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子どもの頃に親しんだ懐かしの冒険物語の世界を堪能してきました:「エルマーのぼうけん」展@PLAY! MUSEUM(東京都立川市)


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「エルマーのぼうけん」展

@PLAY! MUSEUM(東京都立川市
期間:2023.7.15〜2023.10.1
営業時間:10:00〜18:00(入場17:30)
休館日:原則無休

play2020.jp

子どもの頃に親しんだ懐かしの冒険物語の世界を堪能してきました

子どもの頃に親しんだ『エルマーのぼうけん』シリーズの日本初の展覧会が行われているとのことで、初めて東京都立川市の地を訪れてきました。
内容は相当うろ覚えだったのですが、展示を見ているうちに思い出す部分もあって楽しいイベントでした。

立川駅から徒歩で向かいます

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JR立川駅の北口、多摩モノレール立川北駅北口が最寄り。
初めて訪れましたが思ってたより立川が近くて、しかもキレイなところで、イメージがだいぶ変わりました。

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伊勢丹方面へ進みます。国営昭和記念公園の方まで行くと行きすぎちゃうので注意。

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伊勢丹を越えた先、多摩モノレールの線路に沿って向かうのが1番わかりやすそうです。

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モノレール沿いの通りであれば、たましん美術館横のエスカレーターを上がるといい感じです。

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かっこいいオブジェの横を通り過ぎ、まっすぐ道なりに進むとあります。

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西大通り沿いからも階段を上がって向かうことができます。

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PLAY!が入る施設「GREEN SPRINGS」に駐輪場や駐輪場がありました。

PLAY! MUSEUM入場受付

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会場のPLAY! MUSEUMに着きました。

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長傘類は入口で預けます。

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列に並んで当日券を購入します。
土日祝は事前決済の日付指定券を買って確実に入るようにはできるそうですが、入場優先券ではないので、混雑時には並ぶ必要があるようです。

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表紙の絵が懐かしいです。

ちなみに「エルマーのぼうけん」とは、1948年~1951年にかけてアメリカで出版された『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』の三部作で、世界中でベストセラーとなっている少年エルマーの冒険物語です。

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こちらが受付。奥にはトイレマークの入ったバケツも見えます。

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このシールが入場券代わりとなり、服もしくは持ち物の目につくところに貼ってください、なくしてしまった場合はレシートを基に再発行しますとのことでした。

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「鹿児島睦まいにち」展の割引券(手前)と立体カード(奥)をもらえました。かわいい。

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ロッカーやベビーカーの預け場所もありました。

世界観を十二分に堪能できた「エルマーのぼうけん」展

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エルマーと友達になるりゅうのボリスがお出迎え。
金のバルーンはどうやら来訪者が好きに動かしていいもよう。

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というのも来年の干支(えと)である辰年にあわせて、年賀状用の写真としてお使いくださいという意向のようでした。

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展示室内はすべてフラッシュやライトを使わなければ写真・動画が撮影可能でした。

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入ってすぐ、少し戸惑ってしまったのですが、どうやらこの木の道の上を進むよう。早々に遊び心を感じるつくりになっていて、おのずと気持ちも童心に帰っていきます。

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木の道の終わりには、わにが。

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ちゃんと手前には、わにの顔も。
このわにの背中の上を渡っていくと、わにが呻(うめ)きます。笑

ふにゃふにゃめのタイヤの遊具の上を歩いている感じで楽しかったです。

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遠目には紅葉の落ち葉とか花びらかと思ったのですが、よく見ると散らばっていたのはみかんの皮w
みかんの実を食べるエルマーとみかんの皮を食べるりゅうの2人でみかんを楽しむ姿が彷彿とされます。

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微細に描き込まれた原画も約130点が展示されていました。

これら「エルマーのぼうけん」の美しい挿絵を描いたのはルース・クリスマン・ガネット。
2度目に結婚したライターのルイス・スタイルス・ガネットの継娘(ままむすめ)が書き上げた物語の挿絵を担当することになったという、作者と義理の親子関係だったことを初めて知ったのでビックリしました。

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原画の下にはセリフも併記されていたのですが、たまに場面にまつわる木の枝や鳥の羽根などが添えられていてほっこりしました。

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セリフ以外にも詳細が添えられていることもあったのですが、途中で「鉛筆、絵具、紙」とあることに気づいて、「あれ?鉛筆画だと思ってたけど、絵具も使われていたの??」とビックリ。この絵の場合、多分エルマーの服かな??

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こちらは少し青みがかった白が入っているのが見えます。

それにしても原画がキレイな状態で残りすぎてて驚きです。

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表紙や地図など着彩画の展示もあり、細かな表現や色使い、絵によっては周りにメモが書かれていたりとまた一段と見どころがありました。
子どもの頃は絵に対して深く考えたずに読んでいたけど、1つ1つ描かれたものだったんだなぁと大人になって初めて実感しました。

持ってきた自分の本と見比べている方もいて、言語による向きの違いなどもあって比較も面白そうでした。

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移動中からそらいろこうげんの雲が見えていて、気になって仕方なくなりながら回っていましたw

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ボリスの家族たち。カラフルな鍵盤のMIDIパッドコントローラーには、ふえやらっぱなど鳴り物の音が設定されていて、りゅうの家族たちが突破する時の様子が表現されています。

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16ぴきのりゅうが1番話を覚えていて、見ていて特に懐かしくなりましたね。

原画以外の資料もたくさん

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『エルマーのぼうけん』の作者であるルース・スタイルス・ガネットは3歳のとき、学びの中心はお話づくりと積み木遊びだという革新的な学校に入学していたのだそうです。
それはまだ字を知らないガネットが語ったお話を、先生や家族が書きとってくれるような特別な環境だったとのことで、写真の『The Farm Story』は『100まんびきのねこ』の作者ワンダ・ガアグが聞き書きをし、絵もつけてくれたもの。

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作者のルース・S・ガネットが手づくりしたりゅうのぬいぐるみで、手足を動かしてポーズがつけられるようになっていて、挿絵を描いてくれた義母のルース・C・ガネットにりゅう独特の動きを伝えるためにつくられたのだそうです。

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りゅうのぬいぐるみは全部で3サイズあるそうで、この展示では中と小が公開されていました。小の傍らにはエルマーも。

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作者のルース・S・ガネットは大学卒業後、生活費の足しにするため、フェルトでアップリケなどをつくっていたのだそうです。

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アップリケの下絵もかわいいです。

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本の大きさやページ数、話の流れを確認するためにつくられたダミー本は、ルース・S・ガネットが文を、後に夫となるボーイフレンドのピーターがフォント選びを、義母のルース・C・ガネットが挿絵をと、家族ぐるみで行われていたそうです。
記憶にも残っていたりゅうの家族が大集合しているシーンでは数えた跡があってほっこりしましたw

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『エルマーのぼうけん』の表紙の色版(いろはん)もありました。
当時はフルカラー印刷が発達しておらず、色ごとに絵を描いて版を制作し、重ね合わせることで再現していたのだそうです。

この手間を考えると、今のCMYK製版はなんて楽になったのでしょう…技術の進歩すごい。

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作者さんの写真も展示されていました。
エルマーシリーズが並ぶ書棚がとても素敵。

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先ほど見たりゅうのぬいぐるみ中とは少し違うように見えるから、こちらが大なのかな?

ぼうけん図書館

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「ぼうけん図書館」と称して、各界の著名人がオススメする「冒険」をテーマにした本が自由に読めるようになっていました。

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各国のエルマーシリーズも展示されていました。
国によってはボリスのアイコンが挿入されたりしていて面白かったです。

この水色の棚が多分発泡スチロールでできていて、ビックリでした。

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エルマーシリーズもあります。
このラックもやっぱり発泡スチロールの手触り。

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イスも発泡スチロールの上にガラス?がくっつけられているようで、興味津々になってしまいました。

この施設について全然知らなかったけど、作品の説明の紙もダンボールだったりしたし、新聞紙の遊具やペットボトルのパフォーマンスの話とかも見かけたりしたので、そういうあるもので楽しむというのも大切にしていそうですね。

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ショップ

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展示を見終えた先には「エルマーのぼうけん」展のグッズショップ。

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りゅうのボリスのぬいぐるみは初回納品分が完売とのことで、予約販売になっていました。隣の公式図録のデザインも素敵です。

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他にもかわいらしいグッズがたくさんそろっていました。

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先ほど色版を見たばかりだったので、当時のCMYK4色の色版を使ってシルクスクリーンで刷られた再現ポスターにしみじみとしてしまいます。

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カフェ

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カフェではコラボフード&ドリンクのメニューが展開されていました。

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ラテアートは3種類あり、ホットだけでなくアイスでも頼めるし、コーヒーが苦手な方はミルクやチョコレートドリンクに変更することもできます。

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入ってすぐにあって、展覧会のお客さんでなくても利用できます。

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お昼にしては遅めの時間でもお客さんで埋まっていました。

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待機席も用意されています。

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席の間隔がゆったりめでくつろげました。

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ボリスのオムトマトハヤシと三つ編みライオンラテをいただきました。

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ボリスのオムトマトハヤシ、久しぶりにハヤシを食べましたがおいしいですね。
サラダにはドレッシングがかかっていましたが、ブロッコリーはトマトハヤシソースに絡めたほうがよかったです。
茶色いのはマック系のナゲットで、いい箸休めでした。

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中は白飯でした。

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くっきり描かれた三つ編みライオンラテ。

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分厚いクリームの層の上にプリントが入っています。
シロップなしでもクリームが甘めでコーヒーの苦さに勝っていました。

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飲むと絵が吸い込まれていくのが面白かったですw

三つ編みライオンラテにストロー挿したら絵が吸い込まれていきました【エルマーのぼうけん展】 - YouTube

お手洗い

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トイレは受付の奥にあります。先述したとおり、バケツが目印ですね。

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キレイなトイレでした。

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後日動画も追加したいと思っています→更新しました

youtu.be

動画も撮ったので後日YouTubeのほうにもアップしようと思っています~。動画も追加しました!
収益化ラインの500人まであと200人を切ったので、よかったらこちらもフォローいただけたらうれしいです。

www.youtube.com

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