界隈違うとわからない。しえるです。
2010年代から配信活動をしている釈迦さんの雑談を聞いていると、ネット民ではあったけど、つべやニコニコばかりだった私にとっては「そんな配信の世界があったんだ~」と知らなかったことばかり。
最初、釈迦さんがどこで配信しているかすらわからなかったくらいには無縁で、後から覚えていったライブ配信プラットフォームについてまとめてみました。
ゲーム実況やVTuberを楽しめる主なライブ配信プラットフォームやこれまでの新旧サービスまとめ
- ゲーム実況やVTuberを楽しめる主なライブ配信プラットフォームやこれまでの新旧サービスまとめ
ゲーム実況配信を見るなら…
オープンレック
2014年に始まった『OPENREC.tv(オープンレックティービー)』というサイバーエージェントの子会社が運営するゲーム配信プラットフォーム。企画モノが充実しています。
「オプレク」「オプレ」「プンレク」などと略されているのを見かけます。
布団ちゃん、すももさん、たいじさんなどの人気配信者たちが活動しています。
ツイキャス
2010年に始まった「モイ!」のあいさつでおなじみの日本のライブ配信サービス『TwitCasting Live』。
SNSでも「モイ!ツイキャスから配信中」という通知の文字を見かけることがあるかもしれない。
Twitterなどと連携して、ライブやラジオ配信を手軽に配信できる。
「モイ」や「お茶」「お茶爆」など独自のツイキャス用語が浸透。
「モイ」はフィンランド語のあいさつで、運営会社の名前(モイ株式会社)でもある。
「お茶」は視聴者が配信中の配信者に送れるアイテムの1つでランキングに影響、「お茶爆(おちゃばく)」はお茶をまとめて送ることで配信者の利益になる実質投げ銭。
Twitch(ツイッチ)
2011年に始まったアメリカのライブストリーミング配信プラットフォーム。前身はJustin.tvで、今はAmazonが提供している。
特にゲーム配信が多いが、雑談やアウトドアなどのジャンルもあります。
ゲームタイトルごとのリアルタイムのライブ配信が探しやすく、クリップ機能も活発的に利用されています。
釈迦さん、関優太さん、梅原大吾さんなどといった人気配信者たちが多く活動しています。
Amazonプライムの会員であれば、Twitchと連携することでPrime Gamingの特典として、好きな配信者さん1人分のサブスクライブを贈ることができます。継続するときは、1か月ごとに「Primeサブスクを使用」→「Primeでサブスクする」で更新する必要があります。
さらにPrime Gamingのメニューから人気ゲームの特典や無料ゲームのダウンロードもできます。
チャットに「Nightbot」という自動返答botを利用しているストリーマーは多く、よくある質問は「!」から始まる以下のようなコマンドを半角で入力することで確認できるようにしていたりします。
- !uptime:配信時間
- !member:参加メンバー
- !event:参加イベント概要
- !wins:勝利数
- !rank:現在のランク
- !discord:Discordサーバー
たとえば人気ストリーマー・SHAKAさんの配信なら下記のリンク先でコマンドを確認できますし、ID部分を調べたい相手のものに書き換えれば、他の配信者のコマンドも調べられます。
https://nightbot.tv/t/fps_shaka/commands
ちなみに、「最近の配信」から最新のビデオを選択すれば、今配信しているライブを遡って見ることもできます。
Cheer(チアー)
配信サイトTwitch内で購入したビッツを使って送れるチャットメッセージのこと。
YouTubeで言うスパチャメッセージのようなもの。
ハイプトレイン
配信プラットフォームのTwitchの配信で一定時間内に、複数の視聴者からサブスクやビッツの使用が一定数を超えると発生するイベント。ハイプトレインが始まって、さらにサブスクなどでメーターを満たしていくと、レベルに応じたボーナススタンプがもらえたりします。
また英語圏内ではそもそも「hype-train」というスラングがあり、何かに熱狂している人々や非常に期待されている何かに乗っかる時などに使われているようで、日本のスラングで言えば「乗るしかない、このビッグウェーブに」に近いかもしれませんねw
2U(トゥーユー)
日本のライブ配信・ファンコミュニティプラットフォーム。
Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)のVlogなども見られる。
ニコ生(にこなま)
『ニコニコ生放送(ニコ生)』は、日本のドワンゴによって運営されるニコニコの配信サービス。2006年から始まり、『ニコニコ動画(ニコ動)』などのサービスを有する。
右から左に流れていくコメントが特徴的で、同時多発に同じコメントで覆われることを「弾幕(だんまく)」と呼ぶ。
加藤純一さんやらっだぁさんなど、かつてニコ生主(なまぬし)だった配信者も多数。
ミクチャ
『ミクチャ(MIXCHANNEL)』という日本のライブ配信&動画コミュニティ。旧称はMixChannel(ミックスチャンネル)。
「ライバーランク制度」という時給制度が2023年8月1日より開始。
ゲーム配信をする新人ライバーさんを紹介するXアカウント*1もあります。
Mirrativ(ミラティブ)
日本のスマホ画面共有型配信プラットフォーム。スマホゲームの配信者が集まる。
Mildom(ミルダム)
ゲーム中心のライブ配信プラットフォーム。「ダム」と呼ばれることも。
2019年に始まった当初は界隈初の時給制が導入され、今は配信者ランクに応じた報酬制度が取り入れられている。
以前は格ゲー界隈などにミルダムで配信していた方が多かったですが、今はだいたい他に移っています。
YouTube(ユーチューブ)
2005年に始まったアメリカの動画共有プラットフォーム。今はGoogle系列。ようつべ。
にじさんじやぶいすぽっ!など企業所属ライバーの多くがYouTubeで生配信しているイメージです。
アーカイブに残せるのが12時間までなので、12時間ごとに配信枠を変えるのが一般的です。
スパチャ
YouTubeの投げ銭機能「スーパーチャット」のこと。配信者への投げ銭の代名詞化している。
それに対し「ナイススーパーチャット」の略で「ナイスパ」と呼びかけられる文化もある。
メン限(げん)
YouTubeのメンバーシップ(有料会員)限定動画のこと。
メンバーシップは「メンシ」「メンシプ」と略されたりする。
VTuberのライブ配信を楽しむなら…
17LIVE(イチナナ)
2017年に日本でサービス開始した台湾発のライブ配信アプリ。アプリやPCから見られる。
ゲームのカテゴリもあるけど数が少なかったので、Vライバーの配信を探す方が向いてるかなと思いました。
IRIAM(イリアム)
「新感覚Vtuberアプリ」をうたうVTuber専門の配信アプリ。
イラスト1枚からキャラクターとなって配信ができます。
SHOWROOM(ショールーム)
前田裕二さんが設立した日本のライブ配信サービス。
アイドルやVTuberなどが配信してます。
Vキャス
VR内のスタジオで配信ができる、メタバースに特化したコミュニティサービス『VirtualCast(バーチャルキャスト)』。
日本のドワンゴとインフィニットループが共同開発。
REALITY(リアリティ)
顔出しナシのライブ配信アプリ。
3Dアバターを作って配信やチャットなどコミュニケーションを楽しめる。
世界のライブ配信サービス
AfreecaTV(アフリカティービー)
韓国のライブストリーミング配信サービス。ゲーム関連は全世界でも視聴可能。
BIGO LIVE(ビゴライブ)
シンガポールのライブ配信アプリ。日本含む世界150の国と地域で利用できます。
bilibili(哔哩哔哩・ビリビリ)
中国の動画共有サイト・生配信サービス。
過去に親しまれてきた配信サービス
Justin.tv(ジャスティンティーヴィー)
2007年にできたアメリカの配信プラットフォームで、2014年にサービス終了。
Twitchは元々Justin.tvが始めたサービスでした*2。
ピアキャス
PeerCast(ピアキャスト)という個人間をリレー形式で配信をするPeer to Peer方式のライブストリーミングネットワーク。
コメントはしたらば掲示板に書き込まれていたそう。
今も利用はできて、簡単に見られるサイトもあったりする。
ユースト
今は名前が消えてしまったUstream(ユーストリーム)というかつての動画共有サービス。
LiveTube(ライブチューブ)
昔からある無料配信サイト。らいぶつべ。