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信用があるから行く決心がついたコロナ禍における有観客ライブの感想:HYDE LIVE 2020-2021 ANTI WIRE(神奈川県横浜市西区)


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HYDE LIVE 2020-2021 ANTI WIRE

@ぴあアリーナMM(神奈川県横浜市西区

2020年12月26日(土) OPEN 17:30 / START 19:06
2020年12月27日(日) OPEN 15:30 / START 17:06

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信用があるから行く決心がついたコロナ禍における有観客ライブの感想

先週末、横浜で行われたHYDEさんのライブに行ってきました。

まさか年内に自分がライブに行くとは思ってもいませんでしたが、実際に生の演奏を聴けるというのはやはり喜びしかありませんでした。 

 

今回行ったライブは、アリーナ・スタンド共に席を用意されたアコースティック公演で、横浜・名古屋・大阪・仙台・東京・福岡・札幌の7か所をまわるツアーの初回でした。

 

そこで今日は、実際のライブの感想や有観客ライブについての考えを書いてみました。

初めてのぴあアリーナMM

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ぴあアリーナMMは2020年3月に完成した、ぴあが運営する最大12,141人収容の新しいライブハウス。

本当は4月に開業予定だったのですが新型コロナウイルスにより延期され、7月にゆずによってこけらおとし公演が行われたのだそうです。

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高島町方面から歩いてくると、フォトスポットを見つつ、列にスムーズに並べました。

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桜木町方面から来ると、入場列の柵があるので、入るためにぐるっと回る形になりました。

新型コロナウイルスの対策状況や会場の様子について

全席指定・着席観覧で、お客さんは会場収容人数の50%に制限。 

多くの公演が完売する中、横浜はソールドアウトしていなかったので、参加する側としてはラッキーでした。

 

ライブ中は声出し禁止で、代わりにお客さんたちは思い思いの鳴り物持参やボイスレコーダーに録音した自身の声を再生したりするHYDE流の楽しみ方の提案を楽しんでいました。

ライブグッズのタンバリンを始め、でんでん太鼓やびっくりチキンが鳴り響く会場は斬新で面白かったです。

座席は1席ごとに間を空けており、代わりに荷物を置けるようになっていました。

クロークでの荷物預かりがなくても、これなら問題ないですね。

常時換気のため、少し肌寒いのでニットのカーディガンを羽織り、コートをひざ掛けにするくらいでちょうどよかったです。

入場時の会場外の様子

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ライブグッズの販売は事前に注文を受け付け、会場ではお渡しのみという形をとっていたので、入場以外の会場外で人が並ぶ可能性があるのはフォトスポットと『HYDE CARD』の受付ブースという印象でした。

今回グッズ購入はしていないので、受け渡しがどのような様子だったかはわかりません。Untitled

チケットは電子チケットがメインで、アプリ『SKIYAKI TICKET』を提示して読み取ってもらう形。

紙チケットの場合は、半券を自分でちぎって渡すのだそうです。

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まず最初に検温があり、次にチケット提示、そして手の消毒を経て入場となります。

ちなみに私は開演15~20分前をめどに到着して、写真のような混雑具合でした。

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入場列には足もとに立ち位置を示すSTOPマークが設けられていました。

会場内の様子

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ロビー内はこのような感じ。

 

帰りは規制退場だったのですが、アナウンスに従って行ったのに、ロビーの方に人が溜まった状態だったので少し驚き、もっと間隔をあけてもいいのではないか?と思いました。

 

個人的に1番辛いのって、自分がどんなに間隔をあけて行動していても、後ろの人の間隔は制御できないことなんですよね。

全員が全員、同じ感覚で行動するのはありえないと思っているので、そこはバランス調整をきちんとしていただきたいなと思いました。

 

あとロビーでちょっとドキッとしたのが、英語などで会話する外国の方たちがちらほらいらっしゃったこと。

その方が日本に住んでいる方なのか、渡航された方なのか、ハーフの方なのかなど、こちらは知る由はありません。

 

今回は都内在住限定だった羽田の時と違って、あくまで近い会場を選んでくださいという形だったので、私のように県外から来られた方もいると思います。

2週間以内に感染拡大している国・地域への訪問歴がある方はお控えくださいとはありましたが、あくまで自主的なお願いに留まっており、最近は変異種のニュースも出ていたりするので、どこから来たんだろう?と気になってしまいました。

 

お住まいの地域から近い会場をとお願いするくらいなら、たとえば横浜公演は関東のみとか、申込者の地域くらいは限定してもいいのではないかな?と感じました。

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ホットドッグやドリンクなどを買える『FOODIES STAND』には列ができていました。

写真は1階の様子です。

お手洗いの様子

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お手洗いは開演10分程度前に2階で行ったところ、並ばずに入ることができました。

ちなみに入退場時ともに、1階はある程度の列ができていました。

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各個室にもアルコール消毒スプレーが配置されていました。

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個室だけでなく、手洗い場にもアルコールジェルが設置されていましたが、めっちゃドロッと出るのでうわっとなっていました。

2階スタンドもステージに近くて見やすかった

私は両日とも2階スタンド前方の席でした。

2階スタンドといっても、高さはなるべく低めに抑えられていて、ステージをとても近くに感じました。

音響もよくて、気持ちよく演奏に没頭できましたね。

 

それに加え、座り心地のよい椅子、前方には飲み物を置いておけるカップホルダーがあって環境に大満足し、お気に入りの会場の1つとなりました。

 

ただ席によっては、非常灯がまぶしくて気になってしまうこともありました。

あとセーフティーネットがないのはちょっと怖かったですね、何かふとした拍子に落としそうで。

ライブの感想

会えるだけで嬉しい

まずは今年はもうHYDEさんに会えるなんて思っていなかったので、純粋に嬉しくって、それだけで感極まりました。

私にとっては、1月に行ったラルクのMMXX@愛知以来のライブ。

2月に行く予定だったMMXX@横浜は公演中止になり、その後は外出自粛要請が始まって今に至っているわけですが、まさか2020年の最後にこうしてお目にかかる機会ができるとは…。

しかも2月に行けなくなった横浜の地で会えたわけですから、感慨もひとしおです。

 

そして、会えるのが当たり前ではないというありがたみを改めて感じました。

 

実は1人、感極まりすぎてむせてしまったり、自身の思い入れと共鳴して音楽が染みすぎて涙腺崩壊して、目や鼻からいろんな汁があふれ出して大変な状態になっていました。苦笑

これも座席の隣が空いていてよかった点ですね。笑

もちろんもしかしたらめっちゃ泣いているなって思っていた人もいるかもしれませんが、視界に入らないので全然気になりません。 

20年の歴史がエモすぎた 

ライブ始まりを告げるカウントダウンに『FAITH』の頃の映像が流れた時点でもう、思い出が蘇り、胸が熱くなりました。

 

今回のライブはソロ20周年を迎えたHYDEさんの歴史を感じるセットリストでした。

2000年の『ROENTGEN』から始まり、HYDEVAMPSHYDEという流れを全部汲み、ラルクもありつつで、「深く考えたら泣いてしまう」との言葉に共感しかありませんでした。

 

『HORIZON』 の頃はとても辛くてもがいていた時代だと話しており、この頃は私もずっと苦しくて溺れもがいているような感覚だったので、同じだったのかと胸がつまりました。

改めて聴くと刺さるような歌詞ですね。

当時の自分は、同じような感覚を抱えていたHYDEさんに共鳴して、惹かれていたのかもしれません。

気付けば果てしない砂漠の上 ちぎれた想いが叫んでいた

突き刺さった…

もがくほど絡む有刺鉄線を連れて

引きずるように明日をつかむ

 

大好きな『THE CAPE OF STORMS』は、矢沢あいさん原作の映画『下弦の月 ラスト・クォーター』の主題歌となった曲で、映画のロケ地にみなとみらい周辺が使われていたので激熱でした。

ロケ地の1つである大桟橋ふ頭を訪れた時にもたまたま、自身のAirPodsから『THE CAPE OF STORMS』が流れてこれはヤバイとなっていたので尚更だったかもです。

 

『REVOLUTION』は座って言葉を発さずにいる状況と思えないくらい、めちゃくちゃ楽しくて、初めて聴いてストンプ(足踏み)の楽しさを知った2010年の高知ライブの興奮を思い出しました。

せっかく座っているんだから、2012年ラルクワールドツアーのフランスで体験した、客席から地鳴りのように響くストンプの迫力が加わったらもっとカッコよさそうだなぁとも思ったり。。。

 

他にも『MISSION』『EVERGREEN』『SWEET VANILLA』とエモい曲が続いて、過ぎた年月の重みと一緒に歩んできた歴史も相まって、とにかくたまりませんでした。

 

「ファンがいなかったらとうの昔にラルクは解散していたから、ファンはラルクにとって点滴」という話をしていて、これまで何度も感じてきた相互に作用する関係を築いているという実感が改めて湧きました。

アレンジ&演奏が素晴らしかった 

アコースティック公演という他では聴けないいつもと違うアレンジ、コール&レスポンスがなくても成り立つ演奏、生で味わえる音楽、本当に幸せな時間を過ごすことができました。

 

HYDEさんの魂ゆさぶる歌声はもちろんのこと、大好きなひこにゃんのピアノの心地よい音に癒され、城戸さんのドラムの音が好みだと新しく気づき、アコギやベースも胸に響いて、とにかくたまらなかったです。

 

曲のアレンジとしてはリリースしたばかりの新曲『DEFEAT』が特にずば抜けて好みでした。

演奏が大変と言っていましたが、それだけオシャレなジャズ調に仕上がっていて超かっこよかったです。

近いイメージとしては、椎名林檎さんとトータス松本さんの『目抜き通り』系という感じ。

 

『HELLO』のアレンジは個人的に微妙だったのですが、PABLOの必死な全力高速タンバリンから目が離せなくて夢中になってしまいました。

気付けば最大タンバリン4個くらいまで増えていたような…?

 

『GLAMOROUS SKY』は爽やかさと壮大さが加わってまた新鮮でした。

特にドラムが印象的で、マニアックなたとえになってしまいますが、脳内では仙界伝封神演義のナタクが歌う『A PROOF OF BIRTH~誕生の証し~』という曲を連想していました。

 

他にも『ANOTHER MOMENT』『LION』『BELIEVING IN MYSELF』『WHO'S GONNA SAVE US』などもとっても素敵なアレンジでテンションが上がりました!

注意するところが違うのではないか?

ただ1つ、「咳をしているやつがいったらスタッフに言って外に出させろ」ってHYDEさんが言ったのは少し悲しかったです。

先に書いたように始まってすぐに感極まりすぎてむせて、ゲホゲホやっていたものですから、たったそれだけで誰かにつまみ出されるのかなんて思ったら、超不安になりました。

 

咳は生理現象で、むせることも、たんが絡むこともあると思います。

しちゃいけない!と思えば思うほど、咳に意識が集中してしまいます。

トイレ行けない状況の方が行きたくなるとかってありませんか?

 

たとえば「マスクを外しているやつがいたら、もしくはマスクしていない状態で咳しているやつがいたらスタッフに」だったらわかるんです。

その人自身の行為が主催側の意向に反していますから。

でも咳の音だけだったら、程度は言う側の人の感覚に一存されており、一時的なことなのか慢性的なことなのかといったその方の状況を度外視にすることになってしまうと思うんです。

 

そもそも慢性的に咳している人を防ぐために入場を厳しくしているはずです。

検温もクリアし、マスクしているかをチェックし、明らかに体調不良の方を退ける体制を整えているわけですから、中ですべきだとしたら違反行動のけん制・取り締まりではないでしょうか?

 

だから言い方はもうちょっと変えた方がよいのではないかと個人的に感じました。

新しい形のライブで発見した自分の理想

今回こういった新しい形のライブに参加してみて、自分の好みの楽しみ方など新しい発見がありました。

それは初日のライブ形態が本当にストレスフリーで演奏を楽しめて、自分の中で理想に近い形だったことです。

 

HYDEさん自身や多くのファンは暴れられるライブを求めているので、きっと不完全燃焼ではあるでしょう。

これは好みの違いですから仕方ありません。

 

ただ、私としては初日のようなライブが今後もっと増えればいいのにと思いました。

VIP席感覚にハマってしまいました

今回のライブは全席指定の着席観覧。

 

隣の席の人の肩や手や足が自分の方まではみ出してきて、肩身狭い思いをすることもありません。

ヘドバンの髪の毛でぐちゃぐちゃされることもありません。

誰かとの接触で痛い思いをすることもありません。

荷物も横に置いて、のんびりくつろげます。

 

もちろん興行的には席を埋めなければいけないこともわかるのですが、1回この快適さを知ってしまうと、ちょっと戻るの辛いなと思ってしまいます。

 

感覚的にたとえるとすれば、映画館での詰まった一般席とゆったりしたVIP席の違いのようなものでしょうか。

飛行機やバスも3列の一般的なものと、上のクラスの1列のものでは感覚が全然違いますよね。

そういった差と似たような感じです。

周りを気にせずライブを楽しめる

肩身狭い思いをしなくて済むということは、逆に言えば自分も思う存分好きなように楽しめるということ。

 

隣に誰もいないから気兼ねなく、自分なりの楽しみ方をすることができます。

ボロ泣きしていても周りがいつも以上に気になりません。笑

 

「好きなように楽しんで」とアーティスト側は言うけど、隣にいる人に左右されることってあると思うんです。

それがなく、自分の好きなように乗れるって超幸せで気持ちがいい!!

 

近くの席の人に熱唱タイプがいるとしんどい時もあるんですけど、声出し禁止なので演奏に集中できて、そこもまた心地よかったです。

 

ただ、手拍子が表拍か裏拍かは感覚それぞれなのでいいのですが、近くにいる鳴り物持った方のリズム感や使いどころのわびさびがないと、ちょっと違和感が気持ち悪いと感じた2日目でした。

ボイスレコーダータイムは決め打ちにしてほしい

初日はボイスレコーダー再生の存在をHYDEさんが失念していたのですが、私にとってはかえってそれが良い方向に転びました。

2日目はボイスレコーダーが解禁されてしばらくしてから、自由なタイミングで再生されていて、ちょっとビクッてしました。

 

たしか羽田の時は、再生するタイミングを決めていた気がするので、ボイスレコーダーの再生はココってタイミングを決めておいてもらった方が、変なタイミングで再生された時にドキッとしなくて済むなぁと感じました。

HYDEさん自身も「今のはレコーダーの再生だよな?」って言ってたくらいなので、正直ドキッとしたんじゃないでしょうか。

セットリスト

12月26日

UNDERWORLD
AFTER LIGHT
LOVE ADDICT
DEFEAT
HORIZON
MISSION
BELIEVING IN MY SELF
THE CAPE OF STORMS
LET IT OUT
MAD QUALIA
SET IN STONE
ANOTHER MOMENT
EVERGREEN
WHO'S GONNA SAVE US
LION
KISS OF DEATH
DEVIL SIDE
REVOLUTION
HELLO
I'm so happy
GLAMOROUS SKY
ORDINARY WORLD

12月27日

UNDERWORLD
AFTER LIGHT
LOVE ADDICT
DEFEAT
MISSION
SWEET VANILLA
BELIEVING IN MYSELF
ZIPANG
LET IT OUT
MAD QUALIA
SET IN STONE
ANOTHER MOMENT
EVERGREEN
WHO'S GONNA SAVE US
LION
KISS OF DEATH
DEVIL SIDE
REVOLUTION
HELLO
I'm so happy
GLAMOROUS SKY
ORDINARY WORLD

行く前の心の揺らぎと私なりの感染対策

まずそもそも行くかどうかはもちろん悩みました。

どのくらいの申込があるのかも想像がつかなかったので、当初は2日間申し込んでチケットが取れた日に行こうという考えで申し込んだところ、ふたを開けてみればチケットは完売しておらず、両日ともにチケットが取れていました。

 

払い戻し申請するのか?

公演が近づくにつれ増加する感染に両日とも行くのをやめるか?

いろいろ考え、悩みました。

 

結論として、私は移動の往復を減らすために1泊して両日参加を決めました。

 

「おうちに帰るまでがHYDEのライブ」とHYDEさんもおっしゃっていましたが、ライブ会場だけでなく、その前後をどう過ごすかも大事かと思います。

 

ライブを始め2日間をすべて1人で行動し、以前都内に出た時と同様にマスクは二重、手にはニトリル手袋を装備。

次亜塩素酸水とウェットティッシュを持って行き、定期的な除菌を実施。

ライブ前後の時間はできうる限り、密になりそうな場所や混雑しそうな時間帯を避けて行動したり、ホテルの部屋で過ごしたりしていました。

そして家に帰ったら即行お風呂と洗濯と持ち物の除菌作業。

 

自分としては最大にやれることをやったつもりなので、後は何もないことを祈るのみです。

ホテルエディット横濱に宿泊

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最初はGoToトラベル使ってお高い所に泊まろうかなと考えていたのですが、運用見直しの話があがってきたため、キャンペーンがなくなったとしても金額的にダメージが少なく、会場まで徒歩で移動できる場所という考えで選びました。

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会場を出てからしばらくはさすがに人が多いですが、北仲橋を渡り大岡川を越えてしまえば、一気に人が激減。

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2階1列目だったため、会場を出られたのは早くはなかったはずですが、桜木町駅周辺にもかかわらず、ライブ帰り道とは思えないくらい誰もいなくて、かなり快適。

GoToトラベルのクーポンの消化もできたし、よい穴場でした。

コロナ禍のライブについて思うこと

私はライブに行くか行かないか、ではなく「誰の」ライブに行くのか、そして自分がどう立ち回るのかの2点が重要と考えます。

 

今回、ライブ参加を決められたのは「HYDEさんがやるライブだから」という信用が大きな後押しとなりました。

 

HYDEさんのすべてを知ることは不可能ですが、それでも私は20年以上ラルクのファンで、インタビューやドキュメンタリー映像を通してだったり、実際に会場に足を運んだりして感じてきたライブ運営の歴史や人柄をそれなりに知っています。

彼らが当然のごとく持っているプロ意識と実際に移せる行動力には敬服しかなく、見習いたいものばかりです。

 

HYDEさんは「感染者を出さずにライブを成功させる」ということを重点的に意識しており、これまでオンライン配信ライブや、9月にあった羽田での都内在住者限定ライブなど試行錯誤を重ねて実績も残してきています。

(だからこそ次亜塩素酸水の会社がスポンサーに入ったりしているのだと思います。)

 

先日、トム・クルーズが感染対策を守らない映画スタッフに激怒したというニュースが話題になっていましたが、私は人の健康や雇用を預かる者としては当然の感覚で、何かを主催したり、主導していく立場の者として正しいあり方だと思いました。

HYDEさんはトムと同じような感覚や危機意識をしっかり持っていて、現状の中でできる最大限のことを常に考えて取り組んでいるように感じます。

 

やれる限り全力の対策をしても感染してしまう時は感染してしまうと思うので、そこは仕方ないと思うのですが、それ以前に明らかに意識が低い現場も多いのではないかと感じています。

 

正直、SNSなどでマスクしないで肩組んだり、密集して記念撮影しているようなアーティストは自覚が足りないと思うし、絶対行きたくないって思います。 

別にそういった行動を取るのは自由であり、自己責任なので構わないですが、実際にそういった写真を目撃した方が感染していたりして、そりゃそうだろうなぁと思うばかりです。

 

そんな時、自分自身にできることは、何をして、何をしないかを選ぶこと。

主催の危機意識が足りず、感染対策を怠っているのもよくないと思いますが、そういった兆候を感じる場所へ近寄らないという自身の選択もたいへん重要だと感じます。

HYDEさんの場合はライブ会場の対策状況や入場の流れなどを逐一、写真や映像を使ってSNSでアナウンスしたりしていましたが、別のとあるアーティストの方が秋ごろ行ったライブではそういったものは一切ありませんでした。

私はそのライブのチケットを持っていたけど、結局信用できなくて足を運びませんでした。

払い戻し期間が何か月も前に終わってしまっていて、お金は戻ってきませんでしたが、それよりも自分の体が大事なので損切りしました。

 

「危なそうだと思った」としても、実際に行動して感染したとしたら元も子もありません。

誰のせいにするでもなく「自分の身を守るのは自分」という意識を強く持つことが、この状況下ではすごく大事だと思います。

 

いろんな協力を得て、スタッフ全員に共通の感覚を共有させることって本当に大変なことだと思いますが、経験と実績を積み重ねているHYDEさんがやれる最大限の徹底をされたと思うので、横浜公演、そして今後のツアーが無事何事もなく、完走できることを心から願うばかりです。

 

そして私は、昨日が平日にもかかわらず増えた人出が怖いと思って、とりあえず食料の買いこみは済ませたので、年末年始を全力で引きこもろうと思います。

会場地図

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