Koshi Inaba LIVE 2024 〜enⅣ〜
@Kアリーナ横浜
2024年7月20日(土) OPEN 15:30 / START 17:00
初Kアリーナ横浜!稲葉浩志さんソロライブの幸せ空間に満たされてきました
稲葉浩志さんのソロライブを見に、初めてのKアリーナ横浜に行ってきました。
相変わらずのあったか空間で幸せに包まれてきました。
初めてのKアリーナ横浜
Kアリーナ横浜は2023年9月29日にオープンした、20,033席の新しめな会場です。
余談ですが横浜に向かっているときにKアリーナと書かれた見慣れない建物が見えて、2023年秋にオープンすることを初めて知りました。
こけら落としではないけどスピッツの公演はすでに決まっているんですね。
私はオープン前に電車から「K-Arena」の文字がたまたま見えたことで存在を知ったのですが、ふと振り返ってみるとそれはen3.5の時のことでした。
これを書いていて思い出したくらいなのですっかり忘れていたけど、まさか稲葉さんのライブへ行く途中に知り、その後稲葉さんのライブで見に来ることになるとはw
最初は横浜のポケセンに寄ってから歩いて行こうと思っていたんですけど、土日の横浜のポケセンは整理券が必要だと言うことがわかったために今回は寄らず、みなとみらいから向かいました。
周辺にはKアリーナとアンパンマンこどもミュージアム、オーケーぐらいしか目立つ建物がないので迷いはしなかったのですが、ヒルトンホテルやKタワーというオフィスビルに囲まれる姿は、歩いていてアリーナに向かっているという感じがしませんでした。
「BAYDECK」というレストランでは、飲み物やソフトクリームのテイクアウトカウンターもありました。
暑すぎたのでジンジャエールをいただいて無事生き返れました。
SNSなどで見て、このライブ会場限定ポスターと同じアー写のツアートラックが今ツアーにあることは知っていたんですけど、会場のことを知らなすぎて、どこにあるのかわかりませんでした;;
入場口の前にはガチャガチャのコーナーがあり、列ができていました。
奥がグッズ販売スペースになっていました。
B'z関連のチケットが買える「B'z Club-Gym」のは会場でQRコードを読み込ませて、その場でチケットが発行されて席がわかる仕組みで、同行者も会員登録しないといけないんですけど、マッチングシステムもあるからいい転売対策だと思うし、分配の必要がないのが便利で好きです。
エントランスには祝い花がたくさん。
席は1階、3階、5階、7階と奇数階にある形となっていました。
帰り道の混雑とか、デッキのひび割れとか、正直不安を覚えるニュースが続いているイメージはあったので、大丈夫かなぁ~と多少の心配はあったのですが、会場自体はとてもキレイで、デザインもかっこよく、何より音響がすごく良かったです。
私は7階席(レベル7)だったのですが、ステージ全体がしっかり見えるし、上層階用に目線の位置にモニタがついているので、快適にライブを楽しめる環境だったと思います。
ちなみに途中まではエスカレーターで上がれるんですけど、階段も使わなきゃいけないのでちょっとだけ疲れましたw
レベル7ではバー「Arena Bar 7」があって、稲葉さんの曲が大音量で流れててテンションが上がりました。
各フロアにはフォトスポットとして稲葉さんのバナースタンドが設置されていました。
トイレ
トイレは奥のほうに個数が多いところもありますが、新しい施設の割に少なめだなぁと最初感じました。
廊下側に見えてる列だけじゃなくて中にもまだ列ができていたので、思ってたより列が長かったですが、それでも開演前の個数が少ない方でも10分弱で入れました。
私はトイレ待機列に並ぶのイヤだったから、昔は会場のトイレをなるべく避けてきていたので、4万人以上クラスで仕方なく1時間前後並んだイヤな印象だけが強く残っていたけど、最近はそんなかかることはないから会場のトイレでいいやって思えるし、少なく見えてもなんだかんだで改善されているのかもなぁ。
土砂降りだった帰り道の話
規制退場に従って退出しましたが、帰りの混雑については土砂降りに遭っていたため、屋根がなくなってからはもう、視界には傘しかないので自分がどこを歩いているのかもわからず、突然の雨に動けず止まる人などイレギュラーな動きも出ていて、これまで耳にしてきた噂の真相を確かめられるような状況ではありませんでした。
この斜めの道に出る前に結構ヘトヘトでした。
会場を出るのに感じたのは、
- 階段などの下りは今思えばすんなり進んでいた気がする。
- 会場から道路に出るまでのルートが全体的に少なく限られており、狭く感じる。
- 「あっちからは出られないの?」というモヤモヤ。
- 何駅がどっちなのかという案内が少なくてわかりにくかった。
といったところでしょうか。
横浜駅方面のほうが人が多そうに見えたので、みなとみらい側に行くことにし、会場のロビーを出てから歩いてクイーンズスクエアに着くまで20分前後といったところでした。
土曜でも開演時間が早めになっていたおかげで、時間に余裕があったからこそ試せたことなので、主催の配慮がありがたかったですね。
驟雨だったようで途中で傘はいらなくなりましたし、少しごはんを食べてから乗ったみなとみらい線は激混みでしたが、1駅分だけでしたし、その後は苦もなく帰れてよかったです。
大満足のenIVでした
今回は昨年のB'zの周年ライブに連れて行ったらすっかり魅了された友人に声をかけてみたところ、すごく乗り気だったので一緒に行ってきました。
『我が魂の羅針』やギター弾き語りで始まった『あの命この命』は沁みるし、『羽』はやっぱりめちゃくちゃかっこいいし、Duranくんのギターも重厚でカッコよかったし、キーボードのサムさんもギターを持ったのにはビックリしたし、ベース&ギターと3人で並んで弾いてる姿がかわいくて、楽しくなったり、テンションが上がったり、音に浸ったり、うるっと来たり、いろんなものを感じられたライブで今回も大満足でした。
稲葉さんらのパフォーマンスの高さ、ソロ曲のよさ、ライブのパワフルさとは対極的なほのぼのMCのあったか空間、それらを体現し続けるどこまでもかっこいい稲葉さんといった魅力を分かち合えたのでよかったです。
ゲーミングステージみたいな感じで赤や白に光り、4枚重ねに並んだ背面や床面ビジョンに映像が流れていて、映る稲葉さんはライブの映像なのにまるでMVかのように完成されてたし、別撮りの稲葉さんの映像やサポメンらとの顔のモンタージュスロット映像だったりが流れるのもまた見入ってしまいました。
稲葉さんが床に寝転がって走ってるように見せるパフォーマンスも面白くて印象的でした。
のちに、別撮りの稲葉さんの映像というのは品川さんが監督を務めた『Chateau Blanc』のMVだったとわかって、ライブで見たやつー!!となってました。
ステージは円から2本の足(花道)が出ている形で、稲葉さんは足と呼んでいたけど、上から見ると「只者の只」だという話が出ていたのだそうですw
『只者』というのは先月出たばかりの稲葉さんの最新アルバムなのですが、その前に出た『Singing Bird』は10年前になるという話に、もうそんなに経ってるの!?と驚いてしまいました。
2014年のen-ballはチケットが取れなかったので、私にとっては2016年に行ったenIIIが『Singing Bird』が出た後のライブという印象が残っていたのですが、アルバムはそんなに前だったんだなぁ…。
ちなみに私がギターのサポメンであるDuranくんを初めて見た時はこの時だったのですが、Duranくんをちゃんと認識したのはその後にL'Arc~en~CielのKenちゃんが主催したParty Zooでだったので、この頃は稲葉さんばかり見ていましたw
ついでに振り返ると、私が初めて稲葉さんのソロライブを見に行ったのは2010年のenIIでした。気づけばB'zファン歴もずいぶん長くなってたものだなぁ。
『Peace Of Mind』というアルバムが大好きだったので、この時にアルバム曲をいっぱい聴けて幸せだったのですが、enIV前に行われたen-Zeppは「“その日限り”の楽曲も取り入れ、構成を変えた6日間」という説明がいまいちピンと来ず、「enIVに行くからいいや」と思っていたら、後でこれまでの各アルバムを中心に据えた日替わりセトリだったと聞いて、『Peace Of Mind』の日に行きたかったなぁ…と少々羨ましくなってしまいました。
ライブに話を戻して。ステージを見ていて地味にビックリしたのは、稲葉さんがステージ中央後方の扉からはけていくのが見えたんですけど、扉が閉まると見えていたはずの扉の枠が消えて、ただのビジョンになってしまったこと。
その時の背景はたしか白だったと思うんですけど、ドアの形に黒い線があるのをずっと確認していたのに、閉じたらふとなくなってしまったので、どうなってるの!?と驚いちゃいました。
稲葉さんは何度も衣裳替えがあったのですが、ノースリーブの衣装の時に、腕を上げて頭の後ろで手を組みながら歌うシーンが何度もあって、「あぁ、このポーズの脇から腕のラインってこんなにセクシーなんだ」とその姿勢が初めてカッコよく見えて、巷でセクシーポーズと呼ばれる意味を初めて理解できましたw
稲葉さんは桜木町がまだみなとみらいになる前に下宿していたそうで、「開発の勢いはすごいものだ…」としみじみしていたのには笑ってしまいましたw
調べてみると、みなとみらい事業が始まったのは約40年前なのだそうで、私が認識した時にはすでにみなとみらいはあったのですが、できる前の姿を知っていたらたしかに変化に驚いちゃうだろうなぁ。
年表|みなとみらいエリアマネジメント公式サイト(MM.A.M.)
他には「暖かくて素敵」など会場が幸せに包まれている的な話を何度もしていたのが印象的で、私の中では先月のにじGTAで思いがけずハッピーで埋め尽くされたドラマとなっていたことがつい思い出されてしまい、ライブ前に友人とにじGTAの話をしていたのもあいまって、「ここでもハッピーで埋め尽くされてる!!」とニコニコでした。
最近はハッピーで埋め尽くされている話をあちこちで目にしている気がするなぁ。
徳永暁人さんはB'zのサポメンという認識はあったのですが、doaのリーダーだったことや倉木麻衣ちゃんやFIELD OF VIEWなどの作曲・編曲等にも関わっていたことに気がついて、今更ながら驚いていますw
doaの『白の呪文』がめちゃくちゃ好きで、何度もヘビロテしてたのに全然気づかなかった~w
すごくどうでもいい話ですけど、キーボードのサムさんはずっとどこか既視感を覚えていたのですが、ジェイコブ・コリアーさんに雰囲気が似ているんだとわかってスッキリしました。友人は共感してくれたので満足ですw
長らくB'zのサポートドラムを務めてきたシェーン・ガラスとの共演をまた見られたのも嬉しかったですね!
さすがに歓声がひと際大きく、愛されっぷりにもまたニコニコしてしまいました。
『遠くまで』はライブで好きになった曲なのですが、今回もまた最後の声の伸びがすごすぎて、圧倒されてしまいました。
「皆さん素晴らしく輝いていますからね、明日からまた元気にお過ごしください」と最後まであったかい稲葉さんのライブは相変わらずの幸せ空間でした!
セットリスト
- NOW
- マイミライ
- BANTAM
- くちびる
- 念書
- シャッター
- Golden Road
- ブラックホール
- Chateau Blanc
- 我が魂の羅針
- VIVA!
- あの命この命
- 空夢
- oh my love
- Stray Hearts
- Seno de Revolution
- CHAIN
- 羽
- YELLOW
- Starchaser
- 気分はI am All Yours
- 遠くまで
- Okay
サポートメンバー
Guitar:Duran
Drums:Shane Gaalaas
Keyboard:Sam Pomanti
Bass:徳永暁人