八重垣神社
TEL:0852-21-1148
営業時間:9:00~
アクセス:山陰道(松江道)松江中央ICより車で約6分、JR松江駅 八重垣神社方面行4番乗り場よりバスで約20分、八重垣神社で下車
※2020年10月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
鏡の池の占いで有名!ヤマタノオロチ神話の舞台には○○もたくさん【縁結び・子宝にご利益】
「和風月名(わふうげつめい)」という旧暦の呼び名では「神無月」と呼ばれる10月。
その名の由来としては、出雲に全国の神々が集まっているから神がいない月ということで「神無月」とされており、神々の集まる出雲(島根)だけ「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
旧暦10月なので、現代で言うと11月に「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が各神社で行われるそうです。
そんな神々の集まる地には様々なご縁も集まるということで、縁結びの聖地とされており、縁結びスポットも多く存在しています。
今日は神々の国であり、縁結びの聖地でもある島根から八重垣神社について書いていきたいと思います。
ヤマタノオロチ神話の舞台でもある縁結び神社
松江市街地からは少し離れた所にある八重垣神社は、ヤマタノオロチ神話の舞台。
高天原(タカマガハラ)を追放された天照の弟のスサノオは、下界の出雲に降り立ち、老夫婦と1人の娘に出会います。
ヤマタノオロチに食べられる運命を待ち受けていた美しい稲田姫(イナダヒメ/クシナダヒメとも)をこの八重垣(8層の垣根)に隠して、ヤマタノオロチを倒し、救った稲田姫とスサノオが夫婦となったことから、二人を祀った縁結びの神社として知られています。
狛犬がなかなかの風化具合。
奥の院 鏡の池の縁占い
八重垣神社と言えば、鏡の池の占いが有名です。
硬貨を乗せて浮かべた和紙の沈む早さと、沈んだ位置でご縁を占うものとなります。
社務所で占い用紙を購入。この状態でも少し字が透けて見えますね。
占い用紙の上に硬貨(10円or100円推奨)を乗せて浮かべます。
15分以内に沈むと縁が早く、沈むのに30分以上かかると縁が遅いとされ、また、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人と縁があると伝えられています。
私のは近くに3分で沈んでいったのですが、叶ったかどうかはよくわかりません。笑
でも体験として楽しめたので、満足です。
ちなみに鏡の池には野生のイモリが住んでいて、見れるだけでもラッキーですが、和紙に触れたり乗ったりするとさらに吉兆なのだそうですよ。
鏡の池の奥に見えるのは、稲田姫が祀られた天鏡神社です。
というのもこの場所がまさに稲田姫が隠されていた「佐久佐女(さくさめ)の森」であり、前に広がる鏡の池は、稲田姫の飲料水や姿見として使われていたと伝えられているそうです。
「鏡」の池と呼ばれる由縁ですね。
夫婦和合や子宝にご利益の境内は性器のシンボルがたくさん
こちらは授児、子宝、下の病にご加護ありとされる山神神社。
左手には立派すぎる男根の木像が堂々とあってビックリしました。
こちらは老木が女性器と見立てられていて、その中にも男根がたくさん。
子孫繁栄に欠かせないものとして崇拝し、奉納されていたようです。
見た時はどこか照れのようなものを感じていましたが、当時の人が子宝を大事にしており、神聖なものとして扱っているのがとても素直でいいなぁと思ってしまいました。
下ネタとか下品とか反応してしまう現代の方がどうかしているのかもしれません。
ちなみにお土産として売られている子宝飴も直球な形をしているそうですよ。
【46道府県旅行の旅!島根県編】〜てつや、結婚なるか!怒涛の縁結び〜
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