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【フタを開けてみないとわからない】何が本当にマイナーか、わかりにくいと思った話。


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88万票ってすごい投票数。しえるです。

 

YouTubeチャンネルの「HikakinTV」では、毎日のように日常に関する質問が更新されています。(登録者数1,000万人おめでとうございます!)

その中で「え、そうなの!?」と驚いた投票結果がありました。

HIKAKIN ヒカキン 投票 YouTube ウォシュレット

それがこちらの「トイレでウォシュレットする?」という質問。

私が見た5万票の時点からずっと比率はほぼ変わらず、だいたい4:6~3:7前後で「しない派」の方が多いという結果でした。

 

私は「しない派」だったのですが、「する派」の方がメジャーだと思っていたのでこの結果には結構驚きがありました。

 

今日はこのように、自分がマイナーだと思っていたことが実はメジャーだったということって世の中に意外とあるんじゃないかなぁと思った話です。

【フタを開けてみないとわからない】何が本当にマイナーか、わかりにくいと思った話。

皆さんはウォシュレットを使いますか?

「ウォシュレットを使います/使いません」って日常的にわざわざ話す機会のない話ですよね。

家族ですら誰がウォシュレット派か知らない…なんてこともありえるのではないでしょうか。

 

しかし、それでも外国人がウォシュレットに感動する話とかをネットなどで見ているうちに、日本のトイレにおけるウォシュレットの立場が高まっているイメージがなんとなく染みついていたように感じます。

 

私自身はノズルの清潔感とか掃除の手間とか、お尻も便座もビシャビシャになる感じから使う気になれず、間違って荷物とかで押してしまったときにビクッとなって慌てて消すぐらいしか経験がありません。

暖房便座代わりに便座カバーをつけているので、家を探す時は特にウォシュレットを重要視しないですが、外出先のトイレは暖房便座のためにウォシュレットがついていると嬉しいなぁと思う程度の感覚で過ごしてきました。

 

いや…たまに便座に座った時に、前の利用者のウォシュレットした跡が残っていて、それに気づかずにお尻が濡れてしまうという嫌な思いも度々してきたので、むしろ不快の印象の方が大きいかもしれないですね。

HIKAKIN ヒカキン 投票 YouTube ウォシュレット

しかしまさか、こんなに「しない派」の方が多いとは…。

ただ皆が口に出してないだけの隠れ多数派意見もありそう

この投票結果を見る前から、私の中である仮説がありました。

それは「マイナーだと思って口に出さない人がいっぱいいるだけで、実はマイナーでもない」説。

 

たとえば顔を洗う時、胸元やひじなどがビシャビシャになるかどうか。

togetter.com

世の中には汚さずに洗えるのが当たり前な人と、ビシャビシャになるのが当たり前な人がいます。

でもお互いにそうじゃない人の存在は気づきにくいし、いたとしてもおそらくお互いに相手のことをマイナーだと思うでしょう。

ネットが広まったことで、こういったどうでもいい些細なことだけど、そういう存在もいるのかと認識する機会が多くなってきました。

 

このような漫画や小説などの作品づくりやSNSなどでの発信もそうですし、実際に自分がブログを書くようになって、「私はこう思うんだけど、自分の思い描く世間の常識がそうじゃないから発信するのに勇気がいる」ことを公開したとき、思いのほか共感の反応をもらえる場面って多くないか?と思うようになりました。


というのも現代の日本って特に、周りがどうかを気にする傾向が強く、よっぽど自分の意志が強くない限り、つい「右に倣え」をしてしまいがちになってしまいます。

1人の声として発信していくのには勇気がいりますし、右に倣わないことを言うのにもまた勇気が必要だったりします。

 

けどそんな勇気を乗り越えて発信された内容に共感し、「それでもいいんだ」って思えるようになることがあって、その後押しを受けて自分も発信する側に回ろうという人が増え、「こういう考えがあってもいいよね」と徐々に浸透していくという1つの流れもまた、現代の日本にはあると思います。

www.buzzfeed.com

ということは、自分の考えは一般的じゃないと思い込んで皆が口に出していないだけで、実は同じような考えの人は一定数存在していて、フタを開けてみれば別にマイナーでもなかったという可能性があるのではないでしょうか。

 

であれば今現在、大手を振って幅を利かせている意見と自分の感覚が違っているからといって、他人を正しいと思ったり、自分が間違っていると思ったりする必要はないと思えるようになってきました。

マイナーの強みは多くの人が垣間見ているはず

YouTuberって今でこそ1つの地位を築いていますが、ほんの数年前までは「何それ?」というマイナーな存在でYouTuberという名前すらありませんでした。

長い人では10年前後の動画投稿歴がありますが、その半分くらいは下積み時代だったと言っても過言ではないでしょう。

つまり当初のYouTuberは、ビジネス用語でいえば「ブルーオーシャン」の状況であり、これは1つの「マイナーの強み」と言えるのではないでしょうか。

 

そしてこのYouTuberの台頭を見て、「先行者利益」というものを多くの人が目撃しました。

今ではたくさんの人がYouTubeドリームを目指して殺到しており、すっかり「レッドオーシャン」となっています。

 

また昨年は、その先行者利益を得ようと招待制SNS「Clubhouse」に人が殺到し、招待枠が高値で取り引きされるなどしていましたが、それだけ話題になって人が殺到している時点で先行者も何もないんじゃないかと思って、多少気になりはしたもののスルーしていました。

wired.jp

案の定、今ではClubhouseに関する話題を見かけることは少なくなりました。

招待制も撤廃されて一般公開していますが、まぁ大きなニュースではないですよね。

もしかしたらひっそりしている今の方が活用しやすいタイミングな可能性もあるかもしれません。

今はマイナーでも…

そう考えると、何してもマイナーを選んでしまうなぁという人は、むしろ素が逆張りだから最強説すらあるのではないかと思ってしまいます。

ふだんから他の人と視点が違うってことですから、ニッチ分野が大得意ですもんね。

 

先に「私はこう思うんだけど、自分の思い描く世間の常識がそうじゃない」と書きましたが、私にはそう思うことがあちこちであります。

だからこそ生きにくいと感じる場面もたくさんあったわけですが、ネットで多種多様な生活を知れるようになったおかげで、同じような気持ちで過ごしている人が0人ということはないということに気がつけました。

 

これからの時代は「マイナーは強み」となり、「勇気を出したもん勝ち」になっていくんじゃないかなぁと思うこの頃です。

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