改めて食習慣の威力を身をもって知りました。しえるです。
昨年末、アトピー性皮膚炎の症状がほとんど改善してきたが、パンやケーキを食べる機会が増えて、完治までの一歩が遠いという記事を書きました。
しかし、この認識が甘かったことに気づかされた話を書いていきたいと思います。
尚、若干ぼかしは入れていますが、この先アトピー症状の写真も掲載しておりますのでご注意ください。
【食習慣は大事だよ】治すのは大変だけど壊すのは簡単だと改めて思い知ったアトピー性皮膚炎と変化を感じた体調・花粉症の話。~ハイドロコロイド経過観察4~
これまでの取り組み&過去記事
昨夏に過去最悪のアトピー性皮膚炎の症状が出始めたことから、根本的な解決に向けていろいろな対策に取り組んできました。
主にはハイドロコロイド被覆材を使った症状の治療、白色ワセリンによる保湿、食事改善、レイコップの導入などといった内容で、ある程度の手ごたえを感じています。
食事改善は高たんぱく低糖質を中心に、ホエイプロテインの毎日摂取、お米・パン・麺類・砂糖・人工甘味料・トランス脂肪酸絶ち、ビタミンやミネラルサプリの導入などに取り組み、あずかり知らぬところで避けているものを取らないようにするために、基本的にはほぼ毎日自炊しています。
会社から離れて自由に過ごせるようになったのをいいことに、空腹になったら食べる、眠くなったら寝たいだけ寝るという、食事回数や睡眠時間にこだわらない自分の体調に合わせた生活をしています。
昨秋にコアラのマーチを食べて症状がぶり返したときにはすごく反省し、それ以来は11月いっぱいまで、外食する月2~3回以外は忠実に守り、1番症状のひどかった手以外はそこまで症状に悩まされることはないほどには効果が出ていました。
1月に入ってアトピー症状再発
昨秋ごろからほぼ症状が出ていなかった首でしたが、新年明けて早々にかゆみや炎症が表れ始めました。
心当たりは1つしかありません。
理由があって12月に料理教室に通うのを再開し、月の半分はこれまで学んできたなかでよくないと思っている食習慣の生活を送っていたからです。
コアラのマーチ1袋であれば、手やひじに症状が出ただけで済みましたが、12月の食生活の変化量は明らかに激増しています。
それに伴う受けるダメージの増大っぷりに、体によくないことを改めて痛感したと同時に、これまでの自分の認識や取り組みは合っていたから、守っていればこんな苦しまずに済むんだ…と思いました。
1月10日(首元)
しばらくお世話になっていなかったデュオアクティブ生活、復活です。
1月12日(腕)
症状再発の自覚を持ったのは1月でしたが、今こうやって振り返って見ると、1月半ばの時点ではまだまだ全然症状出ていないですね。
1月14日(手)
12月より悪化してしまってショックを受けていたんですけど、このときはまだ序章にすぎませんでした。
1月28日(手)
ハイドロコロイド包帯 アドバンスが傷に反応しているのがよくわかります。
2月に入ってさらに症状悪化…
1月に入って昨年11月までの生活習慣に戻したのですが、時すでに遅し。
症状がどんどん悪化していくので、自分が摂取したものが体に及ぼす重みを、身をもって知ることに。
そして1度発症してしまったものは治すのに時間がかかるのだと改めて痛感しました。
プロテインの量を増やしたり、オーソモレキュラーがどんなものか知って、何のサプリをどれだけ摂るか考えて試したりなど、とにかく試行錯誤の日々でした。
2月2日(腕)
デュオアクティブがロットによって色が違うことを初めて知りました。笑
2月5日(腕)
ひじ周辺もだいぶ変色してしまいました。
この場所によってデュオアクティブの形状に広がってしまうのと、そうならないときの違いが謎です…なんでだろう?
2月15日(腕)
ひじの裏側にまで広がってしまい、被覆材の貼りにくさに辟易…。
2月16日(足)
昨夏ほどではないですが、足にも少し症状が出てしまっています。
2月18日:大きいデュオアクティブ導入(首元)
首どころか肩まで進出し、あまりにも範囲が広がってしまったため、ハイドロコロイド包帯 アドバンスと比べて剥がれにくい、デュオアクティブの10cm×10cmという大きいバージョンを導入しました。
高かったですが、小さいものを複数枚使って埋めようとすると間があいてしまうので、症状の範囲全体を一気に覆えるのがいいですね。
1個そのままで使ってもよしですし、切って使うのにも便利です。
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2月21日(首元)
昨年の「象みたいなおでこ」のような状態になってしまいました。
広範囲にわたって変色、ガサガサになってしまって悲しいです…。
最近ちょっとだけマシになってきました
2か月経った今、初心に帰ってとにかく治すことに専念した結果、先月に比べて半減くらいまでには治まってきました。
3月2日(首元・腕・手)
まだまだ治ってはいませんが、変色の範囲が少し狭まり、ガサガサ感がなくなってきたりなど、ようやく回復の兆しが見えてきました。
ひじの症状も半分くらいには落ち着いてきました。
皮膚が頑張って再生してくれている感じがします。
これまでの経過観察してきた感覚で言うと、手はだいぶ治ってきた感覚があります。
体は正直に生活習慣が反映される
これまでいろいろ学んできた知識のおかげで、自分の行動と体調の相関関係がなんとなく結び付けて理解できるようになってきました。
何が体にどういう影響を与えるかを把握し、全部自分で管理して体によくないものを省いてきたからこそ、自分の体調の変化がより顕著になり、敏感に感じ取れている気がします。
悪いとわかっていたのに「少しくらい大丈夫でしょ」とやってしまってごめんねという感じです。
現在アトピー性皮膚炎に手を焼いてはいますが、それ以外のこれまで悩まされてきた胃腸炎や腹痛、吐き気、生理痛などとは疎遠になり、特に苦なく体重も維持できています。
食べるものの内容はガラッと変わりはしましたが、毎日大好きなコーヒーを飲みまくっていますし、ものを選んでパンケーキやマフィンも楽しんでいます。
食べる時間とか量とか超ズボラで、自分の中で許可したおやつとして高カカオチョコやフルーツ、ナッツなど頻繁に間食しているにもかかわらずです。
今回の件で、アトピー症状のつらさを胸に反省し、調子に乗らずに基本に則った生活をこの先も送っていこうという思いを改めました。
余談:そういえば花粉症がつらくない!
【私が花粉症治った時にやめた事】
— 藤本なおよ@欲望解放やせレシピ発売! (@naoyofujimoto) 2021年3月1日
・白砂糖
・小麦粉
・菓子パン
・甘いジュース
・サラダ油
・マーガリン
・トランス脂肪酸
腸内環境が大事なのだと学びました。
フォロワーさんの中で糖質制限で花粉症治った方いるかな?
私の食生活改善するうえで参考させていただいているなおよさんのツイートを見て、はっとしました。
これまでの私なら今頃は花粉を感じて鼻水ぐじゅぐじゅの目かゆかゆだったはずですが、そう言われてみれば、今年は症状を全然気にしていなかったのです。
たまにムズっとする瞬間はありますが、例年と比べたら明らかに、目薬やティッシュのお世話になっていません。
人生の半分以上悩まされてきた花粉症がこんなに軽減するなんてビックリで、これは嬉しい変化ですね!