現在iPhoneXSを使っています。しえるです。
ここ最近になってカメラの縦横比が悩ましくなってきました。
私自身はそこまで縦横比にこだわりはないのですが、利便性の観点で試行錯誤中です…。
iPhoneカメラの写真縦横比について悩ましい今日この頃。
縦横比について簡単に
縦横比というのは写真や動画、ディスプレイ画面の縦と横の長さの比率のこと。
画面比率やアスペクト比ともいいますね。
最近はスマホやパソコンのモニタなど、細長い形の16:9が主流ですね。
テレビも地デジへの移行で16:9に変わり、今ではすっかり日常になじんでいます。
4:3になるとワイド感はなくなるものの、上下の範囲が広がります。
昔のDVDなどを見ると両端にフレームなどが入っていたりするのは、4:3時代の映像だからということですね。
1:1だとインスタのようなスクエア型に。
米津玄師さんの『Lemon』のMVは普遍性をテーマとして、時代に左右されない1:1でつくられています。
動画を撮る時に…
今は写真だけでなく動画を撮る機会も増えましたが、動画の編集をしていたある日、自分が撮った動画の縦横比にバラつきがあることに気がつきました。
こちらの動画は4:3です。
こちらは16:9の動画です。
同じ日に撮ったものなのですが、無意識に撮っていたので、最初はなぜこの違いが生まれるのかがわかりませんでした。
なんでだろう?といろいろ探っているうち、これは撮影方法によるものだと気がつくことができました。
これまで動画はビデオに切り替えて撮っていました。
しかし、写真のシャッターボタンを長押しすれば動画が撮れることに気がついてからは、写真モードのまま長押しでより気軽に撮影するようになっていました。
この長押しで撮る場合、写真のアスペクト比に準じるので、写真のデフォルト縦横比である4:3で撮れていたということでした。
それなら写真のデフォルト縦横比を16:9にしてしまおうと考え、カメラの設定で最後に使ったフィルタ・縦横比・深度設定を保持する「クリエイティブコントロール」をONにしました。
これで写真のデフォルトを16:9にすることができました。
これなら長押しで撮り始めても16:9の動画となり、縦横比のバラつきをなくせます。
iPhoneで画像編集をしていて気づいたこと
iPhoneで写真のトリミングをしようとすると、16:9で撮った写真でも周りの4:3の範囲の情報が残っていることに気がつきました。
このときはまだ「後から好きな構図に変えることができるんだ」くらいに捉えていました。
iPhoneをパソコンに繋げて気づいたこと
パソコンに画像を取り込むのに、iCloudではなくケーブルで繋げたところ、16:9の写真を撮るようになってから「フォルダの中がごちゃつくようになった」と感じるようになりました。
なぜそう感じたかというと、上の写真のように16:9だけでなく4:3の写真がそれぞれ保存されていたのです。
16:9の写真でも4:3分の写真編集ができるということは、全部の写真が1枚につき「16:9」「4:3」の2種類が保存されているということだったのです。
これはもしかして、4:3の写真だったら1種類で済むのが、16:9になると管理や容量が倍になってしまうということ??
とりあえずのところは…
16:9のつもりで撮った写真の4:3写真を見て、これもいいじゃん…と思ってしまった私。
でもiPhone上で通常見るのは16:9の写真であり、クラウドに保存されるのも16:9の写真。
4:3の写真は編集したり、ケーブルで繋ぐことで初めて確認ができるので、1枚2枚ならたいしたことのない手間でも、量が増えれば増えるほど確認が大変になるのは目に見えています。
私にとって写真やビデオは、シャッターチャンスを逃したくないので、撮りたい時にすぐ撮れるというのが最重要です。
となれば、撮る瞬間に縦横比について考える余裕はないのが正直なところ。
そして、いっぱい撮るので管理の手間は増やしたくないという気持ちもあります。
となると写真の整理の頻度を上げ、16:9で撮った写真はそのために合わせて撮影した構図ということで、保険のような4:3の写真はなかったものとしてスルーというのがベターでしょうか…。
それでいて、時には特に思い入れのある写真で4:3のほうもチェックするくらいがちょうどいいのかもしれません。
ピンチアウトでしかズームせず、「写真」の文字のすぐ隣にある「1x」をまったく使わないのに間違えて押しちゃうことが多いので、非表示にできるようにならないかなぁと思っているしえるでした。
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