CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour RADICAL DREAMERS Yasnori Mitsuda & Millennial Fair
@中野サンプラザ 14:00 OPEN / 15:00 START
私は学生時代めちゃくちゃゲーム音楽にハマっていました。
ゲームをやるのも好きだったのですが、ゲームやってないのにサントラだけ聞いているってこともしばしば笑
私にとっての3大ゲーム音楽作曲家が植松伸夫さん、浜渦正志さん、そして今回書こうとしている光田康典さんです。
光田康典さんは特にクロノ・クロスの音楽が大好きで、初めてゲームをやった時のオープニングムービーで鳥肌が立ち、感動しすぎてブワッと涙が溢れました。
そのオープニングで流れていたのが「CHRONO CROSS~時の傷痕~」という曲で、いまだに大好きな曲の1つです。私の民族楽器好きの原点は間違いなくクロノ・クロスですね。
光田康典さんの公演にずっと行きたかったのですがなかなかチケットが取れずにいました。が、友人が今年の中野公演のチケットをゲットしてくれたお陰で念願の初ライブに行ってくることができました!!
借りたパンフレットを読みながら、そういえばブログに書いていないと思い出しパソコンに向かった次第です笑
クロノ・クロスとは
1999年11月18日に当時のスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーションのRPGゲームです。2つの次元を行き来するパラレルワールドを舞台に40人以上の仲間との物語が広げられます。
セットリスト
- CHRONO CROSS~時の傷痕~
- 時のみる夢
- 神の庭
- 死線
- アルニ村
- 夢の岸辺に アナザー・ワールド
- 溺れ谷
- テルミナ アナザー
- 影切りの森
- 蛇骨館 / 疾風 / 勝利~夏の呼び声~ メドレー
- まどろみ
- ガルドーブ
- 航海 アナザー・ワールド
- 古龍の砦
- Dimension Breach ~The Bend of Time~次元の狭間
- 死海・滅びの塔
- 運命に囚われし者たち
- エチュード1 / エチュード2 / MAGICAL DREAMERS ~風と星と波と~
- 世界のへそ
- FATES ~運命の神~
- 炎の孤児院 / 星を盗んだ少女 メドレー
- 凍てついた炎
- 龍神
- 時の闇にて / あらかじめ失われし、ともしび / 生命 ~遠い約束~
- RADICAL DREAMERS ~盗めない宝石~
- 夢のかけら
- 天晴驚愕大奇術団 / ゼルベス
- 航海 ホーム・ワールド
- クロノマンティーク
- マブーレ
約3時間の長丁場でした笑
初っ端から私のハマったきっかけとなったオープニング映像に合わせての「CHRONO CROSS~時の傷痕~」からの「時のみる夢」の流れにテンションがめちゃめちゃ上がりました。まさに光田さんの狙い通りですね笑
ゲーム映像と共にゲームのストーリーに沿った演出・構成が嬉しかったです。遠い記憶が呼び戻されました笑
バンドメンバー
光田康典さん<セルジュ>
キーボード、ブズーキ、パーカッション
サラ・オレインさん<キッド>
ボーカル・バイオリン
梅田千晶さん<ラズリー>
アイリッシュ・ハープ
小栢(おがや)伸五さん<ピエール>
ベース
神永大輔さん(和楽器バンド)<ドク>
尺八
坂本遥さん<スラッシュ>
ギター
佐々木直也さん<グレン>
ギター
壷井彰久さん<ラッキーダン>
バイオリン
寺田典子さん<ツクヨミ>
パーカッション(コンガ、ジャンベ、ボンゴ、クラッシュ・シンバル、タンバリン、ダラブッカ、オーシャン・ドラム、スレイベル、シェイカー、チャフチャスなど)
野口明生さん<ファルガ>
ティンホイッスル、ローホイッスル、イリアンパイプス
藤野由佳さん<レナ>
山本真央樹さん<カーシュ>
ドラム、マリンバ
この12人でほとんどの演奏をクリックなしでしていたというから驚きです。
アーティストさんの衣装は登場キャラクターをモチーフとしていたようで、それぞれ <>にキャラクターを表記しました。白と黒基調でホーム・アナザーの次元を表現していたとのことですが、白黒基調の時点でキャラのイメージと違うから、遠目にはモチーフキャラがわかりづらかった苦笑
なんせ40人以上の仲間がいますからね、藁人形のラッキーダンとか忘れてたよ笑
あと演奏は大変素晴らしかったのですが、メンバー紹介の各ソロが長すぎと思うのは私だけですか…長いし、まとまりないし。。
12人もいるからさ…ギター来る頃には飽きていたよ、1人1分でも12分ですからね苦笑
個人的には変わった楽器が多いから演奏能力の高さより、少しずつ音色を聴かせてほしかったなぁ。
あ、でもカエルのテーマは嬉しかったです!!
ちなみにそんな私の中ではラルクのLinkのメンバー紹介が素晴らしいと思っているのですが笑
ユッキーのドラムのリズムにそれぞれの音が重なって1つの曲になっていって、ボーカルhydeー!!で最高潮の状態で曲に戻っていく…スマートで素晴らしい!!笑
物販
面白いと思ったのがパンフレットです。会場で購入できるのは引換券で、後日行った公演を反映したパンフレットが郵送されるというもの。これは嬉しいですよね。
世の中の大半のパンフレットは事前インタビューや曲の解説、ライブとは関係ない写真だったりするので、大変貴重だと思いました。
ペンライトはグッズではなく全員に入場時に渡されました。
感想
植松伸夫さんの公演は何度も行っているのですが、それ以外のゲーム音楽の公演は初めてでした。
豪華なメンバーによる生のクロノ・クロス曲の演奏はめちゃくちゃ楽しめたので、音楽面では大満足なのですが、ライブに対する正直な感想としては「ついていけない」でした。
ツアーの千秋楽で皆さんにとっては「いつもの」かもしれませんが、私にとっては「初めて」です。なんでサイリウムを渡されて、どこでどう参加するかわかりません。知っている前提の打ち上げモードで進められるのはちょっと引きました。
調べていかないのが悪い?いやいや、ネタバレ知りたくない人だっています。
あと今回初の試みだったというスタンディングライブ方式、楽しみ方は人それぞれなので何も問題ないのですが、映画の応援上映やバンギャ達のノリに魅力を感じない私にとってはライブのノリについていいけず、少しキツイ部分もありました。
単純に私の嗜好の問題なので、今後オーケストラコンサートがあったらまた行けたら嬉しいなと思いました。
私のオススメ曲ベスト5
- CHRONO CROSS~時の傷痕~
- 時のみる夢
- MAGICAL DREAMERS~星と風と波と~
- クロノマンティーク
- ガルドーブ
ちょっと王道感ありますが笑
マブーレとか、次元の狭間とか、航海とか、他にも良い曲がたくさんありますので、ゲーム音楽という偏見を持たずにぜひ一度聴いていただきたいです。めちゃくちゃ癒されます。地味に朝のZIPとか使われてたりしますよ笑