20th Orchestra Concert HYDE 黑ミサ 2021 Halloween
@幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール
2021年10月31日(日) OPEN 16:00 / START 17:00
久しぶりのハロウィンライブは驚かされっぱなしでした
2018年のHALLOWEEN PARTY以来、3年ぶりに開催されたハロウィンライブ。
HYDEさんはハロウィンが流行る前の2005年からずっとハロウィンライブを開催してきており、初めて参加した2008年はマントを羽織るだけでも、会場周辺で通行人に白い目で見られたり心無い言葉をかけられたりして仮装が恥ずかしかったのですが、ハロウィンライブの楽しさの方が上回っていき、周りの友達も巻き込んで年々楽しみが増していくようになりました。
そんなハロウィンライブは、これまで参加してきた中でもトップクラスで大好きなライブの1つです。
たまたま会場が取れたのがこの日程だったので、それだったらハロウィンをやるしかないな、と思って今回は企画しましたけど、そうじゃなかったらやりませんでしたね。なので今後もハロウィンのライヴやコンサート自体、あるかどうかわかりません!
無事フルワクチンになりましたし、コロナの感染者数も落ち着いてきている中で、HYDEさんが基本的にはハロウィンライブはやる方針でないことを明言しているため、行かないという選択肢は考えられませんでした。
10月30日・31日の2日間開催で、私は31日の方に参加したのですが、30日のネタバレはなるべく見ないようにしていたので、たくさん驚かされる場面がありました。
今公演の私が取れたチケットはS席で、後方ステージの真横のブロックでした。
開演前にオープニングアクトが後方ステージで行われていて、とても近かったです。
布袋寅泰さんのモノマネをするペレ草田さんのステージはトイレに行ってて見られませんでしたが、帰ってきたら真横にASH DA HERO(アッシュダヒーロー)がいてビックリしちゃいました。
ASH DA HEROのアコースティックライブはコーラス以外とてもよかったです。
これまでのハロウィンライブでは、HYDEさんは大トリだったのですが、今回は最初から登場してきたので再び驚きました。
そういえばこれ、フェスじゃなくてHYDEさんのコンサートだった!
そして6年ぶりに『黒執事』のシエル・ファントムハイドを拝めて眼福です。
豪華な衣装や椅子がほんとよく似合うことで、相変わらずの麗しさでございます。
DAIGOくんの奥さんである北川景子ちゃんから「マンガから出てきたみたい」と言われている話には、どの口がおっしゃるのかと笑ってしまいましたが、本当にそのとおりだと思います。
昔「HYDEさんは身長が高ければよかったのにね」と言われたことがあるのですが、このサイズ、スタイルこそが完璧なのだと改めて声を大にして言いたいです。笑
ちょっぴり大人になったシエル坊ちゃんには妖艶なエロさを今回はプラスしてみました。 pic.twitter.com/vsNJssrRYV
— NAOTO HIROOKA (@HIROOKANAOTO) 2021年10月31日
HYDEさんの衣装は、ブランド『h.NAOTO』のデザイナーさんが毎回用意してくれているのですが、今年もGJでした。ありがとうございます。
これまでのバンド編成のライブと異なり、黑ミサということでオーケストラ編成だったため、ゴージャスさが増し増しでハロウィンコンサートもいいものだなぁとたっぷり堪能しました。
安室奈美恵さんの『Hide & Seek』カバーがめちゃくちゃカッコよかったし、『THE ABYSS』から『WHO'S GONNA SAVE US』あたりは特に黒執事の世界観とマッチしていて、原作ファンとしてはたまりませんでした。
シエルの奈落へ堕ちていく感じとか、不屈の精神とか、そういったものがリンクして表れていると感じて、これはもはやシエルそのものだ!とゾクゾク来ちゃいました。
でも黒執事の執事セバスチャンに扮したDAIGO(セバスダイゴチャン)くんが現れた時は、2枚目役なはずなのになんか笑ってしまいましたw
匂いかぐな#HYDE #黑ミサ #Halloween #Orchestra #DAIGO #手越祐也 #ペレ草田 #ASHDAHERO #分島花音 #ロザリーナ #黒執事@Daigo19780408 pic.twitter.com/CD0KnKs7i4
— Hyde (@HydeOfficial_) 2021年10月31日
DAIGOくんのハイヲタっぷりはよく知っているので、「イエス、マイロード」というセリフが心からのガチトーンであり、たびたび隣にいられる幸せを噛みしめているんだろうなぁっていうのが伝わってくるんですよね。笑
今回は初めての手越くん参加もあって、付き合いについては知っていたものの、これまでステージに並ぶ姿を見る機会はなかったので新鮮でした。
手越くんはJ時代にもハロウィンライブに出たいと直訴していたらしいのですが許可が下りることはなく、SNSなどでもいつも1人モザイクがかけられていたので、退所してようやく念願が叶った形ですし、DAIGOくんの売れる前の時代も知っているものですから、この3人がそろってステージに立つというのはグッとくるものがありますね。
もはやその背景を考えるだけで涙腺が緩んできてしまいます。
そしてMCを聞いて初めて、最初の方に出てきた謎の金髪女性が手越くんだったのだとわかり、また驚かされましたw
女装手越くんが乗った馬車は目の前を通ったんですけど、誰だろう~?と思いながら見送ってしまったし、ずっと裏声でふだんと声が違っていたので、全然気がつきませんでした。
男性が全部裏声で歌い切れるのすごいなぁw
例年のハロウィンライブでは、HYDEさんの指揮に合わせて演奏できなかったら罰ゲームを受けるという恒例のゲームがあるのですが、今回もやってくれました。
罰ゲームを回避する手越くんが集中的に狙われていたのですが、それに油断して急に振られたのに反応できなかったDAIGOくんが結局罰ゲームをやるはめに。笑
しかもそれまでは飲み物系の罰ゲームだったのが、DAIGOくん2回目の罰ゲームは突如BOØWYの『ONLY YOU』の演奏が始まって歌うように促され、寝耳に水のDAIGOくんは大困惑w
それでも難しい入りをバッチリこなし、やりきったDAIGOくんはさすがだったし、ペレ草田さんも加わって盛り上げてくれ、曲はよく知らなかったけど面白かったです。
罰ゲームを受ける姿にいたずらっぽく喜ぶHYDEさんも久しぶりに見れて、ほっこりしました。
HYDEさんの新曲MVが流れたあと始まった手越くんのステージは、杖と椅子を使ったダンスパフォーマンス中心でジャニーズだなぁって感じでした。
ふだん自分が見ないタイプのステージだし、知ってる曲もMCもなかったので、楽しむというよりは観察という感覚になってしまいました。
個人的に荒野行動の曲『ARE U READY』が好きだったので、聴けなくて残念。
「20th Orchestra Concert 黑ミサ 2021 Halloween」に出演させて頂きました🥳
— ロザリーナofficial (@loza_reena) 2021年11月1日
同じ映画のオープニング主題歌とエンディング主題歌を担当したHYDEさんと、まるで映画の世界に飛び込んだような気分で、夢のような時間でした。
忘れられないハロウィンの夜になりました(´°̥̥̥ω°̥̥̥`)✨✨✨ byロザ pic.twitter.com/95Fup8YBR8
ルビッチに扮したロザリーナちゃんが『えんとつ町のプペル』の曲を歌っていて、途中からプペルの衣装に変わったHYDEさんも加わったのですが、HYDEさんの声が活かされていないと感じるハモリが残念だったのと、背景が映画の映像で、つい商業色を強く感じてちょっと萎えてしまいました。
MCもロザリーナとしてか、ルビッチとしてなのかが定まっていなくてふわふわしてたし、映画を見ていないので、HYDEさんの喋り方がプペルの真似をしているのか、古畑任三郎のネタなのかもわからなくて、全然内容が入ってきませんでした…。
ハロウィンの思い出その1#HYDE #黑ミサ #Halloween #Orchestra #DAIGO #手越祐也 #ペレ草田 #ASHDAHERO #分島花音 #ロザリーナ #えんとつ町のプペル pic.twitter.com/biuye1S9pV
— Hyde (@HydeOfficial_) 2021年11月2日
ただ、2人の乗っていたホシを見に行く船のステージが動き出す演出はすごかったし、後方ステージに来てくれて再び近くで見ることができたのは嬉しかったです。
最後はDAIGOくんと手越くんも再登場し、4人を乗せた船が『HALLOWEEN PARTY』を歌いながらSS席・S席まわりをぐるぐる回ってくれて、HYDEさんが手を振ってくれたり、DAIGOくんとウィッシュし合ったりして、最後までテンション上がりました。
HYDEさん始め出演者の皆さんがあの手この手で楽しませようとしてくれるハロウィンライブは、今回も変わらず温かい空間でやっぱり大好きだなぁと思いました。
会場の様子
会場は幕張メッセ9・10・11ホールでした。
私は利用しませんでしたが、荷物を預けるクロークが復活していました。
しばらく新型コロナウイルス対策のために、クロークやコインロッカーを中止していたんですよね。
ドレスコードがスマートカジュアルor仮装のため、更衣スペースが用意されていました。
私は着替えがめんどくさいので、仮装の上にコート羽織るだけで行っちゃいました。
今回は従来のハロパ(ハロウィンライブ)に比べて仮装が少ない気がして、ちょっと残念だったなぁ。
これまでって仮装していない方が浮くぐらい皆が個性豊かな仮装をしていて、会場を見渡しているだけでもすごく楽しかったので。
HYDEさん、チューブマン(でかい風船人形)好きだなぁ。ほんとよくいますね。
昔ってライブの看板がいい撮影スポットでしたが、最近はあまり用意されないので、ライフカードが1番好きな撮影スポットになっている気がします。
グッズ売り場です。
グッズのラインナップは展示コーナーで実物を確認できます。
前回のROENTGENツアーから会場の壁には、HYDEさんによるコロナ禍におけるライブの標語が掲げられるようになりました。
HYDEさんはよく「帰るまでがライブ」と声がけしているのですが、帰り道や電車内で大きな声で話すファンたちを少々見かけるのは残念なことです。
新型コロナウイルス対策の看板も見慣れたものになってきました。
検温、電子チケット読み取り、アルコールスプレーを経て入場です。
HYDEさんのライブは2018年から電子チケット化していて、QRコードを見せるだけで入れるのが便利だし、ライブごとに画像が変わるので、これまでのチケットを見返すのも楽しいです。
『SKIYAKI TICKET』はこれまで使ってきた中では1番好きなチケットアプリですね。

アプリを使ったグッズ購入が便利でした
今回はパンフレットを購入するため、初めて『HYDE LIVE GOODS』というアプリをインストールしてみました。
ホーム画面はこんな感じ。
このアプリは事前にグッズの注文リストを作成したり、公演によってはグッズ購入の整理券として使えたりします。
事前に家で、自分が参加する公演を選んで、自分が購入したい商品を追加して注文リストを作成しました。
クレジットカードの情報を登録することで、注文情報とクレカ情報の組み込まれたQRコードが発行されます。
ただ、これはグッズの確保を約束するものではなく、あくまで会場での購入をスムーズにするためのもののようです。
ライブ当日、会場付近に来たら「会場にチェックイン」を押せるようになります。
説明には「本アプリの、来場者向けコンテンツにアクセスするための手続きです。」とあるため、QRを読み込めるようにするのに必要みたいです。
ちなみに今回の会場は幕張メッセでしたが、幕張のアウトレット内でチェックインすることができました。
またアプリの下部にあるように、グッズの売り切れ情報も知らせてくれます。
ずっと売り切れの通知が1品1品来るので、私は途中で通知オフにしてしまいました。
すべての会場の通知がデフォルトでONになっているので、1つ1つ解除していかないといけないのは、ツアーになった時めんどくさいですね。
最悪、アプリ自体の通知の許可を切るのが1番手っ取り早いかもしれません。
会場では先に発行したQRコードを見せることでグッズを用意してもらえ、クレカを取り出すことなく決済まで完了します。コロナのおかげでどんどん便利になっていきますね。
ゆくゆくは全部1つのアプリにまとめてくれたら最高…。
セットリスト
★ASH DA HERO
Rockstar
THIS IS LOVE
HELLO NO FUTURE
Everything
★手越祐也
HALLOWEEN PARTY サーカスVer.
★HYDE
Hide & Seek
AFTER RIGHT
DEFEAT
THE ABYSS
VAMPIRE'S LOVE
WHO'S GONNA SAVE US
DEVIL SIDE
BELIEVING IN MYSELF
MAD QUALIA
Red Swan
★HYDE・DAIGO・手越祐也
flower(HYDE・DAIGO)
HONEY(HYDE・DAIGO・手越祐也)
GLAMOROUS SKY(HYDE・DAIGO・手越祐也)
★セッション
Penalty Waltz
★ロザリーナ
えんとつ町のプペル(with HYDE)
HALLOWEEN PARTY(with HYDE, DAIGO, 手越祐也)