私はツアーで行ってきました。しえるです。
人生で初めて自分の意思で「行きたい」と希望して旅行した先が、実は中国でした。
中国の西安（セイアン）にある世界遺産の秦始皇帝陵博物院は、秦の始皇帝と一緒に副葬された人形たちが、発掘された姿のままで残された「兵馬俑（へいばよう）」が有名です。
私が行ったのは結構前なので、当時はまだ連載が始まっていませんでしたが、秦の始皇帝といえば、今は『キングダム』の政として知る人も多いでしょう。
俑（よう）とは、2200年以上前の中国で死者と共に埋葬された人形（ひとがた）のことで、兵馬俑ではこのようにずらりと一面にほぼ等身大の武士俑が並んでいます。その数は全体で8,000体にも上るのだとか。しかもその1人1人は顔や表情、格好などが違っており、個性を持った歩兵らで埋め尽くされた1号坑は特に壮観です。
これらが地元住民によって発見されたのは1974年で、行った当時は理解できてなかったけど、思っていたよりも最近の話だったんですね。
人以外にも馬の俑も確認できます。
歩兵隊の1号坑、弓兵や騎兵、戦車なども加わった2号坑、軍の司令部と考えられている3号坑が公開されていて、発掘によって彩色された色が褪せてしまうことから作業に滞りがあるものの、今も発掘が続いてるそうです。
こちらが3号坑の軍司令部。
こちらの跪射俑は、元々は弓を携えていたのだそうです。保存状態がよくてすごいですね。
銅車馬（どうしゃば）陳列館の2号車。
当時は何も疑問に思ってなかったけど、1人の御者に4頭の馬って多いなぁｗ
第一発見者の楊さんがサインをしてくれると説明を受けたと思うんだけど、改めてググってみたらどうやら楊さんは何人もいるようですね。笑
地図
