横浜大さん橋国際客船ターミナル
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4
TEL:045-211-2304
アクセス:みなとみらい線 日本大通り駅 3番出口から徒歩約7分
※2021年2月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
不思議な構造がおもしろい「くじらのせなか」で海を眺めながら気持ちよくお散歩
2002年に開催された、世界41か国660作品の応募があった国内最大級の国際コンペで選ばれたデザインにリニューアルされた横浜大さん橋国際客船ターミナル。
横浜でもメジャーな観光・デートスポットです。
これまで海沿いでは赤レンガ倉庫までしか行ったことがなかったのですが、今回初めて行ってみて、不思議な構造の近未来的デザインと、太陽と潮風を浴び、海を眺めながらのお散歩がとても気持ちよく、すぐにお気に入りの場所になりました。
人気スポットなのも納得です。
今の時期で言えば、屋外で広々としているので、密にならないお散歩スポットとしても良さそうな気がします。
1階は400台の駐車場になっているので、車が吸い込まれていきます。
観光スポット周遊バス「あかいくつ」や市営バスのルートにもなっています。
徒歩の場合はこの上り坂をあがっていきます。
ジョギングしている方もいらっしゃいました。
こちらの大さん橋はバリアフリーのため階段がなく、すべてこのようなウッドデッキのスロープを通っての移動となります。
2階は横浜港大さん橋国際客船ターミナルの出入国ロビー。
クルーズ船を主とした大型客船が寄港し、乗船できる場所となっています。
中は後ほど改めて触れていきます。
ターミナルの横の道を進むと、屋上広場「くじらのせなか」に向かうことができます。
『おっさんずラブ』や『逃げ恥』などさまざまなロケ地としても使われているようで、私が訪れた時も何かの撮影が行われていました。
赤レンガ倉庫やランドマークタワーなど、みなとみらいの名所が一望できます。
構図に困ったら撮影スポットの印を参考に。
反対側ではベイブリッジが見えます。
ベイブリッジから山下公園方面の氷川丸、マリンタワーまで、キラキラの水面とともに景色を満喫。
スロープが入り組んでいて、とても不思議な構造になっています。
これは波のうねりをイメージしていて、ターミナルとホールの2つの山型が水面に浮かぶくじらの背中に見えることから、屋上広場は「くじらのせなか」と名づけられています。
なんだかポケモンに出てきてもおかしくなさそうな雰囲気。笑
こちらは大さん橋ホールの入り口。
約1,200名を収容できる会場スペースとなっています。
歩いていると、どこからかサックスの音が。
こんな広々とした開放的な場所で吹くのはさぞかし気持ちいいでしょうね。
映画『下弦の月 ラスト・クォーター』では、主演の栗山千明さんと成宮寛貴くんがここのベンチに座ってデートしていました。
広場の先頭まで来ると、このような眺めが。
ぐるっと3/4くらいが海に囲まれていて、さまざまな角度から横浜港の景色を楽しめるのがいいですね。
くじらのせなか側からもロビーやホールへ向かうことができます。
途中にはお手洗いもありました。
最後に、本来のメイン機能である横浜港大さん橋国際客船ターミナルの出入国ロビーの様子をお届けします。
中は柱のない大空間になっていて、天井部分に三角錐が組み合わされたような、こちらもまた不思議な構造となっています。
このロビーで手続きすることによって、クルーズ客船やレストラン船、大島~神津島へ向かう「さるびあ丸」などに乗船することができます。
新型コロナウイルスの影響でしばらくは休止だったようですが、2020年末より国内のショートクルーズが少しずつ再開していっているようです。
出航を待つロビー。
天気が悪い日はこちらでまったりするのもありかもしれません。
横浜や港をモチーフにしたお土産やかばんなどのショップもそろいます。
マリンモチーフや革のバッグは好きなので、見ていて楽しかったです。