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デリバリー導入検討中の飲食店経営者に捧ぐ「Uber Eats」と「出前館」で出店した時の話


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こんにちは、しえるです。

飲食店の新店立ち上げの経験があります。

一応当時はオープン3か月で月100万円以上の売り上げに軌道を乗せていました。

 

最近は新型コロナウイルスの影響もあり、イートイン以外のテイクアウトやデリバリーといった業態が増加しています。

東京都も「宅配・デリバリー初期費用助成金」を創設していましたね。

 

デリバリーサイト登録を検討中の飲食店様に向けて、何が必要なのか?手軽さ、もしくは難しさはどのくらいのものなのか?といった視点から、実際に「Uber Eats」や「出前館」から出店していた時のことをまとめてみました。

あくまで個人的体験(2019年当時)、個人的見解によるものですので、詳細は各社のHPなどをご確認ください。

デリバリー導入検討中の飲食店経営者に捧ぐ「Uber Eats」と「出前館」で出店した時の話 

デリバリーを始めるのに必須なもの

軽減税率の設定

これまでイートインのみのお店だった場合、テイクアウト(8%)のお会計に対応する必要があります。私はAirレジを導入して対応していました。

包装資材

テイクアウト用に容器、割りばしや使い捨てフォークなどのカトラリー、おしぼり、すべてを入れる袋類の購入が必要です。(業者の紹介・問い合わせ、もしくはシモジマ容器スタイルのような通販で調達など)

10以上のメニュー

ドリンク含めてのメニュー数が一定数揃ってないと登録ができません。

15メニューくらい用意してあれば、間違いないです。

料理の種類としてではなく、セットの組み合わせも含めてで大丈夫です。

セット名やメニューを頼みたくなるような紹介文も考えておきましょう。

Wi-fiWi-Fi)環境

基本的にタブレットで注文を受けるので、ネット環境の整備が必要です。

コンセントとタブレットの設置場所

タブレット必須なので充電ができる環境と、邪魔にならず注文管理しやすい設置場所を確保してください。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

【a】Uber Eats  フード注文

必要経費

タブレットLenovoの4Gタブレットを借りることができます)

注文手数料/件

登録の流れ

UberEats登録画面

上記のリンクから出店申請をし、審査が通るとメニューなど具体的な内容を決めていきます。メニュー名や紹介文を決めると、英語での紹介文を用意していただけます。英語が苦手な方は後で修正するのが大変になると思うので、ちゃんと力を入れて考えた方がいいかと思います。

メニューの写真撮影は、フリーのカメラマンを派遣してもらえます。

出店までに1か月弱程度かかったと記憶しています。


Uber Eats レストランパートナー 〜受注から配達までの流れ〜 | Uber Eats

注文管理 

品切れや注文受付の一時停止、受付時間の設定などは、タブレットから簡単に変更できます。電話による講習もあります。タブレットの操作はそこまで複雑ではないので、あまり得意でない人たちも結構すぐに操作に慣れていました。

余談ですが、マックとかに行ってUberの注文入った音が鳴った時にビクッとなるようになりました笑

 

店舗情報やメニュー修正は「レストランマネージャー」というサイトから行えます。

配達について

Uber Eatsの配達パートナーを利用することができるので、配達人員を確保しなくてもすぐに始められます。

注文を受けると配達パートナーが割り当てられるので、時間内に料理を用意するだけなので、人手が少ないお店は導入しやすいと思います。

 

配達員が見つからない場合、注文がキャンセルになるとのことでしたが、私はいつも割り当てられていたので、経験しませんでした。

一応対応策としては自店の従業員を登録することで解消はできます。

 

ちなみに配達エリアは、こちらから指定はできません。

売り上げ管理

売り上げは毎週まとめて、手数料を引いた額が入金されます。

海外企業なので、口座情報登録が英語だったのが少し面倒でした。

管理サイト「レストランマネージャー」から毎日の売り上げ確認もできます。

カスタマーセンター

何か問題が起こった時、トラブル対応やクレーム対応を担ってくれるのが大変助かりました。

 

出前館

必要経費

登録手数料

月額掲載料(今は注文金額に応じた利用料に変わってるっぽい?※参考リンク

注文管理用のタブレット

登録の流れ

出店資料請求ののち、営業担当と登録作業を進めていくことになります。よって出店までかかる時間は、多分営業の手腕にもよります。ここは想像ですが、もしかしたらお店の認知度なども関係しているかもしれませんね…。私はめちゃくちゃ時間がかかりました。

メニュー用の写真は自身で用意する必要があります。 

注文管理 

注文管理のために、タブレットを用意する必要があります。アプリを常時開いていないと注文が入った時に鳴らないため、レジのタブレットと兼用は難しいです。

注文の受付一時停止は〇〇分とすぐに設定できますが、メニュー変更などの設定は結構わかりにくく、かつちょっとめんどくさいです。有料の設定対応サービスがあったはずなので、そっちに誘導するためじゃないかなと感じました。

最低オーダー金額は、自分で設定可能です。 

配達について

私は自己配送できる体制を整えないといけませんでした。

「シェアリングデリバリーR」という複数店舗での配達機能シェアサービスがあり、配達員を用意する必要がないとあるのですが(※参考リンク)、使ったことがないので割愛させていただきます。

自己配送の際は、配達員のスマホに配達用のアプリをインストールが必要です。

配達先の地図が表示されますが、たまに繋がらなくなって困りました。

支払い方法によって釣銭の用意なども必要となってきます。

ちなみに配達エリアは、自身で決めることができます。〇〇市〇〇町□丁目のような形で指定できます。

売り上げ管理

先ほども触れましたが、現金購入の場合にお金の受け渡しが発生します。よって釣銭などの用意も必要になります。

キャッシュレス決済分の入金についてはちゃんと覚えてなかったです。ごめんなさい汗

Airレジとオーダー管理アプリの自動連携が可能らしいですが、特に案内がなかったので、今初めて知りました…汗 

カスタマーセンター

正直、実際に運用した際のカスタマーセンターには不満がありました。

初めて注文を受けた時トラブルが起きたのですが、まず連絡先がわからない事態が発生。というのもマニュアルに載っていたカスタマーセンターの連絡先が、まさかの現在使われていない番号でした苦笑

注文を受けてから反応がないということで出前館側から電話が来て対応はできたのですが、対応に最低限必要なことだけを確認し、また後程確認を入れたいので連絡先を教えてくださいと聞いて教えてもらった先に、何十回と電話をかけても全然繋がりませんでした。デジタル音声による案内には繋がるのですが、ガイドに従って数字を押していっても電話が切れてしまうという謎の現象で、最後までたどり着けることがありませんでした。

導入検討をしていたデリバリーサイト

私自身は結局申し込まなかったのですが、導入検討していたサイトをご紹介します。

LINEデリマ

delima.line.me

menu(メニュー) はテイクアウトは全国対応ですが、デリバリーは東京23区限定です。

楽天デリバリー

delivery.rakuten.co.jp

後記

書くにあたって他サイト様も見ていたのですが、私の時と違うな?というかサイトによって書いてあること違うな?ということは…おそらく登録時期によって手数料や細かい仕様が変わっているということかと思うので、そういった部分は省かせていただき、使用感に重点して書いてみました。あくまで私の体験をもととしておりますので、他のお店の方の感覚とは違うこともあるかもしれません。以上、一例として参考になれば幸いです。


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