植物?虫?前衛的なパブリックアートが印象的な都営大江戸線 飯田橋駅
謎解きをするようになってから、身近な駅ってふだんあまり気にしていないけど、実は面白いところなんだと気がつきました。
今回取り上げる都営大江戸線 飯田橋駅は建築家の渡辺誠さんが設計し、グッドデザイン賞など数多く受賞しているような場所で、独創的な存在感を放っています。
駅の入り口から前衛的で、無機質なアーティスティックさにワクワクします。
先程のC3出口にある虫の翅(はね)や木の葉を連想させるような入り口のオブジェは、実は換気塔の一部。
風を調節するウィングの役目を担っています。
エスカレーターでは、緑色のパイプが網目状に波打ちながら天井に広がるウェブフレームの斬新さにビックリしました。
何かの巣にでも迷い込んだ気分です。
通路沿いには点字がずらり。
こちらも「風の手触り……点展てん」というパブリックアート。
点字の内容は、金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」の詩となっています。
トイレもメタリックで未来的な感じです。
鏡も曇っているわけではなく、本当に拭いたような形のデザインになってます。
無機質でカッコイイですね。