東京国立博物館からの脱出
@東京国立博物館(東京都台東区)
期間:2022.05.12〜2023.05.07
難易度:★★
タイプ:周遊型
謎解きキット引換時間:9:30〜14:00
東京国立博物館 開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
所要時間目安:2~3時間
クリアにかかった時間:約8時間(ごはん休憩含む)
参加人数:2人
制作会社:SCRAP
成否:成功
ストーリー
2022年に創立150年を迎えた東京国立博物館。
あなたはそんな博物館の近くの小さな探偵事務所に入所したばかりの新人。
ある日、事務所に一本の電話が鳴り響く。「トーハクの創設の起源となった博覧会関係者の1人が集合写真から消えてしまったんです! そして、不思議なことにその人物のことを誰一人として思い出せないんです! どうか、この奇妙な出来事を解明してくれないでしょうか?」
舞台は東京国立博物館
今回参加したリアル脱出ゲームの舞台は東京の上野公園にある東京国立博物館。
150年の歴史があり、6つの展示館で約12万件を収蔵する大きな博物館です。
こちらが中央にある本館。
私は見たことないのですがドラマ『半沢直樹』のロケに使われたことでも有名な大階段があります。
左手には表慶館。
こちらは現在映画が上映されている『ガリレオ』の帝都大学のロケ地としても使われていますね。
左手奥には平成館。
折り畳み傘は傘袋が用意されていて持ち込めますが、長い傘は持ち込めず、入口前にある傘立てに預ける形になります。
構内には先に挙げたような様々な建物があるので、移動のたびに傘を預け直すことにならないようにの配慮か、貸し出し用の晴雨兼用傘が各館の出入口に用意されていました。
ただタイミングによっては貸し出し用の傘がゼロの時もあり、私たちもラスト1本を2人でシェアすることもありました。
レースつきの傘1種しかないのは、もしかしたら手に取りづらい人もいるかもねという話をしていたのですが、ほんの少し前までは晴雨兼用傘と言えばこういったヒラヒラのデザインばかりだったと思うので、そうなってしまうのも無理もないかもしれないですね。
実際たいへん便利で、用意してもらえていただけでありがたかったです。
謎解きキット事前予約
この脱出ゲームは謎解きキットを購入することで参加ができます。
謎解きキットは当日購入することもできるのですが(特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』会期中の10月18日~12月11日は当日券販売停止)、私は事前にスクラップチケットで予約しておきました。
30分ごとに区切られた時間枠での日時指定で予約ができて、当日は時間枠の終了10分前までに正門窓口で引き換えるとのこと。
謎解きキット引き換え&入場
東京国立博物館に到着しました。
謎解きキットの引き換えと別途東京国立博物館の入館料を支払う必要があるので、右手に見える正門窓口に向かいます。
謎解きに参加する場合は7番窓口で受け付けていました。
入場料はメルマガ会員だと300円引きなのだそうで、私は非会員で情報もチェックせずに行ってしまって、購入した後にその存在を知ったので軽くへこみました。笑
窓口で電子チケットを見せると、謎解きキット引換券を渡されました。
この引換券を東洋館1階受付に持って行って、キットと引き換えるようです。
入場時に押してもらった勾玉のスタンプがかわいかったです。
謎解きキット引き換えのため、敷地内右手にある東洋館入ってすぐの受付に向かいます。
受付では謎解きに必要だという専用アプリのダウンロード確認があり、私は事前にダウンロードしていたため、スムーズに謎解きキットを受け取れました。
受け取った直後に内容物を確認するよう話があり、ならって「ご参加の皆様へ」と書かれた案内板を見ながら中身をチェックしました。
ちなみに一緒に行った友人は中身に不足があり、とても広大な敷地ですし、一旦謎解きを始めてから言われても対応できないという話でしたので、この時点でちゃんと確認することをおすすめします。
「東京国立博物館からの脱出」の感想
私は特別展を観に表慶館にしか来たことがなかったので、展示も楽しみながら謎を解いていたところ、ごはん休憩も含めて全部で約8時間かかってしまいました。
謎解き自体は解けなくて詰まることはなかったのですが、延べ面積78,446㎡、展示面積計18,199㎡(面積参照) という広大な敷地で移動距離も長くて、ヒントを使っていなかったからヒントの所に進行度が示されていることに気づかず、ペース配分ができなくて、終盤はヘロヘロでした。
所要時間目安2~3時間という情報で余裕ぶっこいていたから、閉館時間が迫ってきたのには焦ってしまいました。
無事、開館している間に必要な分の謎を解けてよかったです。
謎解き自体や国立博物館の見学はとっても楽しかったので大満足です。
この謎解きキットが入ったバッグ、持ち手の穴が大きくなって腕に通せるようになっていたのが嬉しかったです。
ただ、中に入った用紙の幅がピッタリすぎて出し入れしづらく、縦に入れるとせっかくの持ち手がふさがってしまうのは残念でした。
あと進行に必要な専用アプリの操作性にもモヤッとすることが多かったです。
チュートリアルが強制で進む間にも情報が溜まっていく様子が見えて、後から遡って確認することになったり、スピード調節ができないから閉館時間が迫ってきている時などは特にもどかしくて、「スキップしたい!」「速度を速めたい!」となっていました。
音声オフで文字情報がサクサク出てくるとか設定変更できたら嬉しかったなぁ…。
館内ではあちこちに座れるところ(時にはテーブル付き)があるので、他のお客さんの邪魔にならないよう落ち着いて謎を解くことができました。
先日、みんなの椅子展に行ったから余計にかもしれませんが、場所によって様々なデザインの椅子が用意されているのが目について、休憩がてら座り心地の違いを楽しめました。
ふっかふかの椅子はつい沈み込んで離れがたくなってしまうので危険ですw
当初は終わったら近くのお店で食べようなんて話をしていたんですけど、途中でそれは無理だと悟り、お腹も空いたので東洋館にあるホテルオークラレストランゆりの木でランチをいただきました。