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栄養最重視の「オーソモレキュラー医学入門」に学ぶ現代における健康と食事のあり方について


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大人になってからの勉強の方が面白い。しえるです。

 

最近は健康であるために、食事や栄養について勉強する時間が増えました。

砂糖や加工品のデメリットや、何をエネルギーとして体を代謝させるかだとか、海外では精白小麦にビタミンが添加されるなどの対策が取られているが、日本では採用されておらず、野菜などに含まれる栄養も昔と比べて減少しており、圧倒的なビタミン不足だというようなことを少しずつ知りました。

 

パーソナルジムで学んだことをきっかけに、YouTubeの『なおよキッチン』や書籍『すべての不調は自分で治せる』を通して行きついた先の1つが「オーソモレキュラー」でした。

 

2019年に出版されたこの本、400ページくらいあるなかなかボリューミーな本で少し難しいのですが、今後の食生活の基礎知識として不可欠と思ったので、自分のためにもまとめてみました。

理科・保健不得意、国語得意な私の理解レベルだということをご理解いただければ幸いです。

 

あまりにも情報量が多いので、何回かに分けて書いていきたいと思います。

(ちなみに、今日の記事内容は50ページ分にも満たないです。)

栄養最重視の「オーソモレキュラー医学入門」に学ぶ現代における健康と食事のあり方について

オーソモレキュラーとは?

1968年にライナス・ポーリングによってつくられた言葉の「オーソモレキュラー(orthomolecular)」。

 

オーソモレキュラーとは、最適量の栄養素と身体の正常な構成要素を主要な治療として使う方法のこと。

時には適切な薬物や手術を用いながら、栄養素と組み合わせて治療することで、術後の早い回復や合併症リスクの低下が見込めるのだそうです。

 

オーソモレキュラー栄養学は、ビタミンやミネラルなどを国の推奨する「一日所要量」よりも大量にサプリメントで補うことを強調しており、従来の「栄養素ごと分類された食品そのものを意識して食べる」栄養学とは異なります。

また一般的には栄養欠乏由来とされない病気の治療に用いられることもあるそうです。

 

つまり普通のお医者さんとの1番の違いは「栄養状態や栄養素を重視するかどうか」ということですね。

 

オーソモレキュラーの診療医は、統合失調症患者の治療でも非常に大きな成果をあげており、患者の大半は一般的な精神科医療では治らなかった方なのだそうです。

精神科患者は心理的な要因ではなく、物質的身体の要因による疾患であり、それはすなわち代謝及び栄養状態にあると見なしていて、従来の医学とは考え方がかなり異なるようですね。

医者選びは重要、場合によっては…

長年治療をしてきた先生も、治療の仕方や考え方、知識は人によって千差万別です。

症状を軽減させることを目的としているか、回復を目指しているかによって見える世界は全然違うものになるのは明らかでしょう。

 

私は8年くらい、人体の治療に関する新しい知見の本を読んでいて実感するのですが、特に不定愁訴の場合、一般人でも最新知識を知って、どういった対策をとるべきかの選択をしていく力をつけることは、ある程度できると思っています。

というのも、きちんと医学を勉強していないからこそ、余計な当たり前の概念がなく、金銭も利害も絡まず純粋に自身の健康のためを考えるので、フラットに判断できると思うからです。

 

体内の構成や仕組みなど難しいことはわからなくても、日常生活や食事をベースに自分が成り立っており、そこをどうにかできるのは自分が1番ではないでしょうか。

難しいことは考えず、「たしかに!」「良い!」と思ったら試してみて、「怖い!」「危ない!」と思ったら生活から排除するだけです。

自己責任で、自分の体で人体実験する分には文句言われる筋合いもありませんしね。笑

個人差の原則

人には個人差があり、多種多様の容姿、色、長短、個性、生活史が存在します。

他の人と内臓の位置が少しずれている人もいれば、3つめの乳首を持つ人がいたりもしますね。

私自身もひじの曲がり方が人と少し違うし、親知らずもありません。

 

体の成り立ちに差があるということは、栄養素の必要量も違えば、治療に対する反応も千差万別です。

生物の進化の過程と「必須栄養素」の意味

動物は食事で栄養を摂取できることから、体内で生合成をする必要がなくなり、生成のために必要だったエネルギーを他にまわすことで機能が拡張されて進化を遂げたのだそうです。

 

もしそれがなかったら世界に動物は存在せず、植物しかいないことになりますね。

その代わり、一度確立した変化は後戻りできないため、以前と食生活や環境が変わったとしても、体はそう簡単には変われないのだと言います。

 

なので自身の中で生合成できない栄養素は「必須」とされ、食品から摂取せねばならず、供給ができないと欠乏症になってしまいます。

 

有名な必須栄養素として誰もが聞いたことある「ビタミン」には「食物中に微量に存在する生理的に重要な物質であるが、動物の体内で生合成されず、栄養として食物から摂取せねばならない有機化合物」という定義があるのだそうです。

 

この先、食事によって十分量が供給されることによって、身体が生合成の必要なしと判断し、別の栄養素が「必須」になっていくことも考えられますね。

オーケストラの原則

ここで1つ勘違いしてはいけないのが、存在はよく知られている「必須アミノ酸」。

体内で生合成できないため9種類が「必須アミノ酸」に指定されていますが、残りの「非必須アミノ酸」が必要ないのか?というとそういうことではなく、ただ体内で生合成できるだけで、代謝に必要なものです。

本を貸出し中で手元にないので記憶で書きますが、たとえば「必須アミノ酸」だけを重視して摂っていても、摂っている「非必須アミノ酸」以上の「必須アミノ酸」は流れだし無意味になってしまうと読んで学びました。

「桶の理論」と呼ばれるものですね。

「非必須」だから摂らなくていいわけでもないし、「必須」だからといっていっぱい摂ればいいというわけでもないのです。

 

他にも各ビタミン群がそれぞれ作用しあっていたり、カルシウムを活かすためにマグネシウムが必要だったりと、すべてが一体となって協調しながら働くのであって、何か1つが過剰にあっても、別のものが不足しているものの代わりとなることはできないということですね。

 

これはまるでオーケストラのようだと、診療の基本的コンセプトを「オーケストラの原則」と呼んで表現しています。

1つの楽器を別の楽器より重要だと考えることはできないし、首席バイオリン奏者が倒れれば演奏は中断してしまいますね。

代わりに別の楽器の演者にバイオリンを握らせたところで、元の美しい演奏はできないでしょう。

全身的な症状の原因の特定について

局所的な症状であれば、病変が狭い範囲に引き起こされることが多いが、全身的な症状だと、広範囲に様々な訴えが見られがち。

そういった時に片っ端から考えつくものを検査していては高くつくし、効率的でもないので、最初に行うべきとして、病歴や栄養素、環境といった一般的な因子を検査するのだそうです。

 

著者が言うには、全身的な症状の75%程度は、身体が不足した栄養素で何とかやりくりしようとしていることから生じているそうです。

これまでの進化の過程で適応してきた身体と、現在の食事の間には不調和があり、その不調和を取り除けば回復するはずということで、第一に栄養の見直しから入るのがオーソモレキュラーということですね。

 

そして残りの25%、それで回復しない時に、その他の原因を探っていき、治療・検証を繰り返して特定していくのだそうです。

代謝ストレスは以下の要因によって起こるようで、主な原因因子が3つ以上あることはほとんどないそうです。

  • 栄養不良、および飢餓
  • 微生物の体内侵入
  • 外傷、骨折、熱傷
  • アレルギーおよび過敏症
  • 中毒反応
  • 心理的要因と社会的要因の相互作用によるもの

栄養状態と防御力について

タンパクやカロリー不足からビタミン、ミネラル欠乏まで、どんな栄養不良であれ、感染症にかかる確率を高め、外傷や手術などの治りが遅くなる確率も高まります。

 

それではオーソモレキュラー栄養学者の推奨に合わせて栄養状態を改善すると防御力は上がるのか?

栄養状態が高めたことで、多くの病気の発症率を減少させ、病気の治癒スピードも上がると、自身で患者の回復を観察した多くの医者が考えているようです。

不安を感じることは正常だが…

どんな病気に対しても「不安」は正常な反応。

誰だって健康や快適さに対する脅威があれば多くの「不安」を感じます。

私自身もこれまで何度も不安を感じ、ブレーキをかけたい気持ちに駆られながら突き進むしかなかったという状態にありましたが、とある精神科の先生からは「それは正常な反応であって、むしろ不安などないと考えて突き進んでいる状態の方が危険だよ」と教えていただきました。

 

しかしながら栄養不良の状態が生み出す病的な心身反応としての「不安」もあるといいます。

最もよく見られる例としては、ビタミンB群の不足と、加工・精製食品の過剰摂取に関わるものの2つがあがるそうです。

食事について

動物は、草食動物・肉食動物・雑食動物の3つに分類されます。

それぞれ食事に合わせ、消化器系が発達してきました。

 

雑食動物には人間や猿、クマなどが含まれます。

しかし人間はその中でもさらに特殊で、お肉ばかり食べる人もいれば、ベジタリアンもいます。

元々は野生の動物に近い食べ物を食べてきましたが、現代では加工品も多くなりました。

 

食事の必要量は年齢、活動量、性別、ストレス、病気の有無によっても変わり、栄養素の必要量は、多い時には1,000倍もの個人差があることもあるそうです。

現代の食事は過剰摂取

食材の栄養の質は低下し、長期保存のために酵素除去や殺菌処理され、本来食べられてこなかった添加物が入り、元の材料は同じである似たような多種多様の加工食品(例:シリアル)が並ぶ現代では、過去の食事とは摂れる栄養素がかなり異なっているでしょう。

そしてそんな食事を空腹とは関係なくとっていることも多く、現代に暮らす人々の半数は肥満だといいます。

 

過剰な食物消費(特に砂糖)が引き起こす肥満および疾患に対して「糖質代謝性症候群」という言葉が用いられているそうです。

糖質代謝性症候群

「多くの病気は精製した食物および加工食品(特に砂糖と精白小麦粉)の消費が大きく増えた結果生じたもの」と主張したのは、英国内科医師会会員で一等軍医のT・L・クリーブ医師。

 

1815年のイギリスにおける砂糖の年間消費量は6.8kgだったのが、現在は56.8kgにまで増え、今も増加傾向にあるのだそうです。

 

この増加傾向は過去に、2回の世界大戦時のみ中断し、29.5kgまで低下しました。

これは砂糖の輸送が封鎖されたことによるもので、この時戦時下にもかかわらず国民全般の健康が大幅に改善したのだそうです。

本来であれば戦争によるストレス増加で、心身症の発生が増加すると予想されていた状況で、想定外の現象でした。

 

またメキシコでは唐きび粉で作られたコーン・トルティーヤが伝統的な朝食でしたが、近年ではアメリカ式の朝食が増えました。

シロップをかけたパンケーキやジャムを乗せた精白パンのトースト、砂糖の入ったコーヒーなどが定番化したところ、糖尿病の前駆症状が見られる国民が40%に達したそうです。

(ちなみにトルティーヤは灰汁(アルカリ)煮沸で下ごしらえしたものであれば、必須アミノ酸の利用度が高まるが、そうでない場合は栄養不良になってしまうそうです。)

 

精製した炭水化物(精白米や精白小麦など)は、次の3つの理由により有害と考えられています。

  1. 食事から食物繊維が除去され、便秘、消化器系疾患、虫歯や歯周病など引き起こす
  2. 摂取食品中の糖分の密度が高まるため、カロリーの過剰摂取、肥満や糖尿病に繋がる
  3. 胃酸に必要なたんぱく質が除去されてしまう

 

そう言われてみると、食生活を変えてからスッキリした体重を維持するだけでなく、便通は良くなり、胃酸過多に悩まされることがほとんどなくなりました。

 

メガビタミン以前にプロテインなどでたんぱく質の摂取量を増やしており、たんぱく質が胃酸と結びつくことで、消化を助けてくれていたんですね。

元々の食物自体のたんぱく質含有量低下だけでなく、精製によって10%程度のたんぱく質が損なわれていたり、砂糖はそもそもたんぱく質が含まれていなかったりします。

そういったものばかり食べていると、胃酸を干渉してくれるたんぱく質は胃粘液のみとなってしまうそうです。

 

なお、糖質代謝性症候群の症状と考えられているものには、胃潰瘍(かいよう)や冠動脈疾患、腸の原発大腸菌感染症、胆石などがあげられるそうです。

避けるべきためものを見分けるための単純明快な目安

  1. 砂糖と添加物の入った食物すべて
  2. 食べると気分が悪くなる食物

以上の2点に気をつけるだけだそうです。

 

世の中の大半の食べ物は1に当てはまりそうですね。 

正直、こういった食事の見直しを図る度に毎回、本来避けた方がいいものが何を見ても入っていたりして生活への浸透度に驚かされています。

 

「バランスのとれた食事」に砂糖が使われていても、疑問を持つ人は少ないと思います。

添加物は浸透しすぎていて、名前もいっぱいありすぎてよくわからないから考えることを放棄したくなりますよね。

 

2は主食や大好物として、大量に食べているものであることが多いそうです。

半年食べないことで体調が良くなれば、特定したと言っていいでしょう。

 

単純明快っちゃ単純明快ですが、これを実行するのはかなり至難の業だと思います。

取り入れるにしても正確にやろうとすると、かなりのストレスになります。

自分にとって苦にならない程度に少しずつ取り入れていくのは大事で、私は料理の手間も鑑みながら、どこまでを許容とするかを常に探っていっています。

炭水化物と単糖

炭水化物は最終的にグルコースブドウ糖)やフルクトース(果糖)といった単糖類に分解されていきます。

 

人体にとってグルコースは必須の糖です。

口内の唾液の酵素加水分解されることでグルコースが作られますが、胃で胃酸が出ると一時中断され、小腸に到達した後、再び加水分解が進みます。

 

しかし、食物の中に純粋なブドウ糖が含まれることは不可欠ではないそうです。

というのも単糖類を単品で摂取すると、他の栄養素はまったく含まれておらず、摂取する必要がないそうです。

 

一般的な糖すべての中で、中性脂肪に転換されるスピードが最も速いのがスクロース(ショ糖、グラニュー糖)。

 

スクロースを食べると急速に加水分解して体内に吸収され、素早く肝臓に回って中性脂肪に変換。

その後、血中に放出されて脂肪として貯蔵されるのだそうです。

 

人工物であるスクロースは多くの身体疾患の原因であり、うつ病や不安、アルコール症などの原因ともなっています。

 

サトウキビやサトウダイコンのように嵩(かさ)があれば、素早く吸収されることはないですが、こういった自然な食物の中に存在するスクロースでない限り、他の栄養素は含まれておらず、血中に急激に放出されてしまいます。

 

わかりやすい例としては、角砂糖やケーキであれば簡単にペロリと食べられちゃいますね。

そういった摂取の仕方だと吸収が速いよって話だと思います。

 

ちなみに蜂蜜は、大量のグルコース、フルクトース、スクロースと少量のビタミンやミネラルを含んでいます。

しかし、養蜂の際に砂糖水が与えられることがあるし、大量に食べればスクロースと同程度に有害だそうです。

 

また未精製の炭水化物であれば、様々な栄養素が交じり合っており、さらには体内で分解する酵素がないため、加水分解できない複合多糖類を含んでいます。

この複合多糖類は、たとえばセルロース(食物繊維)などであり、消化管を通る時に水を吸収するため、便の量が増え、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発化させることで便通を促すという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。

進化の過程と時代に合わせた食事を

時代や技術の進化に合わせて選択肢も増えてきました。

その中には、お金や仕事を生み出すために無理やり生まれたものも含まれているでしょう。

栄養なんて関係なく、ただ口に入れるだけの食物のように見えるものもあるでしょう。

 

技術が進化し、複雑になった世の中だからこそ、整理して取捨選択し、過剰・悪因は削り、不足は補うオーソモレキュラーの考え方は今の時代に合ったものだと感じます。

 

私は長年、サプリに抵抗感があって飲まずに過ごしてきましたが、いろいろ学ぶ中で考え方が変わりました。

どう考えても、必要な栄養素を摂れるだけの食べ物を毎日食べる姿が想像できなかったからです。

 

iHerb(アイハーブ)で比較的安価に良質なサプリが入手できるのも後押しされました。

まだ始めて1~2か月ぐらいなので、今後経過に関する記事も書いていけたらと考えています。

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