川崎フロンターレ 絶体絶命からの脱出
@アズーロ・ネロ(神奈川県川崎市中原区)
期間:2020.07.15〜2020.12.27
難易度:★★
タイプ:周遊型
制限時間:なし
プレイ時間:約3時間
参加人数:3人
制作会社:SCRAP
成否:成功!!
「サッカーJリーグ×リアル脱出ゲーム」の謎解き散策してきました
半年以上ぶりに電車で他県に出ました。しえるです。移動にドキドキです。
世の中ではだいぶ日常に戻っている人も多いんだなぁと実感しつつ、ご無沙汰していた友人と久しぶりの街ブラ謎解きを楽しんできました。
「アズーロ・ネロ」で謎解きキット購入
JR武蔵小杉駅 北口を出て右手に歩いてすぐにあるオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」で謎解きキットが購入できるので、初めて行ってきました。
「お風呂」がモチーフと思えない、とてもキレイでオシャレな店内にビックリ。
2020年1月にリニューアルしたばかりなのだそうです。
以前の姿を知っているだけに、変わりっぷりに感動してしまいました。
ちなみになぜ「お風呂」なのかと言うと、「風呂ンターレ」というダジャレから来ています。
J1優勝の時も優勝シャーレと一緒に風呂桶を掲げるなど(初優勝が逆転で会場になかったシャーレの代わりが始まり)、常に地元民を楽しませるためにあの手この手の施策を打ってきた、地元密着のフロンターレらしい光景がありました。
奥のグッズショップのレジで謎解きキットを購入します。
川崎フロンターレ後援会や少年探偵SCRAP団の会員は当人のみ値引き価格で買えます。
こちらが注意事項用紙と謎解きキット。
そのまま店内併設の「FRO CAFE」で食事をしながら準備し、いよいよ謎解きスタートです。
注意事項用紙にもある、謎解きに関するオリジナルグッズも販売されていました。
「川崎フロンターレ 絶体絶命からの脱出」の感想
道中は野良にゃんこに癒されつつ、久しぶりのリアル脱出ゲームと共になじみのない土地を開拓できて、とても楽しかったです。
選手のプライベートな一面が見られたのも面白かったですね。
ファンにとっては、よりチームに興味や愛着が湧く内容に仕上がっていたと思います。
進行中は動画視聴も結構多く、片耳イヤホンで臨みました。
通信量的には丸1日で使ったのは約600MBで、格安SIMの自分でも問題なくプレイできました。
松丸亮吾くんのYouTubeチャンネルで日常的に謎に触れていたお陰か、大体はスラスラ解ける問題でしたが、4問くらい一生懸命考えて解きました。
ヒントはほとんど見なかったです。
私は単純な問題を難しく考えすぎて沼にハマるクセがあって、今回もやられてしまいました。笑
人によって選択肢が変わる心理テストのような側面もあって、とても新鮮でした。
10月中はハロウィーン限定クリア特典がついてくる
クリアすると、こちらのF級ライセンスをもらうことができます。
今月10月中は普段のノーマルF級ライセンスに加えて、ハロウィンVer.のF級ライセンスも追加されます。
裏面には選手の「サイン」と「座右の銘」or「メッセージ」が入っています。
もらえる選手はランダムで、私は家長昭博選手とレアンドロダミアン選手でした。
ハロウィンVer.はちゃんと仮装をしていて、ニヤニヤしちゃいますw
ちょっと気になったこと
実は挑戦する前にちょっとモヤモヤすることがあったんです。
私はカフェが好きなので、出かける時はいつも周辺で気になるカフェがあるか調べてから出かけるんです。
街ブラ系周遊謎解きの場合は、どこに行っても大丈夫なよう問題を落ち着いて解ける場所の目星をつけておく意味もあります。
今回もいつものように調べていたら、お店の口コミに「謎解きをしている方がいました」とあるのを見てしまったんです。
街ブラ謎解きはどこに行くかがわからないのが醍醐味であり、それをこんなところで思いがけず行く方面の見当がついてしまったのです。
口コミ自体トップの方に表示されていたのでほぼ不可避で、いきなり後ろから叩かれたような気分でした。
おそらく普段謎解きされない方で、それがネタバレになるなんて思わず書いたんだろうとわかるからこそ余計に、行く先のない思いに打ちひしがれてしまいました。
普通に考えれば、興味のない方に対して注意を呼びかけようがありませんからね。
また別の話ですが、「フロンターレ 謎解き」で検索すると、「ネタバレ防ぐために名前は伏せますが」と前置きしながら『外観』と『謎』の写真をあげている方とかもおられて、こちらから見れば「それもネタバレだよ?」としか思いません。
謎は遠巻きの写真だから大丈夫なわけでもないし、地元民で外観から「あそこかぁ…」と思ってしまう可能性もありますからね。
ネタバレに関して
・本イベントは、実施期間中すべて同じ内容で実施いたします。これからイベントをお楽しみいただくお客様のために、謎の問題、解答、配布物をブログやSNSなど、インターネットで公開することや、譲渡・転売することは固くお断りいたします。
公式の注意にもこう書かれているので普通にアウトだとは思いますけどね。
私個人としては、公式サイトに掲載されているものは大丈夫という認識で書いていますが、注意書きの解釈やルール順守の姿勢が人によって全然異なるんだなと改めて感じました。
制作会社側にはもっと具体的にわかりやすく提示して周知していってほしいですね。
ゴールデンボンバーの「SNSへの写真・動画掲載について」とか何が良くて何がダメか分かりやすい好例だなと思います。
難しいネタバレ問題
劇場版名探偵コナンでは、毎回悪質なネタバレ問題が起きていると聞きます。
とりとめのない話ですが、楽しむ度合いにかなり影響のある問題でもあります。
ネタバレを気にするかどうかも人それぞれだし、何がネタバレと思うかも違うので難しいですよね。
でも1番避けにくいのは、無意識から起こるものなんだと思います。
悪意あるネタバレはまだ避けやすいですが、悪気のないネタバレって本当に思ってもいないところで襲ってくるんです。
2007年に浦和レッズの優勝がかかった最終節の試合で、ハーフタイムで仕事に出かけなくてはなりませんでした。
「職場に着いて、ごはんを食べる時に落ち着いて結果を見よう」と考えて、そこから一切の情報を絶って出社したのですが、会社に着いて最初に会った同僚に「残念だったね」と声をかけられてすべてを悟ることになった時は、本当に何重にもショックでしたね。
いまだに忘れられません。
まぁ私自身もどこかで誰かのネタバレをしているかもしれないので、お互い様なのかもしれません。
ルールを書いたから守られるってわけでもないですし、本当の問題ってこういう無意識な部分で起きるから解決が難しいんだなぁと感じました。