中尊寺鎮守 白山神社
TEL:0191-46-2211
駐車場:あり
※2021年1月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
清々しい参道と立派な能楽殿が素敵だった中尊寺奥の穴場神社
皆様は初詣には行かれましたでしょうか?
私は密避けのため、絶賛引きこもっております。
今回は初詣代わりに神社の記事を書いていこうと思いまして、中尊寺というメジャーな場所にありながら、境内の中ではちょっとマイナーな存在と感じた穴場の神社に焦点をあててみました。
白山神社の場所
中尊寺境内の奥地、弁財天堂の下手にあるのが、最大の見どころである国宝・金色堂。
そしてその反対側の上手に、こっそりとあるのが白山神社です。
この野外能楽殿の看板と赤く映えた鳥居が目印です。
鳥居と参道
この白山神社は、850年に中尊寺を開いた慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって、中尊寺の北方を鎮守するため、石川県の白山比咩神社(しらかわひめじんじゃ)から分霊したのが始まりと伝えられています。
金色堂と比べて、こちらの神社まで足を運ぶ人は少なく、木々に囲まれて日差しの気持ちいい静かな参道でとても清々しいです。
なんとなく気になって、何の事前知識もなしで訪れてみたんですけど、1番の目玉は能楽殿のようです。
能楽殿
1853年、伊達藩主によって再建されたとされる立派な能楽殿。
例祭では、実際にこの舞台を使って薪能など神事能が奉納されたりしています。
能楽殿がある神社は何度も見たことがありますが、周りは平坦な道でしかないことがほとんどだったので、目の前に明らかな観客席の場が広がるのがとても新鮮でした。
観客席があることでより一層、ステージとして人が入って能を楽しむ姿が目に浮かびそうです。
観客席の中央には、明治天皇が観覧されたということで記念碑もありました。
VIP席はここかぁと一般席との視点の違いも楽しめ、イメージがさらに広がります。
拝殿
拝殿の前には茅の輪が常在しているようです。
茅の輪くぐりと言えば、6月末の「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」と12月末の「年越の大祓」という神事に用意されるものというイメージだったので、いつでもくぐれるというのがまた新鮮でした。
絵馬やお守りなど授与品
絵馬も能楽にまつわるものですね。
御朱印
参道で他の参拝客とすれ違ったものの、拝殿や能楽殿では私しかいない独占状態だったため、思う存分散策できて、大満足でした。
地図
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