山口県はまだ未開拓。しえるです。
私が瓦そばに出会ったのは11年前。
大分の湯布院旅行をしていた時にたまたま見かけ、瓦の上に乗ったそばというインパクトに惹かれて食べることに。
お肉、卵、茶そば、のりとつゆの相性が抜群でとても美味しく、味の面でも見た目のインパクトに負けないくらい印象に残るランチとなりました。
この経験から自分の中ではつい九州グルメと思っちゃうのですが、瓦そばは山口県下関市の郷土料理となります。
人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の第5話でも、星野源演じる平匡さんの両親のエピソードに瓦そばが出てきており、最後にはみくりと平匡さんの2人で瓦そばを作っていました。
(懐かしくなってAmazonプライムビデオで見直したのですが、やっぱりみくりと平匡さんが可愛すぎて癒されました。大好きなドラマの1つです)
瓦そばとは?
明治10年の西南戦争の際、熊本城を囲む薩摩藩の兵士が、野戦の合間に瓦を使って野草や肉を焼いて食べたという話を参考に、昭和36年、山口県下関市豊浦町にある川棚温泉の旅館で宿泊者向けに開発されたのが始まりなのだそう。
熱した瓦の上に、炒めた茶そばと甘辛く煮た牛肉、錦糸卵、もみじおろし、レモンを乗せて、温かいつゆにつけて食べる山口県下関市豊浦町の名物郷土料理となっています。
今回私も利用した、家庭用商品販売元の三浦製麺さんが2011年に作り方の動画をアップロードしていました。(ローカルの慣れない進行感がほほえましいです)
普通は家庭には瓦がないのでホットプレートやフライパンを代用しています。
瓦そばを作ってみた
うちにはホットプレートがないので、フライパンを使って茶そばを炒めたり、錦糸卵を作ったりしたものをお皿に乗せ、牛肉は砂糖、醤油、みりんで味付けして、肉じゃがのような感じの味に。
本来は温かいつゆにつけて食べるのですが、暑かったのでつゆは温めず、一緒くたにかけてしまいました。
また、レモンと海苔がなかったのでたっぷりのネギで埋め、ミョウガもプラスしたのですが、大満足の味でした。
またおうちで作りたいな~と思うとともに、山口県へ元祖の味を食べに行きたいなぁと思いを馳せてしまいました。