さよならスタジオコースト。しえるです。
借地契約が更新できなかったとのことで、昨日1月30日に新木場のライブハウス、USENスタジオコーストが閉館し、また思い出の地が一つなくなってしまいました。
公演ごとにつくられる入口の看板が印象的で、アメリカのライブハウスみたいで好きでした。
初めてスタジオコーストに行ったのは、2008年のZEBRAHEAD。
スタジオコーストといえばクラブイベントageHaが有名でしたが、私にとっては海外アーティストの来日公演が多いというイメージでした。
1番記憶に残っているのはラルクのギタリストKenちゃんのソロライブです。
シャイっ気のあるKenちゃんはあまり積極的・能動的に活動する方ではないので、今じゃソロワンマンライブも全然やらなくなってしまいましたが、『Gimme Your Name』で踊ったりするのが楽しくて、汗だくになりながらずーっと笑って過ごした良い思い出。
最後に行ったのは2017年のFALL OUT BOYでした。ライブって誰がいつどこでやるか次第なので、まさかこれが最後になってしまうとは…。
数千人収容の大規模なライブハウスって正直、パイプクッションのついた手すりとかどこも似たり寄ったりで、あまり内装が印象に残らないところが多いのですが、スタジオコーストはホール天井の大きなミラーボールに赤いスピーカー、シャンデリアと赤いカーテンの目立つ物販など、特徴的だったのを思い出します。
私は特にPAブースの両脇の階段上にある、木製手すりつきのバルコニーがお気に入りでした。
Kenちゃんのライブの時はたしか、さらに奥のバルコニーテラス席に後輩バンドのムックがいて二度見した気が…ｗ
新木場は帰りに何もやってなくて寄れんって帰り道にグチっていたこともあったけど、箱自体は好きな場所だったので、なくなってしまって残念です。
