置すればいいそうです。
チョコベースにスパイスの効いた甘辛いカレーソースとでも言えばよいのでしょうか。
ふだん86%チョコを食べている私にはどこかなじみがありつつも、他にもいろんな味があちこち感じられるので、これまで食べたことがない感覚を楽しめました。
鶏肉もプリップリでたまりません。
中はこんな感じになっていて、たまねぎなどが入っているのが確認できます。
バナナジュース
エクアドルのバナナを使った砂糖不使用のバナナジュースもいただきました。
でんぷんと糖の割合が逆転するまで熟成させたバナナに、砂糖の代わりに麹をプラスしているそうで、これが自然な優しい甘さとなっており、めっちゃおいしかったです。