モンハンは酔いとの闘い。しえるです。
私は基本的に酔いやすい体質のため、VR系にあまり食指が動きません。
しかし、以前ジェイコブ・コリアーを紹介したときに、360°動画の面白さに気がつきました。
360°動画とはスマホ本体の向きタッチ、十字キーなどで視点を360°動かせるようにつくられたものを指します。
そこで、今回はYouTubeで見ることができる素敵な360°動画を集めてみました。
※はてなブログアプリ内で動画を再生すると機能が楽しめないので、下にあるリンクからYouTubeアプリで見ることをオススメします。
【新感覚】YouTubeで360°を楽しめる秀逸表現な動画をまとめてみました。
Music Video部門
私の中で魅入ってしまう360°MVというのは、VR的なただ見回せるだけの動画ではなく、360°を生かして楽しめる工夫があちこち施されていると感じます。
いろいろなMVを見比べてみて、ワクワクする360°MVは大きくわけて以下のどちらかのポイントを押さえているような気がしました。
- 上下も生かす
- 移動はするけど同じ空間内
天地に何もないと360°の意味が半減してしまいますし、空間が次々と切り替わってしまうMVは、せっかくの360°見渡せる余韻を楽しむ間がないのでもったいないなと思ってしまいます。
Avicii - Waiting For Love
2018年に亡くなってしまったスウェーデンの最高のDJ・アヴィーチー。
訃報は本当に悲しかったし、今もふとした瞬間に寂しくなります。
2015年公開という360°MVの先駆けであり、どのドアから出てくるのか、どの画角で見るかなど楽しめます。
Dragon Ash - Headbang
Dragon Ashが目の前で演奏してくれているような感覚にテンションが上がります。
The Weeknd - The Hills remix feat.Eminem
ウィークエンドが移動しているだけなのですが、曲も相まって迫力ある映像になっています。
橋本絵莉子 - うらやましいひと(Demo)
歌詞、音に合わせたエフェクト、バナナの行く先などあちこちで動きがあるので、最後まで飽きません。
Gorillaz - Saturnz Barz (Spirit House)
ゴリラズはイギリス発のバーチャルバンドで、2D、ヌードル、マードック、ラッセル・ホブスという4人のキャラクターたちによるアニメーションのMVが常なのですが、いつもどおりのMVの雰囲気に上手く360°の面白さが組み込まれていると思います。
PENTATONIX - Up On The Housetop
ペンタトニックスはアメリカの5人組アカペラグループで、J-POPにも精通しており、Perfumeや髭男などもカバーしています。
クリスマスムードの中をレゴブロックのメンバーが進んで行くのが可愛らしいMVとなっています。
bodyslam - วิชาตัวเบา
ボディスラムはタイのロックバンドです。
「วิชาตัวเบา」は読めませんが、Google翻訳によると「ライトコース」とのこと。
360°機能の魅力を最大に引き出した最高峰のMVなうえ、曲や歌声も素晴らしくて感動しました。
浮遊感や自然と天地が入れ替わっていく演出が秀逸ですし、空飛ぶクジラやクラゲが幻想的で美しいです。
お笑い部門
360°動画を取り入れている芸人はまだまだ数えるほどですが、新しいお笑いの形が出てきています。
ハナコ - 360度コント「犬」
ハナコは、岡部くん、秋山くん、菊田くんによるお笑いトリオで、キングオブコント2018の優勝者です。
その優勝したキングオブコント2018の1stステージで見せたコント「犬」。
それが360度動画として同じ家の中から見ることができるようになっています。
もう岡部犬に笑いが止まらないし、ついつい追いかけてしまいますね。
四千頭身 - VR漫才「ドライブ」
お笑いトリオ・四千頭身の漫才は、都築くんと石橋くんの畳みかけるボケに、センターの後藤くんがゆるく突っ込んでいくのが醍醐味です。
正直なところ、漫才のテンポが速いのでYouTubeの360°機能で見るにはキツイ部分があります。
それでも後藤くんの位置から見る漫才というのは斬新で、見せ方が面白いなぁと思いました。